【2025年最新】Gemini 2.5 Flash Liteの使い方を徹底解説!5つの実践例(プロンプト付)も共有

生成AIの読み物

2025年6月17日にGemini 2.5 Flash Liteがリリースされました。この記事を読むことで、Gemini 2.5 Flash Liteの活用方法から特徴まで、網羅的に理解することができます。5つのプロンプトを用いた実践例も共有しています。興味のある人は、ぜひ最後までお読みください。

Gemini 2.5 Flash Liteはどこで使えるの?

Gemini 2.5 Flash Liteは、Google AI Studioでのみ活用することができます。2025年6月下旬の時点で最新のGeminiモデルとなります1

なお2025年7月23日に、よりパワーアップした安定版として活用できるようになりました。

Google AI Studioについて学ぶ

「Google AI StudioでGemini 2.5 Flash Liteを活用できます」とは言っても、Google AI Studioの使い方がわからない人もいるはずです。

以下の記事にGoogle AI Studioの使い方をまとめました。この記事だけで、活用方法をマスターできるようになります。

Gemini 2.5モデルを徹底比較しました

Google AI Studioでは本記事で共有するGemini 2.5 Flash Liteの他に、Gemini 2.5 Pro、2.5 Flashなどのモデルを活用することができます。以下の記事は、これら3つのモデルを「基本機能、処理能力、料金、安定性、安全性」の5つの観点から、21の項目に分けて徹底比較をした記事になります。

この記事で、「Googleの代表的なGeminiモデルにはどのような違いがあるのか」を理解することができます。そして、モデルの特徴を活かして「使い分け」ができるようになります。興味のある人は、ぜひご覧ください。

Google AI Studioにアクセスする

以下のボタンをクリックすることで、Google AI Studioにアクセスすることができます。Gemini 2.5 Flash Liteを含めて、全てのツールは無料で活用できます。

Gemini 2.5 Flash Liteの特徴

まず最初に、Gemini 2.5 Flash Liteの特徴2を表にまとめました。この表を見るだけでも、「Gemini 2.5 Flash Liteがどんなモデルなのか」を理解できます。

超高速レスポンス

入力するとほぼ瞬時に回答。“待つ時間”が画面に残らないので、アイデア検証がサクサク進みます。

ライト級エンジン

レイテンシ最適化の軽量モデル。大型 AI ほどリソースを食わず、モバイル〜高並列 API までスムーズに動きます。

コスパ最優先

GA 版でも Google AI Studio に無料枠が用意され、商用 API も Flash より低単価で、大量リクエスト時のコストを抑えられます。

約104万トークンの長期記憶

入力 1,048,576 tokens/出力 65,536 tokens。長編 PDF や議事録も「丸ごと要約」できます。

マルチモーダル入力

テキスト・コード・画像・音声・動画を同時投入でき、出力はテキストに統一。前処理の手間を削減。

知識カットオフ: 2025年1月

最新ニュースを直接クロールするわけではなく、2025/01 までのデータで学習。以降の出来事は外部検索や RAG で補完します。

Thinking 対応

ステップバイステップの思考過程を可視化する thinking 機能をサポート。検証やデバッグが容易です。

多言語フレンドリー

日本語でも英語でも、投げる言語を気にせず利用可能。回答も文脈に合わせて自然に切り替わります。

安定版 (GA) リリース

モデル ID: gemini-2.5-flash-lite。2025/07/23 (JST) に GA として公開され、仕様・料金が確定しました。

開発が超簡単

Google AI Studio でワンクリック試用 → 満足したらそのまま API/Vertex AI Studio に移行。PoC から本番までシームレス。

Gemini 2.5 Flash Liteの料金について

上記の表には「コスパ最優先」という項目があります。

実際には1日1000回まで、チャットでのやり取りを無料で行うことができます。約16時間はぶっ通しで活用できる計算です。実質、お金はかかりません。料金の心配をすることなく、活用できます3

Gemini 2.5 Flash Liteを使ってみる

実際に、Gemini 2.5 Flash Liteを使ってみようと思います。また冒頭でも共有した通り、2025年7月下旬の時点で、Gemini 2.5 Flash Liteを安定版として活用することができます。

Gemini 2.5 Flash Liteを選択する

まず最初に、モデル欄をクリックします。

クリック後、活用できるモデルが表示されます。表示されているGemini 2.5 Flash Liteをクリックします。

クリック後、モデルの変更が完了です。Gemini 2.5 Flash Liteで回答を出力できるようになりました。

プロンプトを入力する

次に、テキスト入力欄にプロンプトを入力いていきます。ここでは試しに、以下のプロンプトを入力しました。

プロンプト例

あなたは発明家です。

30秒以内に、紙クリップの意外な使い道を100個挙げてください。各アイデアは「●〜」で始める1行50文字以内の箇条書きとなるようにしてください。

回答を出力する(出力のされ方を確認できます)

Runをクリックして回答を出力します。

クリック後、以下のように回答が出力されていきます。

Gemini 2.5 Flash Liteで回答を出力

出力内容を確認する

出力内容はこちらになります。

とにかく驚きなのが、出力スピードの速さです。Gemini 2.5 Flash Liteの特徴でも共有した通り、圧倒的な速さで回答を出力してくれます。1行50字以内の「紙クリップの意外な使い方」を100個出力してもらいましたが、目にも止まらぬ速さで出力してくれました。全て出力するのにかかった時間は、約6秒です。

2025年6月下旬の時点で、このスピードに太刀打ちできる競合の生成AIはまず存在しません。

冗談抜きで、速さに唖然としました。

出力スピードが速いことの「メリット」「デメリット」

「Gemini 2.5 Flash Liteの出力スピードが異常だ」ということを理解できたと思います。ここでは、もう少し「出力スピード」について深掘りしていきます。

「出力スピードが速いことでどのようなメリットやデメリットがあるのか」について調べました。「速い=メリットしかない」ということではなさそうです。

以下の表を見ることで、メリットとデメリットについて理解することができます。

+メリット

  • すぐ試せる

    送信するとほぼ同時に答えが出るので、アイデアをその場でどんどん試せます。

  • モデル比較がかんたん

    Compare で他モデルと並べても待ち時間ゼロ。違いが一目でわかります。

  • ライブ実演に強い

    会議や授業で「質問→即回答」を見せられ、聞き手に強いインパクト。

  • 無料枠が長持ち

    処理が軽くコストが低いため、AI Studio の無料クレジットがなかなか減りません。

–デメリット

  • 間違いを見逃しやすい

    答えが速いぶん確認を怠りがちで、誤情報をそのまま使う危険があります。

  • 考え方を見落とす

    Thinking 表示を開かず次へ進みやすく、答えの根拠を見逃すことがあります。

  • 履歴が山積みに

    短時間で質問が増え、チャット履歴から最適設定を探しづらくなります。

  • 無料回数に早く到達

    連続呼び出しで 1 日の無料リクエスト上限に早く届く可能性があります 4

デメリットを見てもわかるように、「情報を見て自分で判断する」ことが重要です。いくら高速で出力されても「情報を鵜呑みにしない」ようにすることで、Gemini 2.5 Flash Liteをフル活用することができます。

Thinkingの設定も◎

Gemini 2.5 ProFlashと同様、Gemini 2.5 Flash LiteでもThinkingの設定をすることができます。

Thinking modeの機能をオンにする

設定をする際、Gemini 2.5 Flash Liteにモデルを変更した後、Thinking modeのトグルボタンをクリックします。

クリックすることでThinking modeの機能がオンになり、出力時に推論してくれるようになります。

プロンプトを入力する

以下のプロンプトを入力して、「Gemini 2.5 Flash LiteのThinking modeではどのように出力されるのか」を見ていきます。

プロンプト例

次の日本語文を

①英語 ②中国語 ③スペイン語 ④フランス語 ⑤ドイツ語

に同時翻訳してください。言語ごとに見出しを付け、原文と並べて出力すること。

《原文》

生成AIは、創造性と効率を同時に高める21世紀の鉱脈である。
“`

回答を出力する(出力のされ方を確認できます)

Runをクリックして回答を出力していきます。

クリック後、Thinking modeでは以下のように出力されていきます。

Gemini 2.5 Flash LiteのThinking modeで回答を出力

出力内容を確認する

出力内容はこちらになります。

出力内容に推論の項目が追加されました。5つ言語を出力するように指示しても、一切問題なく出力が完了しています。またGemini 2.5 Flash Liteの推論は、他のモデルよりも速いように感じました。テキスト本文の出力に関しては1秒かかっていません。このスピードで5つの言語を出力してくれるのは、もはや狂気の沙汰とも言えるレベルです。

Set thinking budgetの設定も◎

Set thinking budgetで思考レベルを調整することもできます5。その際、Thinking modeをオンにした状態で、Set thinking budgetのトグルボタンをクリックします。

クリック後にバーが表示され、思考レベルを調整できるようになります。

Thinkingの使い方を学ぶ

Gemini 2.5 Flash LiteでThinkingを有効活用したい人は、別記事の「Thinking modeから出力内容を調整する」以降の内容がおすすめです。活用自体は非常に簡単です。

なおSet thinking budgetについての詳細を理解したい人は、「Set thinking budgetから出力内容を調整する」が参考になります。

Gemini 2.5 Flash Liteの出力スピードでも「深い回答」が出力できるようになります。

レベルアップ必至!Gemini 2.5 Flash Liteの実用的な活用例5選

この記事の後半では、Gemini 2.5 Flash Liteの実用的な活用例5選共有していきます。生成AIの活用に慣れていない人でも簡単に実践でき、かつ「学習」に役立つプロンプトをまとめました。

その1:講義動画を章ごとに要約する

講義系の動画をペーストして、章ごとに内容を要約してもらおうと思います。

活用する動画

ここでは、YouTubeで見つけた以下の動画を活用していきます。

Gemini 2.5 Flash Liteの特徴でも共有した通り、トークン数は100万トークンを超えています。講義動画などの長い動画でも活用可能です。

動画をアップロードする

次に、活用する動画をホーム画面にペーストしていきます。URLをコピーして、ペーストしましょう。

ペーストすると、自動的にYouTube動画が反映されます。

この動画は、約33分の動画になります。消費するトークンは590,291でした。Token countから「Gemini 2.5 Flash Liteがどれくらいトークンを消費しているのか」を一目で確認することができます。

長すぎる動画は×

実験的に「非常に長い動画」をペーストしてみましたが、「扱えるトークン数の上限」を大きく超えてしまいました。こちらでアップロードした動画は、約1時間半の動画になります。

このように、モデルが扱えるトークン数の上限を超えてしまうと、回答を出力することができません。

しかしMedia Resolutionという機能を活用することで、消費するトークンを抑えることができます。この場合、より長尺な動画をアップロードできるようになります。

なおトークンに関しては、チャットを切り替えることでリセットされます。

プロンプトを入力して回答を出力する

動画をアップロード後、プロンプトを入力していきます。以下のプロンプトを入力しました。

プロンプト例

あなたは勉強アシスタントです。
講義動画について、以下の条件を満たしてください。

・章ごとに「タイトル」と100字以内の要点を書く
・章が終わったら、最後に3行で全体のまとめを書く

入力後、Runをクリックして回答を出力します。

出力内容を確認する

クリック後、以下の回答が出力されました。

出力までにかかった時間は約90秒でした。トークン数が50万を超えているため、読み込むのに時間がかかりました。しかし出力開始以降は2秒もかからない程度で出力が完了しました。

30分を越える動画の内容を自分だけで理解しようとすると、かなりの時間がかかってしまうはずです。しかしGemini 2.5 Flash Liteは、理解するまでの工程をあっという間に終えてしまいます。

長編動画でも変わらずに、正確かつ凄まじいスピードで回答を出力してくれました。

その2:難解な資料のPDFをフラッシュカードにする

難解な資料のPDFを、暗記帳に変えることができます。PDFを効率的に暗記帳(フラッシュカード)に変えていきます。

活用する資料(PDF)

ここでは、以下の資料(PDF)を活用していきます。

『思考者のためのソクラテス式質問法ガイド』(リチャード・ポール & リンダ・エルダー著、2016年)という名称の論文です。英語で、かつ「ソクラテスについて」の論文ということもあり、難解であることには間違いありません。しかし、問題なく活用ができます。

なお、活用するPDFに関してはダウンロードしておきましょう。Google AI Studioで簡単にアップロードすることができます。

資料(PDF)をアップロードする

次に、活用する資料をアップロードしていきます。その際、まず最初にテキスト入力欄のプラスマークをクリックします。

次に、Upload Fileをクリックします。

クリック後、フォルダが表示されます。ダウンロードした資料(PDF)を選択してアップロードしていきます。

アップロード完了後、以下のように表示されます。

プロンプトを入力して回答を出力する

次に、プロンプトを入力していきます。以下のプロンプトを入力しました。

プロンプト例

あなたは暗記カード職人です。

・見出しごとに重要ポイントを質問(Q)と答え(A)の形にしてください。
・重要度を★1〜★3で付けてください。
・CSV形式で出力してください。(列順:Question, Answer, Importance)

Runをクリックして回答を出力します。

出力内容を確認する

クリック後、以下の回答が出力されました。

出力するのにかかった時間は10秒程度でした。指示した通り、Question, Answer, Importanceの順番に出力されており、全ての項目に「★1〜★3」で重要度が表示されています。また、全て英語で難しい資料であるにもかかわらず、必要な箇所は日本語で出力されています。

従来は、英語の論文を日本語にするのも一苦労でした。しかし今では当たり前のように翻訳ができ、それだけではなく、瞬時に自分が作成したいコンテンツにつなげることができます。自分にとって理解がしやすい「学びやすい方法」に変えることも可能です。

こんな感じで、誰でも簡単に暗記帳(フラッシュカード)が作成できてしまいます。

その3:写真をその場でQ&A資料に変換する

写真をQ&Aの資料に変換することができます。

活用する写真

ここでは、以下の写真を活用していきます。僕自身が撮影したものです。

写真をアップロードする

まず最初に写真をアップロードしていきます。その際、テキスト入力欄のプラスマークをクリックします。

次に、Upload Fileをクリックします。

クリック後、フォルダが表示されます。活用したい写真を選択してアップロードします。

アップロード完了後、以下のように表示されます。

プロンプトを入力して回答を出力する

次に、プロンプトを入力していきます。以下のプロンプトを入力しました。

プロンプト例

あなたはやさしい家庭教師です。

・写真の内容をステップごとに説明してください。
・関連する練習問題を2問作り、答えも書いてください。

Runをクリックして回答を出力します。

出力内容を確認する

クリック後、以下の回答が出力されました。

アップロードした写真は新聞のように非常に細かいテキストが含まれたものでした。拡大してなんとか読むことができるレベルです。しかし今回のような細かいテキストが含まれた写真でも、内容を理解してくれていることがわかります。指示した通りに、ステップごとに回答が出力されています。

また、こちらも指示通りに関連した問題答えが出力されていることがわかります。写真や資料をもとにして問題を作る際、非常に便利な方法です。自分で考えなくても、AIが内容に見合った問題を作成してくれます。ここでは「関連する練習問題を2問作り、答えも書いてください」としましたが、問題数、問題の難易度、形式は簡単に変更可能です。

その4:記事を 1、3、10行で要約する

20,000字越えの記事を、「指定した行」に要約することができます。

活用する記事

ここでは、以下の記事を活用していきます。

「内容をいち早く理解したい記事」を活用するのがおすすめです。

記事のURLをペーストする

記事のURLをペーストしていきます。その際、対象のURLをコピーしてテキスト入力欄にペーストするだけです。

URL contextのトグルボタンをオンにしていなくても、URLをペーストするだけで記事の内容を認識してくれます。

なお、このURL contextは非常に便利な機能です。より詳細を理解したい人は、別記事の「2.URL context(URLを添付するだけでウェブページの内容を理解してくれます)」をご覧ください。わかりやすくまとめています。

プロンプトを入力して回答を出力する

次に、プロンプトを入力していきます。以下のプロンプトを入力しました。

プロンプト例

あなたは速読サポーターです。

・内容を「1行」「3行」「10行」の3段階で日本語要約してください。
・重要キーワードを5つリスト化してください。

Runをクリックして回答を出力します。

出力内容を確認する

クリック後、以下の回答が出力されました。

この出力が完了するまでにかかった時間は約3秒でした。段階的に要約を出力してもらうように指示しても、何も問題なく驚くほどスムーズに回答が出力されていきます。

内容を見てみても、「行ごとに」明確な要約をしてくれているように感じました。行が増えるにつれて要約も詳細になりますが、詳細になるからと言って的外れな要約が出力されることはありません。

好きなテキスト数にして要約を出力できるので、時間や知識レベルに合わせることも簡単です。最初から最後まで読む必要はありません。

その5:4択ミニテストを作成する

最後に、4択のミニテストを作成していきます。ここでは「古代ギリシャに関する問題」を出力してもらおうと思います。とっつきにくさのある科目でも、楽しく学びを深めることができるようになるかもしれません。

プロンプトを入力する

ここでは、PDFや動画などはアップロードせず、プロンプト入力だけで進めていきます。以下のプロンプトを入力しました。

プロンプト例

あなたは小テストメーカーです。以下の指示に従って、古代ギリシャに関する問題を作成してください。

・内容を理解するための4択問題を5問作ってください。
・各問題に正解と簡単な解説を付けてください。
・出力はMarkdown表でお願いします。(列:No | 問題 | 選択肢A〜D | 正解 | 解説)

Set thinking budgetの数値を最大にする

Set thinking budgetの数値を最大にしてみようと思います。

まず最初にThinking modeのトグルボタンをクリックして、機能をオンにします。

Set thinking budgetのトグルボタンをクリックして、機能をオンにします。

表示されたバーから、Set thinking budgetの数値を変更します。

数値を最大にします。

これで、Set thinking budgetの数値が最大になりました。

出力して内容を確認する

Runをクリックして回答を出力します。

クリック後、以下の回答が出力されました。

古代ギリシャに関する難解な問題でも、Gemini 2.5 Flash Liteには一切関係なさそうです。

出力された内容に関しては、全ての指示に「明確に」従っていることがわかります。A〜Dの中から選択する「4択の選択問題」を「5問」出力してくれました。回答と解説も出力されていることがわかります。さらに「出力はMarkdown表でお願いします。(列:No | 問題 | 選択肢A〜D | 正解 | 解説)」という指示通り、マークダウン形式となっています。

出力形式も自由に変更できるため、オリジナルの参考書も簡単に作成できそうです。

自分で問題を作成し学んでいくことができれば、学びの抵抗感は下がっていきます。学習を進める際、非常に効果的な活用方法だと感じました。

Gemini 2.5 Flash Liteの実力を発揮しやすい10のプロンプト

前回の章では、5つのプロンプトを用いた「実用的な活用例」を共有しました。しかし、「どんなプロンプトを入力すればいいか」イメージが湧いてこない人もいるかもしれません。

そこで、以下の表に「Gemini 2.5 Flash Liteの実力を発揮しやすい10のプロンプト」をまとめました。

1
用途・シーン

長い動画を素早く要約

「〜」のようなプロンプト

章ごとに100字でポイント要約してほしい

改良プロンプトの例

この動画を章タイトル一覧の各章を100字以内で要約し、全体を3行でまとめてください。

うまくいく理由・コツ

Flash Liteの高速要約+章構造で整理がラク。

2
用途・シーン

分厚い PDF を暗記カード化

「〜」のようなプロンプト

見出しをQ&Aカードに変換してほしい

改良プロンプトの例

PDFを読み、見出しごとに「質問,答え,重要度★1〜3」のCSVを出力してください。

うまくいく理由・コツ

CSVなので貼り付け即利用。大量でも高速処理。

3
用途・シーン

画像資料のやさしい解説

「〜」のようなプロンプト

画像をステップ解説+練習問題にしてほしい

改良プロンプトの例

添付画像を3枚ずつまとめ、内容を3ステップで説明し、理解度チェック2問を作成してください。

うまくいく理由・コツ

マルチモーダルとバッチ処理で読み違い防止と高速化。

4
用途・シーン

長文記事を段階要約

「〜」のようなプロンプト

1行・3行・10行で要約してほしい

改良プロンプトの例

この記事を1行・3行・10行で日本語要約し、重要キーワードを5語列挙してください。

うまくいく理由・コツ

粒度を選べるので閲覧者が理解しやすい。

5
用途・シーン

議事録からアクション抽出

「〜」のようなプロンプト

決定事項とTo-Doを整理してほしい

改良プロンプトの例

議事録から決定事項とTo-Do(担当者・期限)を箇条書きで抽出してください。

うまくいく理由・コツ

N/Aルールで漏れ防止、分類タスクに強い。

6
用途・シーン

アイデアを大量に出す

「〜」のようなプロンプト

斬新アイデアを10本以上提案してほしい

改良プロンプトの例

地域イベントを盛り上げる新奇アイデアを15個、1行ずつ提案してください。

うまくいく理由・コツ

短文×並列生成で多様性を確保。

7
用途・シーン

自然な翻訳+リライト

「〜」のようなプロンプト

英文を自然でやさしい日本語にしてほしい

改良プロンプトの例

次の英文を①自然な日本語②やさしい日本語で各120字以内に訳してください。

うまくいく理由・コツ

字数制限でトーンを統一し、1クエリ二段訳。

8
用途・シーン

コードの要点解説

「〜」のようなプロンプト

コードを3行説明+注意点1つほしい

改良プロンプトの例

以下のPythonコードを3行で説明し、初心者がつまずくポイントと改善例を1つ示してください。

うまくいく理由・コツ

要点+改善で理解アップ、Flash Liteに適した短文解析。

9
用途・シーン

4択クイズ自動生成

「〜」のようなプロンプト

テーマの4択問題を作ってほしい

改良プロンプトの例

古代ギリシャに関する4択問題を章振り×3で5問作り、正解と1行解説をMarkdown表で出力してください。

うまくいく理由・コツ

教材化しやすく、貼るだけで利用可能。

10
用途・シーン

資料AとBを比較検討

「〜」のようなプロンプト

2資料を表比較して推奨を示してほしい

改良プロンプトの例

資料Aと資料Bを「目的・利点・欠点・コスト」で比較した表を作り、最後に推奨を理由付き1行で述べてください。

うまくいく理由・コツ

比較+結論で意思決定が即完了。

Gemini 2.5 Flash Liteを活用する際、ぜひ参考にしてください。ここでの内容から「活用のイメージ」を膨らませていくのがおすすめです。

Gemini 2.5 Flash Liteを活用して感じた率直な感想

Gemini 2.5 Flash Liteを活用して感じた率直な感想を共有します。

とにかく出力スピードが速くて、非常に使い心地がいいモデルでした。それと同時に、出力スピードが速いことの「メリット」「デメリット」で共有した懸念点は考慮するべきだと感じました。とは言っても、情報を疑ったり普段から学びの習慣がある人にとっては、全く問題なくメリットのみを享受できます。今までにない感覚が得られる生成AIモデルです。

Gemini 2.5 Proと比較すると出力の精度は落ちます。しかし僕個人は、出力スピードに大きな魅力を感じました。Gemini 2.5 Proやその他の生成AIモデルを使い分けることで、より思考や活動の範囲を広げていける、そんな可能性を感じることができました。

まとめ

以上になります。

Gemini 2.5 Flash Liteの活用方法、特徴、活用例について理解できたかと思います。冒頭でも共有したようにGemini 2.5 Flash LiteはGoogle AI Studioでのみ活用できるモデルです(2025年6月下旬時点)。Geminiアプリと比べると、ちょっと使いにくさがあるかもしれません。しかしそれでも、実際に活用して、このモデルの凄さを体験してもらいたいなと強く感じています。

他にもGoogle AI Studioには、「これも無料なの!?」というツールが満載です。ぜひアクセスしてみてください。

この記事が、Gemini 2.5 Flash Liteの理解につながれば幸いです。

なお、こちらのページを最後までスクロールするとコメント欄があります。そちらのコメント欄に気づきや感想等がございましたらご記入ください。さらに質の高い情報を発信するための学びとさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

番外編:プロンプトの能力を飛躍的に高める(前編後編合わせて34万字越えの大作です)

プロンプトの能力を飛躍的に高め、未来を創造する方法をまとめた記事になります。

以下の記事を読むことで、思考を拡張することができ、ユーザー自身に特化した出力内容を得ることができるようになります。日常で起きる問題が解決し、考えがまとまり、創造力も広がります。生成AIを「真の思考のパートナー」にすることができる、どこにも流れていない革新的な内容です。完全オリジナルのプロンプトを合計64個活用し、入力と出力について徹底解説しています。

「プロンプトに関する知識を身につけて自身を成長させたいと思っている人」「主体的に人生を歩んでいきたい人」、「社会や仕事の変化に追われるのではなく自分から変化を作り出す楽しさを実感したい人」は、こちらのリンクをクリックしてご覧ください。

全ての生成AIで応用できる考え方です。間違いなく、一読して損はありません。

脚注

脚注
  1. Google AI for Developers「Gemini models | Gemini API」 ↩︎
  2. Google Cloud「Gemini 2.5 Flash Lite | Generative AI on Vertex AI」 ↩︎
  3. Google AI for Developers「Pricing | Gemini API」 ↩︎
  4. Google AI for Developers「Rate limits | Gemini API」 ↩︎
  5. Google AI for Developers「Gemini API Docs」 ↩︎
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