Gemini 3.7 Flashは無料?Spark・APIの料金

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Gemini 3.7 Flash判断ガイド 最終確認:2026年8月15日
新しいかではなく、使う場所で選ぶ。

Gemini 3.7 FlashはGAモデルで、一般向けはGoogle AI Pro/Ultra対象のGemini Spark、開発向けはGoogle AI Studio/Gemini APIが入口です(2026年8月15日確認)。API Free Tierはありますが、Geminiの月額プランと直接APIの従量課金は別制度です。筆者の判断基準では、Gemini 3.6 Flashで困っていない人は公開直後に急いで移行せず、必要な用途がある場合に3.7を選ぶのが合理的です。

普段の作業・タスクGemini Sparkを確認
無料で試作AI Studio/API Free Tierを確認
アプリへ組み込むGemini APIの課金条件を確認
  • Gemini 3.7 Flashをどこで使えるのか知りたい人
  • 月額プランとAPI料金を混同せずに選びたい人
  • Gemini 3.6/3.5から移行すべきか判断したい人

Gemini 3.7 Flashと3.6の違いは?

Gemini 3.7 Flashは、Gemini 3.6 Flashを基にコード・エージェント用途を強化した、2026年8月公開のGAモデルです。Googleの発表は改善点を示していますが、個別ベンチマークの結果をあらゆる用途の品質差へ広げることはできません。

Gemini 3.7 FlashはGoogle DeepMindのGAモデル

Gemini 3.7 FlashはGoogle DeepMindが開発したモデルであり、GeminiアプリやGoogle AI Studioそのものの名称ではありません。GA(Generally Available)とは、プレビューではなく一般提供され、公式ガイドで本番利用向けとして案内されている状態です。

Googleは2026年8月13日にGemini 3.7 Flashを発表し、モデルIDをgemini-3.7-flashとして公開しました(2026年8月15日確認)。Google公式のGemini 3.7 Flash発表Gemini API公式の最新モデルガイドに記載されています。

一般向けのGemini Spark、開発者向けのGoogle AI Studio/Gemini API、企業向けのサービスは、同じモデルへ接続する別々の入口です。月額プランの契約とAPIプロジェクトの請求も分けて考える必要があります。

入力1,048,576・出力65,536トークンはAPI仕様

Gemini 3.7 Flashの公式モデルページは、入力上限1,048,576トークン、出力上限65,536トークンと記載しています(2026年8月15日確認)。トークンとは、モデルが文章やデータを処理するために分割した単位です。

入力はテキスト、画像、動画、音声、PDFに対応し、出力はテキストです。これはGemini APIのモデル仕様であり、Gemini Sparkで毎回同じ量を入力・出力できるという意味ではありません。Gemini API公式の3.7 Flashモデル仕様に対象と上限が明記されています。

表は横にスクロールできます。

判断軸 Gemini 3.7 Flash Gemini 3.6 Flashとの関係・確認範囲 読者の判断
公開状態 GA、本番利用向け 3.7の基になったモデル 新規採用候補にできる
モデルID gemini-3.7-flash 既存の3.6指定は自動で3.7になるとは限らない APIではモデルIDを明示する
重点領域 コード、エージェント、複合入力 3.6を基に強化 該当用途がなければ移行を急がない
入力/出力上限 1,048,576/65,536トークン 本記事では3.6の全仕様を再掲しない API仕様として利用経路と分けて読む
移行時の確認 モデルIDと廃止対象パラメータ 停止日は公式に明記されていない 既存環境は段階的に移行判断する
2026年8月15日確認。出典:Gemini 3.7 Flashモデルページ最新モデルガイドGoogle DeepMindモデルカード

表の結論は、3.7がGAだから全員が移行するのではなく、3.7固有の強化領域が必要かで決めることです。3.6を継続する場合は、Gemini 3.6 Flashの仕様と利用条件を確認すると判断材料を分けられます。

ベンチマークは測定条件を限定して読む

Gemini 3.7 Flashの性能差は、Googleが公表した個別ベンチマークの条件内でのみ判断できます。ベンチマークとは、定められた課題と採点方法でモデルを比較する指標です。

たとえばDeepSWE V1.1では、3.7 Flashの値は65.3%ですが、3.6 Flashの比較値がGoogleの発表ページでは49.0%、モデルカードでは48.6%と一致していません(2026年8月15日確認)。運営元の表示は更新されるため、本記事ではこの数値を総合品質や恒常的な順位の根拠にはしません。

ベンチマークの読み方 Googleの公開値は、コードやエージェント用途を検討する材料にはなります。一方、日常会話、日本語文章、画像理解など別条件の品質を同じ数値から断定することはできません。出典はGoogle公式発表モデルカードDeepSWE運営元です。

Gemini 3.7 Flashはどこで使える?Spark・AI Studio・API

Gemini 3.7 Flashは、一般利用者にはGemini Spark、開発者にはGoogle AI StudioとGemini APIを中心に提供されています(2026年8月15日確認)。利用場所を選ぶ前に、個人向け月額サービスと開発者向けAPIを分離すると迷いにくくなります。

個人利用はGoogle AI Pro/UltraのGemini Spark

Gemini 3.7 Flashを一般向けに使う公式の入口は、Google AI Pro/Ultra加入者向けのGemini Sparkです(2026年8月15日確認)。Gemini Sparkとは、Geminiアプリ内でタスクを作成し、複数段階の作業を進める機能です。

Sparkには18歳以上、個人のGoogleアカウント、Google AI ProまたはUltra、[アクティビティの保存]の有効化が必要です。仕事用・学校用アカウントは対象外と案内されています(2026年8月15日確認)。Gemini Spark公式ヘルプの利用条件で確認できます。

Googleの発表が3.7 Flashの利用を明示しているのはSparkです。日本向けの通常チャット料金ページには3.6 Flashの記載が残っているため、通常のGeminiチャットが一律に3.7へ切り替わったとは断定しません(2026年8月15日確認)。Google公式の3.7 Flash発表Gemini公式の日本向け料金ページを分けて確認してください。

2026年8月15日時点の掲載画面では、Gemini 3.7 FlashはGeminiのWeb版とスマホアプリのモデル選択メニューに表示されています。表示の有無はアカウントやプランによって異なる可能性があります。

Gemini Web版のモデル選択メニューで3.7 Flashが選択肢として表示されている画面
Gemini Web版のモデル選択画面。「3.7 Flash」が「New」と表示されています(2026年8月15日時点)。
Geminiスマホアプリのモデル選択メニューで3.7 Flashが選択されている画面
Geminiスマホアプリのモデル選択画面。「3.7 Flash」が選択されています(2026年8月15日時点)。

公式のSpark除外地域に日本は含まれていませんが、個別アカウントへ常に表示されるとは公式に明記されていません。対象プランや向かない条件をさらに確認する場合は、Gemini Sparkの対象プランと向かない人を確認するへ進めます。

試作はGoogle AI Studio、組み込みはGemini API

Gemini 3.7 Flashのプロンプトや設定を確認する入口はGoogle AI Studio、外部アプリへ組み込む入口はGemini APIです。Google AI Studioとは、ブラウザ上でGeminiモデルを選び、開発前の設定や入出力を組み立てる環境です。

Google AI Studioのモデル選択画面にGemini 3.7 FlashとモデルIDが表示されている画面
Google AI Studioの「Model selection」。Gemini 3.7 FlashとモデルID「gemini-3.7-flash」が表示されています(2026年8月15日時点)。

どちらもモデルIDはgemini-3.7-flashです。Google AI Pro/Ultraの契約があっても、APIキーを使う外部アプリの直接API利用は同じ月額料金に含まれるとは限らず、APIプロジェクト側で管理します(2026年8月15日確認)。Google AIプランとGemini API課金の公式説明に区別が示されています。

一般向けチャットとの役割差を先に整理したい場合は、Google AI StudioとGeminiアプリの役割の違いを確認してください。利用経路を決めてから詳細へ進むと、月額プランとAPI課金の混同を避けられます。

企業向けはEnterprise系とAntigravity

Gemini 3.7 Flashのモデルカードは、Gemini Enterprise App、Enterprise Agent Platform、Google Antigravityも提供先として挙げています(2026年8月15日確認)。個人向けSparkや直接APIとは、契約主体と管理方法が異なる経路です。

本記事では企業契約の価格や管理機能まで広げません。組織導入では、個人向け月額料金ではなく、利用するEnterprise製品または開発基盤の公式条件を確認してください。

表は横にスクロールできます。

やりたいこと 選ぶ入口 主な条件 料金の管理先
個人でタスクを進める Gemini Spark 18歳以上、個人アカウント、Pro/Ultra、アクティビティ保存 Google AI月額プラン
無料範囲で開発前に確認する Google AI Studio 対応地域、18歳以上、対象モデルのFree Tier条件 AI Studio/APIプロジェクト
アプリや業務システムへ組み込む Gemini API APIプロジェクト、モデルID、レート上限 API従量課金
組織で管理して導入する Enterprise系 組織契約と管理者設定 対象Enterprise製品
2026年8月15日確認。出典:Gemini 3.7 FlashモデルカードSpark利用条件Gemini API対応地域

表の結論は、普段の作業ならSpark、開発前の確認ならAI Studio、外部アプリならAPIを選ぶことです。

Gemini 3.7 Flashは無料?月額とAPI料金

Gemini 3.7 FlashにはAPI Free Tierがありますが、Google AI Pro/Ultraの月額料金と直接APIの従量課金は別制度です(2026年8月15日確認)。「無料」はAPIの対象枠を指す場合と、Geminiアプリの無料プランを指す場合があるため、利用場所まで確認してください。

API Free Tierは試作向けで無制限ではない

Gemini 3.7 FlashのAPI Free Tierは入力・出力料金が無料ですが、回数や処理量が無制限になる制度ではありません(2026年8月15日確認)。Gemini APIの上限はRPM、TPM、RPDで管理されます。

RPMは1分あたりのリクエスト数、TPMは1分あたりのトークン数、RPDは1日あたりのリクエスト数です。上限はプロジェクト単位で、実際に有効な値はGoogle AI Studio側で確認する仕組みのため、本記事では一律の無料回数を断定しません。Gemini API公式のレート上限に確認方法が示されています。

また、3.7 FlashのFree Tierでは検索・地図のグラウンディングは利用できないと料金ページに記載されています。無料で基礎的な試作を始め、上限や必要機能に達した時点でPaid Tierを検討するのが筆者の判断基準です。詳細はGoogle AI Studioの無料範囲とAPI課金の境界で確認できます。

Paid Tierは2026年末まで導入価格

Gemini 3.7 FlashのStandard Paid Tierは、2026年12月31日まで入力100万トークンあたり0.75米ドル、出力100万トークンあたり3.75米ドルです(2026年8月15日確認)。出力料金には思考トークンが含まれます。

2027年1月1日からは入力1.50米ドル、出力7.50米ドルへ変更予定と公式料金ページに記載されています。円換算は為替・税・決済条件で変わるため、本記事では行いません。Gemini API公式料金ページで適用期間を確認できます。

表は横にスクロールできます。

API区分 入力/100万トークン 出力/100万トークン 適用条件
Free Tier 無料 無料 レート上限あり。グラウンディング対象外
Standard Paid 0.75米ドル 3.75米ドル 2026年12月31日まで
Standard Paid 1.50米ドル 7.50米ドル 2027年1月1日から
Batch/Flex 0.375米ドル 1.875米ドル 2026年12月31日まで
Batch/Flex 0.75米ドル 3.75米ドル 2027年1月1日から
2026年8月15日確認。原通貨は米ドル。出典:Gemini API公式料金ページ。出力料金には思考トークンが含まれます。

概算例として、2026年末までのStandard Paidで入力100万トークン、出力20万トークンを使う場合は、0.75米ドル+3.75米ドル×0.2=1.50米ドルです。これは入力・出力だけの単純計算で、グラウンディングなど別料金の機能や税を含みません。

Google AI月額プランとAPIは別会計

Google AI Pro/Ultraの月額契約はGemini Sparkへの入口になりますが、APIキーを使う直接API利用の従量課金を一括して含む制度ではありません。APIはプロジェクト側のFree Tier、プリペイドまたはポストペイドで管理します。

公式請求ガイドでは、一部または新しいアカウントにプリペイド方式が使われ、最低入金額は10米ドル相当、未使用クレジットは12か月で失効すると案内されています(2026年8月15日確認)。Google Cloudの300米ドルのウェルカム/無料トライアルクレジットは、2026年3月以降Gemini APIには利用できないと記載されています。Gemini API公式請求ガイドを契約前に確認してください。

表は横にスクロールできます。

日本向けWeb掲載プラン 月額 3.7 FlashをSparkで利用 直接API料金
無料 0円 対象として案内されていない API側で別管理
Google AI Plus 725円 対象として案内されていない API側で別管理
Google AI Pro 2,900円 対象 API側で別管理
Google AI Ultra 5x 14,500円 対象 API側で別管理
Google AI Ultra 20x 32,000円 対象 API側で別管理
2026年8月15日に日本向けWeb料金ページで確認。App Store/Google Play、税、地域、キャンペーンによって表示条件が異なる可能性があります。出典:Gemini公式の日本向け料金ページ月額プランとAPI課金の公式説明
Ultraの倍率表記は公式ページ間で一致していません 2026年8月15日確認時点で、Geminiアプリの上限ヘルプはUltraをProの4倍/20倍、日本向け料金ページは5倍/20倍と表示しています。本記事は一方を実際の確定倍率として採用せず、Geminiアプリのモデルと上限に関する公式ヘルプGemini公式の日本向け料金ページを確認する方針です。

筆者の判断基準では、Sparkが目的ならまずProを検討し、APIだけが目的なら月額プランへ加入する前にAPI Free Tierを確認します。Ultraは3.7 Flashだけを理由に選ばず、Sparkの使用量や他のプラン特典を含めて費用に見合う場合の候補です。月額プラン全体は、Gemini月額プラン全体の料金と上限で確認できます。

Gemini 3.7 Flashの始め方|経路別の確認手順

Gemini 3.7 Flashの開始方法は、Gemini Spark、Google AI Studio、既存APIのどれを使うかで確認項目が異なります。画面操作を一律に説明するのではなく、入口ごとに契約・モデルID・保存設定を確認します。

Sparkは年齢・アカウント・プラン・保存設定を確認

Gemini Sparkを始める前に、18歳以上、個人Googleアカウント、Pro/Ultra、[アクティビティの保存]の4条件を確認します。どれかが該当しない場合は、Sparkが表示されない理由になり得ます。

  1. 01
    アカウントを確認18歳以上の個人Googleアカウントか確認します。仕事用・学校用アカウントは対象外です。
  2. 02
    対象プランを確認Google AI ProまたはUltraの契約状態を確認します。
  3. 03
    保存設定を確認Geminiの[アクティビティの保存]を有効にします。データ利用条件も同時に確認してください。
  4. 04
    対応環境を確認Web、Geminiモバイルアプリ、Macアプリなど公式対応環境から開きます。
  5. 05
    Sparkへ切り替える公式ヘルプに記載された[Sparkに切り替え]から[タスク]を作成します。

同時に実行できるタスクは最大15件ですが、全体の利用量は処理内容により変動します(2026年8月15日確認)。Gemini Spark公式のタスク利用ガイドで最新条件を確認してください。

AI Studioではgemini-3.7-flashを選ぶ

Google AI Studioでは、モデル選択欄でgemini-3.7-flashを指定します。単に「Flash」と表示された別世代のモデルを選ばないよう、完全なモデルIDで確認するのが安全です。

  1. 01
    利用条件を確認18歳以上で、Gemini APIの対応地域から利用しているか確認します。日本は公式対応地域に含まれます。
  2. 02
    モデルIDを確認gemini-3.7-flashを選び、3.6やlatestエイリアスと混同しないようにします。
  3. 03
    Tierを確認Free Tierか、請求を有効にしたPaid Tierかをプロジェクト単位で確認します。

モデル選択の一般的な操作は、AI Studioで利用モデルを切り替える手順に分けています。本記事では3.7固有の確認項目に範囲を限定します。

既存APIはモデルIDと廃止パラメータを見直す

Gemini 3.6/3.5から既存APIを移行する場合は、モデルIDの変更だけでなく、廃止対象として案内されたパラメータも見直します。公式移行ガイドは、temperaturetop_ptop_k、事前入力済みのモデルターンなどを確認対象に挙げています。

  1. 01
    モデルIDを明示自動追従を期待せず、対象環境でgemini-3.7-flashを指定します。
  2. 02
    生成設定を見直す旧パラメータや事前入力ターンに依存していないか、公式移行項目と照合します。
  3. 03
    思考レベルを確認3.7 Flashはlow/medium/highに対応し、既定はmediumです。minimalはエラーになると案内されています。
  4. 04
    切り替え時期を決める既存処理への影響を確認してから段階的に変更します。3.6/3.5の停止日は公式に明記されていません。

移行項目はGemini API公式の最新モデル移行ガイド、停止予定はGemini API公式の廃止予定ページで確認できます。変更前に両方を照合してください。

Gemini 3.7 Flashを選ぶ人・見送る人

Gemini 3.7 Flashは、筆者の判断基準ではコード・エージェント・複合入力を重視する人の候補で、現行モデルで不足がなければ移行を急ぎません。新しさではなく、必要機能と移行コストの差で選びます。

コード・エージェント・複合入力が中心なら選ぶ

Gemini 3.7 Flashは、コード作成、複数段階のエージェント処理、テキスト以外を含む入力が中心なら採用候補です。公式モデルページは、関数呼び出し、構造化出力、コード実行、ファイル検索、Search/Mapsグラウンディングなどへの対応を記載しています。

ただし、Computer UseはPreviewです。GAモデルの中にプレビュー機能が含まれる場合、その機能まで同じ安定性で一般提供されていると一括して扱わないでください。Gemini 3.7 Flash公式モデル仕様で各機能の状態を確認できます。

3.6/3.5で不足がなければ移行を見送る

Gemini 3.6/3.5を使う既存処理に不足がなければ、3.7公開だけを理由に即時移行する必要はありません。2026年8月15日確認時点で、3.7、3.6、3.5の停止予定は公式廃止ページに記載されていません。

移行にはモデル出力の差だけでなく、パラメータ変更、レート上限、価格改定、既存ワークフローへの影響が伴います。筆者の判断基準は、「3.7で解消したい具体的な不足がある」「移行項目を確認できる」の両方を満たすことです。

画像・音声生成・Live APIなら別モデルを選ぶ

Gemini 3.7 Flashは画像生成、音声生成、Live APIをサポートしていないため、これらが目的なら別の対応モデルを選びます。画像・動画・音声を入力として理解できますが、画像や音声を生成するモデルではありません。

「入力できる」と「同じ形式で出力できる」は別の仕様です。モデル名の新しさより、必要な出力形式が公式の対応表にあるかを優先してください。

表は横にスクロールできます。

状況 筆者の判断 理由
新規のコード・エージェント開発 3.7を候補にする 公式が強化領域として案内し、GAで提供
複合入力と長いコンテキストが必要 3.7を候補にする 複数形式の入力と1,048,576トークンのAPI仕様
3.6/3.5で安定運用中 移行を急がない 停止日は未発表で、移行には設定確認が必要
画像・音声を生成したい 別モデルを選ぶ 3.7 Flashはテキスト出力のみ
リアルタイム音声・Live APIが必要 別モデルを選ぶ Live APIは非対応
公式仕様を基にした筆者の判断基準です。出典:3.7 Flashモデル仕様モデル廃止予定。最終確認日:2026年8月15日。

表の結論は、必要機能が3.7の強化領域と一致するときだけ移行候補にすることです。旧モデルに停止予定が出た場合は、この判断より公式の期限を優先します。

Gemini 3.7 Flashの制限とデータ利用

Gemini 3.7 Flashでは、APIの仕様上限、Sparkの使用量、入力データの保存・利用条件を別々に確認する必要があります(2026年8月15日確認)。特に「有料APIなら保存ゼロ」「タスクを消せば関連データもすべて消える」という理解は避けてください。

API上限をSparkの上限として使わない

Gemini APIの入力1,048,576・出力65,536トークンは、Gemini Sparkの1タスクあたりの保証値ではありません。Sparkは最大15件の同時タスクが案内されていますが、全体の使用量は処理内容によって変わります。Gemini 3.7 FlashのAPIモデル仕様Gemini Spark公式タスクガイドを分けて確認してください。

Geminiアプリの一般的な上限ヘルプにはプラン別コンテキスト値がありますが、Spark専用の入力・出力上限としては明記されていません。API値をSparkへ転用せず、Spark側の表示と公式ヘルプを確認してください。コンテキスト関連の問題が起きた場合は、コンテキスト上限を超えたときの原因と対処へ進めます。

無料APIと有料APIではデータ利用条件が違う

Gemini APIの無償サービスでは、送信内容と出力がGoogleの製品改善に利用され、人による確認の対象になる場合があります。公式規約は、無償サービスへ機密情報、個人情報、センシティブな情報を送らないよう案内しています(2026年8月15日確認)。

有料サービスの内容は製品改善には利用しないと規約に記載されていますが、不正利用監視のための限定的なログは残ります(2026年8月15日確認)。Gemini API公式利用規約不正利用監視の公式説明を確認してください。

不正利用監視では、プロンプト、コンテキスト、出力が55日間保持されると記載されています。これは製品改善のための学習とは別の目的です(2026年8月15日確認)。

Sparkは[アクティビティの保存]が必須

Gemini Sparkは[アクティビティの保存]を有効にしないと利用できません。保存を有効にしたGeminiアプリの会話は、サービス改善やモデルのトレーニングに利用される場合があります(2026年8月15日確認)。

Geminiアプリの既定の自動削除期間は18か月で、3か月、36か月、自動削除しない設定へ変更できます(2026年8月15日確認)。保存を無効にした後の新しいチャットは、フィードバックを送らない限りトレーニングに使われませんが、サービス提供のため最大72時間保持されます。ただし、Sparkは保存を無効にした状態では利用できません。

Gemini Apps Privacy HubGeminiアクティビティ管理の公式ヘルプに保存条件が記載されています。Sparkの開始前に保存期間まで確認してください。

タスク削除だけでは関連データをすべて削除できない

Gemini Sparkのタスクを削除しても、タスクが作成・変更したファイルや、リモートブラウザ・コード実行に関連するデータまで同時に削除されるとは限りません。削除対象ごとに保存先を確認する必要があります(2026年8月15日確認)。Gemini Spark公式タスクガイドの削除条件で対象を確認できます。

「タスク一覧から消えた」ことと「関連データがすべて削除された」ことを同じ意味にしないでください。機密性の高い作業では、利用前に保存場所と削除方法を確認するのが安全です。

日本語対応は利用地域と品質を分けて判断

Gemini APIは日本を利用可能地域に含み、日本語の公式ヘルプも提供されています(2026年8月15日確認)。ただし、今回確認したGemini 3.7 Flashの公式モデルページには対応言語一覧がなく、日本語性能が英語と同等であるとも明記されていません。対応地域、入力できる言語、用途別の品質は別々に確認する必要があります。Gemini 3.7 Flash公式モデルページGemini API公式の利用可能地域が確認先です。

商用利用はAPI規約と利用者責任を確認

Gemini API規約は専門・業務開発での利用を前提とし、Googleは生成コンテンツの所有権を主張しないと記載しています(2026年8月15日確認)。一方、生成物の利用可否、第三者の権利、法令への適合は利用者側の責任です。Gemini Sparkの出力をあらゆる商用用途で利用できるという包括的な許諾は、今回確認した公式ページには明記されていません。Gemini API公式利用規約でAPI利用の条件を確認してください。

Paid Tierでも自動的に完全な保存ゼロにはなりません Zero Data Retentionには機能ごとの条件があります。公式ページは、Search/Mapsグラウンディングの保持、Interactionsのstore=false、アップロードファイルやキャッシュなどを個別に説明しています(2026年8月15日確認)。導入前にGemini API公式のZero Data Retention条件を確認してください。
  • 入口を確認
    Spark、AI Studio、APIのどれを使うか
  • 課金先を確認
    月額プランとAPI請求を分けたか
  • 上限を確認
    API仕様をSparkへ転用していないか
  • 入力内容を確認
    無料サービスへ機密情報を送っていないか
  • 保存条件を確認
    アクティビティと保持期間を理解したか
  • 出力形式を確認
    画像・音声生成やLive APIを必要としていないか

チェックリストの結論は、モデル名だけでなく、入口・課金・保存の3条件を同時に確認してから使うことです。確認できない条件が残る場合は、その経路での利用をいったん見送ります。

Gemini 3.7 FlashのFAQ

Gemini 3.7 Flashについて、Gemini 3.6 Flashの停止日とgemini-flash-latestの3.7対応は公式に明記されていません(2026年8月15日確認)。提供経路やモデルIDを分けると、公開直後の誤解を避けやすくなります。

Gemini 3.6 Flashはすぐ使えなくなりますか?

Gemini 3.6 Flashの提供終了日は、Googleの廃止予定ページに記載されていません(2026年8月15日確認)。公開直後に3.7へ移行する義務はありません。今後、廃止日が掲載された場合は、その期限と移行ガイドを優先し、Gemini API公式の廃止予定ページで確認してください。

gemini-flash-latestは3.7 Flashですか?

gemini-flash-latestがGemini 3.7 Flashを指すとは、公式変更履歴に明記されていません(2026年8月15日確認)。変更履歴で最後に明示された対応先だけを根拠にし、3.7への自動切り替えを推測しない方針です。3.7を固定して使う場合はgemini-3.7-flashを指定し、Gemini API公式変更履歴を確認してください。

Gemini 3.7 Flashの知識カットオフはいつですか?

Gemini 3.7 Flashのモデルカードは、知識カットオフを2026年3月と記載しています。一部の領域では実質的に2025年1月までの場合があるとも説明しています。知識カットオフは現在情報を自動で保証する日付ではなく、Google DeepMind公式モデルカードが根拠です。

WindowsでGemini Sparkを使えますか?

Gemini Sparkの公式対応一覧にWindows向けネイティブアプリはなく、WindowsではWeb版が確認できる利用経路です(2026年8月15日確認)。公式一覧にはGeminiモバイルアプリ、Macアプリ、Webが記載されています。Windows専用アプリが提供されているとは書かず、Gemini Spark公式ヘルプで対応環境を確認してください。

Gemini 3.7 Flashは日本語で使えますか?

Gemini 3.7 Flashの公式モデルページには対応言語一覧がないため、日本語対応の範囲を本記事では断定しません(2026年8月15日確認)。Gemini APIは日本を利用可能地域に含みますが、それは日本語入力への対応や日本語品質の保証とは別です。Gemini 3.7 Flash公式モデルページGemini API公式の利用可能地域を分けて確認してください。

まとめ|Gemini 3.7 Flashは利用経路で選ぶ

Gemini 3.7 Flashは、筆者の判断基準では、新しさではなくGemini Spark・AI Studio・APIのうち必要な利用経路で選ぶモデルです。Sparkが目的ならPro/Ultra、開発前の確認ならFree Tier、組み込みならAPI課金を確認します。

次に行うことは、「普段の作業」「無料で試作」「アプリへ組み込む」のどれが目的かを1つ決め、その経路の公式条件を確認することです。入口そのものから選び直す場合は、Google AIの3つの入口を比較するガイドへ進んでください。

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