SOURCE CHECK
Appleの公式サポートページ(2026年11月3日取得)で確認した内容だけで書いています。
Apple Accountに「セキュリティの問題によりロックされています」などと出たら、Appleの案内では、アクセスを回復するにはパスワードのリセットが必要です。警告の「アクセスを要求」か iforgot.apple.com からリクエストし、信頼できるデバイスか信頼できる電話番号でパスワードをリセットします。どちらも使えない場合はアカウントの復旧を申請し、待機期間を待ちます。
- 画面の警告に「アクセスを要求」があればタップします(なければ iforgot.apple.com/unlock から)。
- サインイン済みのiPhoneやMac(信頼できるデバイス)があれば、そこでパスワードを変更します。
- デバイスも電話番号も使えないときは、アカウントの復旧を申請し、待機中はサポートへの催促や再申請をしません。
iPhoneやMac、App Storeで「このApple Accountはセキュリティの問題によりロックされています」と出て、Appleのサービスに何もサインインできなくなったときのための記事です。表示ごとの違い、解除の順番、解除できないときにできることを、Appleの公式サポートの記載に沿って整理しました。
こんな人におすすめ
- Apple Account(旧Apple ID)がロックされた・使用停止と出た人
- 解除にどれくらいかかるか、何を用意すればいいか知りたい人
- 届いたメールの「ロックされました」が本物か不安な人
- ☑ Apple Accountでサインインしたままの別のiPhone・iPad・Macが手元にあるか(あれば、そこでパスワードを変えられます)
- ☑ 信頼できる電話番号(確認コードを受け取る番号)が今も使えるか
- ☑ 「ロックされました」がメールやSMSのリンクから来ていないか(解除は画面の警告か、自分で入力した iforgot.apple.com から)
Appleは、本人または第三者がパスワードなどを何度も間違えて入力した場合に、セキュリティ確保のためApple Accountが自動的にロックされることがあると説明しています。
01画面に出るメッセージと意味
Appleは、次のいずれかのメッセージが表示された場合、セキュリティ確保のためApple Accountは自動的にロックされ、Appleのどのサービスにもサインインできなくなると説明しています。
| 表示 | 意味 | 最初にやること |
|---|---|---|
| 「このApple Accountは、セキュリティの問題により使用が停止されています」 | セキュリティ上の理由でロックされた状態 | パスワードのリセット |
| 「セキュリティ上の理由によりご利用のアカウントが無効になっており、サインインできません」 | 同上 | パスワードのリセット |
| 「このApple Accountはセキュリティの問題によりロックされています」 | 同上 | パスワードのリセット |
| 「ご利用のアカウントは『メディアと購入』で無効になっています」 | App Storeなど「メディアと購入」側の無効化 | 警告の「続ける」から再有効化をリクエスト |
ロックは、本人または第三者が、パスワードやその他のアカウント情報を何度も間違って入力した場合に生じることがあります。自分で何度か間違えた覚えがなくても、第三者が試した可能性もあるということです。
なお、Apple IDはApple Accountという名称になりました。これまでと同じメールアドレスまたは電話番号、パスワードでサインインできます。
出典:Apple サポート(Apple Accountがロックされた場合、無効になった場合、使用できなくなった場合)、Apple サポート(パスワードを忘れてApple Accountにサインインできなくなった場合)
02ロックを解除する順番|アクセスを要求とパスワードのリセット
Appleの案内では、セキュリティ上の理由でロックされた場合、アクセスを回復するにはパスワードをリセットする必要があります。
1. 「アクセスを要求」をタップする
ロックまたは無効になったというメッセージに「アクセスを要求」が表示されていれば、タップしてアカウントへのアクセスをリクエストできる可能性があります。警告が出ていない場合や閉じてしまった場合は、Safariなどのアドレス欄に自分で iforgot.apple.com/unlock と入力して開き、リクエストすることもできます。
2. 信頼できるデバイスでパスワードを変更する
信頼できるデバイスとは、すでに2ファクタ認証でApple Accountへのサインインを済ませているiPhone、iPad、Apple Watch、Apple Vision Pro、Macのことです。たとえばiPhoneではサインインしたままなら、アカウントの復旧手続きを行う必要はないと考えられ、そのデバイスでパスワードを変更できます。
3. 信頼できるデバイスがないときは復旧要素で本人確認する
サインイン中のAppleデバイスがなくても、パスワードをリセットできる可能性はありますが、本人確認が必要です。次のような「復旧要素」の提示を求められることがあるので、手元にそろえておきます。
- 信頼できる電話番号:2ファクタ認証の確認コードを受け取るように設定してある電話番号
- 復旧用の連絡先から送られるコード:設定してあれば、その人に6桁のコードを提供してもらう
- Apple Accountのメールアドレス:そのメールを受信できるか
- Apple Accountに登録したクレジットカード:CVVの確認を求められる場合がある
- 復旧キーまたはセキュリティキー:設定している場合は手順が異なります
新しいデバイスの設定時や「設定」アプリでのサインイン時、App Storeでの購入手続き時などには「パスワードをお忘れですか?」(または「パスワードをお忘れか、Apple Accountをお持ちでない場合」)から始められます。
確認コードがSMSに届かない場合の見直しは、Appleの確認コードが届かない|iPhoneの機種変更・サインインで受け取れないときの順番でまとめています。
出典:Apple サポート(Apple Accountがロックされた場合、無効になった場合、使用できなくなった場合)、Apple サポート(パスワードを忘れてApple Accountにサインインできなくなった場合)
03パスワードをリセットできないとき|アカウントの復旧
信頼できるデバイスがなく、復旧要素も提示できない場合(例:古いiPhoneを下取りに出し、ほかに信頼できるデバイスがなく、新しい電話番号の利用をすでに開始している)は、Appleに「アカウントの復旧」を申請します。セキュリティ上の理由から、数日以上かかる場合があります。
申請する場所
- Safari:iOS 17以降などを搭載したデバイスで iforgot.apple.com にSafariでアクセスし、画面の案内に従います。
- サポートアプリ:借りたデバイスやApple Storeのデバイスでサポートアプリを開き、「サポートツール」→「パスワードのリセット」→「他のユーザをサポート」を選びます。入力した情報は借りたデバイスに保存されません。
申請したあとの流れ
- アクセスを復旧できる具体的な日時を書いた確認メール(電話番号のみのアカウントはiMessage)が、申請から72時間以内に届きます。
- 待機期間(数日またはそれ以上)を待ちます。Appleサポートに問い合わせても短縮できません。
- 準備が整うと、申請に使った電話番号にテキストメッセージまたは自動音声通話で、今後の手順の連絡があります。届かない場合は、確認メールの時刻を過ぎてから apple.com/recover に直接アクセスします。
出典:Apple サポート(パスワードを忘れてApple Accountにサインインできなくなった場合)、Apple サポート(アカウントの復旧手続き中に想定されること)
04復旧の待機中にやってはいけないこと
復旧リクエストが中断・キャンセルされる原因になる行動があります。
- Appleサポートに短縮を頼まない:待機期間は決まっていて、サポートでも短縮できません。
- 新しいリクエストを送らない:追加の復旧情報が見つからない限り、早くならず、かえって待機期間が長引く可能性があります。
- サインイン中の別のAppleデバイスを使わない:使うとリクエストがキャンセルされます。そのデバイスでパスワードを変更できるなら変更すれば復旧は不要です。変更できない場合は電源を切ります。
- ウェブで申請したなら、Appleデバイスの電源を切る:iOS 17、iPadOS 17、またはmacOS 27以降のデバイスで手続きを始めた場合は、そのデバイスは引き続き使えます。
状況は確認メールか iforgot.apple.com で確認できます。申請したときと同じメールアドレスと電話番号を入力しないと、待機期間が長引く可能性があります。確認メールが来ない場合は丸72時間待ってから、迷惑メールフォルダとゴミ箱を確認します。
復旧を申し込んだ覚えがないのに確認メールが届いた場合、第三者がアクセスしようとしている可能性があるとAppleは説明しています。確認メールにあるキャンセルのリンクを使い、パスワードの変更とセキュリティの見直しを検討します。乗っ取りが疑われるときはAppleアカウント乗っ取りの確認と対処|証券口座を守る設定も見てください。
05それでも戻せないとき|新しいApple Accountとアクティベーションロック
ロックされたApple Accountへのアクセスを要求すると、「このApple Accountはロックされており、使用できません」という警告が出たり、リクエストが拒否されたりすることがあります。アクセスを回復できない場合にAppleが案内しているのは次の2つです。
- 新しいApple Accountを作成する
- アクティベーションロックのサポートをリクエストする:ロックされたアカウントで設定したiPhoneなどのアクティベーションロックを解除したい場合。購入証明書を用意します。
06「メディアと購入」で無効と出たとき
「ご利用のアカウントは『メディアと購入』で無効になっています」と出た場合は、警告メッセージから直接「続ける」をタップして再有効化をリクエストできる場合があります。Appleのサポートページからリクエストすることもできます。
これは前の章までのセキュリティロックとは表示が異なります。どちらの表示かを先に確かめてから手順を選びます。
07「ロックされました」というメールが届いたとき
この記事で扱っているロックの表示は、iPhoneの「設定」やApp Storeなどの画面に出るものです。メールやSMSで「ロックされました」と届いた場合は、そのリンクは開かず、自分で iforgot.apple.com を入力して開くか、「設定」アプリでApple Accountの状態を確かめます。
- リンクを押してしまった・入力してしまったときは、Appleアカウント乗っ取りの確認と対処|証券口座を守る設定の手順でパスワードと信頼できるデバイスを確認します。
- iPhoneそのものをなくした場合は、iPhoneをなくしたら何を止める?決済・回線・アカウントの保護手順で止める順番を確認できます。
08よくある質問
Apple Accountのロックは何日で解除されますか?
パスワードのリセットができれば、その時点で回復します。リセットできずアカウントの復旧を申請した場合は、数日またはそれ以上かかる場合があり、具体的な日時は申請から72時間以内に届く確認メールに書かれます。
時間を置けば自然に解除されますか?
Appleの公式サポートには、時間の経過で自動解除されるという記載はありません。案内されているのは、パスワードのリセットか「アクセスを要求」です。
Appleサポートに電話すれば早く解除できますか?
アカウントの復旧の待機期間は、Appleサポートに問い合わせても短縮できないとAppleは明記しています。
信頼できる電話番号が使えません。
復旧用の連絡先、登録メールアドレス、登録クレジットカードのCVV、復旧キーなどの復旧要素で本人確認できる場合があります。どれも使えない場合はアカウントの復旧を申請します。
ロックの原因は乗っ取りですか?
本人または第三者がパスワードなどを何度も間違えた場合に起きることがあります。自分に心当たりがない場合は、解除後にパスワードを変え、デバイスリストなどを見直します。
09まとめ
- 「セキュリティの問題によりロック」系の表示は、パスワードのリセットで回復します。
- 警告の「アクセスを要求」か、自分で入力した iforgot.apple.com/unlock から始めます。
- 信頼できるデバイスがあればそこで変更、なければ復旧要素で本人確認、どちらもなければアカウントの復旧を申請します。
- 復旧の待機中は、催促・再申請・サインイン中のデバイスの使用を避けます。
更新履歴:2026年11月3日 初版(2026年11月3日時点の公式情報)。
参考 引用元・公式情報
確認日:2026年11月3日(日本時間)
- Apple サポート(Apple Accountがロックされた場合、無効になった場合、使用できなくなった場合)
ロック・使用停止の3つのメッセージ、原因、パスワードのリセットが必要、アクセスを要求、iforgot.apple.com/unlock、回復できない場合(新しいApple Account・アクティベーションロックのサポート)、メディアと購入 - Apple サポート(パスワードを忘れてApple Accountにサインインできなくなった場合)
Apple IDの名称変更、信頼できるデバイス、復旧要素、アカウントの復旧の申請場所、数日以上 - Apple サポート(アカウントの復旧手続き中に想定されること)
確認メール72時間以内、待機期間は短縮不可、待機中にしないこと、デバイスの扱い、状況確認、apple.com/recover、キャンセル
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