ChatGPT WebMCPとは?対応モデル・使い方・使えない条件

ChatGPT

ChatGPT Work / WebMCP

初版公開 公式情報確認 2026.09.03

Webページの機能を
「Site tools」として使う

ChatGPT WebMCPとは、Webサイトが用意した構造化ツールをChatGPTの内蔵Browserから呼び出す仕組みです。ChatGPTでの名称、対応条件、使い方、表示されない原因、似た機能との違いを1本で整理します。

こんな人におすすめ

  • 「Site tools」の表示条件を知りたい
  • MCP・Browser・Computer Useとの違いを判断したい
  • 使えない原因と代替手段を順番に確認したい
01 / Live page 対応Webサイト ページ自身が操作をツールとして登録
02 / Structured bridge Site tools / WebMCP 内蔵Browserがツールを発見・安全確認
03 / Agent Work または Codex GPT-5.6 Sol / Terraで呼び出す
Webページ → Site tools → Work/Codex。ページを離れるとツールが使えなくなる場合があります。

結論:まず5条件を確認する

最新デスクトップアプリ → 内蔵Browser → GPT-5.6 Sol/Terra → Enable site tools → ツールを提供するページ、の順です。GPT-5.6 LunaとEnterprise/Eduワークスペースは、2026年9月3日時点でSite toolsの対象外です。

Decision 01

ChatGPT WebMCPを使うべき?利用可否と代替先を30秒判定

ChatGPT WebMCPの利用可否は、デスクトップアプリ、モデル、権限、対象ページの条件で判断でき、外れる条件によって選ぶべき代替機能が変わります。

WebMCPが向くのは、いま開いている対応ページを、画面と同じ状態のまま構造化された操作で扱いたい場合です。Webページを開かず外部サービスを横断したい、またはページにSite toolsがない場合は、別の機能の方が目的に合います。

適否欄は筆者の判断基準
ChatGPT WebMCP利用可否・代替先判断表
読者の目的 現在の環境 利用前に満たす条件 主な不成立要因 WebMCPの適否 代替する機能 次に確認する操作
開いている編集画面やダッシュボードを共同操作したい 最新デスクトップアプリの内蔵Browser Work/Codex、Sol/Terra、権限オン、対応ページ ページがツールを提供していない、展開対象外、ページを離れた ◎ 第一候補 通常のBrowser操作、必要ならComputer Use アドレスバーの「Site tools」→「Available site tools」を確認
ページを開かず、外部サービスや記録を横断したい ChatGPT/Codexの対応画面 目的に合うMCPサーバーまたはPlugin WebMCPは現在のページに属するため、ページ外の連携には不向き — 選ばない MCP、Plugins 接続先と必要な権限を先に確認
Site toolsがないページを、見た目どおりクリック・入力したい 内蔵Browserまたはデスクトップアプリ 通常のBrowser操作、またはComputer Useの利用条件 ページに構造化ツールがない △ 補助的 Browser、Computer Use 実行前に対象画面・変更内容・権限を確認
普段使うブラウザーのログイン済みタブを扱いたい Chrome/Edge/Brave/Opera/Vivaldi ChatGPT公式ブラウザ拡張機能とデスクトップアプリ Site toolsの公式案内は内蔵Browserを入口としている — 別目的 公式ブラウザ拡張機能 既存ブラウザープロファイルを使う必要があるか判断
Webサイトを作成・公開したい ChatGPTのSites対応画面 Sitesの提供条件と利用上限 WebMCPはホスティング機能ではない — 作成目的ではない Sites 公開後に必要ならWebMCP対応を別途設計
Luna、Enterprise/EduでSite toolsを使いたい 明示された現在の対象外条件 対応条件の公式変更が必要 Lunaは無効、Enterprise/Eduは利用不可と公式記載 — 現在は不可 管理者が許可した別機能、通常のBrowser操作 モデル/ワークスペースを確認し、推測で設定を変えない

「◎・△・—」は公式の評価ではなく、ページ依存性と操作方式から整理した筆者の判断です。公式事実の根拠:Site toolsMCPComputer UseSitesBrowser extension(2026年9月3日確認)。

  • 対応ページを共有しながら操作するなら、Site toolsを最初に確認します。
  • ページに依存しないサービス連携なら、MCPまたはPluginsを選びます。
  • 画面を見てクリックする必要があるなら、Browserの通常操作またはComputer Useを検討します。

Definition 02

ChatGPT WebMCP(Site tools)とは?

ChatGPTのSite toolsとは、WebサイトがWebMCPで公開した操作を、WorkまたはCodexが内蔵Browser上で発見して呼び出す実装です。

理解の鍵は、WebMCP、Site tools、Work/Codex、GPT-5.6の各モデルが同じ種類の名称ではないと分けることです。

サイトが構造化された操作をAIへ公開する

WebMCPとは、WebアプリケーションがJavaScriptベースのツールをAIエージェントへ提供するためのAPI案です。 ボタンの位置を推測してクリックするだけでなく、サイト側が「検索する」「コメントを残す」といった操作名、入力項目、処理内容をツールとして示せる点が核です。WebMCP仕様案のAbstractとAPI定義に記載されています(2026年9月確認)。

ツールは、そのページの既存の認証・権限・処理ロジックを利用します。別のMCPサーバーのインストールを前提とせず、ユーザーとAIが同じページ、同じサインイン状態を共有しながら作業できる設計です。

ChatGPTでは「Site tools」として呼び出す

OpenAIは、ChatGPTによるWebMCPの実装を「Site tools」と呼んでいます。最新デスクトップアプリの内蔵Browserでページを開くと、ChatGPT WorkまたはCodexが、そのページで利用可能なツールを発見して使えます。OpenAI公式「Site tools」に明記されています(2026年9月確認)。

開発・公開の主体も分かれています。Site toolsはOpenAIによるChatGPT実装で、WebMCP仕様案はW3CのWeb Machine Learning Community Groupが公開しています。日本を含むEEA・スイス・英国以外の個人向けChatGPTには、デラウェア州法人OpenAI OpCo, LLCとの契約となる利用規約が案内されていますが、WebMCP自体はOpenAIだけの独自規格ではありません。OpenAI Terms of UseWebMCP仕様案が根拠です。

ここで混同しやすいのは、WebMCPは提案中の仕組み、Site toolsはChatGPT上の実装名、Work/Codexはツールを使う側、GPT-5.6 Sol/Terraは選択するモデルという関係です。製品名・機能名・モデル名は同じ階層ではありません。

WebMCPはW3C標準化前のドラフト段階

WebMCP仕様は、Web Machine Learning Community Groupが2026年9月2日付のDraft Community Group Reportとして公開しています。同文書は、W3C StandardではなくW3C Standards Track上にもないと明記しています。したがって、「W3Cの正式標準」とは書けません。WebMCP仕様案「Status of this document」を参照してください(2026年9月確認)。

名称の読み替え

検索では「ChatGPT WebMCP」、実際のChatGPT画面では「Site tools」という表記を探します。ただし日本語UIでの正式な翻訳表記は、確認した公式ページに明記されていません。

Availability 03

対応モデル・プラン・端末の条件は?

ChatGPT Site toolsはGPT-5.6 Sol/Terraと最新デスクトップアプリが現在の明示条件で、LunaおよびEnterprise/Eduは対象外です(2026年9月確認)。

公式に書かれた「対応」と、公式ページに一覧がない「未公表」を分けることが重要です。未公表は利用不可と同義ではありませんが、利用できるとも断定できません。

Site toolsの対応条件(2026年9月3日確認)
確認項目 公式に確認できた内容 区分 読者の判断
対応モデル GPT-5.6 Sol、GPT-5.6 Terra 明記あり どちらかを選択する
対象外モデル GPT-5.6 LunaはWebMCPが現在無効 明記あり SolまたはTerraへ切り替える
旧モデル・その他のモデル Site toolsの対応モデルとして公式ページに記載なし 未公表 一般のモデル一覧から対応を推測しない
利用するアプリ 最新版のChatGPTデスクトップアプリ内蔵Browser 明記あり まずアプリを更新する
呼び出す機能 ChatGPT WorkまたはCodex 明記あり Chatではなく対象機能を選ぶ
対象外ワークスペース Enterprise、Edu 明記あり 現在はSite toolsを前提にしない
その他の個人・Businessプラン Site tools専用の完全な対象プラン表は公式ページに明記なし 未公表 料金ページだけで利用可と断定しない
Web/iOS/Android/API Site toolsとしての対応は公式ページに明記なし 未公表 明記済みのデスクトップアプリを入口にする
macOS/Windows別 Site tools専用のOS別対応表は公式ページに明記なし 未公表 利用中の最新版アプリで表示を確認する
地域・日本語UI 国別提供表、日本語UIの正式表記は公式ページに明記なし 未公表 表示されない理由を地域や言語だけに決めつけない
専用料金・試用枠・利用上限 Site tools固有の価格、無料枠、回数・トークン上限は公式に明記なし 未公表 ChatGPT一般料金やAPI料金と混同しない
アカウント・年齢 Site tools固有の追加条件は明記なし。ChatGPTの一般規約は13歳以上または居住国の最低年齢、18歳未満は保護者の許可を要求 一般条件のみ 通常のChatGPT利用条件と訪問先サイトの条件を確認する

根拠:OpenAI公式「Site tools」「Models」「Pricing」「Terms of Use」(いずれも2026年9月3日確認)。

Sol/Terraが対応し、Lunaは対象外

Site toolsページは、GPT-5.6 SolまたはGPT-5.6 Terraを使うよう明記し、GPT-5.6 LunaではWebMCPを現在無効としています。これはモデルの一般的な優劣ではなく、Site toolsという特定機能の対応差です。旧モデルやその他のモデルについては、同ページに対応表がありません。

デスクトップアプリの内蔵Browserが現在の入口

OpenAIがSite toolsの利用場所として明記しているのは、ChatGPTデスクトップアプリの内蔵Browserです。Browser機能自体にはWeb版の案内もありますが、Site toolsの説明はデスクトップアプリ内蔵Browserを指定しています。両者の提供範囲を同一視しないでください。OpenAI公式「Browser」も併せて確認できます。

Enterprise/Eduは対象外、他プランは明記なし

Enterprise/EduワークスペースではSite toolsを利用できないと公式に明記されています。一方、Free、Go、Plus、Pro、Businessを含むSite tools専用の完全な対象プラン表は、確認した公式ページにありません。一般のWork/Codex料金ページにプランが掲載されていても、それだけでSite toolsの提供を保証するとは書きません。

料金・上限・地域・日本語UIは公式記載の範囲だけ示す

Site tools固有の追加料金、試用枠、呼び出し回数、トークン上限、対象国一覧、日本語UI名は公式に明記されていません。これらは「無料」「無制限」「日本で利用不可」などと推測せず、利用中の画面と最新公式ページで確認する項目です。

WebMCP/Site toolsは、開発者がAPIキーで呼び出すOpenAI APIそのものでもありません。ChatGPTのサブスクリプション、Work/Codexの共有利用枠、APIのトークン従量課金は別の料金体系であり、Site tools固有の費用が明記されるまでは混同しないでください。

How to 04

Site toolsはどう使う?

ChatGPT Site toolsは、最新版デスクトップアプリでSol/Terraを選び、内蔵Browserの対象ページを開いてWorkまたはCodexへ依頼します。

次の手順は公式ガイドの記載を、操作前の確認順に並べ替えたものです。UI名称は英語の公式表記を基準にしています(2026年9月確認)。

  1. アプリ・モデル・ワークスペースを確認する

    ChatGPTデスクトップアプリを最新版へ更新し、GPT-5.6 SolまたはGPT-5.6 Terraを選びます。Luna、Enterprise/Eduは現在の対象外条件です。

  2. Site toolsの権限を確認する

    Settings > Browser > Permissionsを開き、Enable site toolsが有効か確認します。使わない場合は同じ場所で無効にできます。

  3. 内蔵Browserで対象ページを開く

    WorkまたはCodexから内蔵Browserを使い、操作したいページを開きます。ページがWebMCPツールを提供している場合だけ、そのページ固有のSite toolsを発見できます。

  4. 依頼し、呼び出し内容と結果を確認する

    アドレスバーのSite toolsからAvailable site toolsを開くと、提供ツールを確認できます。最近の活動がある場合はRecently usedからSourcesを開き、呼び出しを見直せます。

利用前にモデル・アプリ・権限を確認する

利用前は、モデル、ワークスペース、アプリ、権限を順に確認します。「Site toolsが表示されない」ときも、自分側で確認できる条件から切り分けると、原因候補を短くできます。

対象ページを開いてWorkまたはCodexへ依頼する

依頼文では、対象とするページ、行いたい操作、実行前に確認したい内容を明示します。サイトが提供する具体的なツール名を知らなくても、WorkまたはCodexが関連するツールを発見できる場合があります。

このページで利用可能なSite toolsを確認し、[行いたいこと]に使えるものがあれば候補を示してください。送信・購入・削除・権限変更を伴う場合は、実行前に対象と変更内容を説明してください。

Site toolsとSourcesで呼び出し状況を確認する

呼び出し状況は、Available site tools、実行後のページ変化、利用可能ならRecently usedから開くSourcesで確認します。ツールの名前や「読み取り専用」という説明だけで、実際の動作を保証できるわけではありません。内蔵Browserは各ツール呼び出しを実行前に安全確認しますが、公式も「サイトや出力が信頼できることの保証ではない」と注意しています。公式「Security and user controls」を参照してください。

ページを移動すると使えなくなる場合がある

Site toolsは提供元ページに属します。ページを閉じる、または別ページへ移動すると利用できなくなる場合があります。適切なツールがなくても、Work/Codexが通常のBrowser機能で操作できる場合はありますが、その操作はWebMCPツール呼び出しではありません。

Compare 05

MCP・Work・Browserなどとどう使い分ける?

ChatGPT WebMCPはページ内の構造化操作、MCPはページ外でも使える接続、Workは作業の委任、BrowserとComputer Useは画面操作を担います。

似て見える機能は、競合する同種製品ではなく、規格・拡張単位・作業モード・実行場所・操作方式・制作機能が混在しています。次の役割で分けると迷いません。

WebMCP / Site tools

現在開いている対応ページが公開した操作を使う仕組み。 サインイン中のページを人とAIが共有し、ページ固有のツールを呼び出します。別ページへ移動すると使えなくなる場合があります。

MCP

AIアプリをローカルまたはリモートのサーバーへ接続するプロトコル。 開いているWebページから独立して、サービス検索やAPI経由の記録管理などに使えます。ページ非依存の連携ならMCPが適します。OpenAI公式「Model Context Protocol」で対応方式を確認できます。

ChatGPT Work

明確な成果物を伴う実作業をChatGPTへ委任するための機能。 ファイル、Plugins、承認済みツール、デスクトップではBrowserなどを使えます。WebMCPそのものではなく、Site toolsを利用する側です。根拠はOpenAI公式「Get started with ChatGPT Work」です。全体像はChatGPT Workでできることと始め方で確認できます。

Codex

Site toolsを利用できるもう一方のエージェント環境。 ChatGPTデスクトップアプリの内蔵Browserで、Workと同様にページが提供するツールを発見できます。Codex CLIやIDE拡張機能でSite toolsを使えるとは公式ページに書かれていません。

内蔵Browser

ChatGPTとユーザーがWebサイトを共有して閲覧・操作する実行場所。 Site toolsは内蔵Browserで使える構造化された操作経路の1つであり、ツールがない場合は通常のBrowser機能が使われる場合があります。

Plugins

SkillsやConnectorsなどの能力を、再利用できるワークフローとしてまとめる拡張単位。 開いている1ページに属するSite toolsとは範囲が異なります。OpenAI公式「Plugins」で現行定義を確認できます。旧来の名称との違いは、ChatGPT Pluginsの現在の仕組みと旧Pluginsとの違いも参照できます。

Computer Use

macOS/WindowsのGUIを見て操作する機能。 コマンドや構造化連携だけでは足りない画面操作に向きます。WebMCP非対応サイトの画面操作候補ですが、権限と変更内容の確認がより重要です。根拠はOpenAI公式「Computer Use」です(2026年9月確認)。詳しくは画面を見ながら操作するComputer Useの始め方で確認できます。

Sites

Webサイト、Webアプリ、ゲームを作成・ホスト・共有する機能。 WebMCPは公開済みページの能力をエージェントへ公開する仕組みなので、制作・ホスティングを担うSitesとは目的が違います。作成したSiteへWebMCP対応を追加する組み合わせは可能です。OpenAI公式「Sites」で役割を確認できます(2026年9月確認)。

公式ブラウザ拡張

普段使う対応ブラウザーのログイン済みタブやプロファイルをChatGPTから使うための拡張機能。 Site toolsの公式入口は内蔵Browserであり、拡張機能経由のWebMCP対応は明記されていません。対応ブラウザーなどは通常のブラウザーを使う公式拡張機能の対応条件で確認できます。

一言で整理すると、Work/Codexが仕事を進め、内蔵Browserがページを開き、Site toolsがページ固有の構造化操作を渡します。 MCP/Pluginsはページ外まで広げ、Computer UseはGUI操作を補い、SitesはWebサイトを作る側です。

Troubleshoot 06

ChatGPT WebMCPを利用できないときは何を確認する?

ChatGPT Site toolsが表示されない場合は、モデル、ワークスペース、アプリ、権限、ページ、対応APIの順に切り分けます。

公式が明記した対象外条件と、公式に詳細がない展開条件を混ぜると、原因を誤認します。次の順番なら、確定できるものから確認できます。

  1. GPT-5.6 SolまたはTerraを選んでいるか

    LunaではWebMCPが現在無効です。モデル選択欄でSolまたはTerraへ切り替えます。

  2. Enterprise/Eduワークスペースではないか

    両ワークスペースではSite toolsを利用できないと公式に明記されています。管理者設定だけで解決できるとは断定できません。

  3. 最新版デスクトップアプリの内蔵Browserか

    Web版、モバイル版、Codex CLI、IDE拡張、通常ブラウザーはSite toolsの利用場所として明記されていません。まず公式が示す入口へ揃えます。

  4. Enable site toolsが有効か

    Settings > Browser > Permissionsで確認します。組織管理下の設定について、公式Site toolsページは詳細な管理者手順を示していません。

  5. 現在のページがツールを提供しているか

    Site tools > Available site toolsを確認します。ページがWebMCPを実装していなければ、設定が正しくても一覧は出ません。

  6. ツールを提供したページを閉じたり移動したりしていないか

    ツールは提供元ページに属します。元のページへ戻り、必要なら再度ツール一覧を確認します。

  7. 段階展開またはページ側の提供差ではないか

    公式は、利用可否がロールアウトと現在のページが提供するツールに依存すると説明しています。個別アカウントの展開順や全対象サイトは公表していません。

上記の根拠はOpenAI公式「Site tools」です(2026年9月3日確認)。

明示された対象外条件を先に除外する

LunaとEnterprise/Eduは、公式が明記した対象外です。対して、特定の国、特定OS、個人プランごとの可否は完全な一覧がありません。前者は現在の結論として扱えますが、後者を「対象外のはず」と推測で埋めないことが重要です。

表示条件を上から順に切り分ける

Site toolsは、設定だけで強制表示できる機能ではありません。対応モデルとアプリを使い、権限が有効で、現在のページがツールを提供し、ロールアウト対象であることが必要です。サイト名だけで利用可否を固定せず、実際のAvailable site toolsを確認します。

Declarative APIとiframe内ツールは対象外

ChatGPTの内蔵Browserが現在対応するのはWebMCP APIの一部です。HTMLフォーム属性で定義するDeclarative APIと、同一オリジン・クロスオリジンを問わずiframe内で登録されたツールは発見しません。サイト運営者はトップレベルページのJavaScriptからdocument.modelContext.registerTool()で登録する必要があります。公式「Limitations」に明記されています(2026年9月確認)。

公式情報だけで特定できない原因を断定しない

公式情報だけで個別原因を特定できない場合は、「公式に明記なし」としてアカウントやサイト固有の状態を確認します。

公式に明記がないため、断定しない項目

個別アカウントのロールアウト日時、全対応サイト、国別提供差、OS別のSite tools可否、日本語UIの正式名称、サイト固有エラーの原因です。これらは「不具合」「地域制限」「有料限定」などと決めつけず、公式ページ、アプリの表示、サイト提供者の案内を照合します。

Safety 07

Site toolsを使わない方がよい場面と安全条件は?

ChatGPT Site toolsは、サイトや変更内容を自分で確認できない高影響操作、不要な機密情報を求める操作、ページ非依存の定型連携には向きません。

内蔵Browserの安全確認はリスクを減らしますが、訪問先サイトやツール結果の信頼性を保証するものではありません。

以下は公式の注意事項を踏まえた筆者の判断基準

Site toolsを第一候補にしない4つの場面

  • 購入、送信、削除、権限変更などで、実行対象と結果を人が確認できない
  • 目的に不要な個人情報・社外秘・他サイト由来の情報まで入力項目に求められる
  • 開いているページに依存せず、複数サービスを定型的に横断したい
  • 監査や業務要件上、現在対象外のEnterprise/Edu環境での利用を前提にしている

サイト提供の説明と結果を無条件に信用しない

OpenAIは、Webサイトが提供するツール定義と結果を信頼されていないコンテンツとして扱うよう案内しています。ツール名や「読み取り専用」という説明は、実際の動作の証明になりません。内蔵Browserは各呼び出しを安全確認しますが、サイトや結果の信頼性を保証するものではありません。公式「Security and user controls」を確認してください。

送信・購入・削除・権限変更は内容を再確認する

送信・購入・削除・権限変更は、実行前に対象、入力値、金額、件数、変更前後、取り消し方法を人が再確認します。これらの操作には通常の確認ポリシーが適用されますが、WebMCP仕様案も、ツールの説明と実際の挙動が一致する保証がないという信頼上の課題を挙げています。WebMCP仕様案「Security and Privacy Considerations」を参照できます。

ChatGPT側と訪問先サイト側のデータ管理を分ける

ChatGPTの会話と、Site toolsが操作した訪問先サイトの記録は、同じ保存先とは限りません。データ設定を判断するときは、次の2つを分けます。

保存先を2つに分けて確認する

ChatGPT側
個人向けサービスでは、コンテンツがモデル改善に使われる場合があります。設定から学習利用をオフにすると、新しい会話は学習に使われません。削除したチャットは原則30日以内の完全削除予定ですが、非識別化済みデータや法的・安全上の例外があります。
訪問先サイト側
同じサインイン状態で実行した検索、コメント、購入、更新などは、そのサイトのアカウント・規約・保存方針に従う可能性があります。ChatGPTのチャット削除だけで、訪問先の記録まで削除されるとは公式に書かれていません。

ChatGPT側の削除条件は、OpenAI公式「How to Delete and Archive Chats in ChatGPT」に記載されています(2026年9月確認)。訪問先サイト側の削除条件は、そのサイトの公式規約・ヘルプで別に確認してください。

OpenAIは、個人向けChatGPTではコンテンツを学習に使う場合がある一方、Business、Enterprise、APIなどのビジネス向け製品では入力・出力を既定で学習に使わないと説明しています。OpenAI「How your data is used to improve model performance」Data Controls FAQを確認してください(2026年9月確認)。入力情報の考え方はChatGPTを含む生成AIの入力内容と学習利用の違いでも整理しています。

商用利用は一般規約と訪問先サイトの条件を確認する

WebMCP/Site tools専用の一律な商用利用許諾は、確認した公式ページに明記されていません。OpenAIの個人向け利用規約は、適用法の範囲でユーザーが出力を所有すると定める一方、第三者サービスには各サービスの条件が適用されるとしています。法人利用ではOpenAI Services Agreementと契約条件、さらに訪問先サイトの利用規約・権限・データ利用条件を個別に確認してください。OpenAI Terms of UseOpenAI Services Agreementが根拠です(2026年9月確認)。

FAQ 08

ChatGPT WebMCPのFAQ|公式に明記されていない条件は?

ChatGPT WebMCPには、専用料金、全対象プラン、国別提供、全対応サイトなど、公式に完全な一覧がない項目があります。

「公式に明記なし」は利用不可を意味しません。現時点で確認できる範囲と、画面で個別確認すべき範囲を分けて回答します。

ChatGPT WebMCPは無料ですか?専用の利用上限はありますか?

Site tools固有の料金、無料枠、試用枠、呼び出し回数・トークン上限は、公式ページに明記されていません。 ChatGPT Work/Codexの一般料金と利用上限は別に案内されていますが、一般プランの料金をSite tools専用料金とは扱えません。最新情報は公式料金ページSite toolsページを分けて確認してください。

日本で使えますか?日本語やスマホに対応していますか?

Site toolsの国別提供表、日本語UIの正式表記、iOS/Android対応は、確認した公式ページに明記されていません。 現在公式が入口として示すのは、最新版ChatGPTデスクトップアプリの内蔵Browserです。「日本では不可」「日本語非対応」「スマホでも利用可」のいずれも、公式記載なしに断定しません。

ChatGPT公式ブラウザ拡張機能でもSite toolsを使えますか?

公式ブラウザ拡張機能経由のSite tools対応は、Site toolsページに明記されていません。 拡張機能はChrome、Edge、Brave、Opera、Vivaldiの既存タブや通常のブラウザープロファイルを使う機能で、Site toolsの案内はデスクトップアプリの内蔵Browserを指定しています。公式「Browser extension」を参照してください。

どのサイトがWebMCPに対応していますか?

WebMCPの全対応サイト一覧は公式に公開されておらず、利用可否は現在のページが提供するツールごとに確認します。 ChatGPT LearnとOpenAI Developersの例は公式ページにありますが、利用可否はロールアウトにも依存します。サイト名のまとめだけを信用せず、内蔵BrowserのAvailable site toolsで現在のページを確認してください。

自分のWebサイトをSite toolsに対応させるには?

現在のChatGPT内蔵Browser向けには、トップレベルページのJavaScriptでWebMCPツールを登録します。 OpenAIはCodexへ実装を依頼する方法と、document.modelContext.registerTool()を使う例を案内しています。Declarative APIとiframe内の登録は現在非対応です。実装条件は公式「Add WebMCP to your website」で確認できます。

Conclusion 09

まとめ|Site toolsを使う前の最終判断

ChatGPT WebMCPは、対応Webページの操作をSite toolsとしてWork/Codexへ渡す仕組みで、ページを共有しながら構造化操作したい人に向きます。

今取る行動は、冒頭の利用可否表に戻り、自分のアプリ、モデル、ワークスペース、権限、対象ページの条件を確認することです。

  • 使う:最新版デスクトップアプリ、内蔵Browser、Sol/Terra、権限オン、対応ページが揃っている
  • 切り分ける:LunaとEnterprise/Eduは現在対象外。その他のプラン、地域、OS、日本語UI、料金・上限は未公表部分を断定しない
  • 使い分ける:ページ外の連携はMCP/Plugins、GUI操作はBrowser/Computer Use、サイト制作はSites、通常ブラウザーの既存セッションは公式拡張機能を選ぶ
  • 安全を確認する:サイト提供の説明を無条件に信用せず、送信・購入・削除・権限変更は対象と結果を人が確認する

最初に戻って判断すると、「いま開いているページ自身が提供する操作を使いたいか」が分岐点です。はいならSite toolsの5条件を確認し、いいえなら目的に合う別機能を選べば、WebMCPという名前だけで迷わずに済みます。

次に再確認すべき条件:対応モデル、対象ワークスペース、内蔵Browserの提供範囲、WebMCP APIの対応範囲が公式に変わったときは、この記事の利用可否表を再確認してください。

引用元・確認した公式情報

本文の事実確認に使った公開中の公式一次情報です。外部リンクは新しいタブで開きます。

  1. OpenAI / ChatGPT Learn「Site tools」確認内容:名称、対応モデル、デスクトップアプリ、Work/Codex、対象外ワークスペース、使い方、安全確認、制限。最終確認:2026-09-03。
  2. Web Machine Learning Community Group「WebMCP」確認内容:WebMCP APIの定義、文書日付、標準化段階、セキュリティ・プライバシー上の論点。最終確認:2026-09-03。
  3. OpenAI / ChatGPT Learn「Browser」確認内容:内蔵Browserの役割、Web版との提供差、通常ブラウザープロファイルとの違い。最終確認:2026-09-03。
  4. OpenAI / ChatGPT Learn「Model Context Protocol」確認内容:MCPの役割、ローカル/リモートサーバー、対応クライアント。最終確認:2026-09-03。
  5. OpenAI / ChatGPT Learn「Get started with ChatGPT Work」確認内容:Workの位置づけ、利用するファイル・Plugins・承認済みツール・Browser。最終確認:2026-09-03。
  6. OpenAI / ChatGPT Learn「Sites」確認内容:サイトの作成・ホスト・改善・共有というSitesの役割。最終確認:2026-09-03。
  7. OpenAI / ChatGPT Learn「Plugins」確認内容:Pluginsの現行定義、Skills/Connectors、対応画面。最終確認:2026-09-03。
  8. OpenAI / ChatGPT Learn「Computer Use」確認内容:GUI操作、macOS/Windows、Work/Codex、権限確認。最終確認:2026-09-03。
  9. OpenAI / ChatGPT Learn「Browser extension」確認内容:対応ブラウザー、通常ブラウザープロファイル、内蔵Browserとの違い。最終確認:2026-09-03。
  10. OpenAI / ChatGPT Learn「Models」確認内容:Work/Codexで選択するモデルとモデル選択UI。最終確認:2026-09-03。
  11. OpenAI / ChatGPT Learn「Pricing」確認内容:Work/Codexの一般料金・利用枠と、API課金を分けるための参照。最終確認:2026-09-03。
  12. OpenAI「Terms of Use」確認内容:個人向けサービスの契約主体、年齢条件、第三者サービス、入力・出力、利用上の責任。最終確認:2026-09-03。
  13. OpenAI「How your data is used to improve model performance」確認内容:個人向けとビジネス向けの学習利用方針。最終確認:2026-09-03。
  14. OpenAI Help Center「Data Controls FAQ」確認内容:学習利用の設定、Temporary Chat、端末間同期。最終確認:2026-09-03。
  15. OpenAI Help Center「How to Delete and Archive Chats in ChatGPT」確認内容:チャット削除、30日以内の削除予定、例外、接続アプリデータ。最終確認:2026-09-03。
  16. OpenAI「Services Agreement」確認内容:法人・開発者向けサービスの利用、第三者サービス、顧客コンテンツ、データ利用条件。最終確認:2026-09-03。
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