Gemini 3.5 Proは公開されません。待っても使えるようにはならないため、今は公開済みのモデルから選びます。2026年5月に発表された3.5 Proは、パートナーとのテストのまま一般提供されませんでした。2026年10月24日時点で、Googleの公式モデル一覧にもGeminiアプリの公式ヘルプにも3.5 Proはなく、上位モデルとしては10月13日に正式提供されたGemini 4 Argonが提供されています。公開しない方針は、ロイターが2026年9月30日に広報担当者の話として報じたもので、Googleの公式ページでの告知ではありません。この記事では、3.5 Proに何が起きたのかと、待っていた人がアプリ・APIで今選ぶモデルを整理します。
根拠:Gemini API公式モデル一覧、Google公式のGemini 4 Argon提供開始の発表、ロイター報道(2026年10月24日確認)
こんな人におすすめ
- 「Gemini 3.5 Proは6月公開予定」という情報を見て、今どうなったか知りたい人
- 3.5 Proを待っていて、代わりに何を使えばよいか決めたい人
- Gemini 4 Argonが3.5 Proの代わりなのか、関係を確かめたい人
3.5 ProはGeminiアプリにもGemini APIにも公開されていません。公式のモデル一覧とヘルプでは、10月13日に正式提供されたGemini 4 Argonが最上位モデルです。公開しない方針は、ロイター(9月30日)が広報担当者の話として報じています。
3.5 Proを待つ理由はなくなりました。最上位が必要ならArgon、速さと費用を重視するなら3.8 Flash、無料なら無料版のモデルで進めてください。
情報の確認方針
- 最終確認日
- (初版の記録は2026年7月27日)
- 主要な公式ソース
- 記事の方針
- Googleの公式ページで確かめられる事実を優先します。3.5 Proを公開しない方針と見送りの理由は、Googleの公式ページではなく報道とインタビューで示されたため、出どころを明記して区別します。
Gemini 3.5 Proはいつ出る?結論は「公開されない」
Gemini 3.5 Proに公開日はなく、今後公開される予定もありません。2026年10月24日時点で、GeminiアプリとGemini APIのどちらにも3.5 Proはありません。
Googleは2026年5月に3.5 Proを発表しましたが、一般向けには提供しないまま、次の世代のGemini 4 Argonを最上位モデルとして公開しました。「いつ使えるようになるか」を待つ段階は終わっています。
| 一般提供 | 行われていない 公式の告知はありません。ロイター(9月30日)は、広報担当者の話として公開予定がないと報じています。 |
|---|---|
| Geminiアプリ | 選べるモデルはFlash-Lite・Flash・Pro・Argonで、3.5 Proはありません。 |
| Gemini API | 公式モデル一覧に3.5 ProのモデルIDはありません。 |
| 上位モデル | Gemini 4 Argon 2026年10月13日に正式提供が始まりました。 |
公開しない方針はロイター報道で伝えられた
3.5 Proを公開しないという説明は、Googleのブログやヘルプではなく、2026年9月30日(米国時間)のロイター報道で伝えられました。記事は広報担当者の話として、当初6月に公開するとされていた3.5 Proを、Googleはもう公開する予定がないと伝えています。
Googleの公式ページに「3.5 Proの中止」という告知は見当たりません。ただし、公式モデル一覧に3.5 Proがなく、上位モデルとしてArgonが提供されている状況は、この説明と一致しています。
Argonは3.5 Proの名前を変えたものではない
Gemini 4 Argonは、Gemini 4世代の最初のモデルとして発表された別のモデルです。3.5 Proの名前を変えて公開したものではありません。ピチャイCEOは、2026年10月21日公開のポッドキャスト「Sources」のインタビューで、3.5 Proの開発で得た学びをArgonの仕上げに生かしたと説明しています(理由は次の章で扱います)。
Gemini 3.5 Proはどうなった?発表から見送りまでの経緯
3.5 Proは「翌月に公開予定」と発表された後、テストが続き、9月末に公開しない方針が示されました。その後、Gemini 4 Argonが正式提供されています。
当時の予定を伝える記事が今も検索結果に残っているため、日付の新しい情報を優先して読むことが大切です。
表は横にスクロールできます。
| 日付 | 示された内容 | 出どころ |
|---|---|---|
| 3.5 Proを社内で使っており、翌月に展開する予定と発表。 | Google公式ブログ | |
| 3.6 Flash(3.5 Flashを基にしたモデル)の発表で、3.5 Proはパートナーとテスト中と説明。 | Google公式ブログ | |
| Alphabet CEOが決算説明で、3.5 Proは現在テスト中と説明。 | Google公式ブログ(CEOコメント) | |
| Gemini 4 Argonを発表し、まずセキュリティ防御の協力者へ提供。同日、広報担当者が3.5 Proを公開しない方針を説明。 | Google公式ブログ/ロイター報道 | |
| APIの3.5 Flashと3.7 Flashが非推奨になり、それぞれ3.6 Flashと3.8 Flashへ自動転送。 | Gemini API公式変更履歴 | |
| Gemini 4 Argonを正式提供。API(有料枠)と、Google AI Pro・UltraのGeminiアプリなどで利用開始。 | Google公式ブログ | |
| ピチャイCEOがインタビューで、3.5 Proを出さなかった理由を説明。 | ポッドキャスト「Sources」 |
「6月公開予定」の記事は5月時点の情報
5月の発表には翌月展開の予定が書かれていたため、当時「6月公開予定」と伝えた記事には根拠がありました。ただし、その予定は実現していません。更新日が5〜7月のままの記事は、当時の予定として読んでください。
Flashは3.5から3.8まで更新が続いた
3.5 Proがテストを続けていた間も、Flashは3.5・3.6・3.7・3.8と短い間隔で公開されました。10月8日には古い3.5 Flashと3.7 FlashがAPIで非推奨になり、それぞれ3.6 Flashと3.8 Flashへ自動転送されています。各Flashの違いはGemini 3.8 Flashの解説で扱っています。
Gemini 3.5 Proが公開されなかった理由
ピチャイCEOは、Flashで改良を重ねている間にArgonの事前学習が終わり、3.5 Proを出すよりArgonに学びを生かす方を選んだと説明しています。
この説明は、Googleの公式ページではなく、2026年10月21日(米国時間)公開のポッドキャスト「Sources」でのインタビューによるものです。要点は次のとおりです。
- 課題3.5世代の開発中に、エージェント的な作業、特にコーディングで力が足りない部分が見つかった。
- 改良の進め方小さく効率のよいFlashの方が試行を多く回せるため、Flashで改良を重ねた。これが3.5〜3.8 Flashにつながった。
- 判断改良がまとまった時点でArgonの事前学習は終わっていたため、学びをArgonの仕上げに生かした。
同じインタビューでピチャイCEOは、Argonより効率のよい小型版を開発中だとも話しています。ただし、名前や公開時期は発表されていません。
注意
断定できないこと
「3.5 Proがあとから公開される」「Gemini 4 Proが出る」といった話は、2026年10月24日時点の公式情報では確認できません。新しいモデルは、Googleの公式発表と公式モデル一覧に載ってから判断してください。
出典:Sources with Alex Heath「Sundar Pichai on Gemini 4」(インタビュー、2026年10月24日確認)
Gemini 3.5 Proの代わりに今使うモデル
3.5 Proを待っていた人は、Geminiアプリでは契約プランに表示されるモデルから、APIでは公式モデル一覧にあるモデルから選びます。
ここでは「3.5 Proの代わりにどれを使うか」だけを短くまとめます。各モデルの料金や使い方は、リンク先の記事で詳しく扱っています。
3.5 Proに何を期待していましたか?
表は横にスクロールできます。
| 利用先 | 今選べるモデル | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| Geminiアプリ(プランなし) | 自動選択またはFlash-Lite。自動選択では、推論が必要な依頼にFlashやProが使われる場合があります。 | GeminiでProが選べない理由 |
| Geminiアプリ(Google AI Plus) | Flash-Lite・Flash・Pro。Argonは対象外です。 | Geminiの料金とプランの違い |
| Geminiアプリ(Google AI Pro・Ultra) | Flash-Lite・Flash・Pro・Argon。最上位が必要ならArgonを選びます。 | Gemini 4 Argonとは |
| Gemini API(最上位が必要) | gemini-4-argon(安定版、有料枠のみ) | Gemini 4 Argonとは |
| Gemini API(費用を抑える) | gemini-3.8-flash(安定版、無料枠あり) | Gemini 3.8 Flashとは |
| Gemini API(前世代のFlash) | gemini-3.6-flash(安定版、無料枠あり) | Gemini 3.6 Flashの料金と移行判断 |
| Gemini API(Pro系を試す) | gemini-3.1-pro-preview(プレビュー版) | Gemini 3.1 Proの使い方 |
アプリでは表示名で選ぶ
Geminiアプリのモデル選択には「Flash-Lite」「Flash」「Pro」「Argon」といった表示名が並びます。3.5 Proを探すのではなく、自分のプランで表示される中から選んでください。Argonの使える範囲や料金はGemini 4 Argonの解説、無料版で「Pro」が出ない場合はProが選べないときの確認手順を参照してください。
APIでは安定版とプレビュー版を分ける
APIで3.5 Proを指定する予定だった場合は、gemini-4-argonかgemini-3.8-flashに置き換えます。どちらも公式モデル一覧で安定版として掲載されています。gemini-3.1-pro-previewも一覧に残っていますが、プレビュー版は仕様が変わる場合があるため、本番の処理には安定版を優先するのが無難です。
無料枠の有無もモデルごとに違います。gemini-4-argonは無料枠の対象外で、gemini-3.8-flashとgemini-3.6-flashには無料枠があります。利用できる量は利用ティアやモデルで変わるため、導入前にGemini API公式料金ページとGemini API公式レート制限ページを確認してください(2026年10月24日確認)。無料枠と有料枠の違いはGoogle AI Studioの無料範囲とGemini API料金で扱っています。
以前3.5 Flashを指定していた処理は、10月8日から3.6 Flashへ自動転送されています。移行の確認はGemini 3.5 Flashの解説で扱っています。
次のGeminiモデルの公開を確かめる方法
Googleは、Gemini 4ファミリーのほかのモデルも今後登場すると案内しています。新しいモデルが自分に使えるかは、発表記事だけでなく、利用先の一覧と条件まで確かめて判断します。
3.5 Proのように、発表から一般提供までに予定が変わることがあります。「発表された」という情報だけで作業の予定を組まず、次の3段階で確かめてください。
-
発表の段階を読む
Google公式ブログで、「社内利用」「テスト中」「一部の協力者へ先行提供」「正式提供」のどれに当たるかを確認します。Argonも9月30日の発表時点では協力者への先行提供で、正式提供は10月13日でした。
-
自分が使う提供先の一覧を見る
アプリとAPIでは確認先が違います。片方に載っても、もう片方で同じ日から使えるとは限りません。
Geminiアプリ Geminiアプリのモデルに関する公式ヘルプとGeminiアプリ公式リリースノートを確認します。Gemini API Gemini API公式モデル一覧とGemini API公式変更履歴を確認します。 -
プラン・無料枠・安定版かを照合する
一覧に載ったら、対象プラン、無料枠の有無、プレビュー版か安定版か、料金とレート制限を確認します。APIではGemini API公式料金ページとGemini API公式レート制限ページまで見ます。
- 発表段階限定テストや先行提供ではなく、対象者を示した正式提供または公開プレビューと書かれている。
- 提供先自分が使うGeminiアプリまたはGemini APIの公式一覧にモデルが載っている。
- 利用条件対象プラン、モデルID、料金、無料枠の有無を確認できる。
Gemini 3.5 Proのよくある質問
3.5 Proについて迷いやすい点を、2026年10月24日時点の情報でまとめました。
Gemini 3.5 Proは、あとから公開されますか?
公開される見込みはありません。
Googleの広報担当者は2026年9月30日に、3.5 Proを公開する予定はないと説明しています(ロイター報道)。上位モデルとしてはGemini 4 Argonがすでに提供されています。
Gemini 4 Argonは3.5 Proと同じモデルですか?
同じモデルではありません。
ArgonはGemini 4世代の最初のモデルです。ピチャイCEOは、3.5 Proの開発で得た学びをArgonの仕上げに生かしたと説明していますが、3.5 Proの名前を変えたものではありません。
Gemini 3.5 Proと3.6 Flashの違いは何ですか?
3.6 Flashは公開済みのモデルで、3.5 Proの代わりに出たものではありません。
Googleは3.6 Flashを、3.5 Flashを基にしたモデルとして2026年7月に公開しました。3.5 Proは仕様が公開されないまま終わったため、性能を直接比べることはできません。3.6 FlashはAPIの公式モデル一覧に前世代のFlashとして残っており、無料枠もあります。詳しくはGemini 3.6 Flashの解説を参照してください。
Geminiアプリに3.5 Proが表示されないのは不具合ですか?
不具合ではありません。3.5 Proは一般提供されていないため、どのプランにも表示されません。
アプリで選べるのはFlash-Lite・Flash・Pro・Argonなどで、プランによって異なります。「Pro」や「Argon」が表示されない場合は、Proが選べないときの確認手順で契約と表示条件を確かめてください。
3.5 Proの代わりに、無料で使える上位モデルはありますか?
Gemini 4 Argonには無料で使える枠がありません。無料で試すなら、アプリの無料版かAPIのFlashの無料枠を使います。
Geminiアプリをプランなしで使う場合は、自動選択またはFlash-Liteです。APIではgemini-3.8-flashとgemini-3.6-flashに無料枠がありますが、上限と機能制限があります。Argonは、アプリではGoogle AI Pro・Ultra、APIでは有料枠が対象です(2026年10月24日確認)。
Gemini 4 Proや、Argonの小型版は出ますか?
名前や公開時期は発表されていません。
Googleの発表は「Gemini 4ファミリーのほかのモデルも今後登場する」という内容にとどまります。ピチャイCEOもインタビューで小型版を開発中と話していますが、具体的なモデル名は示していません。
「3.5 Proがまもなく登場」と書かれたページを見ました
更新されていない古い情報の可能性が高いです。
ページの更新日を確認し、5〜7月の情報なら当時の予定として読んでください。今使えるモデルは、Geminiアプリのモデルに関する公式ヘルプとGemini API公式モデル一覧で確かめられます。
Gemini 4 Argonは日本で使えますか?
Geminiアプリでは、Google AI Pro・Ultraの契約者向けに世界で順次提供されています。
APIでも有料枠で利用できます。プランごとの条件や料金はGemini 4 Argonの解説で確認してください。サービス全体の対応地域は、Geminiアプリの対応言語・地域に関する公式ヘルプとGemini API公式提供地域で確認できます。
まとめ|3.5 Proは待たずに今のモデルで進める
Gemini 3.5 Proは一般提供されないまま終わり、上位モデルの役割はGemini 4 Argonに移りました。
3.5 Proを待って止めていた作業があれば、最上位が必要ならArgon、速さと費用を重視するなら3.8 Flash、無料で試すなら無料版のGeminiで始めてください。
次の一歩:まず自分のGeminiアプリまたはAPIで選べるモデルを確認し、Argonを検討する場合はGemini 4 Argonの料金と使えるプランを読んでください。
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