Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、無料のStandardから利用できます。日本向けの標準月額は、Standardが0円、Google AI Plusが725円、Proが2,900円、Ultra 5xが14,500円、Ultra 20xが32,000円です。いずれもGemini Notebook単体の料金ではありません(2026年7月20日確認)。
しかし、プランごとにノートブック数・ソース数・チャット回数・生成回数の上限が異なります。料金だけで選ぶと、変更後も必要な上限が増えない場合があるため、最初に不足する項目を確認することが重要です。
本記事では、Google Oneの日本向け料金画面と、筆者が契約しているGoogle AI ProのGemini Notebook画面をMac・Google Chromeで実機確認しました。具体的な上限値は、到達するまで繰り返し操作した実測ではなく、Google公式の最新上限表と照合して整理しています。
- Gemini Notebookが無料で使えるのか確認したい人
- Plus・Pro・Ultraの料金と上限をまとめて比較したい人
- 自分に必要なプランだけを選び、過剰な契約を避けたい人
この記事を読むと、無料版で十分か、有料化するならどのプランが必要かを、料金と上限の両方から判断できるようになります。
VERIFICATION ENVIRONMENT
検証環境
- 最終確認日
- 利用プラン
- Google AI Pro
- デバイス
- Mac/Google Chrome
- バージョン
-
Gemini Notebook Web版
(固定番号の表示なし)
確認範囲: 日本向け料金画面とGoogle AI Proでの利用環境を確認しています。 各プランの上限値はGoogle公式ヘルプを参照し、 Standardで上限に達した際の画面は実機確認していません。
Gemini Notebookは無料で使える?
Gemini Notebookは、Google AIの有料プランへ加入しなくても、無料のStandardから利用できます。Plus・Pro・Ultraは改称にともなう移行費用ではなく、利用上限とGoogle AI全体の特典を広げるための選択肢です。
30秒で分かる結論
Gemini Notebookは無料から利用できます
有料プランへ加入しなくても、無料のStandardで基本機能を利用できます。 Plus・Pro・Ultraは移行費用ではなく、Google AI全体の特典と Gemini Notebookの利用上限を広げるための選択肢です。
まずStandardを使い、不足した上限を解消できる 最も低い有料プランから比較するのが基本です。
日本向け標準月額・2026年7月20日確認。 キャンペーンやアカウントによって表示価格が異なる場合があります。
Gemini Notebookの有料版はGoogle AIプランの一部
もうひとつ押さえておきたいのは、Plus・Pro・Ultraが「Gemini Notebook専用の料金プラン」ではないという点です。これらはGoogle AIの有料プラン全体にひもづく料金であり、Gemini Notebookはそのプランに含まれる機能のひとつという位置づけになります。
つまり、Gemini Notebookだけを単体で有料化する仕組みではなく、Gmail・ドキュメントなど他のGoogleサービスとまとめて使える上位プランの一部として、上限が広がる形です。具体的な料金体系は次の章で確認します。
Gemini Notebookの料金|無料版と有料プランを比較
Gemini Notebookには、Google AIプランを契約せずに使えるStandardと、利用上限などが拡張されるPlus・Pro・Ultraがあります。Ultraは1種類ではなく、現在は「Ultra 5x」と「Ultra 20x」の2段階に分かれています。
この章では、日本向けの標準月額を整理します。キャンペーン価格や無料体験は通常料金と分けて扱い、実際に申し込む際はご自身のGoogleアカウントに表示される金額を優先してください。
日本向けの月額料金一覧
料金の基準は、Gemini Notebook Standardが月額0円、Google AI Plusが月額725円、Proが月額2,900円、Ultra 5xが月額14,500円、Ultra 20xが月額32,000円です。Standardは有料プランの名称ではなく、Google AIプランを契約していない個人ユーザー向けの無料枠を指します。
| Gemini Notebookの区分 | 契約するGoogle AIプラン | 日本向け標準月額 | 付帯ストレージ |
|---|---|---|---|
| Standard有料契約なし | 有料契約なし | 0円 | 有料プランによる追加なし |
| Plus | Google AI Plus | 725円 | 400GB |
| Pro | Google AI Pro | 2,900円 | 5TB |
| Ultra 5x | Google AI Ultra 5x | 14,500円 | 20TB |
| Ultra 20x | Google AI Ultra 20x | 32,000円 | 30TB |
付帯ストレージは、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトで共用するGoogle Oneの保存容量です。Gemini Notebookに登録できるソース数やノートブック数を表した数値ではないため、利用上限は後の見出しで分けて比較します。
料金画面を確認するときは、「標準月額」「割引が適用される期間」「割引終了後の月額」の3項目を分けて見てください。本記事の比較表には標準月額を掲載し、初月無料や期間限定価格が表示された場合は、通常料金を置き換えずに注記として扱います。

Google Oneの日本向け公式料金画面では、Plus・Pro・Ultraの料金と付帯ストレージを確認できます。ただし、地域やログイン中のアカウント、実施中のキャンペーンによって、申込画面の表示が上のスクリーンショットと異なる可能性があります。金額が違って見える場合も、まずは「標準月額か、割引後の金額か」を確認すると判断しやすくなります。
Gemini Notebookのプラン別上限
プランによって変わるのは、保存できるノートブック数だけではありません。1冊に追加できるソース数と、1日に使えるチャット回数では上限の単位そのものが異なるため、自分が止まりやすい項目を分けて確認していきます。
ノートブック数・ソース数・チャット回数の上限
StandardからUltra 20xへ上げると、ノートブック数は1ユーザー100件から最大500件、ソース数は1冊50件から600件、チャットは1日50回から5,000回まで拡張されます。プランごとの上限は次のとおりです。
| 上限の種類 | Standard | Plus | Pro | Ultra 5x(20TB) | Ultra 20x(30TB) |
|---|---|---|---|---|---|
| ノートブック数 | 100件/ユーザー | 200件/ユーザー | 500件/ユーザー | 500件/ユーザー | 500件/ユーザー |
| ソース数 | 50件/ノートブック | 100件/ノートブック | 300件/ノートブック | 500件/ノートブック | 600件/ノートブック |
| チャット回数 | 50回/日 | 200回/日 | 500回/日 | 2,500回/日 | 5,000回/日 |
この3項目は、「保管できる仕事の数」「1つの仕事を深掘りできる量」「1日に処理できる質問量」と考えると区別しやすくなります。ノートブック数はユーザー全体、ソース数はノートブック1冊ごと、チャット回数は1日ごとに数えられます。
例えば、ノートブックを1冊しか作っていなくても、その1冊へ51件目のソースを追加する場合はStandardのソース上限が先に問題になります。一方、Proと2種類のUltraはノートブック数がいずれも500件なので、Ultraへ上げてもこの項目は増えません。Ultraで大きく伸びるのは、主に1冊あたりのソース数と1日あたりのチャット回数です。
この「上限の増え方が項目ごとに違う」という点が、プラン選びで見落としやすい部分です。ノートブックを大量に保存したいだけならProより上へ変更する理由にはなりにくく、資料を500件以上まとめたい場合や、チャットを高頻度で使う場合にUltraを比較します。
公式ヘルプではチャット上限を「1日あたり」とし、日ごとの割り当ては24時間後にリセットされると案内されています。ただし、1回として数えられる操作の詳細までは明示されていません。そのため「回答の再生成は数えられない」などとは断定せず、実際の表示を確認します。リセットの仕組みは、後述の「日次・月次の上限はいつリセットされる?」で詳しく扱います。
音声解説・動画解説・レポートの生成上限
Standardでは、音声解説と動画解説をそれぞれ1日3件、レポート・フラッシュカード・クイズ・マインドマップをそれぞれ1日10件まで生成できます。Plus・Pro・Ultraへ上げるほど、これらの生成上限は段階的に増えていきます。具体的な数値は次の表のとおりです。
| 生成機能 | Standard | Plus | Pro | Ultra 5x(20TB) | Ultra 20x(30TB) |
|---|---|---|---|---|---|
| 音声解説 | 3件/日 | 6件/日 | 20件/日 | 100件/日 | 200件/日 |
| 動画解説 | 3件/日 | 6件/日 | 20件/日 | 100件/日 | 200件/日 |
| シネマティック動画解説 | 数値の記載なし | 数値の記載なし | 2件/日 | 10件/日 | 20件/日 |
| レポート | 10件/日 | 20件/日 | 100件/日 | 500件/日 | 1,000件/日 |
| フラッシュカード | 10件/日 | 20件/日 | 100件/日 | 500件/日 | 1,000件/日 |
| クイズ | 10件/日 | 20件/日 | 100件/日 | 500件/日 | 1,000件/日 |
| マインドマップ | 10件/日 | 20件/日 | 100件/日 | 500件/日 | 1,000件/日 |
| Deep Research | 10件/30日比較単位が異なる(30日単位) | 3件/日 | 20件/日 | 75件/日 | 200件/日 |
レポート、フラッシュカード、クイズ、マインドマップは同じ数値ですが、公式表では別々の項目として掲載されています。上の表でも、4機能の上限を合算せず、それぞれ独立した生成上限として読んでください。
また、最初のソース追加時に、音声解説やレポートなどが自動作成されることがあります。この初回の自動生成は一度だけ行われ、生成上限には影響しないとGemini Notebook公式ヘルプに明記されています。
なお、データテーブル、インフォグラフィック、スライド資料と改訂については、具体的な生成件数が公開されていません。件数を推測して上の表へ加えることはせず、次の見出しで公式の段階表示のまま整理します。
回数が公開されていない機能と注意点
データテーブル、インフォグラフィック、スライド資料と改訂は、プラン間の上限差だけが公開され、具体的な生成回数は公開されていません。
| 機能 | Standard | Plus | Pro | Ultra 5x(20TB) | Ultra 20x(30TB) |
|---|---|---|---|---|---|
| データテーブル | 上限あり | 上限引き上げ | 高い上限 | より高い上限 | 最大の上限 |
| インフォグラフィック | 上限あり | 上限引き上げ | 高い上限 | より高い上限 | 最大の上限 |
| スライド資料と改訂 | 上限あり | 上限引き上げ | 高い上限 | より高い上限 | 最大の上限 |
「最大の上限」は5プランの中で最も高いという意味であり、無制限を意味する表記ではありません。「上限引き上げ」についてもStandardの何倍かは示されていないため、ほかの機能に設定された倍率から回数を推測できません。
本記事では、上限情報を「公式数値」と「公式の段階表示」の2種類に分けて扱います。音声解説や動画解説などは公式が公開している件数を掲載し、データテーブル・インフォグラフィック・スライド資料は、公式表にある「上限あり」「上限引き上げ」「最大の上限」などの表現をそのまま使用します。
段階表示しか公開されていない機能について、本記事では具体的な生成回数を断定しません。実際のアカウントで利用できた回数を、全ユーザー共通の公式上限として扱うことも避けます。
最新の上限と段階表示は、Gemini Notebook公式ヘルプの使用量上限で確認してください。
利用上限はいつリセット?24時間後・30日後の違い
Google公式では、日ごとの割り当ては24時間後、月ごとの割り当ては30日後にリセットされると案内されています。午前0時や毎月1日に一斉リセットされる仕組みとは説明されていません。
Deep Researchだけは注意が必要です。Standardは「1か月」ではなく正確には30日間で10件、Plus以上は日次枠に変わります。Standardの10件とPlusの3件を単純に「10対3」で比較すると、Plusの方が少ないと誤解してしまいます。カレンダー上の「今月あと何回」で数えるのではなく、自分の割り当てが回復したかを実画面で確認してください。
一方、ノートブック数とソース数は、時間の経過で回復する生成回数ではなく、同時に保持できる件数の上限です。24時間待っても空きが増える種類ではないため、日次上限と同じ感覚で扱わないようにします。
公式ヘルプには「24時間後」「30日後」とありますが、起点が最初の利用時刻なのか、上限到達時刻なのか、サービス側の集計時刻なのかまでは示されていません。本記事では「日本時間の午前0時に回復」「最後の生成から24時間後」とは断定せず、公式ヘルプの表記のまま扱います。
リセット条件の最新情報は、Gemini Notebook公式ヘルプの「追加情報」で確認できます。
Gemini Notebookはどのプランがおすすめ?
プランは「上位ほどよい」ではなく、普段の使い方で不足する上限に合わせて選びます。ここでは公式上限に加えて、上限到達による作業中断を避けるための独自基準を使い、無料版から順番に向いている人を整理します。
無料版(Standard)が向いている人
無料版のStandardが向いているのは、普段必要なソース数・チャット回数・生成回数が公式上限内に収まり、上限を理由とした作業の分割や中断が繰り返し発生していない人です。個人の学習や調査が中心なら、最初から有料プランを契約せず、Standardから試せます。
必要な余裕は、資料の増え方や使う機能によって変わります。そのため、本記事では一律の割合を安全圏として設定せず、普段の作業で実際に支障が発生しているかを基準に判断します。
例えば、1冊に登録する資料が30件、チャットが1日20回程度なら、どちらもStandardの公式上限内です。一方、1冊のソース数が50件に近づく使い方では、資料が増えるたびにノートブックを分ける必要がないかを確認してください。
無料版でも、カスタムチャットと分析は利用できます。有料ユーザー限定と案内されているのは高度な共有なので、共同作業より個人利用が中心なら、Standardで必要な機能を試してから判断できます。
上限に一度達しただけで、すぐにアップグレードする必要はありません。同じ不足によって資料の分割や上限回復の待機が繰り返される場合に、その不足を解消できる最も低い有料プランを比較します。
無料版から試す場合は、ノート作成やソース追加の基本操作を確認し、普段使うソース数・チャット回数・生成回数を把握すると判断しやすくなります。最新の機能と上限は、Gemini Notebook公式のプラン別上限で確認してください。
Google AI Plusが向いている人
Plusが向いているのは、Standardでは少し足りないものの、1冊100ソース・1日200チャットまでで不足を解消できる人です。日本向けの標準月額は725円で、200ノートブックと400GBのクラウドストレージも利用できます。
| Standardで不足する使い方 | Plusの上限 | Plusで収まる範囲 |
|---|---|---|
| ノートブック数 | 200件/ユーザー | 101~200件 |
| ソース数 | 100件/ノートブック | 51~100件 |
| チャット回数 | 200回/日 | 51~200回 |
| 音声解説・動画解説 | 各6件/日 | 各4~6件 |
| レポート・フラッシュカード・クイズ・マインドマップ | 各20件/日 | 各11~20件 |
| Deep Research | 3件/日 | 30日で10件を超えるが、1日3件以内Standardは30日単位、Plusは日単位で集計単位が異なります |
Plusを選ぶ基準は、Standardで不足した項目がPlusの上限内に収まり、Proほどの拡張を必要としないことです。上表の項目を個別に見るのではなく、ノートブック数・ソース数・チャット回数・生成回数のすべてが、Plusの範囲に収まるかを確認します。
例えば、1冊へ登録したいソースが51~100件なら、Standardの50件を超えてもPlusの範囲内です。一方、120件必要な場合は、Plusへ変更しても100件で止まるため、不足は解消されません。この場合は、料金の安いPlusを経由せず、1冊300ソースまで扱えるProを比較します。
Plusには、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトで共用する400GBのストレージも含まれます。また、個人向けアカウントで有料ユーザー向けの高度な共有を使いたい場合にも候補になります。ただし、ストレージや共有機能を使わないなら、その付帯価値を理由にPlusを選ぶ必要はありません。
筆者は現在Google AI Proを利用しているため、StandardからPlusへ変更した際の挙動や、Plusで上限に達するまでの実測は行っていません。本項の上限と各サービスは、2026年7月20日時点のGoogle公式情報を基準に整理しています。
Plusの料金と付帯ストレージはGoogle One公式のプラン比較、ノートブック数や生成回数などの上限はGemini Notebook公式ヘルプで確認できます。
Google AI Proが向いている人
Proが向いているのは、Plusの上限では足りず、1冊300ソース・1日500チャットまであれば不足を解消できる人です。日本向けの標準月額は2,900円で、500ノートブックと5TBのクラウドストレージを利用できます。
| Plusでは足りない項目 | Proの上限 | Proで収まる範囲 |
|---|---|---|
| ノートブック数 | 500件/ユーザー | 201~500件ProとUltraは同数(500件)です |
| ソース数 | 300件/ノートブック | 101~300件 |
| チャット回数 | 500回/日 | 201~500回 |
| 音声解説・動画解説 | 各20件/日 | 各7~20件 |
| シネマティック動画解説 | 2件/日 | Proから具体的な日次件数が公開 |
| レポート・フラッシュカード・クイズ・マインドマップ | 各100件/日 | 各21~100件 |
| Deep Research | 20件/日 | 4~20件 |
筆者は個人向けのGoogle AI Proを利用しており、Gemini Notebookの右上に「PRO」と表示されることを実機で確認しました。次の画像は、ソースを登録していない検証用ノートブックで撮影した画面です。
この表示は、アップグレードプランがGemini Notebookへ反映されていることを確認するためのものです。残り回数や上限までの使用量を示す表示ではないため、具体的な上限値は前述の公式上限表を基準に判断します。

筆者はGoogle AI Proを、情報収集や内容整理など、資料作成の一環として日常的に利用しています。通常の資料作成では上限を意識する場面がなく、作業量を細かく調整せずに使える自由度の高さを感じました。
これは限界まで操作を繰り返して最大回数を測定した結果ではなく、筆者の通常利用における観察です。Proなら誰でも上限に達しないという意味ではありませんが、少なくとも筆者の資料作成では、上限を理由に作業を分割したり中断したりする必要はありませんでした。
Proを選ぶときは、「上限が高い」という理由だけではなく、Plusでは資料の分割や利用回数の調整が必要になるかを確認します。例えば最大ソース数が180件ならProの範囲ですが、350件必要ならProへ変更しても1冊300ソースの上限を超えるため、Ultraを比較する必要があります。
PlusとProの標準月額の差は2,175円です。この差額は、Gemini Notebookの上限拡張に加えて、共用ストレージが400GBから5TBへ増えることや、Google AI全体の利用範囲が広がることを実際に活用する場合に評価します。使わない付帯機能ではなく、資料の分割や待機をどれだけ減らせるかで判断するのが基本です。
なお、ノートブック数はPro・Ultraともに500件です。必要なのがノートブックの保有数だけなら、Ultraへ変更しても500件から増えません。Ultraを比較するのは、1冊あたりのソース数やチャット・生成回数など、Proより上の上限が必要な場合です。
料金と付帯ストレージはGoogle One公式のプラン比較、Gemini Notebook内の上限はGemini Notebook公式ヘルプで確認できます。
Google AI Ultra 5x・20xが向いている人
Ultraが向いているのは、Proの「1冊300ソース・1日500チャット」では実際に足りず、より大きな上限によって作業の分割や待機を減らせる人です。Ultraには20TBの「5x」と30TBの「20x」があり、料金とNotebookの上限が異なります。
| 比較項目 | Ultra 5x(20TB) | Ultra 20x(30TB) |
|---|---|---|
| 日本向け標準月額 | 14,500円 | 32,000円 |
| ノートブック数 | 500件/ユーザー | 500件/ユーザー |
| ソース数 | 500件/ノートブック | 600件/ノートブック |
| チャット回数 | 2,500回/日 | 5,000回/日 |
| 音声解説・動画解説 | 各100件/日 | 各200件/日 |
| シネマティック動画解説 | 10件/日 | 20件/日 |
| レポート・フラッシュカード・クイズ・マインドマップ | 各500件/日 | 各1,000件/日 |
| Deep Research | 75件/日 | 200件/日 |
Ultra 5xは、1冊301~500ソース、1日501~2,500チャットなど、Proを超える使い方が必要な場合に候補になります。Ultra 20xは、1冊501~600ソース、1日2,501~5,000チャットなど、5xの上限も超える場合に比較します。
「5x」「20x」という名称は、Gemini Notebookのすべての上限がProの5倍・20倍になるという意味ではありません。ノートブック数はProを含む3プランとも500件で、ソース数もProの300件に対して500件・600件です。
特にソース数だけを見ると、Ultra 5xと20xの差は1冊あたり100件です。一方、チャット、音声・動画、レポートなどは20xで大きく増えるため、どの項目が不足しているかによって32,000円を支払う意味が変わります。
本記事では、Ultraを「Proで回避できない作業停止があり、その回避コストが追加料金を上回る場合のプラン」と位置づけます。月間の回避コストは、資料を分割する時間、上限回復を待つ時間、別サービスへ移す時間に、自分の時間単価を掛けて見積もります。
標準月額の差は、ProからUltra 5xで11,600円、Ultra 5xから20xで17,500円です。この差額より回避できる時間や代替サービス費の方が小さい場合は、上限に余裕があってもアップグレードの効果は限定的です。
料金と付帯ストレージはGoogle One公式のプラン比較、Gemini Notebookの上限は公式ヘルプで確認できます。
使用量から最適なプランを選ぶ
最適なプランは、直近7日間で記録した最大使用量を、Standardから順に各プランの上限と照合して選びます。1項目でも上限を超えたら次のプランへ進み、必要量がすべて収まる最も低いプランで止めるのが基本です。
次のフローでは、ノートブック数・1冊あたりのソース数・1日のチャット回数を確認できます。音声解説・動画解説・レポート・Deep Researchなどが不足している場合は前章の生成上限表も照合し、両方の判定結果のうち高い方のプランを選んでください。使わない機能の上限は判断材料に含めません。
ノートの分割・整理や利用方法を見直し、組織で利用する場合は企業向けプランも確認してください。
Gemini Notebookの料金・上限でよくある質問
改称後の無料利用、プランごとの制限、アカウントによる違いなど、料金表だけでは判断しにくい疑問をまとめます。料金・上限・対応機能は変更される可能性があるため、各回答には2026年7月20日時点の確認結果を使用しています。
Q1 NotebookLMから改称されて有料になったのですか? 料金
いいえ、NotebookLMからGemini Notebookへの改称だけを理由に、従来の無料利用が有料化されたわけではありません。Googleは改称後も同じ独立した製品だと説明しており、個人ユーザーは有料プランへ加入しなくてもStandardを利用できます。
Plus・Pro・Ultraは無料版を廃止するものではなく、ノートブック数や生成回数などの上限を広げる選択肢です。
Q2 無料版でも音声解説や動画解説を作れますか? 上限
はい、無料版Standardでも、音声解説と通常の動画解説をそれぞれ1日3件まで生成できます(2026年7月20日確認)。レポート、フラッシュカード、クイズ、マインドマップも、それぞれ1日10件まで利用できます。
シネマティック動画解説については、Standardの具体的な件数が公式上限表に掲載されていません。モバイルアプリでは一部機能が制限される場合があるため、機能が見つからないときはPCのWeb版でも確認してください。
Q3 Gemini Notebookの有料版だけを契約できますか? 料金
いいえ、個人向けのGemini Notebookだけを月額契約するプランはなく、上限拡張はGoogle AI Plus・Pro・Ultraに含まれます。料金にはGeminiアプリやクラウドストレージなど、Gemini Notebook以外の特典も含まれます。
Google AI ProにはAI Studioの利用枠拡大も含まれますが、Gemini APIの従量課金は別です。Gemini Notebookの上限を増やしたい場合は、APIの課金設定ではなくGoogle AIプランを確認します。
Q4 Google AI Proに入れば上限はすべて無制限になりますか? 上限
いいえ、Google AI Proに加入しても上限は残り、ノートブック500件、1冊300ソース、チャット1日500回などに制限されます(2026年7月20日確認)。音声解説と動画解説も、それぞれ1日20件です。
Ultraでも無制限にはなりません。また、Proと2種類のUltraはノートブック数がいずれも500件なので、上位プランへ変更しても増えない項目があります。
Q5 仕事用・学校用アカウントも個人向けと同じ上限ですか? アカウント
いいえ、仕事用・学校用アカウントの機能と上限は、組織が契約しているGoogle WorkspaceやWorkspace for Educationのライセンスによって異なります。個人向けGoogle AIプランの上限表を、そのまま組織アカウントへ適用することはできません。
上限を広げるには、対象ライセンスへの変更が必要になる場合があります。プロフィール画像付近のバッジを確認し、判断できない場合は組織のGoogle Workspace管理者へ問い合わせてください。
Q6 Gemini Notebookの無料版を使うのにクレジットカードは必要ですか? 料金
いいえ、無料版Standardを始めるために、有料プランの契約や支払い方法の登録は必要ありません。対応地域と年齢条件を満たすGoogleアカウントで、無料登録できます。
Google AIプランの無料体験を選んだ場合は、Standardの利用とは別に支払い方法や自動更新条件の確認が必要です。無料版だけを試すなら、有料トライアルを開始する必要はありません。
Q7 ソース上限を超えたらノートブックを分ければよいですか? 上限
ノートブックを分ければソース自体は追加できますが、複数のノートブックを同時に参照して1つのチャットで比較することはできません。Gemini Notebookでは、各ノートブックが独立して機能します。
同じ質問で横断したい資料は、できるだけ1冊にまとめます。保管だけが目的なら分割できますが、51件以上の資料を同時に比較したい場合はPlus以上を検討する理由になります。
Q8 スマホアプリでもPC版と同じ機能を使えますか? 端末
いいえ、同じプランでもGemini Notebookのモバイルアプリでは、一部の機能や追加できるソース形式がPC版より制限される場合があります。スマホでボタンが表示されないことだけを理由に、プラン対象外とは判断できません。
機能が見つからない場合はPCのWeb版でも確認してください。スマホ中心で使う場合は、スマホ版とPC版の違いを確認する手順も参照できます。
Q9 Google One AI PremiumやNotebookLM Plusは現在どのプランですか? 料金
Google One AI PremiumはGoogle AI Proの旧称です。一方、NotebookLM Plusは2024年に導入された当時の有料版名称で、現在のGoogle AI Plusと同一仕様ではありません。現在の個人向けGemini Notebookは、Standard・Plus・Pro・Ultraの区分で上限が設定されています。
古い記事に「NotebookLM Plus」「Google One AI Premium」「2TB」と書かれている場合は、現在の名称や上限へそのまま置き換えず、記事の確認日を見てください。本記事では、現在の公式上限表と日本向け料金画面を基準にしています(2026年7月20日確認)。
Q10 Gemini Notebookの有料特典は家族と共有できますか? アカウント
Google AIプランはファミリー共有できますが、Googleは共有対象を「一部のAI特典」と案内しているため、Gemini Notebookの全特典が全員へ同条件で付くとは断定できません。Google Oneの日本向けページでは、最大5人とプランを共有できると案内されています。
共有後は、家族側のGemini Notebookを開き、プロフィール画像の横にPlus・Pro・Ultraのバッジが表示されるか確認してください。プランのアップグレードやダウングレードができるのは管理者だけです。
まとめ|上限で困ってから有料プランを検討する
Gemini Notebookは、まず無料のStandardを使い、上限が足りない場合だけ有料プランを比較するのが基本です。NotebookLMから名称が変わったこと自体に、追加料金はかかりません。
有料プランを選ぶときは、ノートブック数・1冊あたりのソース数・チャット回数・生成回数のうち、不足する項目を特定します。その必要量をすべて満たす、最も低いプランを選んでください。
上位プランへ変更しても、すべての上限が同じ割合で増えるわけではありません。本記事は各上限への到達を実測したものではなく、Google公式の上限表、日本向け料金画面、筆者のGoogle AI Pro利用環境で確認した内容を基準にしています。
無料版から試す場合は、Gemini Notebookの基本操作ガイドを確認してください。契約前には、Google Oneの日本向け料金画面とGemini Notebook公式の上限表を再確認します。
引用元・参考資料
本記事は、GoogleおよびSchema.orgが公開している公式情報をもとに作成しています。料金・利用上限・対応機能は変更される可能性があるため、契約前に各公式ページもご確認ください。
基本情報(製品・改称) 公式 1件
料金・プラン情報 公式 2件
利用上限・機能ヘルプ 公式 2件
Workspace・Education(アカウント条件) 公式 1件
モバイル対応 公式 1件
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料金と利用上限を確認したら、まずは無料版で実際の使い方を試してみましょう。2本目以降は、現在抱えている疑問に合う記事から読んでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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