au one netメールは、2026年11月30日にAPOP・CRAM-MD5の提供を終了する予定です。まず利用アプリと認証方式を確認します。ただしiPhone・iPadの標準メールは事前変更できず、終了日以降の対応が案内されています。
auメール全体の終了ではありません。対象の判定、変更が不要な場合、端末ごとの対応時期を分けて、安全に確認する順番をまとめます。
先に確認すること:サービス名とアプリを確認。iPhone標準メールは、変更を急ぐ前に時期の例外を見てください。
0111月30日に終了するのはau one netの一部認証方式
KDDIは2026年10月9日、au one netメールのAPOP・CRAM-MD5を11月30日で終了すると案内しました。対象の認証方式のままだと、提供終了日以降、順次送受信できなくなるとされています。
これはau one netというインターネット接続サービスのメール設定の話です。携帯電話のauメールや、auの全メールサービスが終了するという発表ではありません。APOPの終了を、POPによるメール受信すべての終了とも読み替えないでください。
まず、案内されたメールアドレスがau one netのものか、どのメールアプリで使っているかを確かめます。1つの端末で複数のアドレスを使っている場合は、対象でないアカウントの設定を変更しないことが大切です。
02変更が必要かはアプリと現在の設定で分ける
公式は、対象方式を設定した一部のアプリ利用者に変更が必要としています。アプリの名前だけではなく、現在の認証方式を確認します。すでに案内された設定なら、同じ操作を繰り返す必要はありません。
| 利用方法 | 今回の扱い | 確認・対応の時期 |
|---|---|---|
| au one netのWebメール | 公式は設定変更不要と案内 | 通常の利用方法を確認 |
| Microsoft Outlook | 公式は設定変更不要と案内 | 今回の理由で無理に変更しない |
| Thunderbird・Becky!など | APOP/CRAM-MD5なら変更が必要 | 提供終了日までにアプリ別手順を確認 |
| iPhone・iPadの標準メール | 対象設定なら対応。事前変更不可の例外あり | 11月30日以降に確認・変更 |
| Macのメールなど | 公式の設定値と現在値を照合 | Mac用の手順で確認 |
| 公式案内どおりの設定に変更済み | 再変更は不要 | 送受信の動作を確認 |
同じメールアドレスをパソコンとスマートフォンの両方で使っている場合、それぞれのアプリを確認します。片方で受信できることは、もう片方の設定が正しいことの証明にはなりません。
03iPhone・iPadの標準メールは「事前変更できない」
重要な例外au one netの公式案内では、iPhone・iPadの標準メールアプリは11月30日より前に設定変更できません。提供終了日以降に変更するよう案内されています。
一般向けの「終了日までに対応」という文章だけを読み、iPhoneで変更を繰り返さないでください。10月31日に確認したKDDIの終了案内では、提供終了日以降に設定の確認・変更をすること、あわせて別途KDDIから届く案内メールも確認することが求められています。
終了日より前に準備できること
- 使っているのがAppleの標準「メール」アプリか、別アプリかを確認する。
- 対象アドレス、端末名、OS、現在のエラーの有無を手元で整理する。
- 公式の設定ページをブックマークし、後日の案内を確認できるようにする。
- 重要な連絡を受ける場合は、公式Webメールの利用方法や相談先を先に確認する。
11月30日以降は、その時点の公式手順と個別案内を確認して変更します。他社メールの設定値をそのまま入力したり、メールアカウントを削除して入れ直したりする方法を先に試す必要はありません。
BIGLOBEなどの似た変更でも、事前に変更できるか・再試行の時期は事業者によって違います。au one netの条件は、auの公式ページを優先してください。
04Mac・PCは認証だけでなく通信の保護も確認
設定は、受信と送信を別々に確認します。「パスワード」に変える項目だけを見て、SSL/TLSの保護を外さないようにしてください。公式はアプリごとにポート・接続の保護・認証方式を示しています。
公式手順の例:Thunderbird
Windows版ではアカウント設定から送信サーバーを編集し、続いて受信側のサーバー設定を確認します。掲載されている設定は、送信が465・SSL/TLS・通常のパスワード認証、受信が995・SSL/TLS・通常のパスワード認証です。これは公式ページの該当アプリの手順であり、すべてのサービスや任意の受信方式へ共通に使う値ではありません。
公式手順の例:Macのmail 16
「メール」→「設定」→「アカウント」で対象を選び、「サーバ設定」を確認します。公式のPOP受信例は995、SMTP送信は465で、どちらもTLS/SSLを使用し、認証はパスワードです。「接続設定を自動的に管理」の扱いも含め、Macの該当バージョンの手順と照合してください。
表示が違う場合は別の版の手順を無理に当てはめず、使っているアプリ名・バージョンを確認します。職場などで管理されている設定なら、管理者へ相談しましょう。
05変更後は送信と受信を確認。困ったら公式窓口へ
公式の手順には、自分宛てのテストメールを送信し、受信トレイで確認する操作が示されています。設定画面を閉じただけで完了とせず、機密情報を含まない短い文面で送信・受信の両方を確認しましょう。
| 状態 | まず分けること | 次の行動 |
|---|---|---|
| 受信だけできない | 受信側の設定と表示エラー | 対象アプリの受信手順を再確認 |
| 送信だけできない | SMTP側の設定と表示エラー | 送信側の認証・保護を確認 |
| iPhoneで終了日前に変更できない | 公式が案内する時期の例外 | 操作を繰り返さず後日の案内を確認 |
| アプリでは使えないがWebメールは使える | アプリ側の設定の可能性 | 設定を整理して公式サポートへ |
| どちらも使えない | 通信・認証情報・障害など別要因もある | 公式のお知らせと問い合わせ先へ |
10月31日時点は終了日前です。現在起きている不具合を、すべて11月30日の変更が原因と決めつけないでください。
問い合わせ先は、公式の終了案内末尾にある「お問い合わせ|サポート|au」から確認できます。Webメールは今回設定変更不要とされていますが、ログイン情報が不明な場合は公式サポートへ進みます。
相談前に整理するメモ
サービス名:au one netメール 利用アプリとバージョン: 端末とOS: 受信だけ/送信だけ/両方できない: 表示されたエラー: 設定を確認した日時: Webメールの利用可否: ※パスワード・認証コードは記載しません。
メールを残す設定やバックアップが分からないまま、アカウントを削除することは避けましょう。必要な設定変更と、保存済みメールの削除は別の操作です。
06よくある質問
携帯電話のauメールも全員対象ですか?
今回の案内はau one netメールの一部認証方式です。携帯メール全体の終了とは違います。契約しているサービスと、案内対象のアドレスを確認してください。
iPhoneなら今すぐ設定を変えるべきですか?
標準メールアプリは11月30日より前に変更できないと公式が明記しています。終了日以降の手順と後日の案内を確認してください。別アプリまで同じ条件だとはしません。
POPそのものが使えなくなるのですか?
APOPという認証方式の終了であり、POP受信全体の終了ではありません。公式手順にもPOP受信用の設定例があります。
Outlookでも設定変更が必要ですか?
今回の公式案内はMicrosoft Outlookを変更不要としています。別の不具合があるときは、今回の終了とは分けて確認してください。
変更後に何を確認すれば完了ですか?
対象アプリの設定を保存したうえで、自分宛てなどの短いテストメールを送信し、受信できるか確認します。秘密の情報をテスト本文に入れる必要はありません。
07まとめと次の行動
同じメール設定の変更でも、使うアプリによって対応の時期が違います。対象を確認し、公式の該当手順だけを進めましょう。
- 対象はau one netのAPOP・CRAM-MD5です。
- iPhone・iPad標準メールは事前変更不可、終了日以降に対応します。
- 設定後は送受信を確認し、分からなければ削除せず相談します。
引用元・公式情報
2026年10月31日確認。以下は公式情報です。ユーザー報告や実機検証による結果とは区別しています。
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