CODEX / REMOTE
Codex Remoteは、ChatGPTモバイルアプリから、接続したMac/Windows上のCodex作業を開始・確認・承認できる機能です。同一のChatGPTアカウントとワークスペースで接続し、ホストを起動・オンライン状態に保って利用します(2026年8月確認)。この記事では、Remoteが使える条件、QRコードによる接続手順、スマホ側の操作、表示・接続トラブルの確認順まで整理します。
- CHECKED / 2026-08-02
- HOST / macOS・Windows
- CONTROL / iOS・Android
こんな人におすすめ
- 外出先からCodexの進行状況を確認したい人
- 承認待ちで長い作業が止まる時間を減らしたい人
- Remoteとリモートデスクトップの違いを先に知りたい人
ホストを起動したまま、スマホから指示・承認・結果確認を行いたい。
PCの画面やポインターを、そのまま遠隔操作することが目的になっている。
対応アプリ、同一アカウント、ホストの起動状態、管理者設定を満たせる。
01 / ROLE
Codex Remoteとは?スマホとデスクトップの役割
Codex Remoteは、スマホを操作面として使い、Mac/Windows上のCodexへ指示・承認を送り、差分や実行結果を確認する機能です。スマホがPCの代わりに処理するのではなく、接続先のホスト環境を利用します。
出典:OpenAI「Remote connections」の機能概要(2026年8月確認)
「Codex Remote」と現行画面の「Remote」は同じ流れを指す
2026年6月25日の公式リリースノートでは「Codex Remote」として一般提供が案内され、現行の公式ガイドではChatGPTモバイルアプリ内の入口を「Remote」と表記しています(2026年8月確認)。そのため、検索時の「Codex Remote」とアプリ内の「Remote」は、スマホから接続済みホストへアクセスする同じ利用場面を指すと整理できます。
出典:OpenAI「ChatGPT Release Notes」のCodex Remote提供案内/OpenAI「Remote connections」の現行表記
ホスト側の現行アプリはChatGPTデスクトップアプリで、内部にChat・Work・Codexがあります。旧アプリとの名称差が気になる場合は、旧CodexアプリからChatGPTへ移行する手順を先に確認すると混同を避けられます。
出典:OpenAI「Moving to the new ChatGPT desktop app」
スマホは操作面、ファイルと処理はホスト側にある
Remoteでスマホが担うのは、指示の送信、質問への回答、承認、進行状況の確認です。リポジトリ、ローカルファイル、シェル、認証情報、MCP、スキルなどは接続先ホストの構成が使われます。
判断の要点は、スマホへ開発環境を移す機能ではないことです。作業に必要な依存関係や権限は、あらかじめホスト側に用意します。
表は横にスクロールできます。
| 要素 | 担当すること | 読者の判断 |
|---|---|---|
| スマホ | 指示、回答、承認、進行状況と結果の確認 | 外出先の操作面として使う |
| Mac/Windowsホスト | プロジェクト、ファイル、シェル、権限、各種ツールの提供 | 作業環境と接続状態を維持する |
| Computer Use | 許可したデスクトップアプリの視覚的な操作 | 必要な作業だけ、別途有効化を判断する |
PC画面の直接操作はComputer Useを有効にした場合だけ
Codex Remoteの「操作」は、一般的なリモートデスクトップのようにスマホでPCのポインターを動かすことと同義ではありません。デスクトップアプリを視覚的に扱う必要がある場合は、別機能のComputer Useを有効にし、対象アプリの権限を確認します。
WindowsのComputer Useはアクティブなデスクトップで動作するため、その間は対象PCをCodex作業用として確保する判断が必要です(2026年8月確認)。
出典:OpenAI「Computer Use」の対応環境・権限・Windows動作
先に全体像を確認したい場合:Remote以外のCodex利用面も含めて整理するなら、Codex全体の料金・無料範囲・始め方を確認するへ進んでください。
02 / CONDITIONS
Codex Remoteは無料で使える?プラン・端末・モデルの条件
Codex Remoteは2026年6月25日に全ChatGPTプラン向けの一般提供が案内され、操作側はiOS/Android、ホスト側はMac/Windowsが公式対応です。ただし、Codexの利用枠、管理者設定、段階的な提供状況は別に確認します(2026年8月確認)。
出典:OpenAI「ChatGPT Release Notes」の一般提供案内/OpenAI「Remote connections」の対応端末
料金判断はRemoteの別料金ではなくCodexの利用枠で行う
Remoteだけの独立した月額料金や専用試用枠は、確認した公式ページには明記されていません(2026年8月確認)。無料プランを含む各ChatGPTプランでCodexの利用条件と使用量が異なるため、Remoteを使うかではなく、予定するCodex作業が現在の利用枠に収まるかで判断します。
無料プランでも対象アカウントにCodexアクセスがあり、利用枠内ならRemoteを始める候補になります。ただし、作業の複雑さ、モデル、実行場所などで消費が変わるため、「何回まで」と一律には言い切れません。
出典:OpenAI「Using Codex with your ChatGPT plan」のプランと利用上限案内/ChatGPT公式料金ページ(2026年8月確認)
筆者の判断基準:まず現在のプランで接続条件を満たすか確認し、実際に予定する作業量が利用枠に収まらないと分かった段階で有料化を検討します。Remoteのためだけに先回りして契約を上げる根拠は、公式情報からは確認できません。
iOS/AndroidとMac/Windowsを組み合わせる
標準のモバイル接続では、最新のChatGPT iOS/Androidアプリを操作側にし、最新のChatGPTデスクトップアプリを入れたMac/Windowsをホストにします。別のMac/Windowsからの操作は「Control other devices」が提供されている環境で利用でき、提供状況はロールアウトにより異なります(2026年8月確認)。
ホストアプリの位置づけを整理したい場合は、ChatGPTデスクトップアプリの機能とCodexの位置づけも参照してください。
ワークスペースでは管理者権限も確認する
Business、Enterprise、Eduなどのワークスペースでは、管理者がRemote Controlを有効にする必要がある場合があります。個人側のアプリ更新や再接続だけで解消しないときは、管理者設定を別の条件として切り分けます。
モデルはRemote専用ではなくCodex側で決まる
Remote専用に固定されたモデル一覧は、確認した公式Remoteガイドには明記されていません。接続先のCodexで選択可能なモデルとプラン条件に従うため、モデル名や提供状況はOpenAI公式のCodexモデル一覧で都度確認します(2026年8月確認)。
モデル更新はRemoteの接続手順とは別問題です。この記事では旧モデルの履歴まで広げず、スマホ連携に必要な判断だけを扱います。
ChatGPTプランとAPIは別:Remote専用の公開APIやAPI従量料金は、確認した公式Remoteガイドには明記されていません。ChatGPTのサブスクリプション利用枠と、APIキーを使う従量課金を混同せず、この記事ではChatGPTアプリ経由のRemoteだけを扱います。
参照:OpenAI「Using Codex with your ChatGPT plan」(2026年8月確認)
表は横にスクロールできます。
| 確認項目 | 公式情報(2026年8月確認) | 利用判断 |
|---|---|---|
| Remoteの料金 | 独立した専用料金の明記なし | Codexのプランと利用枠で判断 |
| 操作側 | ChatGPT iOS/Android。別PCからの操作は提供状況による | アプリ更新後にRemoteの表示を確認 |
| ホスト側 | ChatGPTデスクトップアプリを実行するMac/Windows | 起動・オンライン・同一アカウントを維持 |
| 組織アカウント | 管理者によるRemote Control有効化が必要な場合あり | 接続前に管理者ポリシーを確認 |
| モデル | Remote専用の固定一覧は公式に明記なし | Codex側の現行モデル一覧を参照 |
03 / PAIRING
Codex Remoteの設定方法|スマホとPCを接続する4ステップ
Codex Remoteの標準設定は、ChatGPTデスクトップアプリの「Set up Remote」からQRコードを表示し、同一アカウントのスマホで読み取ります。接続前の条件をそろえてから4段階で進めます(2026年8月確認)。
出典:OpenAI「Remote connections」の標準設定手順
接続前に5つの条件を確認する
設定を始める前に、アプリ、アカウント、ホスト状態、認証、管理者設定を切り分けます。1つでも満たさないと、QRコードを読み取れてもホストが表示されない可能性があります。
- 対象アカウントとワークスペースにCodexアクセスがある
- スマホとホストのChatGPTアプリを最新状態にしている
- Mac/Windowsホストが起動し、オンラインで、アプリを開いている
- 両端末で同じChatGPTアカウントとワークスペースを使い、必要なMFA・SSO・パスキーを完了できる
- 組織利用では、管理者がRemote Controlを許可している
出典:OpenAI「Remote connections」の事前条件(2026年8月確認)
デスクトップの「Set up Remote」からQR接続する
公式ガイドの英語表記では、ホスト側の「Set up Remote」から開始し、スマホでQRコードを読み取ります。QRコードはスマホとホストの組み合わせをペアリングするため、操作したいスマホと各ホストをそれぞれ接続します。
-
01
ホストで「Set up Remote」を選ぶ
ChatGPTデスクトップアプリのサイドバーから設定を開始し、QRコードを表示します。
-
02
スマホでQRコードを読み取る
読み取り後にChatGPTが開き、Remoteの接続フローへ進みます。
-
03
アカウントとワークスペースを確認する
ホストと同じ組み合わせを選び、求められた認証を完了します。
-
04
「Settings > Connections」で接続を管理する
接続済み端末を確認し、必要に応じてホストを起動状態に保つ設定を選びます。
接続後、スマホのChatGPTアプリで「Remote」を開き、対象ホストが表示されれば次の操作へ進めます。2026年6月8日以降に使われた既存接続は維持され、それ以前から使われていない接続は再ペアリングが必要と公式ガイドに記載されています(2026年8月確認)。
出典:OpenAI「Remote connections」のセットアップと既存接続の条件
画面表記について:この記事の設定名は公式英語ガイドで確認した現行表記です。Remote固有の日本語メニュー名一覧は公式に明記されていないため、アプリの言語や提供状況により表示が異なる可能性があります。
04 / CONTROL
Codex Remoteの使い方|スマホで行う4つの操作
Codex Remoteでは、スマホから新規タスクの開始、進行中の指示変更、コマンド承認、差分・テスト結果の確認を行えます。操作ごとに「今の作業へ割り込むか、次へ回すか」を判断します(2026年8月確認)。
出典:OpenAI「Remote connections」の遠隔操作項目
ホストのプロジェクトで新しいチャットを始める
スマホの「Remote」で接続先ホストとプロジェクトを選ぶと、そのホスト環境を使う新しいチャットを開始できます。既存チャットを選べば、デスクトップで進めていた文脈を引き継いで指示を続けられます。
出典:OpenAI「Remote connections」の遠隔操作項目
QueueとSteerは「次に実行」か「今の方向修正」かで選ぶ
Queueは進行中の作業が区切られた後に続ける指示、Steerは現在の作業へ方向修正を伝える場面に向きます。たとえば「完了後にテストを追加」はQueue、「対象ファイルを限定して進めて」はSteerという分け方です。
筆者の判断基準では、現在の前提が誤っているときだけSteerを使い、追加要望はQueueへ回します。途中変更を増やしすぎると、何を完了条件にするか曖昧になりやすいためです。
出典:OpenAI Developers「Mastering Codex Remote for engineering」(2026年8月確認)
承認は内容と影響範囲を読んでから判断する
ホスト側の設定で承認が必要なコマンドや操作は、スマホから許可または拒否できます。Remote経由でもサンドボックス、セキュリティ設定、アクション承認は引き継がれるため、接続しただけで権限が広がるわけではありません。
外出中に内容を十分に読めない場合は承認を保留し、後でデスクトップから確認する選択が安全です。承認を早めることより、影響範囲を理解できることを優先します。
完了後は差分・テスト・ターミナル出力を分けて確認する
完了通知を受けたら、まず最終回答、次に変更差分、テスト結果、必要ならターミナル出力の順で確認します。最終回答だけで判断せず、変更内容と根拠になる実行結果を分けて読むのが要点です。
表は横にスクロールできます。
| 現在の状態 | スマホで行う操作 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 未開始 | ホストとプロジェクトを選び、新しいチャットを開始 | 作業場所が正しいか |
| 進行中・前提が違う | Steerで現在の方向を修正 | 完了条件が変わったか |
| 進行中・追加したい | Queueで次の指示として送る | 今の作業と分離できるか |
| 承認待ち | 内容と影響範囲を読んで許可または拒否 | 外出先で判断できる内容か |
| 完了 | 回答、差分、テスト、ターミナル出力を確認 | 追加修正か終了か |
05 / DECISION
Codex Remoteが向く人・向かない人の境界
筆者の判断基準では、Codex Remoteは長い開発作業を外出先から確認・承認したい人に向き、PC画面を直接操作したい人には向きません。ホストを維持できるかが境界になります。
判断の前提:OpenAI「Remote connections」の接続先と停止条件(2026年8月確認)
長い処理の確認と判断だけを外へ持ち出す人に向く
ビルド、テスト、複数ファイルの修正など、ホスト側で続く作業を開始し、移動後に状況確認や承認を行う使い方と相性があります。スマホですべてを編集するのではなく、人間の判断が必要な節目だけを受け取る考え方です。
筆者が向くと判断する理由は、Remoteがホストのプロジェクトとツールをそのまま使い、通知、追加指示、承認、結果確認を別端末へ延長する設計だからです。
PC画面をそのまま触りたい人には別の手段が合う
目的が「デスクトップの画面を見ながら任意のアプリを手動操作すること」なら、Remote単体は目的とずれます。Computer UseはCodex側が許可されたアプリを操作する機能であり、人がスマホからポインターを直接扱う一般的な遠隔操作とは役割が異なります。
常時接続したいなら専用ホストまたはSSH環境を検討する
普段使いのノートPCは、スリープ、ネットワーク切断、アプリ終了でRemoteが止まります。継続性を優先するなら、常時起動できるMac/Windows、またはデスクトップアプリから接続したSSH環境を候補にします。
ローカルPCを起動状態に保つ運用そのものを避けたい場合は、別方式としてローカルPCを使わず作業を委ねるCodex Cloudの使い方と比較してください。
表は横にスクロールできます。
| 読者の状況 | Remoteの判断 | 理由・代替 |
|---|---|---|
| 長いCodex作業を移動後も追いたい | 向く | 通知、追加指示、承認、結果確認をスマホへ移せる |
| ローカル環境や認証情報を使いたい | 向く | 接続先ホストの構成を利用する |
| PCの画面を人が直接遠隔操作したい | 向かない | 一般的な遠隔操作とは目的が異なる |
| ホストを起動・オンラインに保てない | 向かない | Codex Cloudなどホスト依存の少ない方式を比較 |
| 長時間の継続接続が必要 | 条件付き | 専用の常時起動ホストまたはSSH環境を用意 |
06 / RECOVERY
Remoteが表示されない・接続できないときの確認順
Codex Remoteが表示・接続されない場合は、アプリ更新、同一アカウント、ホストの起動状態、ペアリング、管理者権限の順で確認します。最後にOpenAIの稼働状況を切り分けます(2026年8月確認)。
出典:OpenAI「Remote connections」のトラブル対処
「Remote」が出ないときはアプリとCodexアクセスから確認する
スマホに「Remote」が見当たらない場合、公式ガイドが最初に案内しているのはChatGPTアプリの更新です。更新後も出ないときは、同じアカウントとワークスペースにCodexアクセスがあるか、組織側でRemote Controlが許可されているかを確認します。
Codex自体が表示されない問題まで含む場合は、Codex自体が表示されない場合のプラン・権限・環境チェックへ切り分けてください。
ホストが出ないときは起動状態と接続許可を見る
ホスト側でChatGPTデスクトップアプリが起動し、PCがスリープしておらず、ネットワークへ接続されていることを確認します。公式ガイドのトラブル対処では「Allow other devices to connect」が有効か、両端末が同一アカウントとワークスペースかも確認対象です(2026年8月確認)。
再ログイン後や承認通知が来ないときはペアリングを見直す
ChatGPTからサインアウトするとRemote Controlは無効になりますが、既存の端末ペアリングは残ります。再ログイン後にRemote Controlをオンへ戻し、それでも接続できなければQRコードで再ペアリングします。
ログイン方式そのものに問題がある場合は、ChatGPT・device-auth・APIキー別のログイン確認で認証経路を分けて確認できます。
-
01
アプリ
スマホとホストのChatGPTアプリを更新し、Remoteの表示を確認する。
-
02
アカウント
同じChatGPTアカウントとワークスペースでサインインしているか確認する。
-
03
ホスト
PCが起動・オンラインで、デスクトップアプリが開いているか確認する。
-
04
ペアリング
接続許可とRemote Controlを確認し、必要ならQRコードで接続し直す。
-
05
管理者
組織ワークスペースのRemote Controlポリシーと認証要件を確認する。
-
06
最終確認
OpenAI Statusでサービス障害が案内されていないか確認する。
「Remote Control」をオンにして「Add」を選んだ後にエラーが出る場合は、ホストのChatGPTデスクトップアプリを再起動してからやり直す手順が公式ガイドに記載されています。個別設定に問題が見当たらないときだけ、OpenAI Statusの稼働状況を確認します。
出典:OpenAI「Remote connections」のトラブル対処(2026年8月確認)
07 / BOUNDARY
セキュリティ・学習利用・保存で注意すること
Codex Remoteはセキュアリレーとホスト側の承認設定を使用しますが、同期される出力までPC内だけに残るとは公式に明記されていません。接続経路、学習利用、保存期間を分けて判断します。
出典:OpenAI「Remote connections」の接続・権限説明(2026年8月確認)
セキュアリレーは「PCを公開しない仕組み」であり、完全ローカルの意味ではない
公式ガイドは、認可済みChatGPT端末からホストへ到達するためにセキュアリレー層を使い、ホストを直接パブリックインターネットへ公開しないと説明しています。一方、エンドツーエンド暗号化やRemoteの全データがPC内だけに保存されることまでは、確認した公式ページに明記されていません。
したがって、「直接公開しない」と「クラウドへ何も送られない」を同じ意味で扱わないことが重要です。
出典:OpenAI「Remote connections」の接続経路説明
個人向けとBusiness系では学習利用の初期条件が異なる
個人向けChatGPTとCodexでは、設定に応じて内容がモデル改善に使われる場合があり、ChatGPTの会話はData Controlsからオプトアウトできます。OpenAIはCodexのフル環境について別の学習設定があり、ChatGPT画面またはPrivacy Portalの設定はその設定へ影響しないと案内しています。Business、Enterprise、Eduなどの業務データは、公式案内では既定で学習に使われません(2026年8月確認)。
Codex Remoteを個人アカウントで使う場合は、ChatGPTのData Controlsに加え、Codex Settingsにあるフル環境の学習設定も確認します。
出典:OpenAI「How your data is used to improve model performance」/OpenAI「Data Controls FAQ」/OpenAIのBusiness data案内
一般チャットの削除条件とRemote固有データを分ける
一般のChatGPTチャットは、削除するまでアカウントに保存され、削除後は例外を除き30日以内の削除予定と公式ヘルプに記載されています。Remoteで扱う個別の成果物ごとの保存期間は、確認した公式Remoteガイドには明記されていません(2026年8月確認)。
業務で使う場合は、アカウント側の保持設定だけでなく、ホストに残るファイル、組織の保持ポリシー、接続先環境のログも別に管理します。
出典:OpenAI「Chat and file retention policies in ChatGPT」
Computer Useを使うときは見せるアプリを絞る
Computer Useを有効にすると、許可した対象アプリの表示内容や操作がChatGPTの処理対象になります。機密情報を含むアプリは閉じ、対象を1つの作業へ絞り、権限要求の内容を確認してから許可します。
また、Remote固有の包括的な商用利用許諾は公式に明記されていません。一般利用規約では、法令で認められる範囲で出力の権利がユーザーに帰属するとされていますが、業務利用では契約主体と組織の規程を別途確認してください。
出典:OpenAI「Computer Use」の安全ガイド/OpenAI利用規約(2026年8月確認)
表は横にスクロールできます。
| 項目 | 公式に確認できること | 断定しないこと | 利用者の対応 |
|---|---|---|---|
| 接続 | セキュアリレーでホストを直接公開しない | Remote全体のエンドツーエンド暗号化 | 公開されるポートを独自に作らない |
| 学習利用 | 個人はChatGPT会話とCodexフル環境で確認先が分かれる。Business系は既定で学習対象外 | ChatGPT側のオプトアウトがCodexフル環境にも自動適用されること | Data Controls、Codex Settings、ワークスペース種別を確認 |
| 保存 | 一般チャットは削除後、例外を除き30日以内に削除予定 | Remote固有の全成果物が同じ期間で消えること | ホスト側ファイルと組織ポリシーも管理 |
| Computer Use | 許可したアプリの表示内容を処理する | 開いている情報が処理対象にならないこと | 機密アプリを閉じ、権限を限定 |
08 / FAQ
Codex Remoteのよくある質問
Codex Remoteの公式要件には同一Wi-Fiが含まれず、複数端末はホストごとのQRペアリング、SSH先はデスクトップアプリ経由で扱います。接続前に迷いやすい点だけを補足します。
出典:OpenAI「Remote connections」の要件・ペアリング・SSH案内(2026年8月確認)
Codex RemoteはスマホとPCが同じWi-Fiでないと使えませんか?
Codex Remoteの公式要件に、スマホとホストを同じWi-Fiへ接続する条件は記載されていません。セキュアリレーを介して認可済み端末を接続するため、双方がオンラインであることを確認します。
ただし、組織ネットワークや端末管理の制限は別に影響する可能性があります。出典:OpenAI「Remote connections」
1台のスマホから複数のMacやWindowsへ接続できますか?
1台のスマホから複数ホストを使う場合は、操作したいホストごとにQRコードでペアリングします。逆に複数のスマホを使う場合も、スマホとホストの各組み合わせで接続します。
接続後はRemoteからホストとチャットを切り替えられます。出典:OpenAI「Remote connections」
ChatGPTからログアウトするとペアリングは消えますか?
ChatGPTからログアウトするとRemote Controlはオフになりますが、既存の端末ペアリングは残ると公式ガイドに記載されています。再ログイン後はRemote Controlをオンへ戻し、以前の接続状態を復元します。
復元できない場合はアプリ再起動と再ペアリングへ進みます。出典:OpenAI「Remote connections」のトラブル対処
LinuxやSSH先をスマホから操作できますか?
標準のモバイル用ホストはMac/Windowsですが、SSH先はChatGPTデスクトップアプリへ先に登録して利用できます。スマホはそのデスクトップアプリのホストへ接続し、SSH環境のプロジェクトを扱います。
Linuxをスマホから直接ペアリングする標準手順としては案内されていません。出典:OpenAI「Remote connections」のSSH接続案内
Codex CLIやIDE拡張からスマホ用Remoteを設定できますか?
スマホ向けRemoteの標準設定はChatGPTデスクトップアプリから行い、Codex CLIやIDE拡張からは設定できません。CLIにはcodex remote-controlがありますが、公式コマンド案内ではExperimentalとして区別されています(2026年8月確認)。
安定した通常手順を求める場合は「Set up Remote」から始めます。出典:OpenAI「Remote connections」/OpenAI「codex remote-control」コマンド案内
Codex Remoteは日本語表示で使えますか?
ChatGPTは日本語を対応言語として案内していますが、Remote固有の日本語メニュー表記一覧は公式に明記されていません。この記事では公式英語ガイドの「Remote」「Set up Remote」「Settings > Connections」を基準にしています。
日本はChatGPTの対応国一覧に含まれますが、機能の表示はプラン、ワークスペース、ロールアウトでも変わり得ます(2026年8月確認)。出典:ChatGPTの言語設定公式ヘルプ/ChatGPT対応国・地域一覧
09 / NEXT ACTION
まとめ|Codex Remoteを使うかは3条件で決める
Codex Remoteは、対応端末・同一アカウント・起動中のホストを用意できる人が、スマホからCodex作業を継続するための選択肢です。PCを直接遠隔操作する機能ではありません(2026年8月確認)。
出典:OpenAI「Remote connections」/OpenAI「Computer Use」
判断条件は、Mac/Windowsホストを起動状態に保てること、スマホとホストで同じChatGPTアカウントとワークスペースを使えること、外出先で行いたい操作が指示・承認・結果確認であることの3つです。
次に取る行動は1つです。ホストのChatGPTデスクトップアプリを更新し、サイドバーに「Set up Remote」があるか確認してください。Codex全体の準備から見直す場合は、Codexの始め方と利用面をまとめたガイドへ戻れます。
10 / SOURCES
引用元・参考情報
本記事の主要な事実は、2026年8月2日に確認したOpenAIの公式ページだけを根拠にしています。本文で使った出典と対応内容を以下にまとめます。
- S01OpenAI「Remote connections」
対応端末、設定手順、ホスト要件、遠隔操作項目、SSH、トラブル対処/最終確認日:2026-08-02
- S02OpenAI「ChatGPT Release Notes」
Codex Remoteの一般提供日と対象プラン/最終確認日:2026-08-02
- S03OpenAI「Using Codex with your ChatGPT plan」
Codexのプラン別提供と利用枠の考え方/最終確認日:2026-08-02
- S04OpenAI「Moving to the new ChatGPT desktop app」
現行デスクトップアプリとCodexの位置づけ/最終確認日:2026-08-02
- S05ChatGPT公式料金ページ
現行プラン体系の参照先/最終確認日:2026-08-02
- S06OpenAI「Models」
Codexで選択できる現行モデルの参照先/最終確認日:2026-08-02
- S07OpenAI「codex remote-control」
CLIコマンドとExperimental表記/最終確認日:2026-08-02
- S08OpenAI Developers「Mastering Codex Remote for engineering」
QueueとSteerを含む運用上の使い分け/最終確認日:2026-08-02
- S09OpenAI「Computer Use」
視覚的なデスクトップ操作、権限、Windows動作、安全上の注意/最終確認日:2026-08-02
- S10OpenAI「ChatGPT Supported Countries」
日本を含むChatGPT対応国・地域/最終確認日:2026-08-02
- S11OpenAI「How to change your language setting in ChatGPT」
ChatGPTの日本語対応/最終確認日:2026-08-02
- S12OpenAI「How your data is used to improve model performance」
個人向けサービスの学習利用とCodexフル環境の別設定/最終確認日:2026-08-02
- S13OpenAI「Data Controls FAQ」
モデル改善設定の管理/最終確認日:2026-08-02
- S14OpenAI「Chat and file retention policies in ChatGPT」
一般チャットの保存と削除予定/最終確認日:2026-08-02
- S15OpenAI「Business data」
Business、Enterprise、Eduの学習利用初期条件/最終確認日:2026-08-02
- S16OpenAI利用規約
入力・出力の権利に関する一般条件/最終確認日:2026-08-02
- S17OpenAI Status
接続障害を切り分ける公式稼働状況ページ/最終確認日:2026-08-02
11 / NEXT READ
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Codex Remoteの準備が整ったら、Codex全体、料金判断、Codex Cloudの順に確認すると、自分に合う実行場所を選びやすくなります。
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