Grok Botとは?料金・できること・始め方を5条件で判断

Grok / xAI
Grok / AIエージェント 公式情報を確認:2026-08-18

Grok Botとは?料金・できること・始め方を5条件で判断

Grok Botは、Cursorアカウントと共有クラウドコンピューターを使い、継続的な作業をBotへ任せるAIエージェント製品です。2026年8月時点では対象プランと対応端末が限られ、同じユーザーのBot同士はファイルやログイン状態を共有します。

  • Grok Botが通常のGrokチャットと何が違うか知りたい人
  • 料金と対象プランを確認して契約を判断したい人
  • 導入前に対応端末・データ共有・安全上の注意を整理したい人
先に結論

導入判断は、対象プラン、対応端末、任せたい反復業務、共有クラウド環境への許容、承認・認証を管理できる体制の5条件で行います。5条件がそろわない場合は、契約を急がず通常のGrokや既存の自動化手段を優先するのが合理的です。

Grok Botとは?30秒で分かる結論

Grok Botは、Cursorアカウントと共有クラウドコンピューターを使い、継続的な作業をBotへ任せるAIエージェント製品です。

判断の中心は「高性能な会話AIか」ではなく、自分の業務と運用条件が合うかです。以下の5条件なら、契約前の段階でも導入候補・保留・見送りを切り分けられます。

チャット相手ではなく、仕事を引き継ぐAIエージェント

Grok Botは、質問へ答えるだけのチャットではなく、役割と作業を継続して任せるためのAIエージェントです。AIエージェントとは、目標に向けて複数の操作や判断を進め、必要な場面で利用者へ確認を戻す仕組みです。

公式ドキュメントでは、Botがクラウド上のブラウザ、ファイルシステム、ターミナルを利用し、利用者が端末を閉じても作業を続けられると説明されています。Grok Bot公式の概要公式FAQで確認できます(2026年8月確認)。

導入は5つの条件がそろうかで判断する

導入候補になるのは、対象プランと端末を満たし、反復業務を共有クラウド環境で安全に任せられる人です。料金だけで決めると、対応端末やデータ共有の条件が後から障害になり得ます。

筆者の判断基準次の表は、公式仕様を「契約するかどうか」の分岐へ変換したものです。公式の事実と判断結果を列で分けています。

Grok Bot導入判断表|契約前に見る5条件

判断条件 確認できる公式事実 条件が合う場合 合わない場合
1. 対象プランとアカウント 公式事実継続利用はCursor Ultra、連携済みSuperGrok Heavy、Cursor Premium Teamsが対象で、Cursorアカウントを使います(2026年8月確認)。 候補に残す。すでに対象プランなら追加購入の要否を先に確認する。 任せたい仕事を先に定義し、月額料金に見合うかを比較する。
2. 対応端末 公式事実macOS、Windows、iOS 18以降のiPhoneに対応。Android、iPad、Linuxデスクトップは開始時点で非対応です(2026年8月確認)。 利用する端末とCursorアカウントをそろえて開始手順へ進む。 対応拡大を待つ。非対応端末だけを前提に契約しない。
3. 任せたい反復業務 公式事実ブラウザ、ファイル、ターミナルをまたぐ作業やRoutineを扱えます。 毎週・毎日の仕事を1つ選び、完了条件を文章にする。 単発質問が中心なら通常のチャットを優先する。
4. 共有クラウド環境 公式事実同一ユーザーのBotは1台のクラウドコンピューターを共有し、ファイルやログイン状態も共有します。 用途別アカウントと最小権限を設計して、小さく始める。 Botごとの完全分離が必要な業務には使わない。
5. 承認・認証の管理 公式事実高リスク操作は承認対象になり、パスワード、2要素認証、CAPTCHA、支払いは利用者の引き継ぎ操作が必要です。 読み取り中心から始め、承認範囲を段階的に広げる。 無人の全面自動化を前提にせず、別手段を選ぶ。
対象:Grok Botの新規導入を検討する個人・チーム。公式事実は2026年8月18日確認、導入・保留・見送りの分岐は筆者の判断基準です。出典:開始条件共有コンピューター仕様承認・安全・プライバシー

Grok Botで何ができる?Grok・モデル・APIとの違い

Grok Botはブラウザ・ファイル・ターミナルを操作できますが、一般向けGrokのモデル名やxAI APIではありません。

製品、ログイン基盤、AIモデル、開発者向けAPIを分けると、契約先や用途を取り違えずに済みます。

SpaceXAIが発表し、Cursorアカウントで使う

Grok BotはSpaceXAIが2026年8月11日にベータとして発表し、利用開始時にはCursorアカウントでサインインする製品です。SpaceXAIの発表Cursorのサインイン案内に記載されています(2026年8月確認)。

iPhoneアプリの販売者は日本のApp Store上でAnysphereと表示されます。またCursorは2026年8月14日、SpaceXへの参加を公式ブログで公表しました。Cursor公式の発表も合わせると、「Grok BotはxAIの一般向けチャットだけで完結するサービス」と捉えない方が正確です。

ブラウザ・ファイル・ターミナルを使って作業する

Grok Botは、Botごとに名前と役割を持たせ、クラウドコンピューター上でブラウザ、ファイルシステム、ターミナルを操作します。公式発表では、既存のアプリやWebサイトを人と同じように扱えるため、専用APIやMCPを必須としない点が説明されています。

Routineとは、時刻や繰り返し条件を設定してBotに実行させる定期作業です。利用者が一度作業を見せる「Teach task」も案内されていますが、同機能は段階展開で、教示時間は最大10分とされています(2026年8月確認)。Skills・Routines・自動化の公式説明で条件を確認できます。

公式投稿で見るGrok Botの働き方

ツールへサインインし、利用者と同じように操作して、完了した仕事を返すというGrok Botの製品像を示す公式投稿です。

複数のBotを並行稼働できるが、環境は共有する

Grok Botでは複数のBotを並行して動かせますが、同じユーザーのBotは1台のクラウドコンピューターを共有します。画面を分けてもセキュリティ境界にはならず、ファイル、ブラウザセッション、ログイン状態、CLI認証情報がBot間で見える可能性があります。

公開上限は、Botとグループチャットの合計が最大50、RoutineがBotごとに最大50、直近の実行記録が20件です。デスクトップのメッセージ作成画面では添付が最大6件で、文書・画像・音声は1件25MB、動画は1件200MBと案内されています(2026年8月確認)。Bot数の公式上限ファイル上限の公式案内が根拠です。

一般向けGrok・モデル・xAI APIを区別する

Grok Botは製品名、Grok 4などはモデル名、xAI APIは開発者が自分のシステムへモデルを組み込むための別サービスです。Grok Botの公開料金へxAI APIのトークン単価を足したり、一般向けGrokのプランだけで利用できると解釈したりはできません。

通常のGrokを含むサービス全体は、Grok本体の使い方と各サービスの全体像で確認できます。一般向けGrokのプランはxAI公式料金ページに掲載されていますが、Grok Botの対象プランは別に確認が必要です。

Grok Bot・Grok・モデル・APIの関係

区分 何を指すか 主な入口 契約判断での注意
Grok Bot 継続作業を任せるAIエージェント製品 Cursorアカウント、専用デスクトップ/iPhoneアプリ 対象プラン、端末、共有コンピューターの条件で判断する
一般向けGrok 会話、検索、生成などを行う一般向けサービス GrokのWeb/アプリ等 一般向けプランとGrok Botの継続利用資格を同一視しない
Grokモデル 推論や生成を行うAIモデル 対応製品内のモデル選択、またはAPI Grok Botの完全なモデル一覧は公式に明記されていない
xAI API 開発者がモデルをシステムへ組み込むためのサービス 開発者向けコンソール/API Grok Botの月額料金や利用枠とは別に扱う
関係整理は2026年8月18日に確認した各公式ページを横断したものです。Grok Botで使われる完全なモデル一覧は公式に明記されていません。

Grok Botの料金はいくら?無料・対象プラン・モデルを整理

Grok Bot公式ページでは、2026年8月時点で月額200米ドルのCursor Ultraを含む3つの対象プランが案内されています。

一方、「無料で開始」の期間・対象・利用量、週次上限の正確な値、完全なモデル一覧は公開情報だけでは確定できません。

継続利用の対象はHeavy・Ultra・Premium Teams

Grok Botを継続利用できる対象は、Cursor Ultra、Cursorと連携したSuperGrok Heavy、Cursor Premium Teamsです(2026年8月確認)。Cursor Pro、Pro+、Standard Teams、SuperGrok Plusは継続利用対象として案内されていません。Cursor公式の対象プラン一覧が確認先です。

個人のSuperGrok Heavy利用者は、Grok側とCursor側のアカウントを1対1で連携すると、Heavyが有効な間はCursor Ultraを0米ドルで利用できると説明されています(2026年8月確認)。既存のCursor Ultra契約者へ追加特典が付くわけではなく、チーム契約も対象外です。SuperGrok Heavy連携の公式条件で確認できます。

Web料金とApp Store価格は購入経路が違う

公式製品ページの公開価格は米ドル建ての月額で、日本のApp StoreではCursor Ultraのアプリ内課金が40,000円と表示されています(2026年8月確認)。地域、税、Appleの課金経路による差があるため、米ドル価格を単純換算した同一価格とは扱いません。表示値はGrok Bot公式料金ページ日本のApp Store公式掲載を基準にしています。

App Storeの「無料」はアプリのダウンロード料金を指し、Grok Botの継続利用が無料という意味ではありません。すでにCursor Ultraを契約している人は、アプリ内で再購入しないよう公式ヘルプが注意しています。モバイル購入の公式案内が根拠です。

「無料で開始」は恒久的な無料プランを意味しない

Grok Bot公式ページには「Get started for free」、公式ドキュメントには対象者向けの一度限りの試用が記載されています。ただし、試用期間、利用量、対象条件の完全な説明は公式公開ページで確認できません(2026年8月確認)。チーム・企業向け公式案内にも試用枠の記載があります。

公式に明記なし恒久的な無料プランがあるとは断定せず、サインイン後に表示される条件を契約前に確認してください。

週次利用枠とオンデマンド単価は公式未公開

対象プランには週次でリセットされる利用枠があり、状況によってオンデマンド利用へ移る案内があります。しかし、Grok Bot専用の正確な週次量やオンデマンド単価は公式公開ページに明記されていません(2026年8月確認)。

そのため、メッセージ数やトークン数を前提に費用を試算することはできません。契約画面や利用量画面に表示される現在値を確認する必要があります。Cursor公式のプラン・利用枠案内を基準にしてください。

使用モデルと旧モデルの完全な一覧は未公開

Grok Botで現在選べるモデルと旧モデルの完全な一覧は、公式公開ドキュメントから確認できません(2026年8月確認)。チーム向け文書では、製品側が管理する固定モデル群と自動フェイルオーバーを使い、モデル選択機能は提供されないと説明されています。

個人向け設定には「モデル選択が利用可能な場合」という条件付きの記載があります。したがって、特定のGrokモデルを常時指定できる前提で契約しない方が安全です。設定の公式説明チーム・企業向け仕様が根拠です。

Grok Botの対象プランと公開表示価格

購入経路 プラン 公開表示価格 Grok Botの条件・注意
Web Cursor Ultra 200米ドル/月
月払い
個人向けの継続利用対象
Web SuperGrok Heavy 300米ドル/月
月払い
Cursorアカウントとの1対1連携が必要
Web Cursor Premium Teams 120米ドル/席/月
月払い
チーム向け。Standard Teamsは継続利用対象外
日本のApp Store Cursor Ultra
アプリ内課金
40,000円
表示価格
地域・税・Apple課金の条件によりWeb表示と異なり得る。アプリの無料ダウンロードとは別
価格は2026年8月18日の表示。年額料金、試用条件、正確な週次上限、オンデマンド単価は公式公開ページで確認できません。出典:Grok Bot公式製品ページ日本のApp Store公式掲載
契約前の注意 料金だけでなく、既存契約との重複、Heavy連携の有無、試用終了後の利用資格を確認してください。プラン間の位置づけは、無料枠からSuperGrok Heavyまでの料金体系も判断材料になります。

Grok Botを始められる?契約前後の5ステップ

Grok Botの公式開始条件は、対象プラン、Cursorアカウント、macOS・Windows・iPhoneのいずれかです(2026年8月確認)。

契約前の確認から権限を広げるまでを5段階にすると、非対応端末での購入や、初日から高リスク操作を任せる失敗を避けやすくなります。

  1. 対象プラン・端末・年齢条件を確認する

    最初に、対象プランと端末を満たすか確認します。デスクトップはmacOSのApple silicon/Intel、Windowsのx64/Arm64、モバイルはiOS 18以降のiPhoneが対象です。Linuxデスクトップ、Android、iPadは開始時点で非対応です(2026年8月確認)。

    Cursorの利用規約は18歳以上、または居住地域の成人年齢が18歳を上回る場合はその年齢以上を条件としています。日本のApp Store表示も18歳以上です(2026年8月確認)。国・地域の完全な提供一覧は公式に明記されていません。Cursor利用規約モバイル要件を確認してください。

  2. Cursorアカウントでサインインする

    対象端末へ公式アプリを入れ、Cursorアカウントでサインインします。公式の開始手順では、画面表記として「Get started」「Sign In with Cursor」「Meet a future teammate」「Create your own」が案内されています(2026年8月確認)。

    Grok用とCursor用の別アカウントを混同しないでください。Grok Botの開始にはCursorアカウントが使われ、別のGrok Bot専用ログインは不要と説明されています。公式の開始手順が根拠です。

  3. SuperGrok Heavy利用者はアカウントを連携する

    SuperGrok Heavy経由で利用する人は、GrokアカウントとCursorアカウントを1対1で連携します。リンクしたHeavyが有効な間だけCursor Ultraの対象となり、他のGrokプランやチームアカウントには同じ条件が適用されません(2026年8月確認)。

    すでにCursor Ultraを契約している場合、Heavy連携で追加のUltra枠が付くわけではありません。重複購入を避けるため、連携状態と請求先を先に確認します。

  4. Botの役割と完了条件を1つずつ決める

    最初のBotには、広い肩書きではなく、反復する仕事と完了条件を1つ設定します。たとえば「毎週のサポート内容を読み、未解決項目を一覧にして承認を待つ」のように、入力、成果物、止まる条件を具体化します。

    筆者の判断基準1回だけの質問より、同じ流れを繰り返す仕事の方がGrok Botの継続文脈とRoutineを活かしやすいと考えられます。公式も、再現可能な成果を持つ役割から始めるよう案内しています。公式ユースケースガイドを参考にできます。

  5. 読み取り・下書きから始め、権限を段階的に広げる

    初期運用は、情報を読む、整理する、下書きを作る段階に限定します。結果と承認の戻り方を確認してから、送信、編集、購入など外部へ影響する操作を追加します。

    Legacy Privacy ModeではGrok Botを利用できず、Grok Botにはクラウド保存が必要です。秘密情報を通常のチャットへ貼り付けず、必要な場合は公式のSecret cardを使います。秘密情報の公式取扱い承認・安全の公式説明を確認してください。

Grok Botが向いている人・向かない人は?

Grok Botは、筆者の判断基準では、複数アプリをまたぐ反復業務を継続して任せたい人に向いています。

高い月額料金を負担しても、継続文脈、並行作業、Routineによって戻る時間が明確かどうかで優先度が変わります。

導入候補

複数アプリをまたぐ反復業務がある人

毎週のレポート準備、問い合わせの整理、情報収集から下書きまでのように、同じ流れを繰り返す人は候補です。API連携を一から作らず、ブラウザと既存アプリを横断できることが判断理由になります。

筆者の判断基準任せる作業に「頻度」「完了条件」「人の承認位置」の3つを書けるなら、導入後の役割を設計しやすいと考えられます。

導入候補

役割を分けたBotを並行して動かしたい人

営業準備、運用確認、調査などを別のBotへ分け、同時に進めたい人は候補です。端末を閉じても作業を継続できるため、人が待ち続ける必要を減らせます。

ただし、Botごとに画面を分けてもデータは完全分離されません。並行性とセキュリティ分離を同じものとして扱わないことが条件です。

優先度低

単発の質問や特定モデルの選択が主目的の人

その場の質問、文章生成、検索が中心なら、通常のGrokなどのチャット型サービスを先に検討する方が目的へ直結します。Grok Botの価値は仕事を継続して引き継ぐ点にあり、単発回答だけでは月額料金を回収しにくいからです。

また、特定のモデルを常に固定して使うことが最優先なら、完全なモデル一覧と選択条件が公開されるまで保留が妥当です。

見送り

共有環境・料金・承認条件を受け入れられない人

Botごとの完全なデータ分離が必要な人、対象端末がない人、試用後の費用対効果を説明できない人は見送りです。さらに、2要素認証やCAPTCHAを含めて完全無人で動くことを求める用途にも向きません。

筆者の判断基準対象プランを新規契約する前に、1か月で減らしたい作業時間や停滞を言葉にできない場合は、先に業務を整理する方が損失を抑えられます。

Grok Botを安全に使うには?7つの注意点

Grok Botは同一ユーザーの全Botがファイルやログイン状態を共有するため、Botごとの完全な権限分離には使えません。

安全性は「承認画面があるか」だけでなく、共有範囲、認証、保存、削除、外部サービスの制限まで含めて設計します。

ファイルとログイン状態はBot間で共有される

同一ユーザーのBotは1台のクラウドコンピューターを共有し、ファイル、ブラウザセッション、ログイン状態、CLI認証情報へアクセスできる可能性があります。別画面や別Botをセキュリティ境界として扱えません。共有コンピューターの公式仕様で確認できます。

用途ごとに専用アカウントを作り、不要なファイルやセッションを残さず、必要最小限の権限にします。機密区分が異なる業務は、同じGrok Bot環境へ混在させない判断が必要です。

承認しても、それ以前の操作は元に戻らない

Grok Botの承認は、次の高リスク操作を進めるか判断する仕組みで、それ以前にBotが行った操作を取り消す機能ではありません。承認画面では対象、変更内容、外部への影響を確認します。

Auto Reviewは承認判断を補助しますが、すべてのリスクをなくす保証ではありません。送信、削除、購入、公開など取り消しにくい操作は、人が確認する段階を残します。

パスワード・2要素認証・支払いは利用者が引き継ぐ

パスワード、パスキー、2要素認証、CAPTCHA、支払い情報の入力は、利用者がTakeoverで操作します。通常のメッセージ欄へ認証情報やAPIキーを貼り付けてはいけません。

秘密情報が必要な場合は公式のSecret cardを使い、Botが不要になった時点で外部サービス側のセッションやトークンも失効させます。

Privacy Modeでもクラウド保存は必要になる

CursorのPrivacy Modeを有効にすると、通常はコードデータをモデル学習へ使わない方針になりますが、「学習に使わない」と「保存されない」は同じ意味ではありません。Grok Botはクラウド上で動作するため、クラウド保存が必要です。

Legacy Privacy ModeはGrok Botに対応しません。Privacy Modeが無効な場合、Cursorは製品改善やモデル学習のためにデータを保存・利用する場合があると説明しています。Cursor公式のデータ利用方針で現在の条件を確認してください(2026年8月確認)。

Botを削除しても共有ファイルやセッションは別管理

Botを削除しても、共有コンピューター上のファイル、ログイン状態、外部サービスのセッションが自動ですべて消えるとは限りません。Bot本体の削除と、共有環境・外部アカウントの後片付けを分けます。

利用終了時は、不要ファイルの削除、ログアウト、トークンの失効、外部サービスの接続解除まで確認します。保存期間の正確な一律日数は、Grok Bot向け公式ページに明記されていません。Cursorプライバシーポリシーも確認対象です。

CAPTCHAや自動化禁止により止まるサイトがある

外部サイトが自動操作を制限している場合やCAPTCHAを表示する場合、Grok Botは作業を完遂できないことがあります。Grok Botがブラウザを操作できることは、あらゆるサイトで自動化が許可されることを意味しません。

対象サービスの規約を確認し、停止や制限が起きた場合に人へ戻す手順を用意します。障害の可能性を調べる際は、Cursor公式ステータスページも確認できます。

業務利用は利用規約・入力権利・出力確認まで含める

Grok Botは営業、マーケティング、運用、バグ対応などの業務例を公式に示していますが、無条件の包括的な商用利用許諾を意味しません。入力するデータの権利、第三者サービスの規約、出力の正確性と権利を利用者側で確認します。

Cursor利用規約では利用者が入力への権利を保持する一方、出力が不正確な場合があることや、適用法・第三者権利への対応が示されています。Cursor公式利用規約を業務導入前に確認してください。

導入前のリスク確認表

確認項目 判断への影響 最低限の対処
Bot間の共有完全分離が必要なら非推奨専用アカウント、最小権限、機密区分の分離
承認承認前の操作は巻き戻らない取り消しにくい操作は人の確認を残す
認証・支払い完全無人化できない場面があるTakeoverを使い、秘密をチャットへ貼らない
保存・学習Privacy Modeでもクラウド保存が必要モードとデータ利用条件を契約時に確認
削除Bot削除だけでは後片付けが完了しないファイル、セッション、トークンを別途削除
外部サイトCAPTCHAや規約で停止し得る利用規約と人へ戻す手順を用意
業務利用入力権利・出力責任が残る利用規約、第三者権利、成果物を確認
公式仕様を導入判断へ整理した表です。対処方法には筆者の判断基準を含みます。公式の安全・プライバシー条件はGrok Bot公式ドキュメント(2026年8月18日確認)を基準にしています。

Grok Botに関するよくある質問

Grok Botは、無料条件・日本語対応・使用モデル・公開APIの詳細がすべて公式公開されているわけではありません(2026年8月確認)。

契約や端末準備の直前に迷いやすい点を、公式に確認できる範囲と未公開部分に分けて回答します。

SuperGrok PlusでGrok Botを使えますか?

2026年8月時点では、SuperGrok PlusはGrok Botの継続利用対象に含まれていません。

公式に案内される個人向け対象はCursor Ultraと、Cursorへ連携したSuperGrok Heavyです。SuperGrok Plusの契約内容そのものは、SuperGrok Plusの料金と利用上限で確認できます。

Grok Botは日本語で使えますか?

日本のApp StoreではGrok Botを確認できますが、公式公開情報に日本語UIや日本語入力への正式対応は明記されていません(2026年8月確認)。

App Storeの言語欄は英語と表示されています。日本で入手できることと、日本語が公式サポート言語であることは分けて判断してください。日本のApp Store公式掲載が確認先です。

Android・iPad・Linuxで使えますか?

2026年8月時点で、Android、iPad、LinuxデスクトップはGrok Botの対応端末に含まれていません。

対応はmacOS、Windows、iOS 18以降のiPhoneです。企業向けのクラウド基盤にLinux VMの記載はありますが、利用者向けLinuxデスクトップアプリへの対応を意味しません。対応端末の公式FAQで確認できます。

Grok BotはGrok 4.6を使っていますか?

Grok Botが常にGrok 4.6を使うとは、2026年8月時点の公式公開情報から断定できません。

完全なモデル一覧は公開されておらず、チーム向けには製品側が管理するモデル群と自動フェイルオーバーが案内されています。特定モデルの常時利用を前提にせず、設定画面と公式ドキュメントの現在表示を確認してください。

Grok Bot専用のAPIはありますか?

2026年8月18日に確認した公式製品ページとドキュメントには、Grok Bot専用の公開APIは案内されていません。

これは専用APIが将来も提供されないという意味ではありません。xAI APIは別の開発者向けサービスであり、その料金や上限をGrok Botへ適用しないでください。

パソコンやiPhoneを閉じても作業は続きますか?

Grok Botはクラウドコンピューターで動くため、端末を閉じた後も作業を続けられると公式FAQに記載されています。

ただし、外部サイトの制限、承認待ち、認証、障害などで止まる可能性があり、無停止の24時間稼働を保証するSLAとは別です。状態は通知やGrok Bot画面で確認します。

まとめ|Grok Botを導入するかは5条件で決める

Grok Botは、筆者の判断基準では、対象プラン・端末・反復業務・共有環境・承認管理の5条件がそろう場合に導入候補となります。

通常のチャットより、継続的な仕事の引き継ぎと並行実行に価値を感じる人向けです。条件が欠けるなら、契約を急ぐ必要はありません。

今取る行動:最初の「Grok Bot導入判断表」で5条件を確認し、すべて合う場合だけ、任せたい反復業務を1つ書き出して対象プランを選んでください。

対象プラン・表示料金・無料試用条件・対応端末・使用モデルの公開範囲のいずれかが公式ページで変わった場合に、この記事を再確認してください。

引用元・参考情報

本文で実際に根拠として使用した公式一次情報です。リンク先の内容と表示条件は変更される場合があります。

  1. Grok Bot公式製品・料金ページ — 対象プラン、公開表示価格、無料開始の表記。最終確認:2026-08-18
  2. SpaceXAI「Introducing Grok Bot」 — 発表日、ベータ、対象プラン、端末、業務例、クラウドコンピューター。最終確認:2026-08-18
  3. Grok Bot公式ドキュメント「Overview」 — 製品定義、永続的なBot、共有コンピューター、並行作業。最終確認:2026-08-18
  4. Grok Bot公式ドキュメント「Get started」 — 対象プラン、対応OS、開始画面、クラウド保存、Legacy Privacy Mode。最終確認:2026-08-18
  5. Grok Bot公式FAQ — 対応端末、端末を閉じた後の動作、共有環境、CAPTCHA、承認。最終確認:2026-08-18
  6. Grok Bot公式モバイル要件 — iOS 18以降のiPhone、Android・iPad非対応。最終確認:2026-08-18
  7. Grok Bot公式ユースケース — 反復可能な成果を持つ役割と段階的な自動化。最終確認:2026-08-18
  8. Grok Bot「Computer and apps」 — 共有ファイル、セッション、ログイン、セキュリティ境界。最終確認:2026-08-18
  9. Grok Bot「Skills, routines, and automations」 — Routine、Teach task、上限、実行履歴。最終確認:2026-08-18
  10. Grok Bot「Bots」 — Botとグループチャットの合計上限。最終確認:2026-08-18
  11. Grok Bot「Files and results」 — 添付件数とファイルサイズ上限。最終確認:2026-08-18
  12. Grok Bot「Settings and notifications」 — 条件付きモデル選択、利用量表示、通知。最終確認:2026-08-18
  13. Grok Bot「Approvals, security, and privacy」 — 承認、認証、共有環境、保存、削除、最小権限。最終確認:2026-08-18
  14. Grok Bot「Teams and enterprises」 — チーム利用、モデル管理、利用枠、企業向け提供。最終確認:2026-08-18
  15. Cursor公式「Grok Bot plans」 — Ultra、Heavy、Teams対象条件、週次利用枠。最終確認:2026-08-18
  16. Cursor公式「SuperGrok Heavy」 — アカウント連携、Ultra利用条件、対象外条件。最終確認:2026-08-18
  17. Cursor公式「Sign in」 — Cursorアカウントによるサインイン。最終確認:2026-08-18
  18. Cursor公式「Mobile purchase」 — Appleアプリ内課金と重複購入の注意。最終確認:2026-08-18
  19. Cursor公式「Secrets」 — Secret cardと秘密情報の扱い。最終確認:2026-08-18
  20. Cursor公式「Data Use & Privacy Overview」 — Privacy Mode、保存、学習利用。最終確認:2026-08-18
  21. Cursorプライバシーポリシー — データ保持と削除の一般条件。最終確認:2026-08-18
  22. Cursor利用規約 — 年齢、入力権利、出力、法令・第三者権利。最終確認:2026-08-18
  23. Cursor公式「Cursor is joining SpaceX」 — CursorとSpaceXの公表関係。最終確認:2026-08-18
  24. Cursor公式ステータスページ — Grok Botを含む稼働状況の確認先。最終確認:2026-08-18
  25. 日本のApp Store「Grok Bot」 — iPhone要件、販売者、言語、年齢、アプリ内課金表示。最終確認:2026-08-18
  26. xAI公式料金ページ — 一般向けGrokプランとの区別。最終確認:2026-08-18
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