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Gemini Notebook(旧NotebookLM)のヘルプ「Create a notebook in Gemini Notebook」「Use public notebooks」「Learn about Gemini Notebook’s plans」と、Google Workspace 管理者ヘルプで確認しています。有料プランの機能という点は、9to5Googleの報道によります(確認日:2026年11月2日 日本時間)。
NotebookLMの「チャットのみ」共有(Chat View)は、資料(ソース)を相手に渡さない方法ではありません。Googleのヘルプは、Chat Viewは資料を隠して画面を見やすくするだけで、閲覧者のアクセス権を完全には取り消さないと書いています。閲覧者は、チャット画面の外から隠れた資料にたどり着ける場合があります。渡せない資料は、共有するノートに入れないのが確実です。
- 共有するノートの[ソース](Sources)を開き、相手に渡してよい資料だけか確かめます。
- 渡せない資料があるなら、共有用のノートを別に作り、渡してよい資料だけを入れます。
- すでに共有していたら、[共有](Share)で相手と公開設定を見直します。
NotebookLMは2026年7月16日にGemini Notebookへ名前が変わりました(Googleの発表。名称変更の記事)。今のヘルプでは、「チャットのみ」の共有は「チャットビュー」(英語版ではChat View)と呼ばれています。ボタン名は日本語版ヘルプ(機械翻訳)の表記で、実際の画面とは違う場合があるため、英語の表記も併記しています。この記事では、検索で使われることの多い「NotebookLM」も併記します。
ノートの作り方や機能全体はNotebookLMの使い方完全ガイドの「共有とデータ管理」で説明しています。ここでは「資料を見せずに共有できるか」の判断に絞ります。
こんな人におすすめ
- 教材や社内FAQを、元の資料を渡さずに配りたい人
- 「チャットのみ」で共有したノートの資料が見られないか心配な人
- 共有したノートを見直したい人
- ☑ Chat Viewは資料を隠すだけで、アクセス権は残ると分かっている
- ☑ 共有するノートの資料(ソース)が、すべて相手に渡してよいものか確かめた
- ☑ 渡せない資料があるなら、共有用のノートを別に作った
- ☑ [リンクを知っている全員](Anyone with a link)で公開していないか、[共有]の横の地球のアイコンで確かめた
- ☑ 「コピーを許可」をオフにしても、内容のコピーは防げないと分かっている
- ☑ 会社や学校のアカウントなら、組織の共有ルールを確かめた
Gemini Notebook ヘルプ「Create a notebook in Gemini Notebook」「Use public notebooks and featured notebooks」をもとにしたリストです。
01「チャットのみ」共有でもソースは見られる場合がある
Googleのヘルプに書かれていること
ノートを共有するときは、[共有](Share)で相手のメールアドレスに閲覧者(Viewer)か編集者(Editor)の権限を付けます。リンクをコピーするときに[チャットビューへのリンクをコピー](Copy link to chat view)を選ぶと、チャットの画面だけを開くリンクになります。
ただし、Googleのヘルプはこの機能について、次のように注意しています。
- 閲覧者は、資料(ソース)や生成物にアクセスできる場合がある
- Chat Viewは、集中して使えるよう資料を隠すもので、ノートの中身への閲覧者のアクセス権を完全には取り消さない
- 閲覧者は、既定のチャット画面の外から、隠れた資料にたどり着ける場合がある
見せる画面と、渡す権限は別
Chat Viewは、部屋のカーテンを閉めるようなものです。中は見えにくくなりますが、鍵をかけたわけではありません。共有したノートに入れた資料は、相手が見られるものとして考えます。
「チャットのみ」を選べる条件
Googleのプランの比較表では、「Advanced Sharing(高度な共有)」は有料プランの利用者向けとされています。2025年6月3日の9to5Googleの記事は、「チャットのみ」の共有を、当時の有料プランの利用者向けの機能として紹介しています(記事では「Pro(以前のPlus)」と表記)。Googleのヘルプには、高度な共有に何が含まれるかまでは書かれていません。どのプランで使えるかは、自分の共有画面に選択肢が出るかで確かめます。会社や学校のアカウントでは、組織の外への共有を管理者が止めていることもあります。
出典:Gemini Notebook ヘルプ「Create a notebook in Gemini Notebook」、Gemini Notebook ヘルプ「Use public notebooks and featured notebooks」、Gemini Notebook ヘルプ「Learn about Gemini Notebook’s plans」
02閲覧者・編集者・公開リンクで見られる範囲
| 共有の方法 | 相手 | 見られるもの・できること |
|---|---|---|
| 閲覧者(Viewer) | 招待したメールアドレスの人 | 共有した資料(ソース)とメモを原則として読める(読み取りのみ)。Play Booksの電子書籍には下記の制限がある |
| 編集者(Editor) | 招待したメールアドレスの人 | 資料とメモを見る・追加・削除し、ほかの人にも共有できる |
| 公開:[リンクを知っている全員](Anyone with a link) | リンクを知っていて、Googleアカウントにログインした人 | 質問したり、所有者・編集者が作った生成物を見たりできる。チャットビューのリンクでも、資料にたどり着ける場合がある |
| 公開ノートの生成物のリンク | リンクを知っている人(ログイン不要) | スライドや音声解説、レポートなどの生成物 |
Play Booksの電子書籍を資料に使う場合、相手が同じ電子書籍を購入していなければ元の電子書籍を閲覧・利用できず、生成物の閲覧・利用にも購入が必要な場合があります。また、その電子書籍から作成した生成物があるノートは一般公開できません。詳しくはGoogleの共有制限を確認してください。
個人のGmailのアカウントでは、最大50人と共有でき、Googleグループとは共有できません。
チャットの履歴は自分だけ、回答には資料の内容が出る
ヘルプによると、チャットの履歴は保存され、自分だけに表示されます。一方で、チャットの回答はノートの資料をもとに作られます。相手が質問すれば、回答の中に資料の内容が出てくることがあります。AIへの指示で「この資料の中身は答えない」と書いても、アクセス制限の代わりにはなりません。
Geminiアプリでのチャットをノートに含めた場合の扱いは、公式の説明が一致していない部分があります。NotebookLMの使い方完全ガイドの「共有とデータ管理」で整理しています。
出典:Gemini Notebook ヘルプ「Create a notebook in Gemini Notebook」、Gemini Notebook ヘルプ「Use public notebooks and featured notebooks」、Gemini Notebook ヘルプ「Use chat in Gemini Notebook」
03資料を渡せないときは共有用のノートを分ける
配布してよい資料だけを選ぶ
たとえば、受講生向けのFAQノートを作る場合を考えます(架空の例です)。
| 区分 | 資料の例 |
|---|---|
| 入れてよい | 手続きの案内、公開済みの日程、配布済みのテキスト |
| 入れない | 受講生の連絡先、講師の内部評価、まだ公表していない契約の情報 |
今あるノートを丸ごとコピーすると、資料とStudioの生成物が複製されます。チャットの履歴とメモは複製されません。資料を削っても、その資料から作ったレポートや音声解説が残ることがあるため、新しいノートに渡してよい資料だけを追加するほうが確実です。
回答や成果物だけを渡す
目的が要約1枚の配布なら、ノートを共有しなくても済みます。レポートは、その他メニューの[Google ドキュメントにエクスポート](Export to Docs)で書き出せます。ヘルプによると、ノートの共有の権限は書き出したファイルには引き継がれません。ドキュメントはドキュメントとして、共有の範囲を別に設定します。渡す前に、本文や引用に渡せない情報が残っていないかも読み直します。
ドキュメントの共有の範囲は、Googleドライブの共有設定の記事で確認できます。
「コピーを許可」をオフにしても、内容は持ち出せる
[共有](Share)の[コピーを許可](Allow copies)をオフにすると、相手はノートそのものを複製できなくなります。ただし、ヘルプは、アクセスできる内容はコピーできるとしています。コピーを許可した場合は、相手は資料と生成物を含めてノートを複製できます(チャットの履歴とメモは複製されません)。
出典:Gemini Notebook ヘルプ「Create a notebook in Gemini Notebook」
04すでに共有してしまったら
公開リンクを止める
公開しているノートは、[共有](Share)の横に地球のアイコンが出ます。止めるときは次の手順です。
- 所有者か編集者として、公開しているノートを開きます。
- 右上の[共有](Share)を選びます。
- ノートブックへのアクセスを[制限付き](Restricted)に戻します。
止めると、これまでのリンクから新しく開くことはできなくなり、以前に開いた人の共有ノートの一覧からも消えます。ノートを削除した場合も、公開リンクは使えなくなります。
招待した相手を見直す
[共有](Share)で、招待した相手と権限(閲覧者・編集者)を確かめ、不要な相手の共有を止めます。ヘルプには相手を外す操作の細かい説明がないため、ボタンの名前は画面で確かめてください。
持ち出された分は戻らない
共有を止めても、相手がすでにコピーした内容や、書き出したファイルは消せません。仕事の資料なら、誰にどの範囲を共有したか分かっている事実を、管理者に報告します。会社や学校のアカウントでは、組織の外への共有や公開を管理者が設定で制限できます。
出典:Gemini Notebook ヘルプ「Use public notebooks and featured notebooks」、Google Workspace 管理者ヘルプ「Manage Gemini Notebook sharing settings」
05よくある質問
Chat Viewなら、ソースは絶対に見られませんか?
見られる場合があります。Googleのヘルプは、Chat Viewは資料を隠すだけで、閲覧者のアクセス権を完全には取り消さないとしています。
閲覧者は編集できないので、持ち出せませんか?
持ち出せます。閲覧者は資料を読めます。「コピーを許可」をオフにしても、見られる内容のコピーは防げません。
自分のチャットの履歴は相手に見えますか?
ヘルプでは、チャットの履歴は自分だけに表示されるとされています。ただし、相手が質問すれば、同じ資料をもとにした回答が出ます。
公開ノートと生成物のリンクは、同じ条件で見られますか?
違います。公開ノートを開くにはGoogleアカウントへのログインが必要ですが、公開ノートの生成物のリンクはログインしなくても見られます。
06まとめ:渡せない資料は共有するノートに入れない
- 「チャットのみ」(Chat View)は資料を隠す表示で、アクセス権は残る。
- 閲覧者は共有した資料を原則として読める。Play Booksの電子書籍には例外があり、回答にも資料の内容が出る。
- 渡せない資料があるなら、共有用のノートを別に作るか、成果物だけを渡す。
- 共有済みなら[共有]で相手と公開設定を見直し、公開は[制限付き]に戻す。
更新履歴:2026年10月27日 初版(2026年10月27日時点の公式情報)。2026年11月2日 公式情報を再確認し、Play Booksの共有制限とノート複製時のメモの扱いを補足。
参考 引用元・公式情報
確認日:2026年11月2日(日本時間)
- Gemini Notebook ヘルプ「Create a notebook in Gemini Notebook」
閲覧者・編集者の権限、[チャットビューへのリンクをコピー]、チャットビューの注意、50人の上限、公開・生成物の共有、ノートのコピー、[コピーを許可]、[Google ドキュメントにエクスポート] - Gemini Notebook ヘルプ「Use public notebooks and featured notebooks」
公開の手順、チャットビュー、公開ノートでできること、地球のアイコン、[制限付き]への戻し方 - Gemini Notebook ヘルプ「Use chat in Gemini Notebook」
チャットの履歴が自分だけに表示されること - Gemini Notebook ヘルプ「Learn about Gemini Notebook’s plans」
Advanced Sharingが有料プラン向けであること - Google Workspace 管理者ヘルプ「Manage Gemini Notebook sharing settings」
組織の外への共有と公開の管理者設定 - 9to5Google(2025年6月3日 現地時間)
「チャットのみ」の共有を当時の有料プランの利用者向けの機能として紹介した記事
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