情報確認日:2026年10月31日(日本時間)。xAIの公式ページで確認できた内容と、確認できなかった内容を分けて整理しています。
- x.ai/grokに「Custom instructions」(応答をスタイルや用途に合わせる)が掲載
- 「Memory across chats」も掲載
- データ設定は「Improve the model」「Personalize Grok using X」
- カスタム指示の正確なメニュー名・階層
- メモリー関連の設定項目名
- 文字数上限
- 1〜3行の短い指示から始める
- 用途ごとに書き分ける
- 反映は新しいチャットで確認
この記事は「設定の場所と使い方」をまとめた記事です。カスタム指示に何を書くかは、Grokカスタム指示テンプレート集で用途別に紹介しています。
Grokカスタマイズ関連記事
- Grokのカスタム設定方法この記事設定の場所と手順、反映されない時の対処
- Grokカスタム指示テンプレート集カスタム指示に書く文面の例(仕事・文章・画像・英会話)
- Grokプリセット(personas)とは?プリセットの意味と今の扱い、カスタム指示・Skillsとの違い
Grokのカスタマイズとは?まず知っておきたい基本
Grokのカスタマイズとは、毎回の会話で同じ前提を書かなくて済むように、回答の口調・形式・前提をあらかじめ伝えておくことです。xAIのGrok紹介ページ(x.ai/grok)には、機能の一つとして「Custom instructions — Tailor responses to your style and needs」と書かれています。
Grokのカスタマイズで変えられること
| 項目 | 例 | 根拠 |
|---|---|---|
| 口調・文体 | です・ます調、カジュアル | 公式(Custom instructions) |
| 回答形式 | 結論→理由→手順、表で比較 | 公式(Custom instructions) |
| 前提情報 | 職種、学習レベル、よく使う用途 | 公式(Custom instructions) |
| 会話をまたぐ記憶 | 以前の会話内容を踏まえた応答 | 公式(Memory across chats) |
| 繰り返す作業手順 | 書式ルール・作業手順の保存 | 公式(Skills、2026年5月発表) |
2026年5月18日のxAI発表(Grok Skills)では、好み・書式ルール・作業手順を会話をまたいで使える「Skills」が紹介されています。Word・プレゼン・表計算・PDFの組み込みSkillと、自分でSkillを作る「Skill Creator」があり、grok.com・iOS・Androidで使えると説明されています。長い手順を毎回使うならSkills、短い好みならカスタム指示、と分けると整理しやすくなります。
Grokのカスタマイズで変えられないこと
カスタム指示は「答え方の好み」を伝えるもので、プランの利用上限、使えるモデル、機能の提供範囲は変わりません。正確さも保証されないため、料金・仕様・ニュースなどは公式情報で確かめてください。また、xAIの公式情報では13歳以上が利用対象(13〜17歳は保護者の許可が必要)とされており、年齢に関する制限も設定では変えられません。
Grokの設定はどこ?カスタマイズ設定とプリセットの場所
2026年10月31日に確認した時点でも、xAIの公式ページにカスタム指示の正確なメニュー階層は書かれていません。以下は「探し方」です。公式に場所が書かれているのはデータ設定(Data Controls)だけです。
Web版 Grokで設定を開く場所
- grok.comにログインする
- 画面のアカウントアイコン(プロフィール)から「Settings(設定)」を開く
- 「Customize」「Personalization」などカスタマイズ系の項目を探す(名称は未確認)
- データ設定は公式に「Settings → Data」と案内されています(Grok FAQでは「Profile → Settings → Data Controls」と表記)。カスタマイズ系の項目も、まず同じ設定画面の中を探します
アプリ版 Grokで設定を探す場所と考え方
iOS・AndroidのGrokアプリでも、アカウントアイコンから設定を開いて探すのが基本です。公式の案内では、データ設定はモバイルで「Settings → Data Controls」にあります。アプリの基本操作はGrokアプリの使い方完全ガイドにまとめています。X上のGrokは画面や設定の扱いが異なる場合があります(X版Grokの使い方)。
設定項目が見つからない時に最初に確認すること
- アプリを最新版に更新する
- ログイン中のアカウントを確認する(X連携とメールログインで別アカウントになっている場合がある)
- grok.com(Web)でも同じ項目があるか見比べる
- それでもなければ、その時点の画面に項目がない可能性を考え、会話の最初に指示を書いて代用する
プリセット(personas)は、用意された性格から口調を選ぶ仕組みです。今も選べるかは公式で確認できていないため、カスタム指示との違い、今の扱いと代わりの方法はGrokプリセット(personas)とは?にまとめています。
Grokをカスタマイズする手順
カスタマイズ設定を開く
前章の探し方で設定を開きます。カスタム指示の入力欄が見つからない場合は、会話の冒頭に同じ文章を貼っても近い効果が得られます。
自分に合う設定内容を入力する
3つの決め方の詳しい説明と文例はテンプレート集の「書く前に決める3つのこと」にまとめています。氏名・住所・社外秘などは書かないでください。
- 例:私はブログ運営者です
- 例:結論→理由→手順の順で
- 例:根拠のない断定はしない
保存したあとに確認したいポイント
保存後は新しいチャットを開き、「自己紹介して」など短い質問で反映を確かめます。同じ会話の途中では、それまでの流れが優先されて変化が分かりにくいことがあります。
元に戻したい時の考え方
戻したい時は入力欄の文章を削除して保存します。変更前の文章をメモに残しておくと、いつでも戻せます。会話をまたいだ記憶(Memory)が影響していると感じる場合は、設定画面でメモリー関連の項目も確認してください(項目名は未確認)。
Grokのおすすめカスタマイズ例
ここでは代表的な例を1つだけ紹介します。必要な行だけ使ってください。
仕事で使いやすくする設定例
仕事の相談に答えるときは、結論を先に書き、次に理由、最後に次にやることを箇条書きで示してください。 確認できない情報は推測で補わず「未確認」と書いてください。
学習・文章作成・画像生成・英会話など用途別の文例は、Grokカスタム指示テンプレート集にまとめています。
Grokのカスタマイズが反映されない時の対処
保存したのに変わらない時
- 新しいチャットで試す
- ログイン中のアカウントが設定したものと同じか確認する
- アプリとWebで同じアカウントか確認する
- 指示を1〜2行に短くして試す
- 会話中に別の指示(例:「長く書いて」)を出していないか確認する
プリセット(personas)が表示されない時
プリセット(personas)の選択欄が見つからない時の考え方は、プリセット解説の「見つからない・反映されない時の確認」で説明しています。
設定項目が見つからない時
アプリ更新・アカウント確認・Webとの見比べを行い、それでもなければ会話の冒頭に指示を書いて代用します。画面の名称は変わることがあるため、古いスクリーンショットと一致しなくても異常とは限りません。
思ったような応答にならない時
指示が長すぎる・目的が多すぎる・矛盾がある、のいずれかが多い原因です。1つの指示に1つの目的を書き、「〜しないで」より「〜して」と書くと伝わりやすくなります。失敗しやすい書き方の例はテンプレート集にまとめています。混雑やモデルの不具合が疑われる場合はGrokのモデルが一時的に使えない時の対処も確認してください。
GrokのカスタマイズFAQ
カスタム指示は無料プランでも使えますか?
有料プランにするとカスタマイズの幅は広がりますか?
設定した内容は学習に使われますか?
カスタム指示とSkillsの違いは?
Xのデータで回答が変わるのを止められますか?
まとめ|Grokはカスタマイズで使いやすさが大きく変わる
カスタム指示は、毎回同じ前提を書く手間を減らすための機能です。短く・用途を絞って書き、新しいチャットで反映を確かめましょう。メニュー名は公式で確認できなかったため、画面が変わっても慌てず、会話冒頭に指示を書く方法を覚えておくと安心です。
参考にした公式情報
- xAI|Grok(Custom instructions・Memory across chats)
- xAI|Legal FAQ(データ設定・Private Chat・年齢条件)
- xAI Docs|Grok FAQ(設定画面の表記)
- xAI Docs|The X Subscription Pricing
- xAI|Grok Skills(2026年5月18日)
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