旧Codexから、新しい作業場所へ。
OpenAI公式では、旧Codexアプリは通常どおり更新すれば、新しいChatGPTデスクトップアプリへ移行します。既存のCodexチャットとプロジェクトは更新後も残るはずですが、ChatGPTの通常履歴へ統合されるわけではありません(2026年7月確認)。
OpenAI公式の移行案内を確認する本記事では、使っている旧アプリごとの移行方法、引き継がれると案内された項目、更新後に履歴やプロジェクトが見つからない場合の確認順を整理します。
こんな人におすすめ
- 旧Codexアプリを更新してよいか迷っている人
- チャット・プロジェクト・設定が残る範囲を知りたい人
- 更新後にCodexの履歴が見つからず困っている人
30秒で分かる|現在のアプリ別に何をすればよい?
OpenAIが案内する移行方法は、現在使っているのが旧Codexアプリか旧ChatGPTデスクトップアプリかで異なります(2026年7月確認)。旧Codex利用者は通常更新、旧ChatGPT利用者は新アプリの導入、初回利用者は新規インストールを選びます。まず現在のアプリ名を確認すると、不要な操作を避けられます。OpenAI公式の移行手順
旧Codexアプリを使っている
OpenAIの案内は、既存アプリを通常どおり更新することです。
更新後にCodexビューと既存項目を確認する
旧ChatGPTアプリを使っている
アプリ内の案内から新アプリを導入し、同じChatGPTアカウントでサインインします。
Classicは別アプリとして残る場合がある
デスクトップ版を初めて使う
macOSまたはWindows向けの新ChatGPTデスクトップアプリを導入します。
移行ではなく新規導入として進める
履歴・プロジェクト・設定はどこまで残る?
OpenAIは、既存のCodexチャットとプロジェクトが更新後も残るはずと案内しており、英語原文は「should remain」です(2026年7月確認)。一方、ChatGPTの通常履歴との統合や、ローカルファイルのコピーまでは示していません。確認対象をデータ種別ごとに分ける必要があります。OpenAI公式移行ヘルプ
公式原文の「should remain」をどう読むか
「should remain」は、既存のCodexチャットとプロジェクトが更新後も残る見込みを示す公式表現です。ただし、例外のない保証を意味する表現としては扱えません。
本記事では「残るはずと案内されています」と書き、「例外なく引き継がれる」「データ消失が起きない」とは言い換えません。読者が更新前後で確認すべき対象を分ける理由も、この表現の強度にあります。
プロジェクト・設定・ワークフローを項目別に確認する
Codexの公式変更履歴には、通常どおり更新しながらプロジェクト・設定・ワークフローを維持できると記載されています(2026年7月確認)。ただし、引き継がれる設定項目の完全な一覧は公開されていません。Codex公式変更履歴
そのため、「プロジェクトは表示されるか」「必要な設定が残っているか」「従来の作業手順を続けられるか」を別々に確認します。設定という一語だけで、認証・表示・権限などの全項目を含むとは推測しません。
ChatGPT側へチャット履歴が混ざらない点に注意する
Codexの履歴は、新アプリ内でもChatGPTの通常履歴とは別に表示されます。アプリが1つになっても、過去のCodexチャットがChatGPT側のRecentsへ一括統合されるわけではありません。
ChatGPT側だけを見て「Codexの履歴が消えた」と判断しないことが重要です。まず新アプリのCodexビューへ移動し、Codex側の履歴を確認します。ChatGPT WorkとCodexの公式説明
ローカルフォルダはアプリ内データと分けて考える
ローカルプロジェクトとは、端末上のフォルダに関連付けられたプロジェクトです。ChatGPT Projectとは種類が異なるため、プロジェクト名が同じでも確認場所を分けます。Codex Projects公式ドキュメント
公式移行ヘルプには、ローカルのリポジトリやファイルを更新時にコピーする処理は明記されていません。アプリ内のプロジェクト表示と、端末上のフォルダが存在するかは別の確認項目として扱います。
TABLE / 横にスクロールできます
| 確認対象 | 公式記載 | 確認する場所 | 記事での判断 |
|---|---|---|---|
| Codexチャット | 条件付きshould remain |
新アプリ内のCodex履歴 | 残るはずと案内。無条件の保証とは書かない |
| Codexプロジェクト | 条件付き 移行ヘルプと変更履歴に記載 |
Codex側のプロジェクト一覧 | 表示を更新後に確認する |
| 設定・ワークフロー | 公式記載 維持できると変更履歴に記載 |
Codexの設定と従来の作業手順 | 対象項目の完全な一覧は公式未公表 |
| ChatGPTの通常履歴 | 別表示 Codex履歴とは分離 |
ChatGPT側のRecents | Codex履歴との統合を期待しない |
| ChatGPT Projects | 公式記載 Projectsに表示 |
ChatGPT側のProjects | ローカルプロジェクトと区別する |
| ローカルフォルダ・リポジトリ | 公式未明記 移行時のコピー処理は記載なし |
端末上のフォルダとプロジェクト登録 | アプリ内データと別に確認する |
新ChatGPTデスクトップアプリでは何が変わる?
新ChatGPTデスクトップアプリはChatとWorkをChatGPT側にまとめ、Codexを履歴の分かれた独立ビューとして備えます(2026年7月確認)。「アプリの統合」と「履歴や作業領域の統合」は同じ意味ではありません。表示先を理解すると、更新後に探す場所を間違えにくくなります。ChatGPT WorkとCodexの公式説明
ChatとWorkはChatGPT側のRecentsに並ぶ
ChatとWorkの会話は、ChatGPT側のRecentsにまとめて表示されます。WorkのクラウドチャットはWeb・モバイル・デスクトップ間で同期し、ローカルチャットは端末内に残ると案内されています(2026年7月確認)。
ここでは配置だけを扱い、用途やプランの詳細比較には広げません。移行後にどちらを使うか迷う場合は、ChatGPTのWorkとChatを使い分ける基準で確認できます。
Codexは独立したビューを維持する
Codexは、新アプリの中でも独立したビューと履歴を維持します。ChatGPT側にCodexチャットが並ばないことは、公式に示された現在の構造です。
CodexはWeb版やモバイル版で通常の作業ビューとして選択できません。対応するデスクトップ版Codexチャットは、ChatGPTモバイルアプリのRemoteから確認できますが、すべてのローカル履歴が同期されるとは公式に明記されていません(2026年7月確認)。
ChatGPT Projectとローカルプロジェクトを使い分ける
ChatGPT ProjectはChatGPT側で会話や資料をまとめる領域で、ローカルプロジェクトは端末上のフォルダに関連付ける領域です。新アプリでは両方が存在するため、「Project」という名称だけで同じ保存先だと判断できません。
Codexそのものの料金、無料範囲、CLI・IDE・Cloudの違いは、本記事の移行範囲から外れます。必要な場合は、OpenAI Codexの料金・無料範囲と基本的な使い方へ進んでください。
TABLE / 横にスクロールできます
| 作業領域 | 新アプリ内の場所 | 履歴の扱い | Web・モバイルとの関係 |
|---|---|---|---|
| Chat | ChatGPT側 | WorkとともにRecentsへ表示 | ChatGPTの対応端末間で利用 |
| Work | ChatGPT側 | クラウドとローカルで同期範囲が異なる | 提供状況はプラン・ワークスペース条件あり |
| Codex | 独立したCodexビュー | ChatGPT履歴と分離 | 通常ビューはデスクトップ。対応チャットはモバイルのRemote |
旧CodexアプリとChatGPT Classicの移行手順
旧Codexアプリは通常更新、旧ChatGPTアプリは新アプリを導入して同じChatGPTアカウントでサインインする手順です(2026年7月確認)。どちらも「旧アプリから移行する」操作ですが、開始地点が異なります。画面表記はアプリのバージョンや言語設定で変わる可能性があるため、固定的な日本語メニュー名には依存しません。OpenAI公式の移行手順
旧Codex利用者は通常どおり更新する
旧Codexアプリ利用者に案内されている操作は、既存アプリを通常どおり更新することです。別サービスへのデータ書き出しや、移行専用ファイルの読み込みは公式手順に含まれていません。
更新後は新ChatGPTデスクトップアプリがCodexを開いた状態で起動すると案内されています。Codexを既定の表示にする設定も用意されています(2026年7月確認)。
ChatGPT Classic利用者は同じアカウントでサインインする
旧ChatGPTデスクトップアプリ利用者は、アプリ内の案内から新アプリをダウンロードし、同じChatGPTアカウントでサインインします。新アプリは旧アプリと並んでインストールされる場合があります。
新しい方がChatGPT、従来の方がChatGPT Classicです。提供開始時点ではClassicを継続でき、移行は必須ではないと案内されています(2026年7月確認)。
初めて使う人は対応OS版を導入する
デスクトップアプリを初めて使う場合は、macOSまたはWindows向けの新アプリを導入してChatGPTアカウントでサインインします。これは旧アプリのデータ移行ではなく、新規導入です(2026年7月確認)。Codexアプリ公式ドキュメント
公式ページに掲載されていないOSについて、将来も対応しないとは断定しません。本記事では、2026年7月に公式掲載を確認できたmacOSとWindowsだけを記載します。
旧Codexアプリから移行する
- 01 既存のCodexアプリを更新するOpenAIが案内する公式ルートは通常のアップデートです。
- 02 新アプリ内でCodexビューを開くChatGPT側のRecentsではなく、Codex側の履歴を確認します。
- 03 チャット・プロジェクト・必要な設定を確認するこの3項目が見えることを、本記事での移行完了条件にします。
旧ChatGPTアプリから移行する
- 01 アプリ内の案内から新アプリを導入する従来のアプリはChatGPT Classicとして残る場合があります。
- 02 同じChatGPTアカウントでサインインする別アカウントや別ワークスペースとの取り違えを避けます。
移行後に履歴やプロジェクトが見つからないときは?
Codexの履歴やプロジェクトが見つからない場合、本記事では表示先、フィルター、アーカイブ、プロジェクト登録の順に切り分けます。見えない原因がデータ消失、表示条件、登録解除、障害のどれかは、公開情報だけでは断定できません。公式トラブルシューティングで確認できる項目から進めます(2026年7月確認)。Codex公式トラブルシューティング
表示先とチャットフィルターを確認する
最初に確認するのは、新アプリ内でCodexビューを開いているかです。Codex履歴はChatGPT履歴と分かれているため、ChatGPT側のRecentsだけでは判断できません。
Codex側で一部のチャットしか見えない場合は、Chats付近のフィルターを確認し、Chronological表示へ切り替えます。これは公式トラブルシューティングに記載された確認項目です。
アーカイブ済みチャットを探す
アーカイブしたチャットは、通常の一覧に表示されない場合があります。設定内のArchived chatsを確認し、対象があればアーカイブ解除を行います。
アーカイブ解除は、公式文書で案内されている表示復帰の方法です。ただし、移行によって失われたデータを復元する方法として案内されているわけではありません。
ローカルプロジェクトを再追加する
サイドバーからローカルプロジェクトが外れている場合は、Add new projectから対象フォルダを再追加できます。再追加は、端末上のフォルダとCodexのプロジェクト表示を再び関連付ける操作です。
フォルダ自体が見つからない場合や、アクセス権がない場合まで解決する操作ではありません。アプリ上のプロジェクト登録と、端末上のファイル状態を分けて確認します。
解決しなければ公式ステータスとサポートを確認する
上記で解決しない場合は、OpenAI Statusで広範な障害が発生していないか確認します。ステータスに記載がないことは、個別の不具合が存在しない証明にはなりません。OpenAI公式ステータス履歴
個別の状態を公開情報だけで切り分けられない場合は、アプリ内のフィードバック導線やOpenAIサポートへ相談します。記事内では、再インストールやキャッシュ削除を公式の復旧策として追加しません。
- 01 Codexビューを開くChatGPT側のRecentsではなく、Codex側の履歴を確認します。
- 02 Chronological表示を確認するフィルターによって一部だけ表示されていないか切り分けます。
- 03 Archived chatsを確認する対象がアーカイブされていれば、一覧へ戻します。
- 04 ローカルプロジェクトを再追加するAdd new projectから端末上の対象フォルダを選び直します。
- 05 公式ステータスとサポートへ進む広範な障害と個別問題を断定せず、公式窓口で確認します。
今すぐ移行すべき人・急がなくてよい人は?
OpenAIは旧Codexアプリに通常更新を案内する一方、ChatGPT Classicには提供開始時点で移行不要と案内しています(2026年7月確認)。したがって、全利用者が同じタイミングで切り替える必要はありません。現在使っているアプリと、新機能の必要性で判断を分けます。OpenAI公式移行ヘルプ
旧Codex中心なら通常更新を進める
旧Codexアプリを日常的に使っている人は、通常どおり更新するのがOpenAIの案内に沿ったルートです。新アプリ内でもCodexは独立したビューとして残り、従来の作業方法を続けられると説明されています。
ただし、チャットとプロジェクトの保持表現はshould remainです。更新そのものを避け続けるのではなく、更新後の確認項目を決めておく方が判断しやすくなります。
ChatGPT Classicで足りるなら急がない選択もできる
ChatGPT Classicで既存機能が足りている人は、提供開始時点では移行を急ぐ必要がありません。Classicにはモデル更新、不具合修正、セキュリティ更新などを継続すると案内されています(2026年7月確認)。ChatGPT公式リリースノート
一方、新しいエージェント機能は新アプリだけで提供される可能性があります。Classicの提供終了日は公式に明記されていないため、「今後も無期限に使える」とは判断できません。
重要な作業は移行完了の基準を決める
筆者の判断基準では、重要なプロジェクトがある人ほど「更新するか」ではなく「何を確認したら移行完了とするか」を先に決めます。確認対象は、Codexチャット、プロジェクト、日常的に使う設定の3つです。
この基準はOpenAI公式の保証ではありません。更新前から見つからない項目がある場合は、更新後の問題と混同しないよう、先にH2-5の確認順で状態を整理します。
TABLE / 横にスクロールできます
| 現在の状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 旧Codexアプリが中心 | 通常更新を進める | 既存Codex利用者に対する公式ルートだから |
| ChatGPT Classicで足りている | 急がない選択が可能 | 提供開始時点では移行不要と案内されているから |
| 重要項目が更新前から見つからない | 先に状態を確認する | 更新前後の問題を混同しないための筆者判断 |
新ChatGPTアプリへの移行でよくある質問
新ChatGPTデスクトップアプリはCodexを初期表示にできますが、ChatGPT Classicの終了日や移行専用バックアップ方法は公式に明記されていません(2026年7月確認)。ここでは、本文の主手順から外れる個別条件へ直接回答します。質問は移行途中で迷いやすい順に並べています。
Codexを新ChatGPTアプリの初期画面にできますか?
はい、OpenAIは新ChatGPTデスクトップアプリでCodexを既定の表示に設定できると案内しています(2026年7月確認)。設定画面の正確な日本語表記はバージョンや言語設定で変わる可能性があるため、本記事では固定的な操作名を断定しません。OpenAI公式移行ヘルプ
Codexのアプリアイコンを残せますか?
macOSでは、設定からCodexのアプリアイコンを選べるとCodex公式変更履歴に記載されています(2026年7月確認)。Windowsを含むすべての環境で同じ設定があるとは断定しません。Codex公式変更履歴
ChatGPT Classicはいつまで使えますか?
ChatGPT Classicの提供終了日は、2026年7月27日時点で公式に明記されていません。提供開始時点では継続利用でき、モデル更新、不具合修正、セキュリティ更新などを受けると案内されていますが、無期限の提供保証とは読めません。ChatGPT公式リリースノート
CodexはWeb・iPhone・Androidから利用できますか?
CodexはWeb版やモバイル版で通常の作業ビューとして選択できず、対応するデスクトップ版チャットをChatGPTモバイルアプリのRemoteから確認できます(2026年7月確認)。公式説明は「対応するチャット」と限定しているため、すべてのローカル履歴がiPhone・Androidへ同期されるとは書けません。ChatGPT WorkとCodexの公式説明
移行すると料金やワークスペース設定は変わりますか?
OpenAIは、新しいナビゲーションによって既存ワークスペースのアクセス、セキュリティ、ガバナンス、支出モデルは変わらないと案内しています(2026年7月確認)。ただし、Workなど各機能の利用可否はプランやワークスペース条件で異なるため、すべての機能が同条件で開放されるという意味ではありません。OpenAI公式移行ヘルプ
移行前にチャットのエクスポートは必要ですか?
OpenAIの公式移行手順には、旧Codexアプリの更新前にチャットをエクスポートまたはインポートする工程は記載されていません。ただし、Codexのローカルチャットを完全にバックアップする移行専用方法も公式には明記されていないため、「バックアップ不要」とまでは断定しません。OpenAI公式移行ヘルプ
まとめ|移行完了を判断する3項目
旧Codexアプリ利用者は、通常更新後にCodexビューを開き、チャット、プロジェクト、必要な設定の3項目を確認すれば、本記事上の移行確認は完了です。公式はチャットとプロジェクトが残るはずと案内していますが、ChatGPT履歴との統合や無条件の保持は意味しません。
次に取る行動は、旧Codexアプリを通常どおり更新し、以下の3項目をCodex側で確認することです。
- 既存のCodexチャットがCodexビューに表示される
- 使っていたプロジェクトを開ける
- 日常的に必要な設定とワークフローを続けられる
移行後にCodexをどう使うかまで確認したい場合は、OpenAI Codexの料金・無料範囲と基本的な使い方へ進んでください。
コメント