Amazonを名乗るメール・SMSの見分け方|開いた後の対処

Amazonを名乗るメール・SMSの見分け方|開いた後の対処 実務ガイド

情報確認日:2026-10-27

SOURCE CHECK

Amazonのヘルプ(詐欺目的の連絡を見分ける・Amazon.co.jpからの電話かどうかを見分ける・詐欺の被害から身を守る・不審な連絡について報告する)、About Amazon、フィッシング対策協議会の2026年9月の月次報告書で確認しています(確認日時:2026年10月27日 05:41 日本時間)。画面の名前やボタンの位置は変わることがあります。

Amazonを名乗るメールやSMSが本物かどうかは、届いたリンクではなく、普段使っている公式アプリや、確認済みのブックマークから「注文履歴」と「メッセージセンター」を開いて確かめます。ロゴや送信元の番号は送り主の手がかりで、中身が安全という保証ではありません。

まずはこの3ステップ(2026年10月27日 05:41 日本時間時点)
  1. メールやSMSのリンクは押さず、Amazonのアプリかブックマークから「注文履歴」を開きます。Amazonは、URLをクリックせず、公式のアプリやウェブサイトに直接アクセスするよう案内しています。
  2. 「メッセージセンター」に同じ連絡があるか確かめます。Amazonが送ったメールは、メッセージセンターで確認できます。
  3. 入力してしまったら、公式アプリやブックマークからAmazonを開いてパスワードを変え、カードの番号を入れたならカード会社へ連絡します。カード会社の指示に従ってください。

フィッシング対策協議会によると、2026年9月の報告94,661件のうち、Amazonをかたるものは約33.2%で「増加傾向」でした。この記事では、Amazon公式の見分け方(メッセージセンター、ロゴ、SMSの送信元)と、開いた後・入力した後にやることを、公式の案内に沿ってまとめます。

こんな人におすすめ

  • 「お支払い方法に問題があります」「アカウントを停止しました」などのメールやSMSが届いた人
  • Amazonからの本物の連絡かどうか、自分で確かめる方法を知りたい人
  • リンクを開いた、IDやカード番号を入れてしまった人
  • 家族に見分け方を伝えたい人
Amazonを名乗る連絡のチェックリスト

次のどれかに当てはまったら、リンクを押さずに止まります

  • ☑ 急がせる(「今すぐ」「本日中に」など)
  • ☑ パスワードやクレジットカードの情報を聞いてくる
  • ☑ Amazonのサイトやアプリ以外で払わせようとする
  • ☑ ギフトカードで払うよう求める(「未払いのAmazonプライムの会員費」など)
  • ☑ 注文した覚えのない商品の注文・配達の通知
  • ☑ 「法的手続き」をちらつかせる
  • ☑ ソフトウェアのインストールを求める

確かめる場所

  • 普段使っている公式アプリや、確認済みのブックマークから「注文履歴」と「メッセージセンター」を開く

ここに挙げたのは、Amazonのヘルプにある危険信号です。当てはまらなくても、安全とは限りません。

01結論|リンクではなく、注文履歴とメッセージセンターで確かめる

Amazonを名乗るメールやSMSを見分ける近道は、文面を細かく読み比べることではなく、Amazonの中に同じ連絡があるかを確かめることです。

  • Amazonは、不審なメールやSMSに書かれたURLはクリックせず、「Amazon公式のモバイルアプリやウェブサイトに直接アクセスしてください」としています。
  • 「メッセージセンターではAmazonが送信したメッセージかどうか確認することができます」としています。
  • 料金が払われていないという連絡(未納料金の請求)には、「注文履歴にアクセスして、注文の詳細がサイト上の注文内容と合致しているかを確認してください」としています。
  • Amazon.co.jpは、ご登録のアカウント情報(パスワード、クレジットカード情報など)の開示をお願いすることはない、としています。

アプリやサイトを開くときは、普段使っている公式アプリや、確認済みのブックマークから開きます。届いたメールやSMSのリンクから開いたページでは、確かめたことになりません。

出典:Amazon「詐欺の被害から身を守る」、Amazon「Amazon.co.jpからの電話かどうかを見分ける」

02Amazonを名乗る連絡で、疑うポイント

Amazonは、なりすまし詐欺を「見分けるのは難しいもの」としたうえで、次のような危険信号を挙げています。

Amazonを名乗る連絡で疑うポイント(Amazonのヘルプより)
よくある内容Amazonの案内
「今すぐ」と急がせる詐欺師は多くの場合、切迫感をあおる
住所・支払い情報・ログイン情報を聞くAmazonはパスワードやクレジットカード情報の開示をお願いすることはない
Amazon以外で払わせるAmazonのサイトやアプリ以外の第三者サイトや電信送金での送金を求めるのは危険信号
ギフトカードで払わせる「未払いのAmazonプライムの会員費がある」などとしてギフトカードを買わせる手口に注意
身に覚えのない注文・配達の通知注文履歴に同じ注文があるかを確かめる
「法的手続き」を促す法的手続きを促すメッセージは詐欺。差出人に連絡しない
代金引換の荷物が届いたAmazonでは代金引換は使用できない。受け取りを拒否する
お支払い情報の更新を求める「お支払いオプションを管理」に更新の手順が出ていなければ、AmazonからのSMSではない
ソフトウェアのインストールを求める・誤字が多い偽装されたSMSの可能性

出典:Amazon「詐欺目的の連絡を見分ける」、Amazon「Amazon.co.jpからの電話かどうかを見分ける」、Amazon「詐欺の被害から身を守る」

Amazonのサイトのアドレスについて、Amazonは「Amazon.co.jpサイトのURLは、「https://××.amazon.co.jp」で始まります」としています。ただし、アドレスを見比べるより、リンクを使わずにアプリやブックマークから開くほうが確実です。

03メッセージセンターの開き方(パソコン・アプリ)

About Amazonは、届いたメールと同じメールがメッセージセンターにも入っているかで、Amazonから送られたメールかどうかを判断できるとしています(メールの種類により一部対象外のものがあります)。

メッセージセンターの開き方(About Amazonの案内。2026年10月27日 05:41 日本時間に確認)
使うもの開き方
パソコン(Amazon.co.jp)画面右上の「アカウントサービス」→「メッセージセンター」
Amazonショッピングアプリ下部メニューの人型アイコン→「アカウント」→「メッセージセンター」項目内の「メッセージ」
  • 同じ連絡がある:Amazonから送られたものと判断できます。その場合も、操作はアプリやサイトの中で進めます。
  • 同じ連絡がない:メールやSMSのリンクは開かず、07の方法で報告します。
  • 判断が難しい:Amazonは、判断が難しい場合はカスタマーサービスに連絡するよう案内しています。連絡先は、メールやSMSに書かれた番号ではなく、アプリやサイトから探します。

出典:About Amazon「Amazonを装ったフィッシング詐欺メールによる被害を防ぐ3つのポイント」、Amazon「詐欺の被害から身を守る」

Amazonは、正式に送ったメールにブランドのロゴを表示できる仕組みに対応しています。例えばGmail、Appleメール、Yahoo!メール、ドコモメールを使っている場合、Amazonから正式に送られたメールには、受信ボックスのメール一覧などにAmazonのロゴや公式アカウントマーク「✓」が表示されます。

  • 表示されるのは、ウェブブラウザやスマートフォンのアプリでメール一覧を見たときです。Outlookなどのメールソフトでは表示されません。
  • Amazonはさまざまなドメイン(メールアドレスの@より右側)から送っているため、正規のメールでもロゴが表示されない場合があります。
  • About Amazonは、ロゴや公式マーク以外が表示されている場合は疑わしいので、公式サイトやアプリで確認するよう案内しています。
ロゴの考え方

ロゴや送信元は送り主の手がかりで、中身の安全の保証ではありません。ロゴがあっても、カードやパスワードの入力をメールのリンクから進めず、03のメッセージセンターや注文履歴で確かめます。ロゴがなくても、それだけで偽物とは決まりません。

出典:Amazon「詐欺目的の連絡を見分ける」、About Amazon

フィッシング対策協議会も、2026年9月の報告書で、正規メールにブランドロゴなどが表示される仕組みが利用者の判断を助けると説明しています。ロゴ表示に対応したメールサービスでアドレスを作り、登録しているアドレスを切り替えていくことも検討するよう勧めています。

出典:フィッシング対策協議会「2026/09 フィッシング報告状況」

05SMSの送信元|Amazonが公表している番号

Amazonは、SMSで主に使っている送信情報を公表しています。

Amazon.co.jpが主に使っている送信情報(2026年10月27日 05:41 日本時間に確認)
種類送信情報
電話番号09090097540、08021585817、01085264515445、05053704545
共通番号0005950158、0005950159、0005950160、0005950161、0005950162
名前・サービスAmazon、Amazonショッピングアプリ、LINEアプリ
  • Amazonは「下記の番号またはサービス以外の送信情報を使用する場合もあります」としています。
  • 一方で、「Amazon.co.jpを装った偽電話番号でフィッシングやなりすましのSMSが送信されるケースがあります」とし、差出人の欄に一覧以外が含まれている場合は不正なSMSの可能性があるとしています。

一覧と同じ番号から届いても、番号だけで本物と決めないでください。送信元の番号は手がかりでしかありません。中身は、アプリやブックマークから開いた注文履歴とメッセージセンターで確かめます。

出典:Amazon「Amazon.co.jpからの電話かどうかを見分ける」

06リンクを開いた・入力してしまったら

何をしたかで、やることが変わります。ここでは早見表だけを載せます。詳しい手順は、リンク先の記事で説明しています。

開いた後・入力した後にやること(初動の目安)
したことすぐにやること詳しくは
リンクを開いただけページを閉じる。携帯電話会社が提供している迷惑メール対策機能を設定する(Amazon)フィッシングメールのリンクを開いてしまったら
Amazonのメールアドレス・パスワード・IDを入れたアプリやブックマークからAmazonを開き、メールアドレス・パスワード・IDを変える(Amazon)。同じパスワードをほかで使っていれば、そちらも変える(IPA)。不審なアプリを入れた・遠隔操作を許可した場合は、別の端末から行う(この記事の提案)入力・認証・実行別の対処
クレジットカードの番号を入れたカード会社に連絡し、利用停止の手続きを行うなど、カード会社の指示に従う(Amazon)クレジットカードの身に覚えのない請求|確認と連絡・停止の手順
SMSで届いた確認コードを入れた・伝えたパスワードの変更とあわせて、ログインの記録を確かめる(この記事の提案)情報を入力した・認証を承認した場合の対処
ギフトカードの番号を伝えた警察相談専用電話(#9110)や消費者ホットライン(188)に相談(Amazonが相談先として案内)。Amazonのカスタマーサービスにも、アプリやサイトから連絡する(この記事の提案)09の相談先

不審なアプリを入れた、遠隔操作を許可した場合は、パスワードの変更をその端末ではなく別の端末から行います(サポート詐欺に電話してしまったらと同じ考え方です)。スマホの初期化は、リンクを開いた全員に必要な作業ではありません。

出典:Amazon「Amazon.co.jpからの電話かどうかを見分ける」、Amazon「詐欺の被害から身を守る」、IPA「自分の個人情報等が漏えいした際の「対処」と「日頃の対策」」

07Amazonへの報告のしかた

Amazonのアカウントを持っている人

Amazonのヘルプの「不審な連絡について報告する」のページから報告します。2026年10月27日時点では、次のような選択肢がありました。

  • 「不審な電話、Eメール、SMS/テキストメッセージを報告する」(「一切情報を伝えていない」「Amazonのアカウント情報を伝えた」「銀行口座情報を伝えた」「自分のパソコンやデバイスへのリモートアクセスを許可した」「その他」から選ぶ)
  • 「注文した覚えがない荷物についての報告」

Amazonは、不審なメールや電話、メッセージをフォームから送るか、[email protected]に転送することで、本当にAmazonからの連絡かどうか検証できるとしています。

Amazonのアカウントを持っていない人

Amazonを名乗る不審なメールは、[email protected](受信専用)に転送します。

SMSの場合

Amazonは、携帯電話会社にも申告窓口があるとしています。あわせて、携帯電話会社が提供している迷惑メール対策機能を設定しておきます。

報告の画面や経路は変わる場合があります。報告のページは、届いたメールのリンクではなく、アプリやブックマークから開いたAmazonのヘルプで探してください。

出典:Amazon「不審な連絡について報告する」、Amazon「詐欺目的の連絡を見分ける」、Amazon「Amazon.co.jpからの電話かどうかを見分ける」

08どれくらい多い?|フィッシング対策協議会の2026年9月の数字

フィッシング対策協議会「2026/09 フィッシング報告状況」より
項目2026年9月
フィッシング報告件数94,661件(前月より12,323件増加、約15.0%増)
Amazonをかたるフィッシング報告数全体の約33.2%で「増加傾向」
分野別(EC系)報告件数全体の約47.9%
フィッシングサイトのURL件数(重複なし)49,032件

同じ報告書では、Appleをかたるフィッシングは約11.1%で減少傾向とされています。報告件数は、協議会に寄せられた報告の数で、被害の件数ではありません。

協議会は、9月は情報漏えいの公表が相次いだとし、関連は不明としつつ、メールの文面に受信者の氏名が書かれたフィッシングメールも確認されているとしています。自分の名前が書いてあっても、本物とは限りません。

出典:フィッシング対策協議会「2026/09 フィッシング報告状況」

09相談先

お金を払ってしまった、ギフトカードの番号を伝えてしまったなど、被害が出ているときは、Amazonやカード会社への連絡とあわせて相談します。

相談先(2026年10月27日 05:41 日本時間に各公式ページで確認)
窓口番号こんなとき
110番110(緊急通報ダイヤル)今まさに被害が起きそうな緊急のとき
警察相談専用電話#9110(平日 午前8:30〜午後5:15。都道府県警察本部で異なる)詐欺かもしれない電話の相談など
消費者ホットライン188お金や契約のこと(身近な消費生活センターなどにつながる)

出典:政府広報オンライン「警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ」、消費者庁「消費者ホットライン」、Amazon「詐欺の被害から身を守る」

10よくある質問

Amazonから届いたメールが本物か、いちばん簡単な確かめ方は?

リンクは押さず、普段使っている公式アプリや、確認済みのブックマークからAmazonを開き、注文履歴とメッセージセンターに同じ連絡があるかを見ます(03)。

メールにAmazonのロゴや✓マークが出ていれば本物ですか?

Gmail・Appleメール・Yahoo!メール・ドコモメールなどでは、正式なメールにロゴや✓が表示されます。ただし、ロゴや送信元は送り主の手がかりで、中身の安全の保証ではありません。本物でもロゴが出ないことがあります(04)。

SMSの送信元がAmazonの公表している番号でした。本物ですか?

番号だけでは決められません。Amazonは一覧以外の送信情報を使う場合もあるとし、偽の番号で送られるケースもあるとしています。注文履歴とメッセージセンターで確かめます(05)。

リンクを開いてしまいました。何をすればいいですか?

ページを閉じ、携帯電話会社が提供している迷惑メール対策機能を設定します。IDやカード番号を入れた場合は、公式アプリやブックマークからパスワードを変え、カード会社に連絡します(06)。

「未払いのプライム会費をギフトカードで」と言われました

Amazonが注意を呼びかけている手口です。払わずに、アプリやサイトから会員情報を確かめます。すでに番号を伝えたなら、警察相談専用電話(#9110)や消費者ホットライン(188)に相談します(02)。

Amazonのアカウントを持っていないのにメールが来ました

[email protected](受信専用)に転送して報告できます(07)。

11まとめ

  • Amazonを名乗るメール・SMSは、リンクではなく、普段使っている公式アプリや確認済みのブックマークから「注文履歴」と「メッセージセンター」で確かめる。
  • ロゴ・送信元・番号は手がかりでしかない。中身の安全の保証ではない。
  • 入力してしまったら、公式アプリやブックマークからパスワードを変え、カード番号ならカード会社の指示に従う。

まずは、Amazonのアプリでメッセージセンターの場所を一度開いておきましょう。いざというとき、すぐに確かめられます。

更新履歴:2026年10月27日 初版(2026年10月27日 05:41 日本時間時点の公式情報)。

参考 引用元・公式情報

確認日:2026年10月27日(日本時間)

  1. Amazonヘルプ:「詐欺目的の連絡を見分ける」・「Amazon.co.jpからの電話かどうかを見分ける」・「詐欺の被害から身を守る」・「不審な連絡について報告する」
    危険信号、メッセージセンター、ロゴの表示、SMSの送信情報、入力してしまった場合、報告のしかた、[email protected]・[email protected]
  2. About Amazon「Amazonを装ったフィッシング詐欺メールによる被害を防ぐ3つのポイント」
    メッセージセンターの開き方(パソコン・アプリ)、ロゴと✓マーク
  3. フィッシング対策協議会「2026/09 フィッシング報告状況」
    報告件数94,661件、Amazonをかたるもの約33.2%、EC系約47.9%、ロゴ表示、氏名入りのフィッシング
  4. IPA「自分の個人情報等が漏えいした際の「対処」と「日頃の対策」」(2026年10月26日)
    同じパスワードを使い回している場合の変更
  5. 政府広報オンライン(#9110)・消費者庁(188)
    相談先

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