「支配」へ。
Gemini 3 Proの圧倒的な推論能力、Nano Banana Proの緻密な描画力、そしてAIの人格すら定義するSystem Instructions。
本記事は、そのポテンシャルを100%引き出し、あなたの手足として操るための「設計図」になるはずです。
Grok/Gemini(Google AI Studio)中心。
海外の一次情報も確認し、手順に落として解説します。
「自分で決められない」のは性格ではなく、脳の判断ルールの欠如が原因です。
判断軸を固定し、年間270時間の自由を取り戻す「即決の仕組み」を完全解説。
判断軸を3つに固定し、迷いを機械的に処理する独自メソッド。
思考そのものを外注し、ChatGPTに「正解」を出力させるプロンプト。
仕事・買い物・LINE返信。日常の迷いをなくす具体的な「型」を網羅。
性格や気合いは不要。論理的なシステムだけで解決する設計。
完全ガイドを読む (所要時間: 10分)
- Google AI Studioとは?
- Google AI Studioはこんな人に使ってほしい!
- Google AI Studioで活用できる代表的な3つのモデル
- Nano Bananaの使い方完全ガイド(Google AI Studioで使用できます)
- Gemini 2.5モデルを徹底比較
- 【決定版】LLMの学習方法を体系的に学ぶ
- Google AI Studioにアクセスする
- Google AI Studioのホーム画面
- Google AI Studioを日本語にする2つの方法(別記事にまとめました)
- Generate Mediaで活用できるツールと使い方を学ぶ
- Build apps with Geminiでアイデアをアプリにする
- その他のGoogle AI Studioで活用できる「便利な神機能5選」
- Google AI Studioで活用できる基本的な機能
- 出力内容の中で操作できる機能(覚えておくと活用の幅が広がります)
- 「イメージしている回答」に近づけるための設定項目
- Google AI StudioでGoogle検索機能を使う
- よくある質問(FAQ)
- この記事の引用元
- まとめ
- Google AIツールの関連記事を紹介
- プロンプトの能力を飛躍的に高める(前編後編合わせて34万字越えの大作です)
- 用語集
Google AI Studioとは?
以下の概要を読むことで「Google AI Studioとは何か」を、直感的に理解できます。
AI開発の司令塔
Google AI Studioは、Geminiなど最新のマルチモーダルモデルを即座に試せる公式プレイグラウンドです。
環境構築は不要。プロンプトの実験からAPIキーの取得までをワンストップで完結。開発者だけでなく、生成AIの挙動を深く理解したい全ての人にとっての「最適解」です。
Google AI Studioはこんな人に使ってほしい!
Google AI Studioは、以下のような人が活用することで、とても有意義に活用できます。
武器にする20のプレイヤー
Google AI Studioで活用できる代表的な3つのモデル
Google AI Studioでは現在、18種類以上のAIモデルを選択できます。しかし、最初からすべてを覚える必要はありません。
実務で使うのは、以下の「3つの役割」を持ったモデルだけで十分です。難しい問題を深く考えさせたい時の「Gemini 3 Pro」。普段使いでサクサク処理したい時の「Gemini 2.5 Flash」。そして、言葉を画像に変えたい時の「Nano Banana Pro」。
この3つの「使い分け」さえ理解しておけば、Google AI Studioのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
なお、記事の後半でモデルについての詳細をまとめています。
Googleの知能の頂点。複雑な論理パズル、高度なコーディング、難解な分析を任せるための「脳」。
速度と精度の黄金比。日常会話から長文の要約まで、最も汎用的に使える万能の「足」。
想像を現実に変換する画伯。言葉による指示だけで、写真級のイメージやアートを生成する「目」。
また、以下でGemini 2.5 Pro、2.5 Flash、2.5 Flash-Liteについてまとめた記事も共有しています。各モデルについて興味のある方はご覧ください。
Nano Bananaの使い方完全ガイド(Google AI Studioで使用できます)
Nano Bananaを「ただ使う」だけでなく、Proモデルによる高度な編集、他モデルとの比較、そしてトラブルシューティングまで。
創造力を100%引き出し、自在に操るための「全知識」を以下のアーカイブに集約しました。必要な情報へ、ここからアクセスしてください。
Gemini 2.5モデルを徹底比較
Google AI Studioで活用できるGemini 2.5 Pro、2.5 Flash、2.5 Flash-Liteの3つのモデルを徹底比較しました。この記事で、「Googleの代表的なGeminiモデルにはどのような違いがあるのか」を理解することができます。そして、モデルの特徴を活かして「使い分け」ができるようになります。
大きく「基本機能、処理能力、料金、安定性、安全性」の5つに分け、21の項目から比較をしました。
【決定版】LLMの学習方法を体系的に学ぶ
GeminiはGoogleが開発した最先端の大規模言語モデル(LLM)のひとつです。
では、Geminiのような高度なモデルは、どのようにして膨大な知識を獲得し、人間のように対話する能力を身につけていくのでしょうか?その答えは、「事前学習」と「ファインチューニング」という2つの重要な工程にあります。
以下の記事を読むことで、今使っているAIの本当の凄さがより深く理解できるはずです。
Google AI Studioにアクセスする
Google AI Studioは無料で活用できる素晴らしいツールです。以下のボタンをクリックすることで、アクセスすることができます。
Google AI Studioのホーム画面
以下が、Google AI Studioのホーム画面になります。

最新の画面です。洗練された美しいホーム画面となっています。「使いたくなるようなホーム画面」です。この画面から、Google AI Studioでアイデア出しや学習をしたり、その他の機能を活用することになります。
Google AI Studioを日本語にする2つの方法(別記事にまとめました)
Google AI Studioは、基本的に英語表記です。設定欄から日本語表記にすることができません。しかし、日本語表記で使用していける方法があります。その方法は大きく「2つ」です。以下の記事にわかりやすくまとめました。「日本語にしたいけど、どうやってやればいいかわからない」という方は、ぜひご覧ください。
Generate Mediaで活用できるツールと使い方を学ぶ
Google AI Studioは無料で活用できます。にも関わらず、高性能なツールが満載です。そのひとつがGenerate Mediaになります。
活用する際、ホーム画面左側のサイドバーに表示されている以下のマークをクリックします。

クリックすると、Generate Mediaの中で活用できるツールが表示されます。活用できるツールは「5つ」です。5つのツールは、Gemini image generation、Gemini speech generation、Imagen、Veo、Lyria RealTimeです。

「使いこなしてみたい」、「どんなことができるのか気になる」という方は、以下の記事をお読みください。
100枚程度のスクショ+活用事例も満載で、初心者でも学びやすい構成になっています。より、Google AI Studioが「なくてはならないツール」になるはずです。
僕自身5つのツールを活用しましたが、喜びや楽しみにつながり、今後の可能性が広がった感覚になりました。
Build apps with Geminiでアイデアをアプリにする
次に、共有する機能は「Build apps with Gemini」になります。この機能を活用することで、「テキスト入力だけ」で数百行のコードを自動で出力し、アイデアをアプリにすることができます。名称だけを見ると、ちょっと難しそうな感じもしますが、実際に活用してみると非常に簡単でした。
以下の記事では、Build apps with Geminiの基本的な操作方法、テキストとテンプレートを使った具体的なアプリ作成手順、困った時の対処法、さらには僕自身が作成したアプリとプロンプトまで共有しています。
ちなみに僕自身はエンジニアではないですし、プログラミングコードも書けません。そんな僕でも「これを使えばアプリが誰でも作れる、すごい時代になったな」と感じることができました。
その他のGoogle AI Studioで活用できる「便利な神機能5選」
Generate MediaやBuild apps with Gemini以外にも、実生活に取り入れると役立つ機能が満載です。その中でも特に便利な「神機能5選」を、以下の記事にまとめました。
Google AI Studioを使ったことがない人は、まずはこの記事で共有している5つの機能の活用をおすすめします。どの機能もとても簡単に活用することができ、新しい情報収集の仕方を体験できます。さらに、情報収集の時間が大幅に削減されます。
知らないと損する機能であることは間違いありません。
Google AI Studioで活用できる基本的な機能
この章ではGoogle AI Studioで活用できる基本的な機能について共有しています。まずは、この章でまとめた機能から覚えていきましょう。
プロンプト(指示文)を入力する
以下の入力欄に、プロンプト(指示文)を入力していきます。

プロンプトはAIに動いてもらうための「呪文」のようなものです。この「呪文」を入力することで、AIモデルから回答が出力されます。
プロンプトを入力して回答を出力する
試しに以下のプロンプトを入力しました。
プロンプトを入力後、Runをクリックすることで回答を出力することができます。


クリック後、回答が以下のように出力されていきます。
以下の回答が出力されました。



このように「思考」した後、回答が出力されていきます。出力が非常にスムーズなので、使い心地が良いです。ここでの出力例ではGemini 2.5 Proを活用していますが、この他の非常に多くの生成AIモデルを「全て」活用できます。後ほど、詳細に共有していきます。
プラスマークをクリックしてYouTube動画のリンクやメディアをアップロードする
プラスマークは、テキスト入力欄に表示されています。

クリックすると、以下のように選択できる項目が表示されます。

選択することで、YouTube動画のリンクやメディアをアップロードすることができます。この節では、「便利な機能」を厳選して共有していきます。
「My Drive」から添付素材を選択する
My Driveから、添付したい素材を選択することができます。選択する際、My Driveをクリックします。

クリックすると、以下の画面が表示されます。

ここでは、作成したファイルを選択したり、画像や動画をアップロードすることができます。
「Upload File」から画像や動画をアップロードする
My Driveからでも画像や動画をアップロードすることはできます。しかしUpload Fileからでもアップロードすることは可能です。
画像をアップロードする
画像をアップロードする際、Upload Fileをクリックします。

クリックするとフォルダが表示されます。添付したい画像を選択して、開くをクリックしましょう。
クリックすることで、保存されている画像や動画を添付することができます。ここでは試しに、以下の画像を添付してみました。

添付すると、以下のように表示されます。

添付した画像に「この画像についての説明をしてください」というテキストを入力します。

テキストを入力してRunをクリックした後、以下の内容が出力されました。

この画像が「ピクセルアートの画像」だということを、しっかりと理解しています。画像を理解するレベルが非常に高いです。
動画をアップロードする
動画をアップロードしても、その動画の内容を読み取ってくれます。ここでは、僕が作成した以下の動画を活用します。
画像を添付した時と同じように、動画を添付します。

次に「これについて説明してください」と入力していきます。

テキストを入力してRunをクリックした後、以下の内容が出力されました。

動画についての説明をしてくれるのは、非常に便利だと思います。活用の幅が広がりそうです。動画の内容を自分で要約しなくても、Geminiに要約してもらうこともできます。もしくは映像自体がよくわからないものでも、このように解析して、理解した内容を出力してくれます。
なお、動画をアップロードする際少しだけ時間がかかることがあります。
「Record Audio」から音声をアップロードする
音声をアップロードする際は、Record Audioをクリックします。

クリックすると、以下の画面が表示されます。

この画面から音声を録音することができます。なお、ここで録音した音声がプロンプトに追加されます。
録音する際は、中央の録音ボタンをクリックします。

マイクの機能がオフになっていると、録音することができません。
オンにするために、設定にある「プライバシーとセキュリティ」の「マイク」をクリックします。

クリック後、マイクがすべてオンになっていることを確認しましょう!

オンになった状態で録音ボタンをクリックして、録音を開始します。
録音が完了すると、以下の画面に切り替わります。

添付したい音声が作成されていたら、Add to promptをクリックします。

もう一度録音し直したい場合は、Re-recordをクリックします。

今回は試しに、以下のテキストを音声に変えて添付しました。
音声を添付すると、以下のように表示されます。

音声を添付した後、「この音声の中で言われている以下のような要素について、あなたなりの考えを教えてください」というテキストを入力してみました。
テキストまで入力した後、Runをクリックします。

クリック後、以下のように出力されました。

テキストではなく音声でも、内容をしっかりと理解して的確な出力をしてくれることが理解できます。自分の音声を添付することはもちろんのこと、生成AIで出力した内容を音声にして添付するのもおすすめです。
テキストに変換する必要がなくなります。
YouTube動画のリンクを貼って動画の説明文を出力してもらう
こちらの機能は、2025年3月13日に追加されました。
プロンプト入力欄にYouTube動画のリンクをペーストすることで、動画の内容を理解し、要約を出力してくれるようになりました。この機能も、従来の生成AIにはなかった非常に便利で画期的な機能となります。動画を見なくても、動画の内容を理解することができます。日々忙しい人や、なかなか時間を捻出できない人にとっては朗報です。
ここでは以下の動画を活用して、どのように出力されていくのかを見ていきます。
まず最初に動画のリンクをコピーしていきます。YouTubeで該当の動画を選択したら、以下の画面を表示しコピーをクリックします。

コピーをしたら、Google AI Studioのホーム画面に戻ります。プロンプト入力欄のプラスマークをクリックした後、YouTube Videoをクリックします。

次に、リンクをペーストします。ペーストするとすぐに対象のYouTube動画が表示されます。

しっかりと動画を理解していることがわかります。
次にプロンプトを入力していきます。「ペーストした動画を活用して何を得たいのか」を理解してもらえるような内容にしていきます。ここでは以下のように入力しました。

Geminiが動画の理解をし、ここでの入力内容に合わせて回答を出力していきます。Runをクリック後、以下の内容が出力されました。






今回活用した動画の長さは16分程度の動画となります。トークン数で表すと、29万トークンほどです。決して短い動画ではありません。トークンの消費量も大きいです。それにも関わらず、1分半程度の短い時間で、非常に詳細に回答を出力してくれました。
しかしここで出力された言語は英語です。生成AIは、このような出力ミスをすることがあります。しかしこれに関しては一切問題ありません。
このように英語で出力された場合は、以下のようなプロンプトを入力します。

Runをクリック後、以下のように回答が出力されました。





明確に指示をすることで、このように全文を日本語で出力してくれます。
動画の内容を理解して出力してくれるだけでももの凄いのですが、加えて出力スピードが速いです。そして内容が非常に詳細です。「すごいな」と感じざるを得ません。
新しいチャットを表示する
表示されているチャットをリセットして新しいチャットを表示する際、左上に表示されているGoogle AI Studioをクリックします。

クリックするだけで表示されているチャットがリセットされ、ホーム画面に戻ります。

この時、以前のチャットは削除されません。自動的に「履歴」に保存されます。安心してリセットすることができます。
チャットの履歴を確認する
チャットの履歴を確認する際、左横に表示されているHistoryをクリックします。

クリックすると、以下のように履歴が表示されます。

履歴を確認する際は、「確認したいチャット」をクリックするだけです。

過去2ヶ月間のチャットが保存され、後で振り返って確認することができます。「あの時のチャット、もう一回見たい」という場合は、履歴から確認をしていきます。
チャットを削除する
チャットを削除する際、履歴の確認画面から削除をしていきます。履歴の確認画面を表示したら、まず最初に︙をクリックします。

クリック後、Deleteをクリックします。

もう一度、Deleteをクリックします。

クリック後、履歴の削除が完了します。
両サイドのバーを非表示にする
両サイドにバーが表示されていると、たくさんの情報が入ってきて使いにくいかもしれません。「無駄な情報量を減らして、なるべくプロンプト入力と出力だけに集中したい」と、個人的には感じています。

しかし両サイドのバーは非表示にすることができます。非常に簡単なので、覚えておきましょう。
まずは左側のバーから、非表示にしていきます。その際、左上に表示されているマークをクリックします。

クリックすると左側のバーが非表示になります。

続いて右側のバーです。非表示にする際、画面右上に表示されている×をクリックします。

クリックすることで非表示になり、よりすっきりとした画面で操作を進めていくことができます。

非常に見やすく直感的に活用できそうです。両サイドのバーが非表示の状態で出力をすると、以下のように表示されます。

広々とした画面の方が、ストレスなく活用できますね。
出力内容の中で操作できる機能(覚えておくと活用の幅が広がります)
「プロンプトを入力して回答を出力する」の説明の中で、実際に出力をしてみました。Google AI Studioでは、この出力内容の中でも操作できる機能が複数あります。この章で、それぞれの「できること」についてわかりやすくまとめました。
生成AIの推論内容を確認する(Gemini 2.5 Proは対象です)
Gemini 2.5では、出力時に推論をしてくれます。「回答を出力するためにどのような思考を辿っているのか」を見ることができます。わかりやすく説明すれば、これは「AIの独り言」です。独り言の中で、自分の間違った思考を自分で正したり、どのような内容を出力するのかを考えてくれます。
このような「前段階」があると出力内容の精度が格段に高まり、より「求めている情報」を得やすくなります。推論内容を確認する際、出力内容の一番最初に表示されたThoughtsをクリックします。なお、ここではGemini 2.5 Proで出力しました。

クリックすると以下のように、「思考の内容」が表示されます。

この推論内容は、回答に対する推論になります。回答の前に推論し、「推論の結果生まれた答えが出力される」ということになります。
わかりやすくお伝えすると、ここでの推論は生成AIが回答を出力するまでに思考した「独り言」です。
トークン数を確認する
Google AI Studioでは、使用しているトークン数を確認することができます。これは素晴らしい機能で、競合の生成AIにはありません。トークン数を確認できることで、「チャット内で残りどれくらいやり取りができるのか」を確認することができます。非常に便利です。
トークン数を確認する際、画面上部に表示されているtokensから確認できます。

表示されている数字は「現在のチャット内ですでに使われたトークン数」です。生成AIモデルはトークンを「入力」として受け取って、次のトークンを予測し、テキストを生成していきます。
しかしトークンと言われても、「トークンって何?」と感じると思います。以下の図表に「トークンについて」簡単にまとめました。
トークンとは、生成AIがテキストを処理するために分解した「意味の最小単位」のことです。
AIは文章をそのまま読むのではなく、一度この「データブロック」に変換し、数値(ベクトル)として計算しています。
ちなみに、Gemini 2.5 Proのトークン数は「1,048,576トークン」です。100万以上のトークンを「入力」として受け取ることができるということを意味しています。
このトークン数の大きさは、以下のようにイメージするとわかりやすいです。
「膨大なテキストを処理できる」ということがわかりますね。この数字を見て、「選択したモデルではどれくらいやり取りができるのか」を確認していきます。
なおトークンは出力のたびにカウントされ、消費されていきます。また、消費しているトークン数が多くなるにつれて、出力時間が長くなったり、期待した回答が出力されなくなる可能性があるので注意が必要です。
新しいチャットにすることで、消費したトークンは完全にリセットされます。
同じチャット内でやり取りをする
同じチャットで続けてやり取りをする場合、チャット内のプロンプト入力欄に入力していきます。

同じチャット内でやり取りをすることで、「やり取りの内容」をしっかりと記憶して回答を出力してくれます。チャットをリセットすると、「やり取りした内容」もリセットされます。
例えば「コーヒーについて学びたい」と思った時は、「コーヒーについてやり取りしているチャット」の中で深掘りをしていきます。別のチャットに切り替えず、「同じチャット」を活用します。同じチャットなら、関連性を維持しながら回答を出力してくれます。別のチャットに切り替えて新しいチャットの中で「コーヒーについて」学ぼうとしても、「入力内容」や「出力内容」とは関連性のない、もしくはズレた内容が出力されてしまいます。
チャットのタイトルを変更する
チャットのタイトルを変更する際、上部に表示されているペンのマークをクリックします。

クリックすると以下の項目が表示されます。Prompt name欄に記載されているタイトル名を削除して、新しい名前に変更しましょう。

変更後、Saveをクリックします。

クリックする後、変更完了となります。

また、チャットの説明文を入力することもできます。その際、同じように入力画面を表示した後、Description欄に入力していきます。

同じようにSaveをクリックすることで、説明文が保存されます。保存されたチャットの説明文は、履歴に表示されます。

入力済のプロンプトを書き直す
入力した後にプロンプトを書き直すことができます。その際、書き直したいプロンプトにカーソルを合わせた後、まず最初にペンのマークをクリックします。

クリック後、プロンプトが書き直せるようになります。

「間違えて入力した時」や「プロンプトのニュアンスを変えたい時」に便利な機能です。編集したプロンプトで再度出力をすることで、違う回答を出力することができます。
再度回答を出力する
再度回答を出力する際「修正したプロンプト」に表示されるマークをクリックします。

クリック後、すでにある回答がリセットされ、再度回答を出力し直してくれます。
最初に出力された内容が期待していた内容と違っていた場合、このようにして対処することができます。
入力内容と出力内容を「ピンポイントで」削除する
入力内容と出力内容は「ピンポイントで」削除することができます。この機能を活用する際、まず最初に「削除したいプロンプトor出力内容」にカーソルを合わせて︙をクリックします。

次に、Deleteをクリックします。

クリック直後に削除が完了します。出力内容を削除する際も、同じ手順で削除をしていきます。なお、削除した内容を復元することはできません。注意して削除をするようにしてください。
入力内容と出力内容を維持したままチャットを分岐させる
Google AI Studioでは、入力内容と出力内容を維持したまま「チャットを分岐させる」ことができます。「同じ内容で複数のアイデアを出したい場合」におすすめできる機能です。この機能はGoogle AI Studio以外では見ない機能ですが、非常に便利で実用的だと感じました。
活用する際、「分岐させたいプロンプトor出力内容」にカーソルを合わせ、︙をクリックします。

次に、Branch from hereのマークをクリックします。

クリックすると「既存のチャット」と「分岐をした箇所以降のチャット」が2つに分かれ、「新しいチャット」として表示されます。既存のチャットには、分岐をした箇所以前の内容が表示されるようになります。

履歴を見てみると、「既存のチャット」と「分岐した後のチャット」が保存されていることがわかります。

また、「既存のチャット」からワンクリックで「分岐箇所以降が表示されるチャット」を表示することもできます。その際、「See original conversationの青字部分」をクリックします。

分岐箇所以降のチャットにも簡単にアクセスできるため、出力内容の違いを比較する際も簡単です。
反対に、「分岐箇所以降が表示されるチャット」から「既存のチャット」にアクセスすることもできます。その際も手順は同じです。「See branched conversations以降の青字部分」をクリックしましょう。

テキストをコピーする
テキストをコピーする際、Copy as textをクリックします。

クリック後、Copied to clipboardと表示され、コピーが完了します。
テキストをマークダウン形式でコピーする
テキストをマークダウン形式でコピーすることもできます。しかし単純な「テキストのコピー」とどのような違いがあるのかわかりにくいです。なので、簡単に「単純なコピー」と「マークダウン形式のコピー」の違いを共有します。
見た目の書式情報(太字、リスト記号など)を含まず、純粋なテキスト情報だけを抽出します。
リスト1
リスト2
「**太字**」や「- リスト」といったマークダウン記法を維持し、構造情報ごとコピーします。
– リスト1
– リスト2
コピーする際、Copy as markdownをクリックします。

クリック後、Copied to clipboardと表示され、コピーが完了します。
なおマークダウン形式のテキストは、ペーストする媒体によって正しく反映されないことがあります。
ひとつのプロンプトから得られる出力内容を比較する
Google AI Studioには、出力内容をひとつの画面で比較できる「Compare」という機能があります。この機能を活用する際、画面上部に表示されている向かい合わせの矢印のマークをクリックします。

クリックすると以下のような画面が表示されます。

この画面で操作をしていきます。切り替えることで、2つの違うモデルを同時に選択することができます。モデルが出力する内容を比較するのに最適です。入力できるプロンプトはひとつだけです。

中国発の生成AIであるQwenにも同じような機能がありますが、より精度の高いモデルで出力内容を比較したい場合、Google AI Studioに勝る競合は存在しないように思います。
なお、Compareの使い方に関して詳細にまとめた記事があります。若干内容が古くなっていますが、この機能をより深く理解するのに支障はありません。
「イメージしている回答」に近づけるための設定項目
Google AI Studioではより「イメージしている回答」に近づけるために詳細な設定をすることができます。この章でわかりやすく共有していきます。
AIモデルを選択する
Google AI Studioでは複数のAIモデルを選択することができます。ここまで数多くのモデルを選択できる無料のツールは、あまり多くありません。その際、Gemini 2.5 Proと表示されている項目をクリックします。

クリックすると選択できるAIモデルが表示されます。活用したいAIモデルを選択しましょう。全て無料で活用できます。

なお、以下は2025年12月中旬時点で活用できるAIモデルになります。
たくさんのモデルがあるので、何を使っていいか悩みますね。そこで、「モデルの選び方」をまとめました。自身の状況に合わせて、モデルを使い分けてみてください。
出力内容のトーンを変える方法とおすすめの入力例10選
Google AI Studioでは出力内容のトーンを変えることもできます。トーンを変えることで以下のようなメリットがあります。
AIの「トーン(口調)」を調整することは、単なる装飾ではありません。
それは信号の周波数を合わせるように、読者の受信感度に最適化するプロセスです。
細かな設定は必要ありません。変更する際、System Instructionsをクリックします。

クリックすると、入力欄が表示されます。

ここにテキストを入力することで、出力のトーンを変えることができます。プロンプト入力欄に「追加の指示」をしなくても、ここで入力した内容によって、出力内容を調整してくれます。
とは言っても、「どんなテキストを入力すればいいのか」疑問に思うかもしれません。以下の図表に、System Instructionsに入力するべきおすすめのテキストを10パターンまとめました。またそれぞれのテキストを入力した時に「どのようなトーンで出力されるのか」も記載しています。
実際に入力して、出力内容の違いを確かめてみて下さい。
出力内容のスタイルを変える方法とおすすめの入力例10選
出力内容のスタイルを設定することもできます。文章の形式、構成を変化させることができます。その際も、System Instructionsに入力していきましょう。入力するテキストを変えるだけで、手順は全く同じです。


以下の図表に、スタイルを変えるための「入力するべきおすすめのテキスト」を10パターンまとめました。それぞれのテキストを入力した時に「どのようなスタイルで出力されるのか」も記載しています。あわせて参考にしてください。
「Temperature」を操作する
Google AI StudioではTemperatureを調整することができます。調整する際は、以下をドラッグ&ドロップします。

ここでは0から2の範囲で調整することができます。
低いTemperatureと高いTemperatureの特徴は以下の通りです。
- 出力の一貫性が最も高い
- 事実に基づいた正確な回答
- 要約・分類・データ抽出に最適
- 信頼性と創造性のバランス型
- 適度なゆらぎと自然な会話
- 一般的な文章作成・チャット向け
- 多様で予測不可能な創造性
- 意外性のあるアイデア出し
- 創作・ブレインストーミング向け
試しにこちらのプロンプトを用いて、両者で出力をしてみました。
低いTemperature(0.4)🔽



高いTemperature(2.0)🔽



実際に読んでみると、Temperatureが違うだけなのに出力された物語に多くの違いが見られました。ここでの違いを、以下の図表にまとめています。
使用目的に合わせてTemperatureを調整して、AIモデルが出力する内容をコントロールしましょう。
ここまでで紹介してきた「System Instructions」や「Temperature」の設定項目は、AIの回答を制御する上で非常に強力です。
しかし、これらはあくまで「補助的な機能」に過ぎません。Gemini 2.5 Proなどの高性能なモデルを実務で使いこなし、期待通りの成果物を一発で出力させるためには、指示(プロンプト)そのものの設計」が何より重要になります。
もしあなたが、設定の微調整だけでなく「論理的で再現性のあるプロンプト技術」を手に入れ、AIへの指示出しを「作業」から「資産」に変えたいと考えているなら、以下の「実務プロンプト全集」が強力な武器になります。
Media Resolutionで解像度を調整しながらメディアを分析する
2025年7月2日に、Google AI StudioでMedia Resolution機能が活用できるようになりました。この機能を活用することで、画像や動画を分析する際の解像度を調整することができます。解像度を調整することで、分析する範囲を広げたり縮めたりすることができ、自分好みの出力をしてもらえるようになります。
活用する際、Media Resolutionの項目をクリックします。

クリックすると、「画像や動画を分析時にAIモデルがどのレベルで分析するか」を選択できる項目が表示されます。

Default、Low、Mediumの3つから選択することができます。分析レベルの特徴は以下の通りです。
Google AI StudioでGoogle検索機能を使う
Google AI Studio内でも、Googleの検索機能を活用することができます。この機能を活用することで、Googleで共有されている情報を元にして回答を出力してくれるようになります。
出力の形式も変化します。
活用する際、Tools欄のGrounding with Google Searchのトグルボタンをクリックします。
クリック後、以下のように表示されます。この状態で、Googleの検索機能が活用できます。

クリック後、機能がオンになります。
次に、実際に活用していきます。ここでは以下のプロンプトを入力しました。

Runをクリック後、以下のように回答が出力されました。なお動画内では、推論部分はカットしています。
出力内容はこちらになります。



Google検索機能をオンにすることで、このような形式で出力がされます。出力内容のソースや、Googleからの提案まで出力されていることがわかります。
情報の信頼度が高まるだけではなく、情報収取する手間を省くこともできます。そしてGoogleからの提案も出力されているため、「知りたいこと」についての深掘りがしやすい設計になっています。
「ソース」と「提案」は、出力するたびに表示されます。
よくある質問(FAQ)
「よくある質問」をFAQ形式でまとめました。 疑問点をわかりやすく解決することができるはずです。
Google AI Studioの始め方と料金は?
Googleアカウントでログインすれば即利用可能です。AI Studio自体は無料で、開発用Gemini APIキーも無料発行できます(APIは無料枠とレート制限あり)。右上の「Get code」から接続用コードも取得可能です。
APIキーはどこから取得できますか?
画面右上のGet code → APIキー発行ページへ進んでください。発行後はPython / JavaScript等のサンプルコードを貼り替えるだけで動作します。
商用利用や禁止事項について教えてください。
開発時はGemini APIの追加利用規約と使用ポリシーに従います。年齢制限や禁止されている用途(有害コンテンツ生成など)があるため、必ず公式ドキュメントをご確認ください。
日本語UIに変更できますか?
設定メニューからの日本語化はできませんが、日本語での入出力は完全に対応しています。UIの日本語表示については、ブラウザの翻訳機能や拡張機能を利用する方法があります(詳細は関連記事参照)。
回答が英語で返ってきた場合の対処は?
追加のプロンプトで「日本語で」と指示するだけで修正されます。System Instructionsにあらかじめ「常に日本語で回答すること」と記述しておくのも有効です。
Gemini 2.5 Pro / Flash / Flash-Liteの違いは?
- 2.5 Pro:最高性能。複雑な推論や長文解析に最適。
- 2.5 Flash:速度と品質のバランスが良い主力モデル。
- 2.5 Flash-Lite:最速・低コスト。大量処理や軽量タスク向け。
画像生成はできますか?
可能です。Run settingsのModel選択からGemini 2.5 Flash Image(通称:Nano Banana)を選んでください。画像の生成・編集・合成に対応しています。
ファイル(PDF/画像/動画)の読み込み方法は?
プロンプト欄の「+」ボタンから「Upload file」または「My Drive」を選択します。音声は「Record Audio」で直接録音して添付することも可能です。
YouTube動画の要約はできますか?
はい。プロンプト欄にYouTubeのURLを貼り付けるだけで内容を解析・要約できます(2025年3月13日追加機能)。英語で要約された場合は「日本語で」と追記してください。
Compare(比較)機能は何が便利ですか?
同じプロンプトに対して2つのモデルの回答を並べて表示できます。モデル選定時や、Temperature設定の違いを確認する際に非常に役立ちます。
Branch from here(分岐)とは何ですか?
チャットの途中から新しい会話ツリーを分岐させる機能です。元の会話を残したまま、「別の聞き方」や「別のアイデア」を試行錯誤するのに最適です。
System Instructionsはどう使いますか?
AIの「役割」や「口調」を固定するための指示です。「常に丁寧な口調で」「関西弁で」「プログラマーとして」などの設定を会話全体に適用できます。
Temperatureのおすすめ設定値は?
目的によりますが、目安は以下の通りです。
- 0.2(低):事実重視、データ抽出
- 1.0(中):バランスの取れた会話
- 1.8(高):創作、アイデア出し、ブレインストーミング
トークン数やAPI制限の確認方法は?
現在の消費トークン数は画面上部のtokensで確認できます。API制限(Rate Limit)を超えて429エラーが出た場合は、リクエスト間隔を空けるか有料プランを検討してください。
この記事の引用元
本記事を執筆するにあたって、以下の内容を参考にしました。
まとめ
以上になります。
初めてこのツールを活用した時、「Google AI Studioは無料で活用できるテキスト生成AIツールの中では、最強クラスの生成AIだ」と強く実感しました。無料であるにも関わらず、Gemini 2.5 Proが活用できたり、その他の優れた生成AIもガンガン活用することができます。
「英語だしちょっと使いにくそう」と感じるかもしれません。しかし実際に活用してみるとそんなことはなく、想像以上に「手軽に」活用することができます。この記事に書かれている内容や方法を理解するだけで、使いこなせることができます。ほかの機能について覚える必要はありません。
Google AI Studioを活用して理解を深めたり、効率的に情報収集をしたり、楽しく学べるきっかけを見つける人が増えていくことを願っています。
なお記事に関しての感想やご要望等ございましたら、コメント欄にて受け付けてます。このページを下までスクロールすると見つかります。
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Google AIツールの関連記事を紹介
Google AIツールの関連記事を共有します。
まずは、Gemini 2.5 Proに関する記事です。Gemini 2.5 Proは、2025年3月25日に追加された非常に高性能なAIモデルです。2025年5月6日の時点では、Gemini 2.5 Pro Preview 05-06として活用することができます。
以下の記事を読むことで、Gemini 2.5 Proの使い方、特徴、活用事例、料金などを網羅的に理解することができます。
なお2025年4月17日には、Geminiの最新モデルである「Gemini 2.5 Flash」がリリースされました。Google AI Studioを活用することで、いち早く活用することができます。
次に共有する記事は、「Gemini 2.5 Proを活用してSEOに強いブログ記事を作成する方法」を学ぶ記事です。執筆活動が苦手な人や、SEOが得意ではない人にとって、必見の内容です。ほぼ全てGeminiが作成した「16,000字越えの記事」も共有しています。
最後に共有する記事はNotebookLMに関する記事です。以下の記事を読むことで、NotebookLMの使い方、機能、「どのようなことができるか」など、網羅的に理解することができます。僕が活用した中で特に「素晴らしいな」と感じた機能が、音声作成機能です。作成した音声を視聴することも可能です。
プロンプトの能力を飛躍的に高める(前編後編合わせて34万字越えの大作です)
プロンプトの能力を飛躍的に高め、未来を創造する方法をまとめた記事を共有します。
「プロンプトに関する知識を身につけて自身を成長させたいと思っている人」や「主体的に人生を歩んでいきたい人」、「社会や仕事の変化に追われるのではなく自分から変化を作り出す楽しさを実感したい人」は、こちらのリンクをクリックしてご覧ください。
用語集
本記事で記載されていたテキストの「用語集」です。意味を理解するのに最適です。参考にしてください。
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