ChatGPT・OpenAI / モデル比較
GPT-6 Astra
料金と公開評価から、自分の用途で選ぶ。
GPT-6 AstraはOpenAIの上位モデルです。公開評価ではClaude Fable 5.1と同点の首位に並ぶ一方、API単価はGPT-6.1 Solの5倍です。筆者の判断基準では、その差が自分の用途で効く場合に比較候補にし、現在のモデルで要件を満たしているなら乗り換えを急ぎません。
ベンチマークとは、決められた課題と条件でモデルを比較する評価です。この記事ではClaude・Gemini・Grokとの公開評価と、ChatGPT・APIでAstraを使う費用を照合し、採用する条件と見送る条件を整理します。
こんな人に向いています
- 今のモデルを続けるか、新しいモデルを候補にするか決めたい人
- Plus・Proで使える範囲や、追加費用を確認してから課金を考えたい人
GPT-6 Astraを選ぶべき?用途別の結論
結論:GPT-6 Astraは、AAの総合指標と開発エージェント指標でClaude Fable 5.1と同点の首位に並び、1タスク当たりの費用はFableより低いと評価されています。一方、APIの単価は入力10米ドル・出力50米ドル(100万トークン当たり)で、GPT-6.1 Sol(2米ドル・10米ドル)の5倍です。筆者の判断基準では、現在のモデルで解決できない作業があり、その作業でAstraの差が出る場合に採用を検討し、困っていなければ現行モデルを続けます。
APIとは、アプリなどからモデルを呼び出す仕組みです。トークンとは、モデルが処理する文字の単位で、文字数とは一対一に対応しません。ChatGPTの月額契約とAPIの従量課金は別の請求です。
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| 読者の状況 | 当面の選択 | 根拠になる事実 | 採用・見送り条件 |
|---|---|---|---|
| 開発作業の候補を選びたい | Astra+Codex/Fable 5.1+Claude Code | AAのCoding Agent Indexは両者62で同点。1タスク費用はAstraが約40%低い | 使っている開発環境の組み合わせで選ぶ。同点の指標だけで環境を乗り換えない |
| Astraに近い性能を安く使いたい | GPT-6.1 Solを先に試す | 公式はAstraに近い性能を低コストで提供すると案内。Terminal-Bench 4.0では同じ58.2%。API単価はAstraの5分の1 | 自分の課題で6.1 Solが合格ならSolを採用。不足した作業だけAstraに回す |
| APIのトークン単価を最優先したい | Gemini 3.8 Flash・Grok 4.7・GPT-6 Lunaも候補 | 単価はAstraより大幅に低い。導入価格の期限がある製品もある | 必要な品質を満たす場合だけ候補にする。やり直しを含めた総費用で判断する |
| 待ち時間を最小にしたい | Ultrafastを検討 | APIのAstra Ultrafastは入力60米ドル・出力300米ドル。ChatGPTではPro 500などが対象 | 速度が成果に直結する作業に限る。通常作業は標準速度で足りるか先に確認する |
| GPT-5.6 Solなどで要件を満たしている | 現行モデルを続ける | GPT-6の提供開始で旧モデルの選択肢は終了しないと案内 | 不足が具体化した時点で再比較する |
| Plusのまま使いたい | Work・CodexのAstraを限定枠で使う | PlusはWork・CodexでAstraが対象。ChatのGPT-6 Proは対象外 | 枠が足りない月だけクレジットで補う。毎月不足するならProと比較する |
| 機密性のある仕事を任せたい | 入力を保留し、契約・データ条件を確認する | APIの不正利用監視ログは既定で最長30日保持 | 所属先の許可・学習利用・保存先・削除範囲を確認できた情報だけ入力する |
判断の根拠:AAの評価/GPT-6.1 Solの公式仕様/OpenAIのAPI単価/Geminiの価格条件/Grok 4.7の価格条件/Chatのモデル提供条件/OpenAI APIのデータ管理。
GPT-6 Astraとは?何ができるモデル?
GPT-6 AstraはOpenAIの上位モデルで、OpenAIはPC・ブラウザー操作、ソフトウェア開発、科学、専門的な仕事での改善を紹介しています。OpenAIのX告知は2026年9月4日(JST)に始まりました。ChatGPTでは、Chatでは「GPT-6 Pro」(Astraで動作)として、Work・Codexでは「Astra」として表示されます。ChatGPTのモデル提供条件。
入出力と処理上限
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| 項目 | GPT-6 Astra(API) | 読み方 |
|---|---|---|
| 入力 | テキスト・画像 | 画像を読み取れることと、画像を生成できることは別 |
| 出力 | テキスト | 画像生成や音声はツール・製品側の機能として確認 |
| コンテキスト上限 | 1,050,000トークン(最大入力922,000) | 272,000トークン超の入力は長文料金になる |
| 最大出力 | 128,000トークン | APIの値で、Chat・Workの上限とは別 |
| 推論設定 | low・medium・high・xhigh・max | 評価表の設定名と公開APIの設定は分けて確認 |
| 知識カットオフ | 2026年4月30日 | 以降の情報は検索ツールなどで補う |
Chat・Work・Codexの役割の違いや、どの作業をどこで進めるかは、ChatGPT全体の機能を目的から探すから目的別にたどれます。
ベンチマーク:GPT-6 AstraとClaude・Gemini・Grokを比較
ベンチマークの結果は、評価する課題・推論設定・実行環境で変わります。ここでは2026年10月18日に再確認できた評価運営元の値を主比較に使い、開発元の発表や再確認できなかった値とは分けます。
総合指標:AA Intelligence Indexは同点首位
推論設定とは、回答に使う思考量を調整する設定です。表のmaxは設定名で、各社で同じ計算量を意味するとは限りません。Fable 5.1のmax with fallbackは、安全性の判定に応じて一部のリクエストを別モデルへ送る条件を含みます。AAのFable 5.1評価条件。
横軸の表示範囲は0〜80で、80を満点とは扱いません。指標値は正答率(%)ではありません。
| モデル・評価条件 | 指標値 |
|---|---|
| GPT-6 Astramax |
53 |
| Claude Fable 5.1max with fallback |
53 |
| GPT-5.6 Solmax |
47 |
AstraとFable 5.1は53で同点、GPT-5.6 Solから6ポイント上がりました。AAは、同じスコアに対する1タスク当たりの費用をAstra 3.26米ドル、Fable 5.1 7.63米ドルとしています。
出典:AAのAstra評価。
本記事の9月6日版では、AA発表時の評価版(v4.1.1)の値としてAstra 61・GPT-5.6 Sol 61・Fable 5.1 66を掲載していました。現在のAA記事にはこの値が見当たらず確認できないため、上の値に差し替えています。
開発:AA Coding Agent Indexも同点首位
Coding Agent Indexは、モデルと開発エージェント(Codex・Claude Codeなど)の組み合わせで測る指標です。エージェントとは、モデルがツールを使って複数の操作を進める仕組みです。
横軸の表示範囲は0〜80です。モデル単体ではなく、記載した開発環境との組み合わせの結果です。
| モデル・実行環境/設定 | 指標値 |
|---|---|
| GPT-6 AstraCodex |
62 |
| Claude Fable 5.1Claude Code |
62 |
| Claude Opus 5max |
60 |
| GPT-5.6 Solmax |
55 |
AstraはmaxでもFable 5.1より1タスク当たり約40%安く(Astraは7.09米ドル)、GPT-5.6 Solより約15%高い費用で7ポイント上回るとAAは評価しています。
出典:AAのAstra評価。
AAが自社で実施したTerminal-Bench v4.0では、Astra 59%、Fable 5.1 52%、GPT-5.6 Sol 40%です。また、AA-Omniscienceでのハルシネーション(事実と異なる回答)率は、GPT-5.6 Solの92%からAstraでは51%に下がったとされています。AAのAstra評価。
棒は掲載スコア、棒の上の黒い線は95%信頼区間を示します。モデルごとに推論設定・実行エージェントが異なります。
| モデル・評価条件 | 掲載スコア(%) |
|---|---|
| GPT-6 Astramax/Codex |
58.2%±2.8 |
| GPT-6.1 Solmax/Codex |
58.2%±3.1 |
| Claude Fable 5.1max/Claude Code |
57.9%±3.8 |
| Grok 4.7xhigh/Grok Build |
37.6%±3.5 |
| GPT-5.6 Solmax/Codex |
37.3%±3.8 |
| Gemini 3.8 Flashhigh/mini-SWE-agent |
19.1%±3.4 |
Astra・GPT-6.1 Sol・Fable 5.1の差は小さく、95%信頼区間も重なります。この差だけで優位は決められません。GPT-6.1 SolはAstraと同じ58.2%で、表示された実行費用はAstraの約5分の1です。Grok 4.7は330試行中324試行の部分的な結果です。
AAが独自に実施したTerminal-Bench v4.0(Astra 59%・Fable 5.1 52%)とは、実施者と実行条件が異なるため、数値をそろえて比べないでください。OpenAIの発表記事に掲載された値は、今回のページ取得ができず未確認です。
筆者の判断基準:開発用途ならAstraとFable 5.1を、使う開発環境ごと比較候補にします。同点の指標を理由に、今の開発環境をすぐ置き換える判断は勧めません。差が出るのは費用とトークン消費のほうです。
Code Arenaの首位をWeb開発の判断材料にする
WebサイトやWebアプリを作る用途では、Code Arenaの評価も参考になります。Arenaは、生成されたアプリの機能・使いやすさ・デザインなどを比較する評価の仕組みを説明しています。ArenaによるCode Arenaの評価方法。
筆者の判断基準:この首位は投稿時点のCode Arena:WebDevでの結果として読みます。現在の順位は今回確認できていない(未確認)ため、最新の状況はCode Arenaの運営元評価表で確認してください。投稿中の「40米ドル/100万トークン」はArenaの価格性能比較の表記で、APIの入力・出力単価とは別です。費用の見積もりにはAPI料金と適用条件を使ってください。
ARC-AGI-3と数学は実行条件まで読む
ARC-AGI-3では、メモを持ち越すStandard harnessと、推論状態の保持や圧縮を使うProvider Adapter harnessで条件が異なります。次の2つの結果を、同じ条件での差として扱わないでください。
2つの結果は実行条件が異なり、同じ条件での性能差として比較できません。ゲージはそれぞれの掲載スコアを示します。
| 実行条件・モデル・推論設定 | 掲載スコアと費用 |
|---|---|
| Provider AdapterGPT-6 Astrahigh/18,817米ドル |
99.9% 0%100% |
| StandardGPT-6 Astramax/26,098米ドル |
62.7% 0%100% |
棒は掲載スコア、黒い線は原典の標準誤差(stderr)の幅です。Terminal-Benchの95%信頼区間とは定義が異なります。
| モデル・評価条件 | 掲載スコア(%) |
|---|---|
| GPT-6.1 Solmax |
100% |
| GPT-6 Astramedium〜max(同値) |
97.6%±2.4 |
| Claude Fable 5.1max |
87.8%±5.2 |
| GPT-5.6 Solmax |
82.9%±5.9 |
| Gemini 4 Argonhigh |
78.0%±6.5 |
| Grok 4.7xhigh |
17.1%±5.9 |
Astraはmedium・high・xhigh・maxのいずれも97.6%です。現在の最高値は、後から評価されたGPT-6.1 Sol(max)の100%です。上位のモデルが満点近くに集まっているため、上位同士の差を見分ける用途には向きません。
本記事の9月6日版ではAstra maxを95.1%としていましたが、現在のEpoch AIのデータでは97.6%になっているため更新しました。FrontierMathはOpenAIの資金提供で開発され、OpenAIは問題の一部に独占的にアクセスできるとEpoch AIは開示しています。
筆者の判断基準:出典・評価版・設定・実行環境の異なる数字を混ぜて順位を作りません。この比較だけでは、日本語の文章の自然さや、個別の仕事の成功率までは判断できません。
ChatGPTでAstraを使う費用と対象プラン
ChatGPTでAstraを使う場所は2つあります。Chatの「GPT-6 Pro」と、Work・Codexの「Astra」です。対象プランと枠の考え方が違うため、分けて確認します。Free・GoはどちらのAstraも対象外です。ChatGPTのモデル提供条件、Work・Codexの公式ヘルプ。
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| プラン | 月額 | ChatのGPT-6 Pro | Work・CodexのAstra |
|---|---|---|---|
| Plus | 20米ドル | 対象外(Medium・Highまで) | 限定枠。5時間でローカルメッセージ5〜45件の目安。超過分はクレジット |
| Pro 100 | 100米ドル | 対象。GPT-5.6 Sol Proと1つの週の枠を共有(件数は非公開) | 含まれる枠をすべてAstraに使える。現在は5時間制限なし |
| Pro 200 | 200米ドル | 対象。週の上限に達するとGPT-5.6 Thinking(Medium)へ自動切り替え | 含まれる枠をすべてAstraに使える。現在は5時間制限なし |
| Pro 500 | 500米ドル | ヘルプの対象一覧に記載なし(未確認) | Proで最大の枠。Pro段階で唯一Ultrafastに対応(Pro 500は提供開始時Webのみ) |
| Business Standard | 25米ドル/人 | GPT-5.6 Sol Proと合計15件/月 | 限定枠。超過分はクレジット |
| Business Premium | 125米ドル/人 | GPT-5.6 Sol Proと合計50件/週 | 含まれる枠をすべてAstraに使える。5時間制限なし |
| Enterprise | 個別契約 | 対象。ワークスペースのモデル権限による | ワークスペースのモデル権限による |
出典:ChatのGPT-6 Pro/Work・CodexのAstra/ChatGPTの料金・利用量/Pro 3段階/Businessのモデルと上限。
5時間当たりの件数は作業内容で変わる目安で、保証された回数ではありません。本記事の9月版に掲載していたPro 100・Pro 200の件数(ChatのGPT-6 Proの週件数や5時間の目安)は、現在の公式案内に記載がないため削除しました。
年払いの有無やBusinessの最低席数、Pro 200の経過措置など、プラン全体の契約条件はChatGPT料金プラン比較で扱っています。この記事では、Astraを使う量と費用に絞って比べます。
枠を超えたあとのクレジット単価
PlusやBusiness StandardでAstraの限定枠を使い切ったあとは、購入クレジットで続けられます。Astraのクレジット消費は100万トークン当たり入力250・キャッシュ入力25・出力1,250クレジットで、GPT-6.1 Sol(入力50・出力250)の5倍です。同じ作業をクレジットで続けるなら、Astraが必要な工程を絞るほど費用差が大きくなります。個人向けクレジットの公式案内。
API料金:GPT-6 Astraの単価と費用が増える条件
GPT-6 AstraのAPI料金は、標準処理で100万トークン当たり入力10米ドル・キャッシュ入力1米ドル・出力50米ドルです。キャッシュの書き込みは12.50米ドルです。入力が272,000トークンを超えるリクエストは、全体に入力2倍・出力1.5倍の長文料金が適用されます。GPT-6 Astraの公式API仕様、OpenAIの公式API料金。
API単価と処理上限を比較する
APIの予算は、入力・出力の単価にそれぞれの処理量を掛けて考えます。コンテキスト上限は1回の処理で扱える情報量、最大出力はそのうち生成できる長さの上限です。
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| モデル | 入力 | 出力 | コンテキスト上限 | 最大出力 | 価格・仕様の条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | 10 | 50 | 1,050,000 | 128,000 | 272,000トークン超の入力は入力2倍・出力1.5倍 |
| GPT-6.1 Sol | 2 | 10 | 1,050,000 | 128,000 | 公式は「Astraに近い性能を低コストで」と案内 |
| GPT-5.6 Sol | 4 | 20 | 1,050,000 | 128,000 | 少なくとも2026年11月21日までのプロモーション価格 |
| Claude Fable 5.1 | 10 | 50 | 1M | 128K | Astraと同じ標準単価 |
| Gemini 4 Argon | 2 | 10 | 1,048,576(入出力共通) | 入力を除く残り(長文出力時) | 2026年11月30日までの導入価格。以降は入力4・出力20 |
| Gemini 3.8 Flash | 0.75 | 3.75 | 1,048,576 | 65,536 | 2026年12月31日までの導入価格。2027年1月1日から入力1.50・出力7.50 |
| Grok 4.7 | 2 | 6 | 500,000 | テキスト出力の上限なしと記載 | プロンプトが20万トークン以上のときは全体が入力4・出力12 |
出典:OpenAIの公式API料金/GPT-6 Astra/GPT-6.1 Sol/Claude Fable 5.1/Gemini/Grok 4.7。
Mは100万、Kは1,000を表します。Grokは4.6も同じ単価で掲載が続いていますが、現行モデルの4.7で比較しています。
Astraとの比較で迷いやすいのはGPT-6.1 SolとClaude Fable 5.1です。6.1 Solの対応プランと仕事別の選び方はGPT-6.1 Solとは、Fable 5.1とOpus 5の選び方はClaude Fable 5.1とはで詳しく扱っています。
筆者の判断基準:トークン単価だけでは1件の仕事の費用は決まりません。AAの評価では、Astraは出力トークンの使用量が少なく、単価が同じFable 5.1より1タスク当たりの費用が低くなっています。逆に、単価の低いモデルでもやり直しが増えれば総費用は上がります。
処理モードで変わる単価
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| 処理モード | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| Batch・Flex | 5 | 25 |
| 標準 | 10 | 50 |
| Fast | 20 | 100 |
| Ultrafast | 60 | 300 |
出典:OpenAIの公式API料金。
急がない一括処理はBatch・Flexで半額、応答速度を優先する処理はFast(2倍)やUltrafast(6倍)で高くなります。データ所在地を指定する地域処理は10%の追加料金です。GPT-6.1 SolのUltrafastは入力12・出力60米ドルで、AstraのUltrafastより大幅に低くなります。ChatGPTのUltrafastも含めた速度と単価の比較はOpenAI Ultrafastの料金と対象プランで扱っています。
GPT-6 Astraを選べないときの確認順
Astraが表示されないときは、次の順で確認します。表示されないことだけで、契約の不足や障害と決めつけないようにします。
- 探している場所を確認する。ChatではGPT-6のPro(GPT-6 Pro)、Work・Codexでは「Astra」として表示されます。PlusのChatにはGPT-6 Proがありません。
- アカウントとワークスペースを確認する。対象の契約がある所属先で利用しているかを確認します。Enterprise・Eduは管理者のモデル権限が必要です。
- アプリとCLIを更新する。Codex CLIは0.153.0以降が必要です。PCアプリは「Check for Updates」から手動で最新版を確認します。
- 障害情報を確認する。OpenAIの公式稼働状況で確認します。全体の稼働表示は、個別アカウントの利用権を保証するものではありません。
出典:ChatGPTのモデル提供条件/組織向けモデル・権限。
症状ごとの切り分けはGPT-6 Astraが表示されない・使えないときの判断表で詳しく扱っています。
GPT-6 Astraに仕事を任せる前の注意点は?
評価が高いことと、業務で入力・公開してよい条件を満たすことは別です。次の2点を、利用する契約ごとに確認します。
生成物は正確性と権利を確認して使う
OpenAIの事業者向け契約では、OpenAIとの関係で利用者が出力を所有する旨が定められていますが、内容の正確性や第三者の権利を侵害しないことまで保証する意味ではありません。個人利用では居住地域に対応するOpenAIの個人向け利用規約も確認してください。OpenAIの事業者向け契約。
学習利用と保存・削除を分ける
学習に使わない設定と、データを保存しないことは別です。APIに送ったデータは、利用者がオプトインしない限り学習に使われませんが、不正利用監視ログは既定で最長30日保持されます。保持を除外するZero Data RetentionやModified Abuse Monitoringは、OpenAIの事前承認が必要です。OpenAI APIのデータ管理。
ChatGPTの会話やLibraryのファイルの保存・削除範囲は、ChatGPTの会話・ファイル保存条件と会話・Library・Projectの削除範囲で確認できます。
筆者の判断基準:社内資料や顧客情報は、入力の許可、学習条件、保存先、削除範囲が分からない状態では渡しません。料金の比較より先に、所属先の取り扱い条件を確認します。
GPT-6 Astraのよくある質問
AstraとGPT-6.1 Solは、どちらを先に試すべき?
費用を抑えたいなら、GPT-6.1 Solから試すのが筆者の判断基準です。APIの単価はAstraの5分の1(入力2・出力10米ドル)で、OpenAIは「Astraに近い性能を低コストで」と案内し、自分の課題で比較するよう勧めています。GPT-6.1 Solの公式仕様。
6.1 Solで合格しない工程だけAstraに回すと、費用の差を説明しやすくなります。単価の比較はAPI料金の表を参照してください。
Astraの登場でGPT-5.6 Solは使えなくなる?
使えなくなりません。ChatでGPT-5.6 Solを明示的に選んだ会話はGPT-5.6のままで、GPT-6の提供開始によって旧モデルの選択肢は終了しないと案内されています。APIのGPT-5.6 Solは、少なくとも2026年11月21日までプロモーション価格(入力4・出力20米ドル)です。ChatGPTのモデル提供条件、OpenAIの公式API料金。
知識カットオフ以降の情報は調べられる?
検索ツールを使える利用経路では、知識カットオフ以降の情報も取得できます。Astraの知識カットオフは2026年4月30日です。取得した情報の正確性まで保証されるわけではありません。GPT-6 Astraの公式API仕様。
評価表のnone設定は公開APIでも選べる?
公開APIの推論設定はlow・medium・high・xhigh・maxの5段階で、noneはありません。ARC Prizeの表にはnoneの結果も掲載されていますが、評価環境の設定名が公開APIで同じ条件で提供されるとは限りません。GPT-6 Astraの公式API仕様。
まとめ:GPT-6 Astraの判断を見直す条件
GPT-6 Astraは、AAの総合・開発の両指標でClaude Fable 5.1と同点の首位で、1タスク当たりの費用は低いと評価されています。一方、APIの単価はGPT-6.1 Solの5倍で、ChatGPTではPlusのChatにGPT-6 Proがないなど、使える場所がプランで分かれます。
今行うのは、現在のモデルで解決できない作業を1つ特定することです。不足がなければ現行のまま続け、不足がある場合は「6.1 Solで足りるか」を先に確かめてから、用途別採用判断表でAstraの使い方を決めてください。
導入価格の期限(Gemini 4 Argonは11月30日、GPT-5.6 Solのプロモーションは少なくとも11月21日まで)や、対象プラン・評価版が変わったときは、判断表を見直してください。
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