GPT-6 Astraのプロンプト|納品物の不足を見つける照合表

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GPT-6 ASTRA / プロンプト・修正指示

完成を決めて、仕事を任せる。

GPT-6 Astraには、納品形式・完成条件・判断を任せる範囲・確認事項を示し、修正時は変える点と引き継ぐ条件を一緒に伝える方法を筆者は勧めます。

必要な条件をそろえ、納品物と照合する考え方を示した模式図です。ピクセルの数は、必須項目数や作業の進捗を表しません。

記事原稿、週報、HTMLの部分修正を例に、依頼文をどう具体化し、受け取った納品物のどこを確かめるかを整理します。掲載する依頼文と修正指示は筆者の設計例であり、Astraの実行結果や出力比較ではありません。

こんな人におすすめ

  • 長い仕事を、期待する納品状態まで任せたい人
  • 確認のたびに止まる原因や、修正で条件が抜ける問題を整理したい人

GPT-6 Astraのプロンプトには何を指定する?

GPT-6 Astraのプロンプトは、納品形式・完成条件・判断範囲・確認事項を仕事に応じて指定する形で組み立てるのが、筆者の推奨です。プロンプトとは、AIへ渡す依頼や条件を記した指示文です。

OpenAIの公式説明では、GPT-6 Astraはモデル、ChatGPT WorkとCodexは作業を進めるための環境として区別されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:ChatGPT WorkとCodexの説明 本記事はAstraを利用できる環境を前提に、Work・Codexでの仕事の依頼を中心に扱います。

成果物から逆算して、依頼と納品物の照合項目を決める

筆者は、受け取った後に合否を判断できる条件から依頼文を作る方法を勧めます。「いい感じに」より「出典が主張の直後にあり、確認できなかった点が分かる」のほうが、修正する場所を指定できます。

OpenAIのAstra向けガイドには、追加情報が結果を左右する場合に確認質問をしやすい傾向や、回答が詳しくなりやすい傾向が記載されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:Astraの指示への反応と回答傾向 以下は、その記載を踏まえて筆者が整理した照合表です。仕事に必要な行だけを選んで使います。

依頼文と納品物の照合表対象:資料の作成・修正依頼。条件:該当する行だけ使用。筆者の判断基準/整理日:2026-09-08。
確認する項目依頼に書く条件納品物で見る箇所不足時の修正方針
完成状態と納品形式本文テキスト、表、HTML全文など、受け取る形式と必要な内容指定形式でそろい、途中の欠落がないか足りない内容を名指しし、返す範囲も指定する
根拠資料使う資料と、情報が見つからない場合の扱い主張・数値・日付に根拠があるか根拠を補うか、断定を外して未確認とする
判断を任せる範囲並べ替えや表現は任せる、事実の補完はしない、など推測が実績や決定事項へ混ざっていないか推測を取り除き、提案と事実を分ける
事前承認する操作送信・公開など、実行前に確認したい操作準備した内容と、実際に行った操作の区別次の操作を限定する。実行済みの処理は別に対応を判断する
確認範囲変更に関係する確認と、作業環境で求められる確認確認済みの結果と、確認できなかった箇所残る懸念に必要な確認を追加する
修正時に引き継ぐ条件変える点・維持する点・修正後に確かめる点以前の形式、対象、出典条件が保たれているか維持条件を添えて、変更部分を指定し直す

横に収まらない場合は、表の中だけを左右にスクロールできます。依頼時と納品後で同じ行を見比べ、不足した条件を修正指示へ戻します。

短い書き換えでは、必要な条件だけを足す

一文の言い換えまで、長い依頼書にする必要はありません。筆者の判断基準では、対象と完成状態が明白で、外部への操作を伴わない依頼なら、文体や文字量など判断に必要な条件だけを足します。

OpenAIの公式プロンプトガイドも、固定の型を埋めることより、目的に合う情報と追加指示を重視しています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:目的・文脈・出力・境界の伝え方 作業を任せる環境から整理したい場合は、ChatGPT Workの始め方と任せる仕事も参考になります。

記事作成は、何を納品条件にすればよい?

GPT-6 Astraへの記事作成依頼の設計例では、納品する原稿の形式、使用する資料、出典と未確認情報の扱いを完成条件に含めます。本文がそろったことと、公開できる根拠がそろったことは、別々に確かめます。

「記事を作って」に形式と出典の条件を足す

記事原稿を受け取りたいなら、原稿の構成と根拠の扱いまで指定します。次の設計例は、テーマ・想定読者・参照資料を同じ会話で渡している場合を想定しています。

01 元の依頼文

記事を作って。

02 改善した依頼文|筆者の設計例

記事原稿の作成

この会話で指定したテーマと読者向けに、記事原稿を作成してください。
納品形式は、見出しを付けた本文テキストです。冒頭の結論、本文、注意点、まとめ、出典を含めてください。
参照先は、指定した公式URLと添付資料に限定してください。料金・仕様・提供条件は対象と確認日を明記し、主張の直後に出典を付けてください。
確認できない情報は推測で補わず、原稿末尾の「未確認事項」に残してください。取得できなかった資料を読んだように扱わないでください。
説明順と表現は任せます。テーマ・読者・参照先が不明な場合は、作成前にまとめて質問してください。
指定した構成と根拠がそろい、残る未確認事項が分かる状態を完成とします。
公開・投稿操作は今回の依頼に含めません。原稿を途中で省かず、まとめて納品してください。

03 明確になった条件

納品する原稿の形、使う資料、未確認情報の残し方が決まります。ここで示しているのは依頼条件の差であり、出力品質の改善を確認した結果ではありません。

原稿の完成と、根拠の不足を別々に確かめる

納品後には、原稿の不足と根拠の不足を分けて確かめます。見出しや本文が足りない場合は、その箇所の作成を頼みます。出典が足りない場合は、原稿の続きを求める前に、直前の主張を支える資料があるかを確かめます。

未確認事項が残っている場合、筆者は、その情報を本文から外せるか、公開前に資料を補う必要があるかで判断します。出典のURLが付いている場合も、ページの内容と主張の対応を確認します。

たとえば料金の記述に別プランの根拠が付いていれば、文章の自然さを直す段階ではありません。対象プランと根拠の対応を直してから、原稿全体の公開可否を判断します。

04 不足があった場合の修正指示

見出し構成は維持し、出典のない料金・仕様の記述だけを見直してください。指定の公式資料で確認できる場合は対象と確認日を付け、確認できない場合は断定を外して未確認事項へ移してください。修正した原稿全文を返してください。

週報作成は、どこまで判断を任せる?

GPT-6 Astraへの週報作成依頼の設計例では、メモにある事実の整理を任せ、記載のない数値・担当者・期限は補わない条件を付けます。文章を整える裁量と、事実を追加する裁量を分けるのが狙いです。

実績メモの整理と、事実の補完を分ける

見出しごとの分類や重複の整理を任せ、欠けている事実は「要確認」に残すよう指定します。次の設計例は、週報に使う実績メモを同じ会話で渡している場合を想定しています。

01 元の依頼文

このメモを週報にして。

02 改善した依頼文|筆者の設計例

実績メモからの週報作成

この会話で渡した実績メモを、記載された対象期間の週報へ整理してください。対象期間が分からない場合は、作成前に確認してください。
見出しは「今週の実績」「未完了・課題」「次週の対応」「要確認」とし、提出用の本文テキストを全文で納品してください。
情報の分類、重複の整理、表現の調整は任せます。メモにない数値・原因・担当者・期限を補わないでください。
提案段階の対応を決定事項へ変えず、実績・予定・提案を区別してください。情報の欠けた箇所は「要確認」にまとめ、作成可能な部分を進めてください。
メモ内で数字や期限が食い違う場合は、一方を選ばず、食い違いが分かるように残してください。
各記述を元のメモに照合でき、未解決の確認事項が分かる状態を完成とします。送信や共有操作は行わず、本文を返してください。

03 明確になった条件

メモの整理は進められますが、空欄を推測で埋めることは任せていません。欠けた項目を残す基準も決まるため、受け取った後に確認する対象を絞れます。

数字・担当者・期限の出所を確かめる

納品後は、数値の対象期間と意味、担当者・期限の記載を元のメモと照合します。筆者は、未合意の「次週の対応」が確定予定のように書かれていないかも確認対象にします。読む人が、未確定の内容を実行の約束と受け取る可能性があるためです。

04 不足があった場合の修正指示

見出しと対象期間は維持してください。元のメモで確認できない数値・担当者・期限は確定事項から外し、「要確認」に移してください。提案は提案と分かる表現へ戻し、修正後の週報全文を返してください。

集計の対象や提出前の見直しまで整えたい場合は、週報・月報の集計条件と提出前の確認手順へ進めます。

OpenAIの公式説明では、個人向けサービスの内容がモデル改善に使われる場合があり、設定で新しい会話の学習利用を停止できると案内されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:データのモデル改善への利用 学習利用を停止しても、会話の履歴は削除されません(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:データコントロールのFAQ

Libraryとは、ChatGPTの保存ファイルを管理する場所です。ファイルがLibraryに保存される利用環境では、会話を削除してもLibrary内のファイルは削除されず、別に管理する必要があります(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:チャットとファイルの保存・削除条件

HTMLの部分修正は、どこまで確認を頼む?

GPT-6 AstraへのHTML修正依頼の設計例では、変更する箇所と納品範囲を示し、変更に必要な確認と未確認箇所の報告を求めます。HTMLとは、Webページの文章や構造を記述するための言語です。

変更する箇所と、納品するコードの範囲を指定する

一部分だけを直す場合でも、受け取りたいものが修正箇所だけなのか、修正を含む全文なのかを指定します。次の設計例は、元のHTML全文と対象のボタンを同じ会話で示している場合を想定しています。16pxは、この例で筆者が設定した左右の内側余白です。

青い実線枠の内側が変更対象。周囲の配置を保ち、指定した部分だけを整える模式図です。納品範囲は外側の文書全体です。

01 元の依頼文

このHTMLのボタンの余白を直して。

02 改善した依頼文|筆者の設計例

ボタンの余白だけを修正

この会話で渡したHTMLのうち、指定したボタンの左右の内側余白を16pxに変更してください。対象を一つに特定できない場合は、変更前に確認してください。
上下の余白、文言、リンク先、色、ほかのボタンの表示は維持してください。変更対象に限定して、必要な最小限のコードを調整してください。
納品は、短い変更説明と、修正を反映したHTML全文です。元のスタイル指定を含め、コードを省略しないでください。
変更箇所と影響する周辺、作業環境で求められる確認を行ってください。表示を確認できる場合は、狭い画面での折り返しや隣接要素への影響も確認してください。
確認を広げる場合は、変更に伴って残った懸念を示してください。表示などを確認できない場合は、確認済みと書かず、未確認の内容を納品時に明記してください。
依頼外のデザイン変更と、公開・反映操作は行わないでください。

03 明確になった条件

変更するのは指定箇所、納品するのは全文という区別ができます。周囲を維持する条件があるため、余白の修正と記事全体の作り替えを同じ作業にしません。

変更に必要な確認と、確認できなかった点を残す

筆者は、確認を一律に減らすのではなく、変更が影響する範囲と残る懸念に合わせて依頼する方法を勧めます。たとえば余白を直すなら、対象ボタンだけでなく、同じ指定がほかのボタンにも効いていないかが確認点になります。

OpenAIのAstra向けガイドには、小さなコード変更でも確認が広がりやすい傾向が記載されています。変更に適した確認と必要なチェックを行い、追加確認は変更・失敗・未解決の懸念を理由に判断する指示例が示されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:コード変更時の確認範囲の指示

納品後は、変更説明だけでなく、指定外の文言やリンク先が維持されているかを元のHTMLと照合します。表示が未確認なら、コードを受け取った時点で見た目の確認まで済んだとは判断しません。

04 不足があった場合の修正指示

指定外で変わった箇所を、最初に渡したHTMLへ戻してください。そのうえで、対象ボタンの左右の内側余白だけを16pxにしてください。文言・リンク先・色・ほかのボタンを維持し、HTML全文と、確認済み・未確認の内容を返してください。

GPT-6 Astraの確認で作業が止まったら、何を見直す?

GPT-6 Astraの確認で作業が止まった場合、本記事では情報不足・操作の承認・参照指示の3つに分け、依頼文を直すか設定を確認するか判断します。以下は、筆者が仕事の依頼で想定する場面別の対応です。

判断に必要な情報を聞かれたら?

GPT-6 Astraから判断に必要な情報を聞かれたら、不足している条件を答えるか、仮定してよい範囲を具体的に伝えて作業を進めます。たとえば提出先で文体が変わるなら提出先を答え、未定の期限なら「期限は要確認として残す」と伝えます。

筆者は「質問しないで」と一括指定する方法を勧めません。判断に影響する不足まで隠れ、推測が納品物へ混ざるおそれがあるためです。

ファイル操作などの承認を求められたら?

GPT-6 Astraが操作の承認を求めたら、対象・操作内容・影響を確認し、今回任せる範囲に含まれるかを判断してから、承認するか作業範囲を狭めます。原稿の作成を頼んだだけなら、外部への投稿まで含めてよいかを分けて考えます。

OpenAIの権限ガイドでは、ChatGPTデスクトップやCodexのローカル作業について、アクセスできる範囲と操作の承認は別の制御として説明されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:アクセス範囲と承認の違い 依頼文に「確認不要」と書くことを、環境側の権限を変更する操作とは扱わないでください。

指示ファイルを理由に止まったら?

GPT-6 Astraが指示ファイルを理由に止まった場合は、参照したファイル名と該当する指示、その指示が今回の依頼へどう関係するかを示してもらいます。理由が分かってから、依頼側の条件を直すのか、管理できる指示ファイルを見直すのかを判断します。

AGENTS.mdとは、AIが作業するときのルールを記す指示ファイルです。OpenAIのAstra向けガイドには、こうした参照指示の影響を受けやすい傾向と、停止の原因となったファイルや指示を具体的に示す指示例があります(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:参照指示と停止理由の扱い

途中の修正指示は、元の依頼にどう追加する?

GPT-6 Astraへの修正指示は、変える点・維持する条件・修正後に確かめる点を一緒に伝える形を、筆者の基本形とします。前の依頼を全面的に取り消すのか、一部だけを変えるのかが分かる書き方にします。

変更点・維持条件・修正後の確認をまとめて渡す

修正指示には、今回変える内容に加えて、残したい条件を短く添えます。記事なら読者と見出し構成、週報なら対象期間、HTMLなら対象外の文言やリンク先が、維持条件に当たります。

OpenAIの公式プロンプトガイドでは、追加指示で変更点を具体化し、最初からやり直さずに成果物を調整する方法が説明されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:追加指示による調整 筆者は、単に「もっとよくして」と頼むより、納品物のどの不足を直すかを名指しする方法を勧めます。修正後の合否を同じ条件で見られるためです。

作業中への追記と、完了後の追加依頼を使い分ける

現在の作業を変えたいのか、完了後に別の作業を追加したいのかを、先に決めて伝えます。OpenAIの長い作業向けガイドには、WebのChatGPT Workで同じ会話へ文脈や変更した条件を追加する使い方が記載されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:長い作業への追加指示

CodexのSteerとは進行中の作業へ指示を届ける方法、Queueとは次の作業として指示を待機させる方法です。OpenAIの公式ガイドでは、この2つが区別されています(2026年9月8日確認)。OpenAI公式:CodexのSteerとQueue この名称を、すべてのChatGPT画面で同じように選べるとは扱いません。

筆者は、方向転換を伝えるときに「今回の作業に反映する変更」と明示し、完了済みの操作がある場合は、その結果をどう扱うかも別に伝えます。追加メッセージを送っただけで、すでに行われた公開や送信が取り消されたとは判断しません。

次の依頼で、足りない条件を一つ補う

GPT-6 Astraへ仕事を任せるときは、完成の基準と判断を任せる範囲を先にそろえます。納品後は根拠と未確認箇所を見て、修正では変える点と維持条件を伝えます。

次に送る依頼文を、依頼文と納品物の照合表に照らし、今回の仕事に必要な不足条件を補ってください。

GPT-6 Astraの公式指示ガイド、または利用中のWork・Codexの承認設定や追加指示の扱いが変わったときは、依頼文で任せる範囲と修正の伝え方を再確認してください。

公式出典と確認範囲

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