ASAHIネットメールが10月20日以降に送受信できなくなった場合は、まず終了したAPOP・CRAM-MD5の設定が残っていないか確認します。設定が正しい場合は、公式が案内するアプリ・端末の再起動へ進みます。
メール全体やPOP受信の終了ではありません。iPhoneの送信認証が空欄の場合の例外、通信の保護、急ぎの代替手段まで分けて確認します。
先に確認すること:使うアプリと、送信・受信のどちらが止まっているかを先に確認してください。
0110月20日に終了したのは認証方式。POP受信は継続
ASAHIネットは2026年10月20日に、CRAM-MD5による送信とAPOPによる受信の提供を終了しました。9月4日に公開された案内は10月22日にも更新され、設定変更後も送受信できない場合の再起動が追記されています。
APOP認証の終了であり、POP受信そのものが終了したわけではありません。メールサービス全体が使えなくなったという発表でもありません。10月20日以降に止まった場合は、まず使用アプリの認証設定を確認します。
ただし、通信やパスワード、障害など別の理由で送受信できない場合もあります。発生時期が近いだけで、今回の変更が原因と断定しないことが大切です。
10月下旬には、iPhoneでASAHIネットのメールが受信できなくなった、という声もありました。
02対象アプリと、今回変更が不要なアプリを分ける
| 利用方法 | 今回の案内 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| Outlook(Windows・Mac) | 設定変更不要 | 別の不具合なら通常のサポートへ |
| スマートフォンのGmailアプリ | 設定変更不要 | Gmail側の別の機能変更と混同しない |
| ブラウザのWebメール | 設定変更不要 | 公式サイトから利用する |
| Thunderbird | 設定の確認・変更が必要 | POPとIMAP、送受信それぞれの認証 |
| iPhone・iPad標準メール | 設定の確認・変更が必要 | SMTPの空欄例外と受信の設定 |
| Mac標準メール・Becky!など | 公式ガイドと照合 | 対象方式が残っていないか確認 |
すでに公式ガイドの設定値になっている場合は、同じ設定を何度も入れ直すより、次の再起動と動作確認へ進みます。複数アプリで同じメールを使う場合は、アプリごとに確認してください。
03送信と受信を別々に確認。iPhoneの空欄例外に注意
認証方式に「暗号化されたパスワード認証」「MD5チャレンジ応答」「APOP」などが指定されている場合は、公式ガイドに従い「通常のパスワード認証」または「パスワード」へ変更します。これは通信の暗号化を解除する指示ではありません。
iPhone・iPadの標準メール
現在の公式ガイドでは「設定」→「アプリ」→「メール」→「メールアカウント」から対象アカウントを確認します。OSによって表示が違う場合は、該当する公式画面を参照してください。
- 送信:SMTPの認証を確認します。終了案内には認証欄が空欄なら変更不要と明記されています。
- 受信:「詳細」の受信設定で認証を確認します。必要な場合は「パスワード」へ変更します。
- SSLやポートも公式の該当ガイドと照合します。POP用の設定をIMAPへそのまま当てはめません。
iOSのPOP設定例では、送信465・受信995、SSLはオンです。ただし利用サービスや受信方式に合う値を公式ページで確認してください。「空欄なら必ず埋める」という一律の対応はしません。
Thunderbird・Mac・Becky!
Thunderbirdは受信側とSMTP側の両方の認証を確認します。Macでは認証欄が出ない場合、「接続設定を自動的に管理」のチェックを外すと表示される案内があります。Becky!は標準の認証方式とCRAM-MD5のチェックの扱いを公式手順で確認します。
パスワードや秘密の設定をSNSの相談欄に貼らず、設定の種類・エラー表示だけを手元に控えましょう。
04設定が正しいのに使えないときは、再起動とTLSを確認
10月22日更新の公式案内は、設定ガイドどおりでも送受信できない場合、アプリまたは端末の再起動を試すよう案内しています。作成中のメールやほかの作業を保存してから実施してください。
- 対象アカウントの送信・受信設定が公式ガイドどおりか確認する。
- アプリを終了して起動し直す。必要に応じて端末も再起動する。
- 秘密の情報を含まない短いテストメールで送信・受信を確認する。
- 直らない場合はOSとアプリのバージョン、表示エラーを整理する。
古いOS・アプリは別の制約がある
ASAHIネットはTLS 1.0/1.1では送受信できないと案内しています。TLS 1.2以降に対応する環境が必要です。古いOSやメールソフトでは、認証方式だけを変えても利用できない可能性があります。
公式はサポート終了済みのOS・アプリの設定方法は案内できないとしています。通信を通すためにSSL/TLSを無効にするのではなく、対応する環境へ更新する方向で確認してください。
05急ぎの確認はWebメール、解決しない場合は技術サポートへ
公式は、急ぎでメールを確認・送信したい場合にWebメールを案内しています。ASAHIネットの公式サイトから「Webメール」を開き、ASAHIネットIDと対応するパスワードでログインします。メールやSMSの不審なリンクから入力しないでください。
Webメールは、パソコン内にだけ残っている過去メールをすべて復元する機能ではありません。アプリを削除する前に保存場所を確認します。共用端末で利用した場合は、操作後に必ずログアウトしてください。
| 状態 | 整理する点 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 送信のみ失敗 | SMTP認証・SSL・エラー | 送信側のガイドを確認 |
| 受信のみ失敗 | POP/IMAP・受信認証 | 受信方式に合うガイドへ |
| 設定後も両方失敗 | 再起動の実施、OS・アプリ版 | 公式の保守・障害情報とサポートへ |
| Webメールも入れない | ID・パスワード、通信、表示エラー | 正規サポートで確認 |
発表掲載のASAHIネット技術サポートは0120-577-126、携帯電話・IP電話などは0570-071-085、受付は10:00〜17:00・年中無休です。連絡前に公式ページで現行の窓口を確認してください。メールの問い合わせフォームも案内されています。
問い合わせ用の整理メモ
利用アプリ・バージョン: 端末とOS: 送信/受信/両方の問題: 表示されたエラー: 公式ガイドと違う項目: アプリ・端末の再起動を試したか: Webメールの利用可否: ※パスワード・認証コードは記載しません。
返信や折り返しに時間がかかる可能性が公式に案内されています。直らないからとアカウントを削除したり、他社メールの設定値へ置き換えたりせず、現在の状況を整理して相談しましょう。
06よくある質問
POP受信はもう使えませんか?
終了したのはAPOP認証で、公式はPOP方式を引き続き利用できるとしています。認証方式と受信方式を分けて確認してください。
iPhoneのSMTP認証が空欄です。埋めるべきですか?
今回の公式案内は、送信SMTPの認証欄が空欄なら変更不要としています。受信側の認証やほかの設定は別に照合します。
Gmailアプリでも変更が必要ですか?
スマートフォンのGmailアプリは、今回の設定変更が不要な主なアプリとして案内されています。Gmailの他の仕様変更とは別の話です。
設定が合っているのに送れません。次は何をしますか?
公式はアプリまたは端末の再起動を案内しています。その後も直らなければ、OS・アプリの版、TLS対応、エラー表示を整理して正規サポートへ相談してください。
急ぎのメールを見る方法はありますか?
公式サイトから使うWebメールが案内されています。IDとパスワードが必要で、端末内だけにある過去のメールすべてを復元できるという意味ではありません。
07まとめと次の行動
対象の認証設定と、設定後の動作確認を分けることが解決への入口です。設定を繰り返すより、公式の順番で確認しましょう。
- POP受信は継続。APOP認証の終了と混同しません。
- iPhoneのSMTP認証が空欄なら、公式は変更不要としています。
- 設定後も使えなければ再起動、対応環境、公式窓口の順に確認します。
引用元・公式情報
2026年11月1日確認。以下は公式情報です。ユーザー報告や実機検証による結果とは区別しています。
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