CLAUDE CODE / COWORK / CURSOR → CHATGPT / CODEX
3つの移行元を、2つの入口で迷わず整理する。
ChatGPTデスクトップはClaude Code・Claude Cowork・Cursorから、Codex CLIはClaude Code・Cursorから、対応する設定・Projects・最近の作業をインポートできます(2026年8月確認)。移行元を消さずに進められますが、MCP認証やPluginsなどは移行後の確認が必要です。
- Claude CodeやCursorの設定を手作業で移す前に、公式Importの対象を確認したい人
- Claude CoworkからChatGPT/Codexへ移る入口を判断したい人
- Skills、Projects、チャット履歴のどこまで移るか知りたい人
- インポート後に確認すべき権限・MCP・Hooksを漏れなく整理したい人
Claude CoworkはChatGPTデスクトップを選びます。Claude CodeとCursorは、画面で項目を選びたいならデスクトップ、ローカルの端末作業を続けたいならCodex CLIが判断基準です。
インポート後は、プロジェクトが開けることだけで完了とせず、権限、MCP認証、Hooks、Plugins、引数やパスを含むプロンプトまで確認します。
Claude Code・Cowork・Cursorからの移行先はどう選ぶ?
ChatGPTデスクトップは3種類、Codex CLIは2種類の移行元に対応しており、Claude Coworkを移す場合はデスクトップが公式に案内された経路です(2026年8月確認)。
移行先は、使い慣れた製品名ではなく「どの画面で選びたいか」「端末作業を続けたいか」で決めると迷いません。対応状況はOpenAI公式のエージェントImport文書で確認できます。
| 移行元 | ChatGPTデスクトップ | Codex CLI | 最近のチャット | 筆者の判断基準 |
|---|---|---|---|---|
| Claude Code | 対応 画面で移行対象を選択 |
対応 ローカルセッションで /import |
直近30日。CLIは最大50件 | 設定を一覧で選ぶならデスクトップ、端末中心ならCLI |
| Claude Cowork | 対応 公式に案内された移行先 |
対象元に記載なし | 直近30日。デスクトップの最大件数は公式記載なし | ChatGPTデスクトップを選ぶ |
| Cursor | 対応 Projectsと最近の作業を選択 |
対応 ローカルセッションで /import |
直近30日。CLIは最大50件 | 画面で確認するならデスクトップ、CLIへ寄せるならCLI |
筆者の判断基準Claude CodeとCursorで迷う場合、最初に「GUIで対象を見ながら選ぶか」「ローカル端末から続けるか」を決めます。Claude CoworkはCLI対象元に含まれないため、この分岐を作らずデスクトップへ進むのが自然です。
ChatGPT/CodexのImportでは何が移行される?
ChatGPT/CodexのImportは、対応する指示、設定、Skills、Plugins、Projects、最近のチャットを移行先の形式へ対応付ける機能です(2026年8月確認)。
Importとは、他のエージェントにある対応済みの設定や最近の作業をChatGPTデスクトップまたはCodex CLIへ取り込む機能です。ユーザー単位の設定は端末上のファイルから、プロジェクト単位の設定は選択したリポジトリやフォルダから確認されます。OpenAI公式のImport動作説明
設定は移行先のファイルや機能へ対応付けられる
Importはすべてのファイルを同名で複製する仕組みではなく、公式に対応した項目を移行先の形式へ割り当てます。たとえば指示ファイルはAGENTS.md、settings.jsonはconfig.toml、Slash commandsはSkillsへ対応付けられます。
| インポート元の項目 | 移行先 | 移行後に見る場所 |
|---|---|---|
| Instruction files | AGENTS.md | 指示の範囲と優先関係 |
settings.json | config.toml | 設定値とパス |
| Skills | Skills | ツール制限と権限 |
| Plugins | Plugins | 追加設定と認証状態 |
| 既存のプロジェクトフォルダ | 同じフォルダを使うProjects | 対象フォルダ |
| Claude CodeのProject memories | Memories | 記憶の対象と内容 |
| 直近30日のチャット | ChatGPT chats | 関連するProjectと会話 |
| MCP server configuration | Codex MCP configuration | 認証、ヘッダー、環境変数、通信方式 |
| Hooks | Codex hooks | 実行タイミングと動作 |
| Slash commands | Skills | 引数、シェル展開、パス指定 |
| Subagents | Codex subagents | 権限と使用ツール |
Import登場前のファイル移行と比較したい場合は、Import登場前のCodex移行方法で手動移行の考え方を確認できます。指示ファイルの適用範囲は、AGENTS.mdの役割と書き方で補えます。
移行元の設定は変更・削除されない
Importを実行しても、Claude Code・Claude Cowork・Cursor側の既存設定は変更または削除されないとOpenAIは説明しています。最初から元環境を消す必要はなく、移行先の状態を確認してから運用を切り替えられます。
ただし、元環境が残ることと、移行先ですべてが同じ動作をすることは別です。Plugins、MCP、Hooks、コマンド形式は移行後の確認対象として扱います。
料金・プラン・モデル・APIはImportとどう関係する?
OpenAI公式のImport文書は、インポート専用料金、対象プラン、使用モデル、API従量課金を個別条件として明記していません(2026年8月確認)。
公式文書が説明しているのは、ChatGPTデスクトップとCodex CLIでのインポート元、対象項目、手順、上限です。料金やプランについて記載がないことを理由に、「全プランで無料」「利用回数に制限がない」とは判断できません。OpenAI公式のImport対象・条件
- Import専用の追加料金:公式文書に明記なし
- Importを利用できるChatGPTプラン:公式文書に明記なし
- Import処理で使われるモデル:公式文書に明記なし
- Import固有のAPI従量課金:公式文書に明記なし
- APIキーやAPI請求設定:公式のインポート対象一覧に記載なし
Import専用の価格は公式に明記されていない
Import機能だけの料金は確認できないため、利用中または検討中のChatGPT/Codexプランと分けて判断します。料金の判断が必要な場合は、Codexの無料枠・料金・追加クレジットを確認し、公開時点の条件と照合してください。
APIキーや請求情報の移行機能として扱わない
公式のインポート対象一覧にAPIキーやAPI請求情報は含まれていないため、本記事では移行対象として扱いません。ChatGPTのサブスクリプション、Codexの利用条件、開発者向けAPIの請求を同じものとして考えないことが重要です。
筆者の判断基準料金やAPI設定の移行が主目的なら、Importを起点にしません。Importは公式一覧にある設定・Projects・最近の作業を移す手段として使い、契約や請求は別の確認項目に分けます。
ChatGPTデスクトップでインポートする手順
ChatGPTデスクトップでは、設定の「Import」または「一般」にあるエージェント設定のインポートから、移行元と対象項目を選択します(2026年8月確認)。
Claude Coworkを移行する場合は、このデスクトップ経路を使います。Claude CodeとCursorも対象なので、複数の移行元を画面で確認しながら選びたい人にも向いています。
開始前にデスクトップアプリと元の設定を用意する
ChatGPTデスクトップへサインインし、移行元の設定ファイルや対象プロジェクトが端末上にある状態から始めます。アプリの導入段階から確認したい場合は、ChatGPTデスクトップアプリの導入方法を先に参照できます。
設定画面の表記は、公式文書では「Settings > Import」、別の案内では「Settings > General > Import other agent setup」とされています。日本語画面では「設定」→「一般」→「エージェント設定をインポート」が目印です(2026年8月確認)。
デスクトップアプリでは5ステップで進める
ChatGPTデスクトップの公式手順は、設定を開いて移行元と項目を選び、取り込んだProjectまたはチャットを開く5段階です。各段階で確認する内容を次の順に整理します。
-
設定からImportを開く
「Import」が独立項目として見つからない場合は、「一般」にあるエージェント設定のインポートを探します。
-
Importを選択する
検出された移行元と、取り込める項目の確認へ進みます。
-
移行元を選ぶ
Claude Code、Claude Cowork、Cursorから、今回取り込む対象を選択します。
-
項目を選んで続行する
Tools & setup、Projects、最近のChat sessionsなど、表示された対応項目から必要なものを選びます。
-
取り込んだProjectまたはチャットを開く
インポート完了後、対象のProjectやチャットを開き、移行後の確認へ進みます。
画面手順はOpenAI公式のデスクトップImport手順に基づきます(2026年8月26日確認)。
必要なら自動更新とインポート履歴を確認する
ChatGPTデスクトップでは、設定のImportから自動更新を有効にし、元のエージェントから取り込んだ作業を同期できると案内されています。同じ設定画面からインポート履歴も確認できます(2026年8月確認)。
自動更新の対象や頻度の詳細は公式ページに明記されていないため、同期という語からすべての設定が常時同一になるとは推測しません。
Codex CLIの/importで移行する手順
Codex CLIの/importはClaude CodeまたはCursorを選び、対応する設定・プロジェクト・最近のチャットをローカルセッションへ取り込むコマンドです(2026年8月確認)。
Claude CoworkはCLIの移行元一覧に含まれていません。Codex CLIの準備がまだの場合は、Codex CLIの導入と基本操作を確認してから進めます。
ローカルセッションで/importを実行する
Codex CLIをローカルで起動し、タスクを実行していない状態で/importを入力します。コマンドは次の1行です。
/import
-
ローカルのCodex CLIセッションを開始する
リモートセッションや実行中タスクではなく、ローカルで待機中のセッションを使います。
-
/importを入力するSlash commandからインポートフローを開きます。
-
Claude CodeまたはCursorを選ぶ
表示された対応元から、今回取り込むエージェントを選択します。
-
設定・Projects・最近のチャットを確認する
対応項目を選び、取り込まれた設定を確認してから作業を続けます。
/importが使えない条件を先に外す
/importは、タスク実行中、リモートセッション、ローカルapp-serverデーモンへの接続中には利用できません。Codex CLIが取り込めるチャットは直近30日の最大50件です(2026年8月確認)。
コマンドが表示されない場合は、実行中のタスクを終え、ローカルセッションであることとapp-serverデーモンへ接続していないことを確認します。条件と上限はOpenAI公式のCodex CLI Import手順に記載されています。
インポート後に何を確認すれば移行完了と判断できる?
ChatGPT/CodexのImport後は、権限、MCP認証、Hooks、Plugins、引数やパスを含むプロンプトを確認してから通常運用へ移ります(2026年8月確認)。
インポートが終わると、追加設定が必要なPluginsや接続がステータスカードに表示される場合があります。項目が示されたときは「Finish」から案内に沿って設定を完了します。
ステータスカードの未完了項目を確認する
アプリが注意を示した項目は、設定を取り込めたことと実際に利用できることを分けて確認します。MCPサーバーでは再サインインが必要になる場合があり、Pluginsや接続にも手動の追加作業が残ることがあります。
運用を始める前に7項目を確認する
次の7項目を確認済み、または自分の構成では対象外と判断できれば、通常運用へ移る目安になります。使っていない機能まで設定する必要はありません。
- Projectとチャット
目的のフォルダ、Project、最近の会話を開ける - 指示と
AGENTS.md
指示内容、適用範囲、優先関係が意図どおり - 権限とツール制限
SkillsやSubagentsの許可範囲を確認した - MCP認証
サインイン、ヘッダー、環境変数、通信方式を確認した - Hooks
実行タイミングと移行後の動作条件を確認した - Pluginsとmarketplaces
追加設定や手動対応の有無を確認した - コマンド形式のプロンプト
引数、シェル展開、ファイルパスの指定を確認した
確認項目はOpenAI公式「What to review after importing」をもとに整理しています(2026年8月26日確認)。
筆者の完了基準Projectが開けただけでは、移行完了と判断しません。自分が使う機能について、上の項目が「確認済み」または「対象外」になった時点を運用切り替えの目安にします。
Claude Code・Cowork・Cursorからの移行FAQ
ChatGPT/CodexのImportで迷いやすい点は、移行元ごとの対応差、直近30日の履歴条件、移行後に残る認証作業へ集約できます。
Claude CoworkはCodex CLIへ直接インポートできますか?
Claude Coworkは、2026年8月時点のOpenAI公式文書ではCodex CLIのインポート元に含まれず、ChatGPTデスクトップを使います。Codex CLIの対象元として記載されているのはClaude CodeとCursorです。OpenAI公式の対応元一覧
最近のチャットはすべて移行できますか?
最近のチャットは無条件に全件移るわけではなく、対象期間は直近30日で、Codex CLIは最大50件です。ChatGPTデスクトップについては直近30日と記載されていますが、最大件数は公式ページに明記されていません(2026年8月確認)。OpenAI公式の履歴条件
Importすると元の設定やプロジェクトは消えますか?
ImportしてもClaude Code・Cowork・Cursor側の既存設定は変更・削除されないとOpenAIは説明しています。元環境を残したまま移行先を確認できます。OpenAI公式のImport動作説明
Codex CLIで/importが表示されないのはなぜですか?
/importは実行中のタスク、リモートセッション、ローカルapp-serverデーモン接続中には使えません。タスクを終了し、ローカルの通常セッションへ戻してから条件を確認します。OpenAI公式のCLI制限
MCPサーバーやPluginsはインポート直後から使えますか?
MCPサーバーやPluginsは設定を取り込めても、認証や追加設定が残る場合があります。MCPのカスタム認証、ヘッダー、環境変数、通信方式と、Pluginsのステータスカードを確認します。OpenAI公式の移行後確認事項
Import後も元のエージェントと同期できますか?
ChatGPTデスクトップは自動更新を設定できますが、Codex CLIについて同じ同期機能は公式文書に明記されていません。デスクトップでは設定のImportから自動更新と履歴を確認します(2026年8月確認)。OpenAI公式の自動更新案内
ImportはAPIキーやAPIの請求情報も移しますか?
APIキーやAPI請求情報は公式のインポート対象一覧にないため、本記事では移行対象として扱いません。設定、Skills、Plugins、ProjectsなどのImportと、APIの認証・請求は分けて管理します。OpenAI公式のインポート対象一覧
まとめ:移行先を決めて公式Importから始める
Claude CoworkはChatGPTデスクトップ、Claude CodeとCursorはデスクトップまたはCodex CLIを選び、インポート後の権限・認証・Hooksまで確認して移行を完了します。
今取る行動は1つです。最初の判断表で移行先を決め、デスクトップなら設定のImport、CLIならローカルセッションの/importを開いてください。
移行元の設定を先に削除する必要はありません。対応項目だけを取り込み、移行後チェックリストで自分が使う機能を確認してから運用を切り替えます。
対応する移行元・移行先、チャットの対象期間、Codex CLIの件数上限、自動更新の条件が公式文書で変わった場合は、この記事を再確認する価値があります。
引用元・参考情報
-
OpenAI公式「Import from another agent」
https://learn.chatgpt.com/docs/import
対応する移行元、デスクトップ/CLI手順、最近のチャット、項目対応表、移行後の確認事項。最終確認日:2026-08-26 -
ChatGPT公式「ChatGPT にインポート」
https://chatgpt.com/ja-JP/import-to-chatgpt/
ChatGPTデスクトップの導入と日本語設定画面の案内。最終確認日:2026-08-26
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