※2025年2月時点で、初期のGrokを活用することはできません。「過去のGrokってどんな感じだったの?」や「今のGrokとの違いを理解したい」と思う人にとっては、この記事は貴重です。ぜひお読みください。なおGrokはアプリも登場しています。活用したい人は、以下のリンクからダウンロードしてください。
iOS🔽
https://apps.apple.com/us/app/grok/id6670324846
Android(こちらはまだ事前登録のみとなっています)🔽
https://play.google.com/store/apps/details?id=ai.x.grok
Grokについて「わかりやすく」まとめました。ChatGPTやClaudeにはないメリットがあります。「情報収集の方法」に革命が起きます。
なお、Grok1.5やGrok1.5Vに関する記事も共有しています。「Grokについての理解を深めたい」と思っている方は、以下の記事もぜひご覧ください。
新しくバーションアップしたGrok 2の使い方や活用例を学べる記事です。性能の違いに驚くと思います。
►プロンプトの能力を飛躍的に高める(前編後編合わせて34万字越えの大作です)
本題に入る前に、プロンプトの能力を飛躍的に高め、未来を創造する方法をまとめた記事を共有します。
以下の記事を読むことで、思考を拡張することができ、ユーザー自身に特化した出力内容を得ることができるようになります。日常で起きる問題が解決し、考えがまとまり、創造力も広がります。生成AIを「真の思考のパートナー」にすることができる、どこにも流れていない革新的な内容です。完全オリジナルのプロンプトを合計64個活用し、入力と出力について徹底解説しています。
「プロンプトに関する知識を身につけて自身を成長させたいと思っている人」や「主体的に人生を歩んでいきたい人」、「社会や仕事の変化に追われるのではなく自分から変化を作り出す楽しさを実感したい人」は、こちらのリンクをクリックしてご覧ください。
この記事ではGoogle AI StudioのGeminiを活用しています
►Grokの概要

Grokは『銀河ヒッチハイク・ガイド』をモデルにして作られたAIで、イーロン・マスク氏率いるxAIが開発しました。
幅広い質問に対して回答してくれます。
また、ウィットに富んだ回答が得意で、少し反抗的な性格も持ち合わせています。
Grokの主な特徴は、リアルタイムの知識をXを通して提供してくれることです。また、通常のAIシステムが対応しないような辛口な質問にも答えることができます。
►補足(銀河ヒッチハイク・ガイドの概要)
銀河ヒッチハイク・ガイドとはSF作品のひとつです。イーロン・マスク氏が好きな作品でもあります。
✓『銀河ヒッチハイク・ガイド』の概要は下記のとおりです
銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズは、地球が不慮の事故で破壊され、地球人アーサーが宇宙を放浪するSF作品です。ユーモアと哲学的な問いかけが交錯し、「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問」とその答え「42」がシリーズを貫く重要な主題となっています。奇想天外な設定と風刺的な描写が楽しめる人気作品です。
►Grokの名前の由来
Grokという言葉はロバート・A・ハインラインのSF小説『異星の客(Stranger in a Strange Land)』の中で初めて使われました。
この言葉は火星人の言葉で、何かを深く、直感的に理解することを意味します。それは単なる知的な理解よりも深く、本質的な理解です。つまり、深い理解と共感の概念への尊敬の気持ちを込めて名付けられました。
xAIが提供するGrokは、ただ情報を提供するだけではなく、ユーザーのニーズや質問を理解し共感してくれます。
最大限に役立つこと、真実を目指すこと、さらにユーモアがあって時に反抗的な性格を持つGrok。ぴったりな名前だと思います。
►Grokが作られた理由
✓Grokが作られた理由は下記のとおりです
全人類に最大限の利益をもたらすAIツールを構築したいと考えています。私たちは、あらゆる背景や政治的見解を持つ人々に役立つAIツールを設計することが重要です。また法律に従って、AIツールによってユーザーに力を与えたいと考えています。Grokの目標は、このアプローチを探求し、公の場で実証することです。
「人類の理解と知識の探求を支援するAIツールを作ること」がxAIの目標です。
►Grokの使い方と料金
GrokはXに組み込まれている生成AIです。
2025年2月20日時点で、バージョンアップしたGrok 3が無料で活用できます。開発元のxAIは、Xで「サーバーがクラッシュするまで無料で活用できる」とポストしています。
しかし今後は有料になる可能性が大です。活用を検討している人は、今のうちにプラン変更をしておいた方が無難です。プランはベーシックプラン、プレミアムプラン、プレミアムプラスプランの3つのプランがあります。
料金は下記のとおりです。
✓ベーシックプラン
月払い:368円(年間で4,416円)
年間払い:3,916円
✓プレミアムプラン
月払い:980円(年間で11,760円)
年間払い:10,280円
✓プレミアムプラスプラン
・月払い:6,080円(年間で72,960円)
・年間払い:60,000円
✓プレミアムプラスプラン(アプリストア経由)
・月払い:8,000円(年間で96,000円)
・年間払い:80,000円
普段使っているスマホに支払い方法が登録されている場合、App storeからプラン変更することができます。Xのアプリからも、プランの登録や変更をすることができます。
なおプレミアムプラスプランはアプリストア経由だと手数料が加算されるため、金額が高くなります。
◼︎スマホからGrokへアクセスする方法
スマホでGrokを使用する際、Xのアプリからアクセスすることができません。
まず最初にGoogle ChromeやSafariなどのブラウザからXにアクセスする必要があります。
Premium+に加入後、ブラウザを通してXにログインします。
次に、自分のプロフィール写真をタップします。
タップすると、下の画像のようにサイドメニューが出てきます。
ここでPremiumをタップします。

最後にGrokをタップすることで、スマホからでも簡単に使用することができます。

下の画像がGrokのホーム画面です。

このようにして、スマホからでもGrokにアクセスすることができます。
◼︎PCからGrokへアクセスする方法
次に、PCからアクセスする方法を共有します。
まずGoogleなどの検索エンジンからXを検索し、自分のアカウントへログインします。
ログインした後、下の画像のような画面になります。
サイドメニューにあるGrokをクリックします。
ちなみに画像で使われているアカウントは、僕が運営するアカウントです。

クリックすると、Grokのホーム画面切り替わります。

◼︎Xアプリから瞬時にGrokへアクセスする!
前回の2つの節で共有した方法でも、Grokへアクセスすることができます。しかし2024年5月8日から、Xアプリ内で瞬時にアクセスすることが可能になりました。
ブラウザを介す必要はありません。
アクセスする際は、アカウントのホーム画面の下のバーにあるGrokのマークをクリックするだけです。

クリックすると、以下の画面に切り替わります。

これでGrokへのアクセスが完了です。実際に活用してGrokの実力を試してみましょう。
►Grokの2つのモード
Grokには2つのモードがあります。
Regular ModeとFun Modeです。
Regular Mode🔽

Fun Mode🔽

✓それぞれのモードの特徴は下記のとおりです
・Regular Mode
一般的な回答をします。また、ユーザーが求めるサポートを提供し、複雑な問題を解決してくれます。Regular Modeではユーザーとの会話はより穏やかで、専門的な口調を維持します。
・Fun Mode
ユーザーの気分を明るくするようなユーモアや娯楽的なコンテンツを提供します。ユーザーがリラックスして楽しめるようなゲームやクイズ、ジョーク、映画や音楽の推薦などが含まれます。Fun Modeでは会話はより陽気で、ユーザーとの親密な関係を築くことを意識しています。
Regular ModeとFun Modeでは下記のような出力の違いが生まれます。
例として、下記の質問をして違いを検証してみました。

まず最初にRegular Modeで出力しました。
出力内容は下記のとおりです。

ジョークっぽいことは何も言ってくれませんでした。
次に、Fun Modeで出力してみました。

AIのジョークは人間の知能では理解できない感じがしますね。笑
しかし、しっかりと出力をしてくれました。
肩の力を抜いて使用したいときには、Fun Modeが最適かもしれません。
►Grokの情報源と性能
次に、Grokが出力するときの情報源と性能について共有します。
◼︎Grokはどこから知識を得て情報提供しているの?
概要でも簡単に触れましたが、「Grokがどこから知識を得ているか」についてもう一度共有します。
✓Grokは主に下記から情報を得ています
・Xのポスト
・Googleなどの検索エンジン
・ニュース記事
またその他にも、ウェブサイトや技術ブログ、ニュース記事、学術論文、書籍などから知識を得ています。
このような情報源を通じて、ユーザーにリアルな情報を提供してくれます。
◼︎GPT-3.5と比較したGrokの性能
次に、Grokの性能について共有します。
GPT-3.5と比較しました。
GrokはGrok-1というLLMを開発し、進化をし続けています。
✓LLMとは?
Large Language Modelの略で大規模言語モデルのこと。大量のテキストから言語のパターンを学習し、それに基づいてテキスト生成や理解を行います。
初期モデルGrok-0は330億パラメータで訓練されました。
✓パラメータとは?
モデルがトレーニングデータを通じて自動的に学習した結果生まれる数値のこと。
そして大幅に性能が向上した後、Grok-1になりました。
Grok-1ではさまざまな評価方法を用いて評価を実施しています。
✓主な評価方法は下記のとおりです
・GSM8k
中学レベルの数学の単語問題を解く能力を評価する方法
・MMLU
幅広い知識領域にわたるAIの理解力と推論能力を評価する方法
・HumanEval
Pythonプログラミングのタスクをどの程度理解し、正確にコードを生成できるかを評価する方法
・MATH
中学から高校レベルの数学問題をどの程度理解しているかを評価する方法
下の画像を見ると、高い評価を受けたことが理解できます。

OpemAIが開発したGPT-3.5を超える性能を持つことがわかります。
►オープンソース化されたGrok-1

2024年3月17日に、 イーロン・マスク氏がGrokをオープンソース化しました。
✓オープンソースとは?
ソフトウェアのソースコードが誰でもアクセスできる状態で公開されていること。誰でも自由に閲覧、変更、配布することが許可されています。
✓モデルの詳細は下記のとおりです
・大量のテキストデータで学習されたベースモデルであり、特定のタスクのために微調整されたものではない。
・3,140億パラメータのMixture-of-Expertsモデルで、ユーザーにとって最も重要な25%だけに注目して処理を行う。
Grok-1は、非常に多くのデータから一般的な言語や知識を学んでいます。そして、それらを用途やタスクに特化させるための追加のトレーニング(微調整)は行っていません。
また、3,140億という膨大な数の「パラメータ」を持っています。
パラメータの数値が高いほど、複雑なパターンを学習する能力が高くなります。
そしてGrok-1では、入力されたデータのうち「ユーザーにとって最も重要な25%だけ」に注目して処理を行っています。
このように制限がかかることで出力に無駄がなくなります。さらに情報処理能力や問題解決の能力も高まるので、効率よくタスクをこなしてくれます。
►Grokが情報収集に革命を起こす!Xでポストされた内容から考え出力する
最後にGrokの最大の強みについて共有します。
Grokの情報源と性能でもお伝えしましたが、ここではさらに深掘りをします。
Grokはユーザーが投稿した大量のポストから、リアルタイムで情報を出力する機能が備わっています。
この機能は他の生成AIにはありません。
圧倒的に時間を節約しつつ、ニュースやその他の知っておきたい情報に目を通すことができます。
忙しくて時間がない人でも、広い範囲の情報を手に入れることができるのはありがたいですね。
例えば下の画像のように「X上」で「今」話題になっているニュースをまとめてくれます。

Grokを使用した「その日」の内容からまとめてくれます。
「今の情報を手軽にまとめて知っておきたい人」にはうってつけの生成AIです。
また、「今」話題になっている「特定の分野のニュース」も出力してくれます。

出力された内容を深掘りしたいときは、「〜について詳しく教えて」というようなプロンプトを入力しましょう。
さらに詳細な情報を出力してくれます。
下の画像は「革新的なAI技術が、脳疾患の早期発見に役立つことが実証された」ことについての詳細な内容です。

このように「特定分野の今のニュース」を深掘りできるのも、嬉しいポイントです。
✓補足
Grokではチャットの履歴が残りません。新しいチャットに変更すると再び最初の状態に戻ります。なお、チャットをリセットするときは、プラスマークをクリックしてください。

►まとめ
以上になります。
ChatGPTやClaudeのような生成AIはとても優秀ですが、使いこなすのが難しいです。プロンプトを工夫する必要がありますし、とっつきにくさもあります。
リアルタイムの情報も出力してくれません。
しかしGrokはXに組み込まれている生成AIで、手軽に活用することができます。今知りたい情報をすぐにキャッチアップすることも可能です。
「生成AIを使っていこうかな」と思っている人は、ぜひGrokを使用してみてはいかがでしょうか。
本当に使いやすいのでおすすめです。
僕自身も勉強しつつ、今後もAIに関する情報を「AI初心者」や「普段AIに触れないけど興味がある人」に向けて発信していきます。
また、何かご要望等がございましたらコメントしていただけると嬉しいです。XのDMにお願いいたします。記事の一番下に「黒い鳥」がいます。
最後までお読み頂きありがとうございました。





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