既存GPTの編集 | 2024年の作成記録
既存のMyGPTを編集する画面「Configure(構成)」の見方と、12月11日の終了前に控えておく設定をまとめました。
2026年10月18日時点の状況(OpenAI公式ヘルプで確認)
- Free・Go・Plus・Proの個人アカウントでは、GPTを新しく作成・公開できません。既存のGPTは、ログインすればどのプランでも使えます。
- GPTsは2026年12月11日に全プランで終了予定です(承認された延期がある組織は2027年2月11日)。終了後はGPTとGPTのページを開けなくなりますが、過去の会話は残ります。
- 今の作り方・プラン別の条件はGPTs(マイGPT)の作り方と現状、終了とプラグインへの移行はカスタムGPTの終了とプラグイン移行にまとめています。
- MyGPTの作成・編集はWeb版だけで行えます。スマホアプリでは使うことだけができます。
はじめに
MyGPTの設定画面には、GPT Builderと会話しながら作る「Create(作成)」と、項目を直接入力する「Configure(構成)」があります。
この記事では、すでにあるMyGPTを見直すときに使う「Configure」の各項目と、終了前に手元へ控えておくものを解説します。2024年1月に僕がConfigureで作った「アートアシスタント」を例にしています。
GPTを新しく作れる条件(BusinessやEnterpriseなど)はGPTs(マイGPT)の作り方と現状で確認してください。
設定画面(Configure)を開く
開き方(Web版)
- ChatGPTのサイドバーで「GPTを探す」を開く
- 「マイGPT(My GPTs)」から編集したいGPTを選ぶ
- 「GPTを編集する(Edit GPT)」を押し、「Configure(構成)」タブを選ぶ
日本語画面のボタン名は実機で確認していないため、英語の表記も併記しています。
編集には対象のプランと権限が必要です。作成時と違うプランに変えている場合、編集できないことがあります。
出典:GPTの作成と編集(公式ヘルプ)/ChatGPTのGPTs(公式ヘルプ)

なお「Create」で会話しながら設定する方法は、2024年当時の手順としてGPTs(マイGPT)の作り方と現状にまとめています。
Configureの項目の見方
現在のConfigureには、主に次の項目があります
- 名前(Name)・説明(Description):GPTの一覧や共有ページに表示される情報
- 会話のきっかけ(Conversation starters):GPTのホーム画面に並ぶ会話の例
- 指示(Instructions):GPTの動き方を決める文章
- 知識(Knowledge):参考にさせるファイル(最大20ファイル、1ファイル512MBまで)
- 推奨モデル(Recommended model)
- 機能(Capabilities):Web検索・画像生成・キャンバス・コードインタープリターとデータ分析・アプリ
- アクション(Actions):外部サービスのAPIを呼び出す設定
アプリとアクションは同時に使えません。プレビューで動きを確かめながら編集でき、下書きは自動で保存されます。
2024年1月に入力した名前と紹介文(アートアシスタント)


当時は「ダヴィンチ風のデッサンをしてくれるGPT」を作るため、名前を「アートアシスタント」にし、紹介文にはできることを簡潔に書きました。GPTの画像は、当時のDALL·Eで30秒ほどで生成できました(現在の画像生成の画面は未確認です)。

指示(Instructions)を見直すポイント
Instructionsは、GPTの「命」です。GPTはここに書かれた文章のとおりに動きます。
僕が2024年に作ったときのポイント
- 「何をするGPTなのか」を書く
- 「何に気をつけてもらいたいのか」を書く
- 「避けてもらいたいことは何か」を書く
- 長くしすぎない(期待どおりに生成されなくなったり、生成が遅くなったりしました)
OpenAIのヘルプでも、手順に分けて書く、「〜しない」より「〜する」で具体的に書く、例を入れる、見出しで整理する、といった書き方が勧められています。
当時の作業記録|ChatGPTに指示文の案を作ってもらった


提案された文章をもとに、「ダ・ヴィンチのスタイルに特化し、他のスタイルは描かない」「テキストの生成は最小限にする」「敬意を表す老人風の言葉遣いにする」を追加しました。やってもらいたいことは、細かすぎると思うくらい伝えるのがちょうどいいと感じました。

会話のきっかけと知識ファイル(2024年1月)


会話のきっかけは、使う人が「このGPTで何ができるか」をすぐ分かるように短く書きました。知識には、ダ・ヴィンチのデッサン画像をアップロードしました。著作権に注意し、使ってよい画像を選ぶことが大切です。
変更を保存する(Update)
編集した内容は、右上の「更新(Update)」を押すと公開中のGPTに反映されます。下書きは自動保存されますが、更新するまで利用者には反映されません。以前の版は「•••」メニューのバージョン履歴から確認できます。
特に移行を考えている場合は注意が必要です。プラグインへの移行には最後に公開した版が使われ、下書きは引き継がれません。
出典:GPTの作成と編集(公式ヘルプ)/GPTsの終了に関するFAQ

12月11日の終了前に控えておく設定
GPTは終了後に開けなくなります。プラグインへ移行する場合も、引き継がれない項目があります。終了前に、設定画面から次の内容を手元に控えておくと安心です。
- 指示(Instructions):全文をコピーして保存(移行するとスキルになります)
- 知識ファイル:元のファイルを手元に残す(移行すると参照ファイルになります)
- 会話のきっかけ・名前・説明:コピーして保存
- 推奨モデル:メモする(移行では引き継がれません)
- アクション:接続先と認証の設定をメモする(引き継がれず、作り直しが必要な場合があります)
- 共有設定:誰に共有していたかをメモする(引き継がれません。移行後のプラグインは非公開から始まります)
控え方の分け方は僕の判断ですが、各項目の引き継ぎの有無はOpenAIの終了FAQで確認した内容です。移行の手順はカスタムGPTの終了とプラグイン移行で解説しています。
記録|2024年1月に作ったアートアシスタントを使ってみた
Configureで30分程度で作った「アートアシスタント」に、家とパリの風景のデッサンを描いてもらいました。ダヴィンチのデッサンが現代風にアレンジされたような仕上がりでした。


当時は、Instructionsを英語に変えた版でも同じように試しました。結果は、日本語でも英語でもそれぞれに良さがあり、どちらがいいかは決められませんでした。


言語の違いをもっと詳しく比べた記録は指示文の言語で画像は変わる?(2024年の検証)にあります。現在のChatGPTの画像生成は当時と違うモデルになっているため、同じ結果になるとは限りません。
アートアシスタントはこちらから使えます(2026年10月18日に表示を確認。12月11日の終了までの予定です)。
まとめ
Configureは、既存のMyGPTの中身を確かめたり、細かく直したりするときに便利な画面です。変更は「更新」を押して公開版に反映させましょう。
12月11日の終了に向けて、指示文・知識ファイル・アクションなどの設定を手元に控えておくと、プラグインやスキルへ移すときに役立ちます。
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