作業をまとめる。文脈を引き継ぐ。複数モデルで照合する。
Perplexity Projectsは継続作業をまとめる場所、BrainはComputerへ作業文脈を渡すメモリ、Model Councilは複数モデルの回答を統合する機能です。
3機能は上位・下位の関係でも、同じ用途の代替機能でもありません。本記事では役割、対象プラン、利用経路、料金の考え方、向かない条件まで分け、自分に必要な機能を選べる形に整理します。
こんな人におすすめ
- Projects・Brain・Model Councilの違いを短時間で整理したい人
- Maxが必要な機能と、Computerクレジットで使う機能を区別したい人
- Brainの記憶設定や、API PortalのProjectとの混同を避けたい人
30秒で分かる結論
同じ仕事へ戻るならProjects、Computerに過去の文脈を引き継がせるならBrain、モデル間の一致点と相違点を判断材料にするならModel Councilを選びます。どれにも当てはまらない単発検索では、通常のSearchから始めれば十分です。
会話・タスク・ファイル
Projects
戻れる継続作業にまとめる
過去の作業文脈
Brain
Computer Memoryへつなぐ
複数モデルの回答
Model Council
一致・相違・固有論点を統合する
情報確認と判断方針
- 記事の状態
- 公式情報の最終確認
本記事は公式一次情報をもとに構成しています。変わりやすい情報には確認日を付記しています。公式ヘルプ、プラン情報、変更履歴、APIドキュメントの記載を横断して整理した記事です。
公式事実と筆者の判断を分け、不要になりやすい条件や、公式に明記されていない点まで示します。
Perplexity Projects・Brain・Model Councilの違いは?【30秒結論】
Perplexity Projects・Brain・Model Councilは、保存する対象と起動する場所が異なる3機能であり、目的に合わせて個別に選びます。
Projectsは作業を継続するための入れ物、BrainはComputerが参照する記憶、Model Councilは複数モデルの見解を照合する調査手段です。3つを一括で有効にする必要はなく、「あとで同じ作業へ戻るか」「Computerに文脈を持たせるか」「モデル差を確認するか」の順に判断すると迷いにくくなります。
最初に選択判断表を示します。「不要になりやすい条件」は公式仕様ではなく、公式の役割と利用条件をもとにした筆者の判断です。
表は横にスクロールできます。
| 機能 | 公式上の役割 | 残るもの・得られるもの | 選ぶ条件 | 不要になりやすい条件 (筆者の判断) |
主な利用条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| Projects | Searchの会話、Computerのタスク、ファイル、カスタム指示などをまとめる継続的なワークスペース | プロジェクト単位の履歴、ファイル、共有設定、組み立てられた文脈 | 同じテーマの資料と作業履歴へ何度も戻りたい | 一度きりの簡単な検索で、資料や履歴をまとめる必要がない | 完全なプラン別・アプリ別対応表は公式ページで確認できず。アカウント画面を確認 |
| Brain | Computerの作業から人物、ファイル、プロジェクト、修正などの文脈を学び、Computer Memoryへ記録 | 出典をたどれ、利用者が編集・削除できるメモリ項目 | Computerに過去の作業文脈を引き継がせたい | Computerを使わない、または新しい記憶を書き込ませたくない | Max/Enterprise Max向けResearch Previewとして段階提供。プレビュー中は無料 |
| Model Council | 同じ質問を複数モデルへ送り、一致点、相違点、各モデル固有の論点を統合 | 統合回答と、利用経路に応じた各モデルのレポート | 1モデルの回答だけでなく、見解の違いそのものを判断材料にしたい | 単純な事実確認で、月間枠やComputerクレジットを追加消費する理由がない | Web/iOSはMax系、Computerはすべての有料プラン。経路ごとに上限の数え方が異なる |
3機能はPerplexityのどこに位置する?
Perplexity Projectsは作業の入れ物、BrainはComputer専用の記憶、Model Councilは回答を比較・統合する調査機能です。
名称だけを見ると似た高度機能に見えますが、扱う対象が違います。ProjectsとBrainは継続性に関係し、Model Councilはその場の調査方法に関係します。
Projectsは会話・タスク・ファイルを戻れる形でまとめる
Projectsは、Searchの会話、Computerのタスク、ファイル、カスタム指示、接続ツールなどを継続して扱う共有可能なワークスペースです。初期状態はRestrictedで、Owner、Can edit、Can viewという役割によって共有範囲を管理できます(2026年9月確認)。PerplexityのProjects公式ヘルプ
Projectsは以前のSpacesを発展させた機能で、既存のSpacesはProjectsへ自動移行したと公式変更履歴に記載されています。古い記事や画面案内に「Spaces」と書かれていても、現在のProjectsと別サービスだとは限りません。Perplexity公式変更履歴「Shared Workspaces」
BrainはComputerの作業文脈をMemoryへ書き込む
Brainは、Perplexity Computerがセッション、コネクター、成果物、利用者の修正などから作業文脈を組み立て、Computer Memoryへ書き込む機能です。メモリ項目は情報源を確認でき、利用者が編集または削除できます。PerplexityのBrain公式ヘルプ
Brain自体がタスクを実行したり、メッセージを送信したりするわけではありません。BrainはComputerの行動主体ではなく、次の作業で参照できる文脈を整える記憶層として捉えると、役割を誤解しにくくなります。
Model Councilは同じ質問を複数モデルで照合する
Model Councilは、同じ質問を複数のAIモデルへ送り、一致点、相違点、各モデルだけが示した論点を1つの回答へ統合する機能です。Model Councilという単独のAIモデルが存在するわけではありません。PerplexityのModel Council公式ヘルプ
Projectsのように作業全体を保管する機能でも、BrainのようにComputerの記憶を増やす機能でもありません。役割はあくまで、その質問に対する複数モデルの見解を比較・統合することです。
どのプラン・端末なら利用できる?
Perplexity BrainとModel Councilは、2026年9月時点でプランだけでなく、Web・iOS・Computerのどこから使うかによって利用条件が変わります。
特にModel Councilは、Web/iOS版とComputer版でモデル数と利用枠の数え方が異なります。Projectsについては、全プランと全アプリを横断した完全な対応表を公式ページで確認できないため、利用可否を一律には断定しません。
表は横にスクロールできます。
| 機能・経路 | 対象プラン | 対応環境 | モデル数・利用枠 | 判断時の注意 |
|---|---|---|---|---|
| Projects | 完全なプラン別対応表を公式で確認できず | 公式ヘルプはProjectsの作成・共有・ファイル機能を案内。全アプリ横断の対応表は未確認 | Project数の正確な共通上限は公式に明記されていない | 現在のアカウント画面を利用可否の最終確認先にする |
| Brain | Max/Enterprise Max | Perplexity Computer | Research Previewとして段階提供。プレビュー中は無料 | 対象プランでも表示時期が異なる可能性があり、終了後の料金は公式に明記されていない |
| Model Council Web/iOS |
Max/Enterprise Max | Web、iOSアプリのバージョン26.16.0以降 | 常に3モデルで統合回答を作成。月間Councilクエリ枠を使用 | 月間クエリ数の正確な値は公式ヘルプに明記されていない |
| Model Council Computer |
すべての有料プラン | Perplexity Computerのスキル | 2〜8モデル。月間Council枠ではなくComputerクレジットを使用 | モデル数を増やすほどクレジット使用量が増える。1回あたりの固定値は未公表 |
BrainはMax系のResearch Previewとして段階提供される
Brainは2026年9月時点で、Computerを利用するMax/Enterprise MaxユーザーへのResearch Previewとして段階提供されています。対象プランであっても、すべてのアカウントへ同時に表示されるとは限りません。PerplexityのBrain提供条件
Brain公式ヘルプはプレビュー中の利用を無料と説明する一方、Projects公式ヘルプにはBrain実行の費用をProject作成者へ請求する旨の記載があります。プレビュー終了後の価格、請求開始時期、1回あたりの金額は公式に明記されていないため、本記事では将来の費用を推定しません。
Model Councilは利用経路で対象プランが変わる
Model Councilは、Web/iOSではMaxとEnterprise Max、Computerではすべての有料プランが対象です(2026年9月確認)。Free、Pro、Education Pro、Enterprise ProはWeb/iOS版の対象ではありませんが、有料プランならComputerのスキルとして使う経路があります。PerplexityのModel Council対象プラン
Web/iOS版は3モデルと月間Councilクエリ枠、Computer版は2〜8モデルとComputerクレジットという違いがあります。Androidアプリとデスクトップアプリでは、独立した検索モードとしてのModel Councilは公式に案内されていません(2026年9月確認)。
料金は契約料とComputerクレジットを分ける
Perplexityのサブスクリプション料金と、ComputerでModel Councilを動かすクレジットは別の判断項目です。Web/iOS版Councilは対象サブスクリプション内の月間枠を使い、Computer版Councilは選んだモデル数などに応じてクレジットを消費します。
表は横にスクロールできます。
| プラン | 公式Web掲載価格 | Brain | Council Web/iOS |
Council Computer |
Computerクレジット |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 月間割当なし |
| Pro | $20/月 $200/年 |
対象外 | 対象外 | 対象 | 月間割当なし 一回限り4,000クレジット、30日で失効 |
| Max | $200/月 $2,000/年 |
Research Preview | 対象 | 対象 | 10,000/月 一回限り35,000クレジット、30日で失効 |
| Education Pro | $10/月 認証条件あり |
対象外 | 対象外 | 対象 「すべての有料プラン」の条件による |
個別の月間割当を公式クレジットページで確認できず |
| Enterprise Pro | $40/月/席 $400/年/席 |
対象外 | 対象外 | 対象 | 500/月 一回限り8,000クレジット |
| Enterprise Max | $325/月/席 $3,250/年/席 |
Research Preview | 対象 | 対象 | 15,000/月 一回限り40,000クレジット |
Computer版Councilの固定料金は公表されていません
公式ヘルプでは、2026年9月時点の換算として100クレジット=$1が案内されています。ただし、Model Council 1回あたりの固定クレジット数は明記されておらず、選択モデル数を増やすと使用量も増えます。正確な消費量は実行前後に表示されるアカウント情報を確認してください。
既定3モデルと選択候補は固定されていない
Web/iOS版Model Councilの既定構成は、2026年9月確認時点でGPT-5.6 Sol Thinking、Claude Opus 5 Thinking、Gemini 3.1 Pro Thinkingです。Perplexityの2026年7月の公式変更履歴に示された構成であり、将来も固定されるとは限りません。Perplexity公式変更履歴のModel Council項目
一般向けPro/Maxのモデル選択候補として、Sonar 2、GPT-5.6 Terra、GPT-5.6 Sol、Gemini 3.1 Pro、Claude Sonnet 5、Claude Opus 5、Kimi K3、GLM 5.2、Grok 4.5、Nemotron 3 Ultraが公式ヘルプに掲載されています(2026年9月確認)。GPT-5.6 SolとClaude Opus 5はMax限定で、EnterpriseではKimi K3とGLM 5.2が候補から除かれます。地域、段階展開、プラン、管理者設定、データ保持条件で差が出るため、実際のモデルセレクターを最終確認先にしてください。Perplexity公式の選択可能モデル一覧
2026年2月の発表ではClaude Opus 4.6、GPT-5.2、Gemini 3.0、2026年3月のComputer版発表ではGPT-5.4、Claude Opus 4.6、Gemini 3.1 Proが例示されていました。これらは当時の構成であり、現在の既定モデルを示す情報ではありません。Model Council公開時の公式発表、Computer版Council公開時の公式変更履歴
3機能はどこから設定・開始する?
Perplexity Projects・Brain・Model Councilは入口が別であり、同じ設定画面に並ぶ3機能ではありません。
Projectsは作業場所を作り、Brainは記憶設定を制御し、Model Councilは調査方法として選択します。操作名は公式日本語ヘルプで確認できた表記を使い、表示されない場合はプラン、アプリのバージョン、段階提供を先に確認します。
Projectsは左パネルから作成する
Projectsは、Perplexityの左パネルから「+ 新しいプロジェクト」を選んで作成します。通常の新規検索とは別に、継続して使う作業単位を先に作る流れです。Projectsの作成方法を示す公式ヘルプ
- 「+ 新しいプロジェクト」を選ぶ単発検索ではなく、戻って使う作業場所を作成します。
- 目的と指示を設定するタイトル、説明、カスタム指示を、今後の作業で再利用できる粒度にします。
- 会話・タスク・ファイルを集約する同じ目的に関係する情報だけをProjectへまとめます。
- 共有範囲を確認する共同利用する場合はOwner、Can edit、Can viewの役割を確認します。
BrainはMemory設定で制御する
Brainは「設定 → Memory設定 → Brain」から新しい書き込みを制御します。Brainをオフにすると新しい記憶の作成は止まりますが、既存のメモリを削除する操作とは別です。Brainの設定と削除に関する公式ヘルプ
- 「設定」を開くComputerのタスク画面ではなく、アカウントの設定へ進みます。
- 「Memory設定」からBrainを確認する新しいメモリを書き込ませるかを切り替えます。
- 既存のメモリを必要に応じて管理する出典を確認し、不要な項目は編集または削除します。
- 記憶させない作業はIncognitoを使うBrainはIncognitoの作業を記憶対象から除外します。
Model Councilは検索メニューかComputerから実行する
Model Councilは、Web/iOSでは「検索 → Model Council」、ComputerではCouncilスキルから実行します。入口が違うと、3モデルの月間クエリ枠と、2〜8モデルのComputerクレジット制も切り替わります。Model Councilの開始経路を示す公式ヘルプ
- 利用経路を決めるWeb/iOSの月間Council枠か、Computerクレジットを使う経路かを先に選びます。
- Model Councilを選択するWeb/iOSは検索メニュー、Computerはスキルから選びます。
- 比較する価値がある問いを入力する選択肢の比較や、論点が分かれやすい調査に絞ります。
- 統合回答と個別レポートを区別して読む一致した点だけでなく、相違点と固有論点を判断材料にします。
目的別にどれを選べばいい?
Perplexityの3機能は併用できますが、単発検索・継続作業・Computerの文脈利用・複数モデル比較のどれが必要かで最小構成を選べます。
単発の簡単な検索なら通常のSearchで足りる
一度答えを確認すれば終わる質問で、ファイルや作業履歴を残す必要がなければ、通常のSearchで足ります。Projectsを作る整理コスト、Brainへ文脈を残す意味、Model Councilで複数モデルを呼び出す理由のいずれも生じないためです。
無料プランで足りるかを判断するときも、最初に「3機能が必要か」ではなく「通常のSearchで目的を完了できるか」を確認するのが合理的です。高度機能を使わないことも、明確な選択肢です。
資料と履歴を残す仕事にはProjectsを選ぶ
同じテーマを数日以上扱い、会話、Computerのタスク、ファイル、指示へ戻る可能性があるならProjectsを選びます。仕事、学習、旅行計画など、情報が増えるほどProject単位の整理が効きます。
一方、再訪しない検索や、共有もファイル管理も不要な作業では、Projectを新設しても管理対象が増えるだけです。「後日同じ文脈へ戻るか」をProjectsの採用条件にします。
過去の作業文脈が必要な場合にBrainを有効にする
Computerに人物、ファイル、プロジェクト、過去の修正を継続的に踏まえてほしい場合にBrainを有効にします。毎回同じ前提を説明する負担を減らせる可能性がある一方、Brainを使わないSearch中心の利用では優先度が下がります。
文脈を残したくない作業が多い人は、Brainを常時有効にする前に、設定のオフ、既存メモリの削除、Incognitoの使い分けを確認してください。記憶の利便性と、残す情報の管理を同じ判断に含めます。
モデル間の相違が判断材料になるときだけModel Councilを使う
複数案の比較、評価軸が分かれるテーマ、1モデルだけでは見落としが心配な調査ではModel Councilが候補になります。統合回答だけを見るのではなく、どこでモデルの見解が分かれたかを読むことに価値があります。
単純な用語確認や、すぐ終わる事実検索では、月間Council枠やComputerクレジットを使う優先度は低いと筆者は判断します。モデル数を増やすこと自体を目的にせず、相違点を意思決定へ使える問いに限定します。
契約・データ管理で見落としやすい注意点
Perplexityの3機能で誤解しやすいのは、BrainとAI Data Retention、Councilの月間枠とComputerクレジット、API PortalのProjectがそれぞれ別管理である点です。
名前や画面が近くても、設定を1つ変えればすべてが連動するわけではありません。契約前は利用枠、利用後は記憶とデータ利用、開発時はAPIの課金単位を分けて確認します。
Brainの停止とAI Data Retentionの停止は別
Brainをオフにする操作は新しいComputer Memoryへの書き込みを止める設定であり、AI Data Retentionを変更する操作ではありません。既存のBrainメモリも自動で一括削除されるとは公式に記載されておらず、不要な項目は利用者が編集または削除します。Brainの記憶管理に関する公式ヘルプ
Free、Pro、MaxのAI Data Retentionは初期状態で有効で、将来のデータ利用は設定からオプトアウトできます(2026年9月確認)。Enterpriseのデータは学習へ使用されず、第三者モデル提供者もPerplexity経由のデータを保持・学習利用しない契約だと公式ヘルプに記載されています。Perplexity公式のデータ収集方針、Enterpriseのデータ保持・プライバシー公式説明、第三者モデル提供者のデータ利用に関する公式説明
BrainはIncognitoで行った作業を記憶しません。記憶させたくない個別作業にはIncognito、今後のBrain書き込み全体を止める場合にはBrain設定、将来の学習利用を止める場合にはAI Data Retentionを選びます。
月間Council枠とComputerクレジットを混同しない
Web/iOS版のModel Councilは月間Councilクエリ枠を使い、Computer版はComputerクレジットを使います。Web/iOS版の正確な月間回数と、Computer版1回あたりの固定クレジット数は公式に明記されていません(2026年9月確認)。Model Councilの利用枠に関する公式ヘルプ
そのため、「MaxならModel Councilを無制限に使える」「Computerでは毎回同じクレジット数になる」とは断定できません。利用経路を決めた後で、アカウントに表示される残り枠またはクレジット残高を確認してください。
モデルの一致を正解保証とみなさない
Model Councilで複数モデルが一致しても、その回答が正しいと保証されるわけではありません。公式は一致点・相違点・固有論点を統合する機能だと説明していますが、正確性が一定割合向上するという公式ベンチマークや保証は確認できません。
「複数モデルの一致は見落としを減らす参考材料になるが、出典確認の代わりにはならない」というのが筆者の判断です。重要な判断では、統合回答の引用元、元資料の日付、モデル間で食い違った箇所を個別に確認します。
API PortalのProjectは別の管理単位
Perplexity API PortalのProjectは、APIキー、メンバー、利用状況、請求をまとめる開発者向け管理単位であり、一般向けのProjectsとは別です。API PortalでProjectを作成しても、Searchの会話やComputerのタスクをまとめる一般向けProjectsが作られるわけではありません。Perplexity APIのProjects公式ドキュメント
一般向けサブスクリプションとAPIの従量課金、ComputerクレジットとAPIクレジットも別管理です。APIドキュメントにはRouter、Agent、Search、Embeddingsの料金区分が掲載されていますが、BrainまたはModel Councilと同名のAPIは公式ドキュメントで確認できません(2026年9月確認)。これは「APIから利用できない」と断定する意味ではなく、同名APIが公式に文書化されていないという範囲の確認です。Perplexity APIの支払いと請求、Perplexity API公式料金ページ
表は横にスクロールできます。
| 誤解しやすい考え方 | 正しい区別 | 取る行動 |
|---|---|---|
| Brainをオフにすれば学習利用も止まる | BrainとAI Data Retentionは別設定 | 記憶とデータ利用をそれぞれ確認する |
| Councilの利用枠はどこから使っても同じ | Web/iOSは月間Council枠、Computerはクレジット | 先に利用経路を決めて残量を確認する |
| 複数モデルが一致すれば正解 | 一致は比較結果であり、正解保証ではない | 引用元と相違点を確認する |
| API Projectと一般向けProjectsは同じ | APIの請求・キー管理と、作業ワークスペースは別 | 利用画面と課金単位を分ける |
Projects・Brain・Model Councilのよくある質問
Perplexity Projects・Brain・Model CouncilのFAQでは、削除、併用、API、日本語対応について、契約・設定前に残りやすい疑問へ直接回答します。
提供状況や画面表記は変わる可能性があるため、変動する項目には2026年9月の確認時点を付けています。
Brainをオフにすると既存の記憶も削除されますか?
Brainをオフにしても既存メモリが自動削除されるとは公式に明記されておらず、停止するのは新しい書き込みです。
既存項目を消したい場合は、Computer Memoryで内容と出典を確認し、個別に編集または削除します。AI Data Retentionの設定も別に確認してください。Brain公式ヘルプ
Projects・Brain・Model Councilは3つ同時に必要ですか?
Projects・Brain・Model Councilは3つ同時に使う必要はなく、継続作業・Computerの記憶・複数モデル比較のうち必要な役割だけを選べます。
例えば、資料をまとめて同じ調査へ戻るだけならProjects、Computerへ過去の文脈を持たせたいときだけBrain、モデル差が判断に必要な問いだけModel Councilという分け方ができます。
Model CouncilをAPIから利用できますか?
Model Councilと同名のAPIは、2026年9月確認時点のPerplexity API公式ドキュメントで確認できません。
APIにはRouter、Agent、Search、Embeddingsなどが掲載されていますが、一般向け機能と同じ挙動を持つModel Council APIだとは扱えません。「提供されていない」と断定せず、公式APIドキュメントに同名機能が文書化されていないものとして扱います。Perplexity API公式クイックスタート
日本語ですべての機能を利用できますか?
Projects・Brain・Model Councilには日本語の公式ヘルプと画面表記がありますが、全機能・全地域・全アプリで同一の日本語対応が保証されているとは確認できません。
公式日本語ヘルプでは「プロジェクト」「+ 新しいプロジェクト」「検索 → Model Council」「設定 → Memory設定 → Brain」などの表記を確認できます(2026年9月確認)。実際の表示はプラン、地域、アプリのバージョン、段階提供で異なる可能性があるため、アカウント内の表示を最終確認してください。
まとめ|作業を残すか、記憶させるか、複数モデルで比べるか
Perplexity Projectsは作業の器、BrainはComputerの記憶、Model Councilは複数モデルの比較・統合として選べば、3機能を混同しません。
今取る行動は、現在の目的を1つ決めることです。同じ作業へ戻るならProjects、Computerへ文脈を引き継ぐならBrain、モデル間の違いを判断材料にするならModel Councilを選び、該当しなければ通常のSearchから始めます。
BrainのResearch Preview終了、Model Councilの対象プラン・月間上限・既定モデル、Computerクレジットのいずれかが変更された場合は、この記事を再確認してください。
引用元・公式情報
- Perplexity公式「Projectsとは何ですか?」
- Perplexity公式「Brainとは何ですか?」
- Perplexity公式「Model Councilとは何ですか?」
- Perplexity公式変更履歴「Shared Workspaces, Personal Computer for Windows, and Model Council」
- Perplexity公式「What advanced AI models are included in my subscription?」
- Perplexity公式「Introducing Model Council」
- Perplexity公式変更履歴「What we shipped — March 6, 2026」
- Perplexity公式プラン比較
- Perplexity公式「Perplexity Max」
- Perplexity公式「Enterprise pricing and billing FAQ」
- Perplexity公式「How credits work on Perplexity」
- Perplexity公式「Data Collection at Perplexity」
- Perplexity公式「Data retention and privacy for Enterprise」
- Perplexity公式「Are third-party model providers training on my data?」
- Perplexity API公式「Projects」
- Perplexity公式「API payment and billing」
- Perplexity API公式料金ページ
- Perplexity API公式クイックスタート
コメント