この記事は、『Gemini×Google AI Studioでプロンプトの能力を飛躍的に高める!生成AIを「思考のパートナー」にする方法』の後編となります。まだ読んでいない方は、以下のリンクから読むことをおすすめします。生成AIを思考のパートナーとして活用するための方法が随所に散りばめられた、非常に学びが深い内容となっています。

「もう読んだよ」
「プロンプト入力に関する知識はあるから読まなくても大丈夫!」
このような人は、いきなり今回の記事を読み進めて問題ありません。
また「前編記事は読んでないけどこの記事だけ読みたいんだ」と思う人のために、「Google AI Studioの活用方法に関する記事」を共有します。Google AI Studioの使い方だけは学んでおきましょう。活用法をチェックすることで、活用できるようになります。非常にわかりやすくまとめました。

前編記事と同様、今回の記事も巷に溢れている内容とは一線を画しています。他の媒体では、まず学ぶことのできない内容です。しかし生成AIがますます進化するであろう未来を考えると、「理解しておかなければいけない内容」となっています。
生成AIを用いて思考力と創造力を覚醒して、自分の未来を自分自身で力強く創造する力を身につけることができます。この記事を読まなければ身につけることができません。
- ►この記事を読み始める前に
- ►前編記事と後編記事の違い
- ▶︎記事の構成と価格について
- ►Notionテンプレートについて
- ▶︎支払いに関して
- ►後編スタート! 常識を超える「31のプロンプト」で未来を創造する力を身につける
- ◼︎7.【失敗の再定義】挫折を力に変える新しいプロンプト思考法
- ◼︎8.【未来人からの暗号】色彩言語・時間・意識を解読せよ
- ◼︎9.【並行世界】多面的な自分と出会い、未知なる可能性を解き放つ
- ◼︎10.【思考実験】過去・現在・未来を繋ぐ!時間を超越したプロンプト3選
- ◼︎11.答えなき問いと向き合う!内なる声に耳を澄ます3つのプロンプト
- ◼︎12.「できない自分」は幻!? 矛盾を抱えたあなたの心を解き明かす6つのプロンプト
- ◼︎13.【常識の破壊】思考の牢獄を打ち破る!3つの新しいプロンプト
- ◼︎14.【潜在意識】を書き換える!静寂の中で「答え」を見つける3つのプロンプト
- ◼︎15.【未来戦略】AIと共存する社会を生き抜くための新発想プロンプト5選
- ►未来を創造する−ここからプロンプトのテンプレートをご覧いただけます
- ►まとめ
►この記事を読み始める前に
後編記事では、前編記事でつかんだ「思考の型」をさらに柔軟に活用していけるようにします。「未来予測」や「矛盾の活用」、「本質的な強みの発掘」など、より難易度の高いテーマを用いながら、生成AIを「思考のパートナー」にしていきます。
まずは学べること、読んでもらいたい人、達成できること、期待できる変化を共有します。以下の内容を読んで、読み進める必要があるかどうか判断してください。
◼︎学べること
・生成AIとの対話によって、未来予測や逆説、矛盾などの「簡単ではない問題」を整理し、具体的な解決策やアイデアへ落とし込む方法を身につけられる。
・「表面的な自分」と「深層の自分」を生成AIに問いかけ、意外な強みや可能性を掘り起こして自己ブランディングに活かすテクニックを学べる。
・生成AIを使いながら、あえて相反する要素を組み合わせ、強力なアイデアを生み出すプロセスを学ぶことができる。
・抽象度が高い問いにも対応できるプロンプト作成術を習得し、どんな発想でも「具体的な成果」に結びつけられるようになる。
・ただのタスク効率化で終わらせず、生成AIを活用しながら「自分らしい視点や思想」を形にしていく実践法を学べ、仕事、勉強、生活全般の質が根本から変えられるようになる。
◼︎読んでもらいたい人
・既存の情報収集の方法や常識に行き詰まり、「もっと広い視野や新しいアイデアがほしい」と感じている人
・具体的な成果やアウトプットに結びつける段階で止まっており、「もう一段レベルを上げたい」と思っている人
・単なるタスク効率化だけで終わらせず、思考そのものを拡張して「未来を創造する発想力」を得たいと思っている人
・「自分の強み」を生成AIを活用しながら再定義し、「社会でどう表現するか」を模索している人
・社会や仕事の変化に追われるのではなく、「自分から変化を作り出す楽しさ」を実感したい人
◼︎達成できること
・正攻法では見つからない打開策を、あえて矛盾や逆説を活用する思考法で引き出せるようになる。
・生成AIと対話をしつつ、自分の内面を棚卸しして、他人とは違う「本当の強み」を言語化できるようになる。
・「もし別の世界線があれば?」という設定を具現化させながら発想に転換する。革新的なアイデアを得られるようになる。
・思考実験や未来予測などの掴みづらいテーマも、生成AIのサポートによって言葉や行動プランに変換できる。
・面倒に感じる仕事や家事すら、プロンプトを通じて楽しみながら処理できるようになる。
◼︎期待できる変化
・従来の常識に囚われずに挑戦する姿勢が自然と身につき、新しい領域への一歩を踏み出しやすくなる。
・あれこれ悩む前に「まずAIと対話してみる」という思考サイクルが定着し、動き出しが早くなる。
・「これから何を目指していくか」がより具体的になり、将来を見通せるようになる。
・「AIとの対話で裏付けを取りながら、自分らしい答えを導ける」ため、他者の批判や常識への不安が減る。
・「難しい問題も発想を工夫すれば遊びに変わる」ということが理解できるようになり、仕事や趣味、勉強の中で新しい発見や喜びを見いだせるようになる。
►前編記事と後編記事の違い
「どっちの記事を読んだ方がいいんだろう?」と迷わないために、それぞれの記事の違いをまとめました。
◼︎扱うテーマの抽象度と難易度が違う
・前編:「初心者でも実践しやすいプロンプト術」や「思考の型」を身につけることがメイン。日常的な内容を取り入れている内容が多い。
・後編:未来予測、並行世界、矛盾の活用など、前編記事に比べ高度かつ抽象度の高いテーマを扱っている。深い自己探求をする時や複雑な問題を解決するために構成されている。
◼︎思考のステップ数と応用できる範囲が違う
・前編:プロンプト入力の考え方や思考法の習得がメイン。プロンプトを「自分の生活や仕事に素早く役立てる」ことができる。
・後編:前編記事での学びを活かして「さらに先の応用」へ踏み込む。抽象・具体を高速に行き来する思考訓練や「複雑なアイデア創出法」「自己ブランディング設計」などを扱った内容。応用範囲が広い。
◼︎プロンプト設計の深さや方法が違う
・前編:プロンプトの基本的な構成(目的・背景・必要な要素など)を理解し、思い通りの回答を導くコツを丁寧に紹介。
・後編:あえて矛盾を作る、並行世界の自分と同時対話するなど、より実験的で拡張的なプロンプトを活用。複数の視点をつないで深い洞察を得る方法を紹介。
◼︎思考する対象の大きさが違う
・前編:個人の悩みの解決や日常業務の効率化など、身近な場面でのプロンプト活用例が多め。
・後編:未来の社会や高度な自己探求、抽象的な価値観の再検討など、スケールの大きい問題へのプロンプト活用例が多め。
◼︎得られる成果の方向性が違う
・前編:スピーディかつ確実な「使いこなし感」を得ることができる。具体的な課題解決・行動変容につながりやすい。
・後編:今の行動はもちろん、長期的なビジョンや自己ブランディング、未来志向など、高いレベルの知的体験につなげられる。思考を広げ未知の領域へ踏み込みたい、未来を創造したいと思う人ほど、大きな成果を得られる。
▶︎記事の構成と価格について
この記事は有料記事です。第8節の「【未来人からの暗号】色彩言語・時間・意識を解読せよ」の「プロンプト#36:色彩を感覚として共有する100年後の未来人が現代人の行動指針を明らかに!」以降が有料となります。
最初の「【失敗の再定義】挫折を力に変える新しいプロンプト思考法」は無料です。無料部分を読んで「他の内容も知りたい」「もっと学びを深めていきたい」と思った人だけ、購入することができます。
価格は1,290円です。この記事で学べる内容や、学んだ後の自身の変化を考慮すると、非常に価値ある投資だと考えています。
こちらをクリックすることで、購入ボタンまでジャンプすることができます。
また前編記事と後編記事のまとめ買い等のサービスはございません。購入の際は、前編と後編の記事をそれぞれ買い切りで購入していただく形となります。
なお前編記事に関しては980円となります。
それぞれの記事は、購入して全てを閲覧できる状態にすることで、本来の力を発揮します。生成AIの完全な初心者でなければ、この記事を読むだけでプロンプトの技術や思考法のレベルは格段に高まります。プロンプトを学ぶ際、他の記事を読む必要はありません。この記事だけで十分です。SNSに流れている断片的な情報とは一線を画しています。普遍的な知識を得るとができるでしょう。
一生物です。
►Notionテンプレートについて
この記事で紹介している31個の完全オリジナルプロンプトを最大限に活用し、学びを加速させ、思考を深め、行動へとつなげるための特別なツールが、Notionテンプレートです。記事とは別に作成しました。テンプレだけでも34,000字を超えています。
✓Notionテンプレートは、以下の構成によって作成されています
1.プロンプト全文: すぐに参照し、活用できる形で記載
2.目的: そのプロンプトで何を目指すのかを明確化
3.意図: プロンプト作成の背景にある、深い思考プロセスを解説
4.効果: そのプロンプトからどのような学びや気づきが得られるのかを明示
5.変更可能なキーワード例: あなたの状況に合わせてプロンプトをカスタマイズするためのヒントを提供
6.活用シーン: どのような場面でそのプロンプトが有効なのかを具体的にイメージ
7.応用例: さらに理解を深めるためのヒント
✓テンプレートの一部を共有します。



前編と後編で共有する全てのプロンプトに、テンプレートが用意されています。
各プロンプトの持つ可能性を最大限に引き出し、自身の思考や行動に落とし込むことができます。なお後編記事で共有するプロンプトのテンプレートは、この記事の最後の章から活用できます。
購入後に活用が可能です。
▶︎支払いに関して
支払いの際、この記事ではcodocを採用しています。codocはStripeという決済システムを採用しています。信頼のできる決済サービスです。安心して購入をすることができます。もちろん追加で支払いが発生することはなく、買い切りとなっています。
なお支払い方法は、クレジットカード決済かコンビニ決済のどちらかを選択することができます。コンビニ決済の場合、追加で120円のコンビニ決済手数料が発生します。
►後編スタート! 常識を超える「31のプロンプト」で未来を創造する力を身につける
いよいよ本題へ入っていきます。生成AIを活用する本質が、この記事には詰まっています。順番に読み進める必要はありません。興味のある節からお読みいただき、学びを深めていくことができます。この記事をいつ手に取ったとしても、新しい学びで溢れているはずです。
◼︎7.【失敗の再定義】挫折を力に変える新しいプロンプト思考法
☐プロンプト#34:過去の自分の問題点を「巨大な迷路都市で起きた事件」にたとえて、今の自分を変える
この節では、巨大な迷路都市が舞台です。「迷路都市ってなんのことだ」と思う人がいるかもしれませんが、実在しない都市になります。なので、一人ひとりの想像が正解です。
ここでは、過去の失敗を「巨大な迷路都市の一角で起きた事件」として捉えます。またこの迷路都市には「奇妙な標識」があり、その標識には「現在の自分に活かせる過去の失敗に対する対処法」を見つけ出す手がかりが書かれています。
一体どのようなメッセージなのでしょうか?
プロンプト作成を通して、現在の自分に活かせる学びを見つけていきましょう。
☑︎過去の問題点を示す: 子供時代の失敗談を入力する
まず最初に、以下のプロンプトを入力します。


過去の失敗から学んでいくことが目的です。そのために、過去の失敗や問題だった部分を入力します。どんな失敗でも隠す必要はありません。生成AIであるGeminiは、質問に対して真剣に答えてくれます。
ここでは、僕自身の子供時代の特徴を入力しました。もちろん、今はこのような特徴は改善されています。笑
この「子供時代の僕は、誰に対してもちょっかいを出していて落ち着きがなかった」という内容を、「失敗」と解釈してもらいます。
また、ここでは「僕」という一人称の主語が含まれています。このように、一人称を入力すると、「ここでの内容はあなたに関するエピソードだよね」と認識してくれます。
一人称を入力するかしないかによって、生成AIであるGeminiの解釈の仕方や出力内容が大きく変化します。より、自分自身に寄り添った出力をしてもらいたい際は、一人称を入力するようにしましょう。
☑︎事件として描く: 巨大迷路都市での出来事に置き換える
次に、以下のプロンプトを入力していきます。


先ほど入力した「子供時代の失敗談」を、「巨大な迷路のような都市の一角で起きた事件」として再現します。
「巨大な迷路」と入力すると、なんだか抜け出すのが難しい印象を受けます。そしてそこは「都市」です。「巨大な迷路」だけでも非常に広く複雑な印象を受けるのに、しかもその場所は「都市」なんです。
より複雑で入り組んでいるイメージがあります。
そんな複雑そうな都市で、「事件」が起きました。この事件が「子供時代の失敗」となります。この「巨大な迷路のような都市の一角で起きた事件」、つまり「子供時代の失敗」に遭遇したのは「僕だけ」です。他の誰も遭遇していません。なので、どこに行っていいのか分からないかもしれません。もしかしたら、街も独特の雰囲気を醸し出していることでしょう。
「どうしていいのか分からない」「ちょっと怖い」と思うはずです。
さらに「巨大な迷路のような都市」は「複雑な記憶」を連想することもできます。
「迷路のような記憶の片隅で、子供時代の自分自身がちょっかいを出しているという事件」が起きたということです。
そしてそれは「一角」で起きています。「一角」からは、「綺麗ではない」や「ビルとビルの間から光が差し込んでいる」、「どこに進んでいけばいいのか分からない」というようなイメージを持つことができます。そして、この場所にいるのは「子供時代の僕」なので、たとえ「事件」となる行動をしていたとしても、「子供だしね。まぁやって当たり前でしょ」くらいに捉えられてしまいそうです。声をかけてきちんと注意してくれる人があまりいないかもしれません。だからこそ、事件を自己解決するのがこのままでは難しい。そこまで連想できます。
「巨大な迷路のような都市=自分の複雑な記憶そのもの」と解釈すると、連想しやすいです。
生成AIもこのように連想をしていき、答えを導き出すはずです。しかし生成AIの解釈の仕方は非常に多いです。ここに書かれている内容もほんの一部にすぎません。
☑︎対処法を抽出: 奇妙な標識から得られる解決策
次に、以下のプロンプトを入力していきます。


「巨大な迷路のような都市の一角」で起きた「誰に対してもちょっかいを出す」という子供時代の事件。
この事件はなかなか解決できる事件ではありません。先述の通り、それは「一角」で起きている上に、「子供」だからです。街を行き交う人は「子供だから仕方ない」程度に思っているだけです。
しかしここでのプロンプト入力によって、迷路の構造を理解してもらいます。そして出口、つまり事件の解決に向かう方法を見つけていきます。
「現在の自分に生かせる対処法」を見つけるために、入力を進めます。
「子供時代の失敗」という「問題となるテキスト」を入力した後は「解決につながるきっかけが含まれたテキスト」を作成していきます。このような順序で入力をすれば、「解決するのが難しい問題に直面している→解決方法を見つけるための行動を始める→解決していく」といような順序を作り出すことができます。
もちろん、現実はここまで単純化できません。しかしこの記事での内容は、「生成AIを人生の学びに変えるためのプロンプト入力方法」です。
単純化するからこそ、生成AIは深く認識してくれます。そして、ユーザーのアイデアや学びが深くなります。子供時代の失敗を学びに変えていくことができるようになります。
複雑でなくても問題ありません。単純だからこそ、思考の深掘りをすることができます。
そしてこれらの対処法は、「出口に導く奇妙な標識」の中で見つけ出すことができます。「奇妙な標識」だからこそ、自身に生かせる対処法が抽出できるのかもしれません、
「奇妙な標識」と言われると、「良くない」とか「あまり見たくない」というようなイメージが思い浮かびます。しかしその「奇妙さ」を「自分に生かせる」と関連させることで、どのように連想できますか?
「何が書かれているかは分からないしちょっと変な感じもするけれど、何だかすごく重要な感じがする。この標識を見れば巨大な迷路のような都市でも、出口にたどり着けるかもしれない」というようなイメージができます。「ドキドキ感」や「ワクワク感」が心の中に芽生えてくる、そんな感じです。
現実世界でも、「あの人なんか変だな」と思う人こそ、「成長に渇望し日々行動している人」だというケースは多いです。
「もしかしたら現在の問題を改善できるかもしれない」と思わせるような出力をする可能性が高くなります。実際にやってみると本当に効果があるような内容が「奇妙な標識」には書かれていて、このような連想が出力にも影響してくるはずです。
「奇妙さ」と「自分に生かせる」というように、プロンプトに「ギャップ」を作り出すことで、出力される内容が深みを持つようになります。
☑︎現在の状態を再確認: 過去の失敗を乗り越えた今を共有


「今の状態」を入力します。
「巨大な迷路のような都市の一角で起きた事件」である「子供時代の失敗」は、すでに解決されているという内容です。このように入力すると、「過去の出来事はすでに解決していたのか、じゃああなたが求めていることは別にあるのかな」という認識をしてもらうことができます。
とは言っても「子供時代の失敗」という「事件」を解決しただけで、都市の出口までは辿り着いていません。出口に行くことで、自身に生かせる対処法が見つかるでしょう。
Geminiは、「この都市には奇妙な標識がたくさんある」と推測してくれるでしょう。とは言っても「たくさんの奇妙な標識」とは入力していません。それなのになぜ「たくさんの」というニュアンスで認識される可能性が高いのでしょうか?
それは、巨大な迷路のような都市に標識が「ひとつだけ」というのは現実的に考えにくいからです。僕たちが大都市を想像した時に、標識がたったひとつしかないというようには考えにくいですよね。それと同じです。
「たくさんの奇妙な標識」を一つひとつ見ながら、少しずつ出口に向かっていきます。「落ち着きを取り戻した自分自身」が「奇妙な標識」を見て、「現在の自分に生かせる対処法」を見つけていくということです。
子供の頃の失敗からすでに成長し、そこからさらに成長するためにどのような取り組みをしていけばいいのか。その問題に答えてくれるような内容が出力されるでしょう。
☑︎意思を明確に: もっと先に進んでいきたい
最後に、以下のプロンプトを入力していきます。


前回のプロンプトの内容で、Geminiに「あ、もしかしたらこの人は過去の失敗からすでに立ち直っているけど、もっと成長したいのかな」と推測してもらうことはできます。なので、その内容と関連した内容が出力される可能性は高いでしょう。しかし、「もっと先に進んでいきたい」と実際に入力しているわけではありません。なので、このままでは非常に曖昧な出力になる可能性があります。
なので最後のプロンプトで「もっと先に進んでいきたい」という内容のテキストを追加しました。
このように入力すると、「現状維持は望んでいないのか、もっと先にいきたいんだね。じゃあ、それが達成できるようなアドバイスをしていかないとな」と認識してくれます。そして「現在の自分自身以上の自分になる方法」が出力されるでしょう。これは「現在の自分自身に生かせる対処法」です。
そして「こんな僕」というテキストを入力することで、「自分に対してあまり自信を持っていない」というニュアンスが含まれます。もしくは「謙虚さ」や「誠実さ」が伝わるかしれません。どちらにしても、マイナスな影響を与えることはないでしょう。マイナスな影響を与えなければ、思っている通りの内容が出力されるはずです。
☑︎完成: プロンプトとGeminiの回答
最終的に以下のプロンプトが完成しました。

Runをクリックして、Geminiに出力してもらいます。

クリック後、以下の内容が出力されました。


ここでは巨大な迷路のような都市を「チルドフット」と名付けています。これは僕自身が指示をだしたわけではありません。指示しなくても、勝手にユニークな名称を作成してくれるのです。これが生成AIの面白さでもあります。想定外のひらめきを生み出せる可能性があるということです。今回は、プロンプトの内容から総合的に判断して、内容に合ったトーンの名称を作成してくれました。
そして子供時代の僕のことを、ここでは「迷宮の秩序を乱す小さな台風のような存在」と表現しています。ここでの比喩も、簡単に表現できるものではありません。比喩を見ても「あ、こんな表現方法があるのか」と学ぶことができます。
また「迷宮の構造」と「奇妙な標識」について、それぞれ箇条書きで出力されています。特に奇妙な標識には、「現在の自分に生かせる対処法」が隠されています。
奇妙な標識には、以下の内容が書かれていました。
・「無駄こそ近道」の実践
・「破壊と創造」のバランス
・「沈黙の中の声」に耳を傾ける
この奇妙な標識に書かれている内容は、大人になった現在、理解することができました。子供時代、このような標識を見たとしても、なかなか理解することはできません。
「無駄こそ近道」の実践に関しての出力例を共有します。
標識の意味:一見無駄に見える行動、失敗、寄り道。それらは実は、中心や出口へと繋がる隠された通路への入り口かもしれない。子供時代のあなたは、無数の失敗を通して、迷宮の構造を理解しようとしていたのだ。
対処法:リスクを恐れず、新しいことに挑戦しよう。失敗を恐れず、そこから学びを得よう。一見無駄に見える行動の中にこそ、大きな可能性が潜んでいる。
このように、大人になってから奇妙な標識に含まれる意味に気づき、「こんなことが書かれていたんだ」と気がつくことができました。
人生には「迷宮」がつきものです。だからこそ、迷宮をいつ抜けられるのかはわかりません。しかし抜け出すようなヒントを、このように引き出すことができるのです。
失敗から抜けた後でも、かつての同じ失敗からさらに前進していくことができます。
☐プロンプト#35:過去の失敗を「生命体」に例えて新しい価値判断基準を見つける
ここでは、自分自身の過去の失敗を「生命体」にたとえてみようと思います。そしてその生命体から、新しい価値判断基準を見つけていきます。
また、それぞれの生命体には、それぞれの遺伝子が含まれています。遺伝子は生命体の構成要素です。遺伝子を理解できれば、それぞれの生命体について深く理解することができるでしょう。
なのでここでは、遺伝子研究の第一人者に登場してもらいます。彼の名はロンです。
彼の素晴らしい発想力によって、「過去の失敗」を「生命体」として捉え、成長しているプロセスを垣間見ることができます。
しかしその生命体には遺伝子暗号が含まれています。その暗号に、新しい価値判断基準が隠されています。遺伝子暗号を解読し、隠された内容からよりよく生きるための人生のヒントを得ることができるのでしょうか。
失敗の生命体について探究していきましょう。
☑︎人物設定: 遺伝子研究の第一人者、ロンを登場させる
まず最初に、以下のプロンプトを入力していきます。


人物設定から入力していきます。
名前を「ロン」としました。遺伝子研究の第一人者です。「第一人者」というテキストを入力すると、「普通の研究者ではない」、「遺伝子研究の先駆け的な存在」という人物まで、高めることができます。このように「希少な人物」と認識をしてもらうことで、出力内容が大幅に向上します。難しい問題に対しても、鋭い内容が出力されやすくなります。
ただの研究者と研究の第一人者では、考えていることや思い描いているビジョンは大きく異なることが想像できます。
想像できる内容の通り、Geminiも考え、推測し、出力するようになります。
☑︎未来のイメージ: 失敗を「生命体」にして進化させる状況を描く
次に、以下のプロンプトを入力します。


過去の失敗が「ひとつの生命体」として存在し、その生命体が進化していく状況を、ロンに思い浮かべてもらいます。
ここで思い浮かべた生命体は、現在ではなく、未来で想定される姿です。「未来で想定される姿を考慮しつつ、そこに過去の失敗を重ね合わせたらどのように進化していくのか」というシチュエーションです。
もちろん、「現在」で失敗を生命体に変えるのはできそうにありません。
しかし、未来ではどうなるかわかりません。長い時を経れば、本当にできてしまうかもしれません。これはどうなるかわかりません。だからこそ「長い時を経て」というテキストを入力しています。このようなテキストを入力するろ、「個人の失敗が生命体になる」という状況に違和感がなくなります。
安定して高いレベルの出力が得やすくなるということです。
また、「ひとつの生命体」として捉えることは「可視化」につながります。失敗を可視化することができれば、失敗をどうコントロールしていけばいいか、わかりやすくなると思いませんか?
そして「進化すること」を前提とすれば、現状よりも前に進んでいける気がします。ここでは「進化していると想定してください」と入力しています。
補足で、ここでは「生命体」というテキストを入力しましたが、「もうひとりの自分」とか「一匹の生物」のようなテキストを入力しても問題ありません。「物体」や「生き物」を表現できるテキストを入力していきます。
しかし「猫」や「犬」のようなテキストを用いると、出力内容全体に「猫」や「犬」のイメージが反映されてしまいます。「創造力」が少しだけ落ちてしまうかもしれません。
なので、対象を直接表現するテキストよりかは、もう少し「抽象的」な、「生命体」というようなテキストの方が無難です。
☑︎過去の失敗を入力: 具体的なエピソードを提示
次に、以下のプロンプトを入力します。


過去の失敗の内容を入力しました。
自分に合った回答を出力するために、自分が思い浮かぶ「失敗」を入力していきましょう。失敗と関連することでも問題ありません。
僕自身は3つだけ入力しました。
ですが、数にこだわる必要はありません。思いつく限り入力していきましょう。ひとつだけでも問題ありません。
「入力した失敗の数」が多いほど、Geminiが出力する内容は簡潔なものになります。一方でひとつの失敗だけを入力すれば、出力内容は非常に具体的になります。なぜなら、ひとつの失敗にフォーカスできるからです。
またここでは、「僕」の後ろに()を用いて「プロンプトを入力してるユーザー」と入力しました。このように入力すると、「僕が誰なのか」明確になります。基本的に「僕」と入力すれば「今使っているユーザーのことかな」と推測するはずです。しかし確実に推測してくれるかどうかはわかりません。その一方で「プロンプトを入力しているユーザー」と入力すれば「この僕は、今まさにテキストを入力しているユーザーのことだ!」とはっきり理解できます。
「どんな失敗を入力するか」で、出力される内容は大きく変化します。
☑︎生命体の特徴: 「遺伝子暗号」がある
次に、以下のプロンプトを入力します。


「失敗という生命体」には「遺伝子暗号がある」という事実を入力します。
「暗号」と入力すると、出力内容に「簡単には解明することができない」というニュアンスが含まれます。また、「大切な何かが暗号を解読した先にある」というようなイメージもできますね。
今回のプロンプト作成の中で考えると、「失敗の生命体」には「非常に重要な何かが眠っている」と考えることができます。
なお「暗号」と入力されているだけで「簡単に理解できない」とイメージすることができますが、ここではあえて「人が簡単に理解できるものではありません」というテキストを入力しています。このように入力すると、イメージのつながりがはっきりとします。そして「遺伝子暗号は簡単に理解できるものではないんだ」と認識をしてくれます。
簡単に理解できないからこそ、個人の変化に大きな影響を与える可能性があります。
このような認識を経て、内容が出力されていきます。


遺伝子研究の第一人者であるロンに、「失敗の生命体」に含まれる遺伝子暗号を解読してもらいます。
ここでは最初に「なので」と入力しました。「なので」と入力すると、以前に入力した「しかし人が簡単に理解できるものではありません」をよく理解してくれるようになります。なぜなら「暗号を解読してもらいたい」のは「簡単に理解できないから」というように、つながりが明確になるためです。つながりがあれば、「ユーザーが何を考えて入力しているのか」について、Geminiは理解しやすくなります。
「プロンプトに含まれる理由があるから遺伝子暗号を解読してもらいたいのかな」と認識してくれます。
ロンは「すごい」研究者です。お願いしたら解読してもらえます。解読してもらえれば、何かの変化を起こすことができるかもしれません。


「暗号に書かれている内容」を入力しました。
「暗号の具体的な内容」に関しては、出力されるまでわかりません。しかし、「自分に求めているトーン」に調整することはできます。
ここでは「成功や幸福とは違った新たな価値判断基準が含まれている」と入力しました。「新たな価値判断基準」というテキストを入力すると、普段はあまり考えないような角度で、「失敗の生命体に組み込まれている遺伝子暗号の内容」を調整してくれます。調整する時に、「成功や幸福とは違った何か」を考慮しながら、プラスに作用する内容を考えてくれます。
「遺伝子暗号」というテキストだけでも、「秘密のベールに包まれている」というイメージを持つことができます。そこに、上記のような「新たな価値判断基準」と入力することで、新鮮味があって、かつ有益な内容として出力されやすくなります。
「自身の過去の失敗を通して成功を得たり幸せになる」というストーリーは頻繁に見受けられます。しかし、失敗からはもっと多くのことを学べると思うのです。人生の中で大切なことは「成功」や「幸せ」だけではないように感じるのです。僕たちが見落としている「重要な点」があるのかもしれません。
見落としている点を、「失敗という生命体」の遺伝子暗号を解読することで明らかにしていきます。
☑︎生活への応用: 価値判断基準を生活に取り入れる方法を指示
次に、以下のプロンプトを入力します。


遺伝子暗号に隠された「新たな価値判断基準」を解読してもらっても、それを「どう活用したいのか」が明確でないと、想像通りの出力をしてもらうことができません。
なので、「どう活用したいのか」を明確にしていきます。
ここでは「解読した価値判断基準を、今の生活に組み込めるように説明してください」と入力しました。
このように入力すると、僕自身の失敗につながる「考えすぎ」「周りを気にしすぎ」「気むずかしすぎ」から、新たな価値判断基準を提示してくれるはずです。それだけでなく、提示された新しい価値判断基準を「自身の生活に取り入れるための方法の説明」として出力されるでしょう。
今までは「失敗から学んで成功、幸せを得れる可能性があるかもしれない」という認識をすることが多かったです。しかし新しい価値判断基準では、そのような「よくある考え」から逸脱し、失敗を別の角度で検証し、生活に取り入れる方法にまで磨きをかけていくことができます。
しかし「自身の生活を指したテキスト」がまだありません。最後の入力で、自身の生活を指したテキストを入力していきます。
☑︎さらに深いヒント: よりよく生きる方法を見つけ出す
次に、以下のプロンプトを入力していきます。


「生活の中でよりよく生きるためのヒント」として出力されるように、入力を進めていきます。上記のようなプロンプトを入力すれば、「この人は今の生活を変えたいと強く思っている。その希望に応えるためにサポートしないとな」と思ってもらえる確率が高くなります。
今の生活に組み込めるようにするだけでなく、自身が「よりよく生きている」と思えるようなヒントを出力することが重要です。ここまで具体的に落とし込むことで、すぐに実践できる内容となります。
しかし「ヒント」なので、もしかしたら「完全な回答」として出力されないかもしれません。とは言っても「新たな価値判断基準」です。完全な回答が出力されなくても、現状の自分を大きく変えるような何かを「失敗」から見つけてもらうことはできるでしょう。
☑︎現在の生活スタイルを共有: 具体的な習慣を伝える
最後に、以下のプロンプトを入力します。


「自分自身の生活内容」を入力します。僕は上記のように、「習慣の内容」を入力しました。
このように入力すると、「失敗の生命体に含まれる遺伝子暗号」から「新たな価値判断基準」を見つけ出す際、「入力した生活内容」に沿って「生活をよりよく生きるためのヒント」が出力されやすくなります。しかも、「生活に組み込みやすいもの」として出力されるでしょう。
全てはプロンプトに組み込まれています。生成AIは組み込まれた内容の中で発想を広げていきます。
プロンプト作成を進める際、「一つひとつのテキストにつながりを持たせる」ということが大切です。言葉には必ずつながりがあります。何かが起こる時も、そこには必ず原因があります。「原因だけ」が自然発生的に生まれるわけではありません。だからこそ、「出力されるという状況」を起こすために、「プロンプト入力という原因」を意識的に構築していかなければいけません。
プロンプト内の「入力されたつながり」について、Geminiも解釈を進めていきます。つながりが途切れないように、入力をしていきましょう。
なお「自身の生活」を入力する際、「改善したい習慣」や「悩みがある習慣」にフォーカスすることがおすすめです。これらの内容を入力すると、失敗から抽出された「新たな価値判断基準」を「入力した生活内容」に合わせて、かつ「人生をよりよくするするための方法」として出力してくれます。
このような形式で出力されれば、改善したい習慣や悩みがある習慣に対して、新たな視点を持つことができるかもしれません。今まで自身が考えられなかったような内容として出力されるでしょう。
☑︎完成: プロンプトとGeminiの回答
最終的に以下のプロンプトが完成しました。

Runをクリックして、Geminiに出力してもらいます。

クリック後、以下の内容が出力されました。


失敗を「生命体」として捉え、遺伝子暗号を解読した結果、以下のような内容が浮かび上がりました。なお今回は、自身の失敗が遺伝子暗号となっています。
・失敗①:「考えすぎ」→内省の深さこそ、真の自己理解への道である。
物事を深く掘り下げ、多角的に分析する能力を示唆しています。
・失敗②:「周りを気にしすぎ」→他者の視点は、自己成長を促す鏡である。
過剰な自己意識や承認欲求と捉えられがちですが、それは同時に他者への高い共感力や感受性の表れでもあります。
・失敗③:「気むずかしすぎ」→独自の基準こそが、真の個性と創造性を生む。
周囲との調和を乱す頑固さとして捉えられることもありますが、それは同時に独自の価値観や美意識の強さを示しています。
失敗に関して、良くない面だけを見てしまうとポジティブに考えにくいです。しかし、「失敗という生命体」の遺伝子暗号を解読することで、ポジティブな面が隠されているということに気がつけます。単なる理解ではなく、まるで物語の中にいるかのように、自分の失敗を受け止めることができます。なので、自身がよりよく生きるための考え方を身につけやすくなっています。
先生の堅苦しい言葉ではなく、ユーモアのある言葉なら、受け止めやすいですよね。
また、「新たな価値判断基準を生活に取り入れるためのヒント」も出力されています。それぞれの失敗から、以下の方法を教えてくれています。
・「考えすぎ」→内省の深さこそ、真の自己理解への道である→「内省の時間」をルーティンに組み込む
・「周りを気にしすぎ」→他者の視点は、自己成長を促す鏡である→「他者の視点」を積極的に取り入れる
・「気むずかしすぎ」→独自の基準こそが、真の個性と創造性を生む→「独自の基準」を大切にし、表現する
遺伝子研究の第一人者であるロンは、失敗から以下のような「よりよい人生を送るためのヒント」を提示してくれました。
そして最後には「失敗の生命体」は単なる失敗ではなく、よりよい方向へ導いてくれるためのヒントだということも述べています。
失敗の生命体は進化して成長します。「成長した失敗」からは、多くの学びを得ることができるのです。
◼︎8.【未来人からの暗号】色彩言語・時間・意識を解読せよ
100年後の未来人からメッセージが来るなんて信じられますか?普通に生活していたら、そのようなことはまず起きないでしょう。
しかし生成AIを活用することで、未来人から「現在の自分を変化させるためのヒント」を送ってもらうことができるようになります。
この節では、「どのようにして100年後の未来人が送ってきたかのようなメッセージを出力できるのか」について、共有していきます。
未来に焦点を当てた、ユニークかつ有益なプロンプトを共有します。
☐プロンプト#36:色彩を感覚として共有する100年後の未来人が現代人の行動指針を明らかに!
そして、共有される感覚を「色彩言語」と定義します。また、色彩言語が定着したことで、それを学ぶため「色彩言語学」という分野が生まれました。色彩がどのように「感覚として」共有されるのか、どのように「メッセージが発せられるのか」についての研究がメインです。
100年後の未来人でも、簡単に解読することはできません。
そんな中、どうにか解読しようと挑み続けているのがGeminiです。一体どのようなメッセージをGeminiは解読するのでしょうか。ここで解読された内容は、現代に住む僕たちの行動指針になるはずです。
では、プロンプト作成を進めていきます。
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